JPH053906Y2 - - Google Patents
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- JPH053906Y2 JPH053906Y2 JP1987154879U JP15487987U JPH053906Y2 JP H053906 Y2 JPH053906 Y2 JP H053906Y2 JP 1987154879 U JP1987154879 U JP 1987154879U JP 15487987 U JP15487987 U JP 15487987U JP H053906 Y2 JPH053906 Y2 JP H053906Y2
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- Japan
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- heat storage
- storage material
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- heat
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Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/52—Heat recovery pumps, i.e. heat pump based systems or units able to transfer the thermal energy from one area of the premises or part of the facilities to a different one, improving the overall efficiency
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、発熱体から放出される熱を一旦蓄
え、この蓄えた熱を取出す熱交換器に関する。
え、この蓄えた熱を取出す熱交換器に関する。
〈従来の技術〉
従来、圧縮機から放出される熱を蓄える蓄熱式
空気調和機として第7図に示すようなものがある
(特開昭62−26465号公報)。この空気調和機は、
圧縮機1、四方弁2、室内熱交換器3、膨張弁4
および室外熱交換器5を順次接続して、冷媒を循
環させる冷媒回路を形成している。また、膨張弁
4と室外熱交換器5の間を圧縮機1の吐出側にホ
ツトガスバイパス配管6で接続している。このホ
ツトガスバイパス配管6には、室外熱交換器5側
より順にキヤピラリチユーブ8と電磁弁7を介設
している。
空気調和機として第7図に示すようなものがある
(特開昭62−26465号公報)。この空気調和機は、
圧縮機1、四方弁2、室内熱交換器3、膨張弁4
および室外熱交換器5を順次接続して、冷媒を循
環させる冷媒回路を形成している。また、膨張弁
4と室外熱交換器5の間を圧縮機1の吐出側にホ
ツトガスバイパス配管6で接続している。このホ
ツトガスバイパス配管6には、室外熱交換器5側
より順にキヤピラリチユーブ8と電磁弁7を介設
している。
上記圧縮機1の外周には放射状にフイン9を設
けると共に、圧縮機1全体を蓄熱タンク10内に
収容する。そして、蓄熱タンク10内にはパラフ
イン等の蓄熱材11を充填して、圧縮機1からケ
ーシングおよびフイン9を介して放出される熱を
蓄熱材11に蓄えるようにしている。
けると共に、圧縮機1全体を蓄熱タンク10内に
収容する。そして、蓄熱タンク10内にはパラフ
イン等の蓄熱材11を充填して、圧縮機1からケ
ーシングおよびフイン9を介して放出される熱を
蓄熱材11に蓄えるようにしている。
上記蓄熱式空気調和機は、暖房運転を行つてい
るときに、室外熱交換器5が着霜したことを検出
すると、圧縮機1によつて加熱され、蓄熱材11
の放熱によつてさらに加熱された高温ガス冷媒の
一部をホツトガスバイパス配管6に流入し、室外
熱交換器5に供給して除霜するのである。
るときに、室外熱交換器5が着霜したことを検出
すると、圧縮機1によつて加熱され、蓄熱材11
の放熱によつてさらに加熱された高温ガス冷媒の
