JPH0526442Y2 - - Google Patents

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JPH0526442Y2
JPH0526442Y2 JP1988089522U JP8952288U JPH0526442Y2 JP H0526442 Y2 JPH0526442 Y2 JP H0526442Y2 JP 1988089522 U JP1988089522 U JP 1988089522U JP 8952288 U JP8952288 U JP 8952288U JP H0526442 Y2 JPH0526442 Y2 JP H0526442Y2
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JP
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header pipe
refrigerant
receiver
pipe
receiver tank
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はレシーバタンクを合理的に配設したコ
ンデンサに関する。
(従来の技術) 車両用空調装置は、車両の燃費性能向上の一環
として、予てよりその小型軽量化を要請されてい
るが、その一手段としてコンデンサとレシーバタ
ンクを一体化し、冷房サイクルの構成の簡潔化を
図るようにしたものが種々提案されている。
例えば実開昭57−112671号公報には、コンデン
サのコアの一端を保持するブランケツトをアルミ
ニウム材で一体成型し、該ブランケツトにレシー
バタンクのボアを形成したコンデンサが示されて
いる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、この従来のものではブランケツト用材
でレシーバタンクを構成しているため、型材の構
造が複雑になり、また上記ボア内に冷媒入口管を
配管する構造上、レシーバタンク内の配管構造や
フイルタの構造が複雑になる等の問題があつた。
本考案はこのような従来の問題を解決し、レシ
ーバタンク内外の配管構造とフイルタの構造を簡
潔にするとともに、ヘツダパイプを広域に亙つて
補強するようにしたコンデンサを提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) このため、本考案のコンデンサは、ヘツダパイ
プに連通する複数の冷媒チユーブと、放熱フイン
と積層配置したコンデンサにおいて、ヘツダパイ
プに隣接してレシーバタンクを立設し、該タンク
の上部と対応するヘツダパイプの所定位置に冷媒
出口を設け、該冷媒出口とレシーバタンク内のフ
イルター上方スペースとを直接連通し、レシーバ
タンク内外の配管構造とフイルタの構造を簡潔に
するとともに、ヘツダパイプを広域に亙つて補強
するようにしたことを特徴にしている。
(実施例) 以下、本考案をいわゆるパラレルフロー型コン
デンサに適用した図示実施例について説明する
と、第1図および第2図においては1は、上記し
たコンデンサで、これはアルミニウム材を押し出
し成型し、若しくは同質部材の所謂電縫管で成型
した左右一対のヘツダパイプ2,3を有し、これ
らの間に複数の冷媒チユーブ4が平行に配管さ
れ、これらチユーブ4の間に放熱フイン5が配設
されている。
このうち、冷媒入口側のヘツダパイプ2は、図
示のように円管状に構成され、そのヘツダパイプ
3との対向周面に、前記冷媒チユーブ4を挿入可
能な複数の取付孔(図示略)を形成している。ま
た、上記パイプ2の上下端部はキヤツプ6,7で
閉塞され、この一方のキヤツプ6に、コンプレツ
サ(図示略)の連通する冷媒導管8が接続されて
いる。
一方、前記ヘツダパイプ3は上記パイプ2と同
径かつ同様に構成され、これはアルミニウム材を
押し出し成型し、若しくは同質部材からなる所謂
電縫管で成型したレシーバタンクTを構成するレ
シーバボデー9と一体成型されている。
すなわち、上記ボデー9はヘツダパイプ3より
も大径の円管状に構成され、その長さは上記パイ
プ3と同長に形成されていて、その外周面にヘツ
ダパイプ3を突設している。
これらヘツダパイプ3とレシーバボデー9の上
下端部は、キヤツプ10,11で閉塞され、この
うちキヤツプ10はレシーバボデー9とヘツダパ
イプ3の上端に装着され、該キヤツプ10の内側
直下に、レシーバボデー9の上側開口部、つまり
後述するフイルタ上方のスペースと、ヘツダパイ
プ3の上端に設けた冷媒出口とが連通している。
また、キヤツプ10内にはレシーバボデー9に
連通する連結管12が突設され、該管12の外端
部に膨張弁(図示略)に連通する冷媒導管13が
接続され、この内端部にレシーバチユーブ14が
連結されている。