一部をホツトガスバイパス配管6に流入し、室外
熱交換器5に供給して除霜するのである。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかしながら、上記従来の蓄熱式空気調和機で
は、フイン9を設けた圧縮機1全体を蓄熱タンク
10内に収容し、この蓄熱タンク10と圧縮機1
の間に蓄熱材11を直接充填して、圧縮機1から
放出される熱を蓄熱材11に蓄えるようにしてい
るので、蓄熱タンク10およびフイン9は直接蓄
熱材11と接触することになる。通常、蓄熱タン
ク10およびフイン9はアルミニウムにより射出
成形等で製作される。ところが、蓄熱材11には
酸性、アルカリ性等種々の性質を有するものがあ
り、中にはアルミニウムを腐食させるものもあ
る。したがつて、用いられる蓄熱材11の種類は
蓄熱タンク10およびフイン9を腐食させないも
のに限定されてしまい、目的に応じて自由に選択
できないという問題がある。
は、フイン9を設けた圧縮機1全体を蓄熱タンク
10内に収容し、この蓄熱タンク10と圧縮機1
の間に蓄熱材11を直接充填して、圧縮機1から
放出される熱を蓄熱材11に蓄えるようにしてい
るので、蓄熱タンク10およびフイン9は直接蓄
熱材11と接触することになる。通常、蓄熱タン
ク10およびフイン9はアルミニウムにより射出
成形等で製作される。ところが、蓄熱材11には
酸性、アルカリ性等種々の性質を有するものがあ
り、中にはアルミニウムを腐食させるものもあ
る。したがつて、用いられる蓄熱材11の種類は
蓄熱タンク10およびフイン9を腐食させないも
のに限定されてしまい、目的に応じて自由に選択
できないという問題がある。
そこで、この考案の目的は、蓄熱材を包み材で
パツクして蓄熱材パツクを形成し、この蓄熱材パ
ツクをフイン間に装着することにより、蓄熱材の
種類がフイン等を腐食しないものに限定されるこ
とのない蓄熱式熱交換器を提供することにある。
パツクして蓄熱材パツクを形成し、この蓄熱材パ
ツクをフイン間に装着することにより、蓄熱材の
種類がフイン等を腐食しないものに限定されるこ
とのない蓄熱式熱交換器を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉
上記目的を達成するため、この考案の蓄熱式熱
交換器は、第1図に例示するように、内部に冷媒
通路24を有する本体部22と、上記本体部22
に設けられた複数のフイン23と、蓄熱材28を
包み材27でパツクしてなり、隣接する上記フイ
ン23,23間に装着されて上記隣接するフイン
23,23とこの隣接するフイン23,23間の
上記本体部22とに密着する蓄熱材パツク26と
を備えたことを特徴としている。
交換器は、第1図に例示するように、内部に冷媒
通路24を有する本体部22と、上記本体部22
に設けられた複数のフイン23と、蓄熱材28を
包み材27でパツクしてなり、隣接する上記フイ
ン23,23間に装着されて上記隣接するフイン
23,23とこの隣接するフイン23,23間の
上記本体部22とに密着する蓄熱材パツク26と
を備えたことを特徴としている。
〈作用〉
蓄熱時においては、発熱体から放出されて本体
部22に吸収された熱は、本体部22に設けられ
たフイン23によつて拡散されてフイン23に密
着した蓄熱材パツク26に効率良く吸収され、こ
の蓄熱材パツク26内の蓄熱材28に蓄えられ
る。
部22に吸収された熱は、本体部22に設けられ
たフイン23によつて拡散されてフイン23に密
着した蓄熱材パツク26に効率良く吸収され、こ
の蓄熱材パツク26内の蓄熱材28に蓄えられ
る。
一方、放熱時においては、蓄熱材パツク26の
蓄熱材28に蓄えられた熱は、蓄熱材パツク26
に密着したフイン23によつて効率良く回収さ
れ、本体部22を介して冷媒通路24内を流れる
冷媒に吸収される。
蓄熱材28に蓄えられた熱は、蓄熱材パツク26
に密着したフイン23によつて効率良く回収さ
れ、本体部22を介して冷媒通路24内を流れる
冷媒に吸収される。
その際に、蓄熱材28は包み材27によつてパ
ツクされており、蓄熱材28は本体部22および
フイン23等に直接接触しないようになつてい
る。したがつて、蓄熱材28に対して耐腐食性を
有する包み材27を用いれば、蓄熱材28の種類
は本体部22およびフイン23等を腐食させない
ものに限定されることがない。
ツクされており、蓄熱材28は本体部22および
フイン23等に直接接触しないようになつてい
る。したがつて、蓄熱材28に対して耐腐食性を
有する包み材27を用いれば、蓄熱材28の種類
は本体部22およびフイン23等を腐食させない
ものに限定されることがない。
〈実施例〉
以下、この考案を図示の実施例により詳細に説
明する。
明する。
第1図において、蓄熱式熱交換器21は、本体
部22、フイン23および蓄熱材パツク26で構
成される。上記本体部22はその断面が途切れた
円形である略円筒形の形状を有し、その内部には
第2図(第1図A−A矢視断面図)に示すように
横方向に貫通する複数本の冷媒通路24,24,
……を円周に沿つて設ける。一方、本体部22の
外周面22aには外側に向つて放射状に伸びた複
数のフイン23,23,……を設ける。
部22、フイン23および蓄熱材パツク26で構
成される。上記本体部22はその断面が途切れた
円形である略円筒形の形状を有し、その内部には
第2図(第1図A−A矢視断面図)に示すように
横方向に貫通する複数本の冷媒通路24,24,
……を円周に沿つて設ける。一方、本体部22の
外周面22aには外側に向つて放射状に伸びた複
数のフイン23,23,……を設ける。
本体部22の一側端22cにはヘツダ41を接
続し、他側端22dにはヘツダ42を接続する。
ヘツダ41は、第3図(本体部22の展開図)に
示すように、その内部にU字形の複数のU型冷媒
通路45,45,……を側面に開口部が位置する
ように横向きに設ける。そして、ヘツダ41を本
体部22の一側端22cに接続すると、本体部2
2の冷媒通路24,24,……の開口部とヘツダ
21のU型冷媒通路45,45,……の開口部が
連絡するようにしている。また、ヘツダ42は、
第3図、第4図(ヘツダ42の斜視図)に示すよ
うに、その内部の上部には一方が開放し他方が閉
じた上部通路46を設け、下部には上部通路46
と同じ一方が開放し他方が閉じた下部通路47を
設ける。さらに、この上部通路46、下部通路4
7の間には複数のU型冷媒通路45,45,……
をその開口方向を上部通路46と同じにして横向
きに設ける。そして、ヘツダ42を本体部22の
他側端22dに接触すると、本体部22の複数の
冷媒通路24,24,……の開口部とヘツダの4
2の通路46,47およびU型冷媒通路45,4
5,……の開口部が連結するようにしている。な
お、第4図には簡略のためU型冷媒通路45を2
つだけ記す。ヘツダ42の上部には上部通路46
に連通する出口管43を設け、下部には下部通路
47に連通する入口管44を設ける。本体部22
とヘツダ41,42をこのように接続することに
より、入口管44からヘツダ42の下部通路47
に流入した冷媒は、図中矢印で示すように蛇行し
ながら本体部22内を上昇して、ヘツダ42の上
部通路46に至り、出口管43から流出できる。
続し、他側端22dにはヘツダ42を接続する。
ヘツダ41は、第3図(本体部22の展開図)に
示すように、その内部にU字形の複数のU型冷媒
通路45,45,……を側面に開口部が位置する
ように横向きに設ける。そして、ヘツダ41を本
体部22の一側端22cに接続すると、本体部2
2の冷媒通路24,24,……の開口部とヘツダ
21のU型冷媒通路45,45,……の開口部が
連絡するようにしている。また、ヘツダ42は、
第3図、第4図(ヘツダ42の斜視図)に示すよ
うに、その内部の上部には一方が開放し他方が閉
じた上部通路46を設け、下部には上部通路46
と同じ一方が開放し他方が閉じた下部通路47を
設ける。さらに、この上部通路46、下部通路4
7の間には複数のU型冷媒通路45,45,……
をその開口方向を上部通路46と同じにして横向
きに設ける。そして、ヘツダ42を本体部22の
他側端22dに接触すると、本体部22の複数の
冷媒通路24,24,……の開口部とヘツダの4
2の通路46,47およびU型冷媒通路45,4
5,……の開口部が連結するようにしている。な
お、第4図には簡略のためU型冷媒通路45を2
つだけ記す。ヘツダ42の上部には上部通路46
に連通する出口管43を設け、下部には下部通路
47に連通する入口管44を設ける。本体部22
とヘツダ41,42をこのように接続することに
より、入口管44からヘツダ42の下部通路47
に流入した冷媒は、図中矢印で示すように蛇行し
ながら本体部22内を上昇して、ヘツダ42の上
部通路46に至り、出口管43から流出できる。
本体部22の内周面22b内には、発熱体であ
る圧縮機(図示せず)が挿入される。その際に、
圧縮機のケーシングと本体部22の内周面22b
とを密着させて、圧縮機から放出される熱を効率
良く本体部22に吸収できるようにする。
る圧縮機(図示せず)が挿入される。その際に、
圧縮機のケーシングと本体部22の内周面22b
とを密着させて、圧縮機から放出される熱を効率
良く本体部22に吸収できるようにする。
上記フイン23は薄い板状の形状を有し、本体
部22の軸方向に本体部22全体に渡つて延在し
て形成する。隣接する2つのフイン23,23の
間には蓄熱材パツク26を矢印のように装着す
る。この蓄熱材パツク26は、蓄熱材28をこの
蓄熱材28に対して耐腐食性を有する包み材27
でパツクして形成する。例えば、本実施例では、
蓄熱材28として、硝酸マグネシウムを用い、包
み材27として、アルミ箔に高密度プラスチツク
をコーテイングした高密度プラスチツク−アルミ
箔多層複合コーテイング材を用いた。したがつ
て、アルミニウムで製作された本体部22および
フイン23は、硝酸マグネシウムからなる直接蓄
熱材28に接触することがなく、本体部22およ
びフイン23の腐食を防止することができる。
部22の軸方向に本体部22全体に渡つて延在し
て形成する。隣接する2つのフイン23,23の
間には蓄熱材パツク26を矢印のように装着す
る。この蓄熱材パツク26は、蓄熱材28をこの
蓄熱材28に対して耐腐食性を有する包み材27
でパツクして形成する。例えば、本実施例では、
蓄熱材28として、硝酸マグネシウムを用い、包
み材27として、アルミ箔に高密度プラスチツク
をコーテイングした高密度プラスチツク−アルミ
箔多層複合コーテイング材を用いた。したがつ
て、アルミニウムで製作された本体部22および
フイン23は、硝酸マグネシウムからなる直接蓄
熱材28に接触することがなく、本体部22およ
びフイン23の腐食を防止することができる。
また、蓄熱材パツク26を隣接するフイン2
3,23内に装着したときに、蓄熱材パツク26
とフイン23,23の間および蓄熱材パツク26
と本体部22の外周面22aの間に空気層ができ
ないように、蓄熱材パツク26とフイン23,2
3の間および蓄熱材パツク26と本体部22の外
周面22aの間に導電性シリコン29等を塗る。
したがつて、蓄熱材パツク26は、本体部22お
よびフイン23,23と密着して、本体部22お
よびフイン23,23と効率良く熱交換を行うこ
とができる。
3,23内に装着したときに、蓄熱材パツク26
とフイン23,23の間および蓄熱材パツク26
と本体部22の外周面22aの間に空気層ができ
ないように、蓄熱材パツク26とフイン23,2
3の間および蓄熱材パツク26と本体部22の外
周面22aの間に導電性シリコン29等を塗る。
したがつて、蓄熱材パツク26は、本体部22お
よびフイン23,23と密着して、本体部22お
よびフイン23,23と効率良く熱交換を行うこ
とができる。
上記構成の蓄熱式熱交換器21は、蓄熱時に
は、圧縮機から放出されて本体部22に吸収され
た熱を、フイン23によつて拡散してフイン23
に密着した蓄熱材パツク26に効率良く吸収す
る。そして、この吸収した熱を蓄熱材パツク26
内の蓄熱材28に蓄える。また、放熱時には、蓄
熱材パツク26内の蓄熱材28に蓄えられた熱
を、蓄熱材パツク26に密着したフイン23を介
して効率良く回収し、本体部22を介して冷媒通
路24内を流れる冷媒に供給する。したがつて、
入口管44からヘツダ42の下部通路47に流入
した冷媒が第2,3図に矢印で示すように蛇行し
ながら本体部22内を上昇してヘツダ42の上部
通路46に至る間に、蓄熱材28に蓄えられた熱
を十分に回収できるのである。
は、圧縮機から放出されて本体部22に吸収され
た熱を、フイン23によつて拡散してフイン23
に密着した蓄熱材パツク26に効率良く吸収す
る。そして、この吸収した熱を蓄熱材パツク26
内の蓄熱材28に蓄える。また、放熱時には、蓄
熱材パツク26内の蓄熱材28に蓄えられた熱
を、蓄熱材パツク26に密着したフイン23を介
して効率良く回収し、本体部22を介して冷媒通
路24内を流れる冷媒に供給する。したがつて、
入口管44からヘツダ42の下部通路47に流入
した冷媒が第2,3図に矢印で示すように蛇行し
ながら本体部22内を上昇してヘツダ42の上部
通路46に至る間に、蓄熱材28に蓄えられた熱
を十分に回収できるのである。
その際に、上述のように蓄熱材28を包み材2
7でパツクすることによつて、蓄熱材28が直接
本体部22およびフイン23と接触しないように
しているので、包み材27の材質を蓄熱材28に
対して耐腐食性を有する材質に選定すれば、蓄熱
材28の種類が本体部22およびフイン23を腐
食しないものに限定されることがないのである。
7でパツクすることによつて、蓄熱材28が直接
本体部22およびフイン23と接触しないように
しているので、包み材27の材質を蓄熱材28に
対して耐腐食性を有する材質に選定すれば、蓄熱
材28の種類が本体部22およびフイン23を腐
食しないものに限定されることがないのである。
第5図は上記実施例と異なる実施例を示す。本
体部31は第1図に示す実施例と同様に略円筒形
を有し、内部には横方向に伸びる複数の冷媒通路
34,34,……を円周に沿つて設けている。フ
イン32は中央に本体部31が貫通する大孔を有
した円板の形状を有し、本体部31の外周面に外
側に向つて多層に設置される。フイン32の断面
は第5図b、第6図に示すようにU字形を有し、
このU字形の窪みには、蓄熱材を包み材でパツク
したドーナツ形の蓄熱材パツク33を密着させて
装着する。
体部31は第1図に示す実施例と同様に略円筒形
を有し、内部には横方向に伸びる複数の冷媒通路
34,34,……を円周に沿つて設けている。フ
イン32は中央に本体部31が貫通する大孔を有
した円板の形状を有し、本体部31の外周面に外
側に向つて多層に設置される。フイン32の断面
は第5図b、第6図に示すようにU字形を有し、
このU字形の窪みには、蓄熱材を包み材でパツク
したドーナツ形の蓄熱材パツク33を密着させて
装着する。
上記第1図、第5図に示す実施例の本体部2
2,31は、内部に横方向に伸びる冷媒通路2
4,34を有している。しかし、この考案はこれ
に限定されるものではなく、冷媒通路は円筒形の
本体22,31内に軸方向に複数本設け、その隣
接する冷媒通路の上部同志または下部同志を交互
に接続し、連続した冷媒通路の一端を外部からの
冷媒配管に接続し他端を外部への冷媒配管に接続
しても良い。
2,31は、内部に横方向に伸びる冷媒通路2
4,34を有している。しかし、この考案はこれ
に限定されるものではなく、冷媒通路は円筒形の
本体22,31内に軸方向に複数本設け、その隣
接する冷媒通路の上部同志または下部同志を交互
に接続し、連続した冷媒通路の一端を外部からの
冷媒配管に接続し他端を外部への冷媒配管に接続
しても良い。
上記第1図、第5図に示す実施例においては、
フイン23,32は本体部22,31の外側にの
み設けているが、この考案はこれに限定されるも
のではない。すなわち、略円筒形の本体部22,
31の外側の他に、本体部22,31の内側にも
中心に向けて内側フインを設け、その隣接する内
側フイン間にも蓄熱材パツクを装着する。そし
て、この内側の蓄熱材パツクおよび内側フインを
ケーシング等を介して発熱体に密着して設置して
もよい。
フイン23,32は本体部22,31の外側にの
み設けているが、この考案はこれに限定されるも
のではない。すなわち、略円筒形の本体部22,
31の外側の他に、本体部22,31の内側にも
中心に向けて内側フインを設け、その隣接する内
側フイン間にも蓄熱材パツクを装着する。そし
て、この内側の蓄熱材パツクおよび内側フインを
ケーシング等を介して発熱体に密着して設置して
もよい。
〈考案の効果〉
以上より明らかなように、この考案の蓄熱式熱
交換器は、冷媒通路を有する本体部と、本体部に
設けたフインと、蓄熱材を包み材でパツクして形
成されると共に、隣接フイン間に密着して装着さ
れる蓄熱材パツクを備えて、蓄熱材が直接本体部
およびフインに接触しないようにしたので、包み
材の材質を蓄熱材によつて腐食されない材質に選
定すれば、蓄熱材の種類が本体部およびフインを
腐食しないものに限定されることがない。したが
つて、目的に応じた蓄熱材を自由に選択すること
ができる。また、蓄熱材を包み材でパツクしてい
るので蓄熱材の取扱い、組付け等が容易にでき
る。
交換器は、冷媒通路を有する本体部と、本体部に
設けたフインと、蓄熱材を包み材でパツクして形
成されると共に、隣接フイン間に密着して装着さ
れる蓄熱材パツクを備えて、蓄熱材が直接本体部
およびフインに接触しないようにしたので、包み
材の材質を蓄熱材によつて腐食されない材質に選
定すれば、蓄熱材の種類が本体部およびフインを
腐食しないものに限定されることがない。したが
つて、目的に応じた蓄熱材を自由に選択すること
ができる。また、蓄熱材を包み材でパツクしてい
るので蓄熱材の取扱い、組付け等が容易にでき
る。
第1図はこの考案の蓄熱式熱交換器の要部断面
図、第2図は第1図におけるA−A矢視断面図、
第3図は第1図における本体部の展開図、第4図
は第1図におけるヘツダの斜視図、第5図は他の
実施例を示す平面図と断面図、第6図は第5図の
実施例におけるフインの斜視図、第7図は従来の
蓄熱式空気調和機の回路図である。 22,31……本体部、23,32……フイ
ン、24,34……冷媒通路、26,33……蓄
熱材パツク、27……包み材、28……蓄熱材。
図、第2図は第1図におけるA−A矢視断面図、
第3図は第1図における本体部の展開図、第4図
は第1図におけるヘツダの斜視図、第5図は他の
実施例を示す平面図と断面図、第6図は第5図の
実施例におけるフインの斜視図、第7図は従来の
蓄熱式空気調和機の回路図である。 22,31……本体部、23,32……フイ
ン、24,34……冷媒通路、26,33……蓄
熱材パツク、27……包み材、28……蓄熱材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 内部に冷媒通路24を有する本体部22と、 上記本体部22に設けられた複数のフイン23
と、 蓄熱材28を包み材27でパツクしてなり、隣
接する上記フイン23,23間に装着されて、上
記隣接するフイン23,23とこの隣接するフイ
ン23,23間の上記本体部22とに密着する蓄
熱材パツク26とを備えたことを特徴とする蓄熱
式熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987154879U JPH053906Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987154879U JPH053906Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0161569U JPH0161569U (ja) | 1989-04-19 |
JPH053906Y2 true JPH053906Y2 (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=31432002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987154879U Expired - Lifetime JPH053906Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053906Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734268Y2 (ja) * | 1989-08-17 | 1995-08-02 | ダイキン工業株式会社 | 蓄熱装置 |
-
1987
- 1987-10-07 JP JP1987154879U patent/JPH053906Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0161569U (ja) | 1989-04-19 |
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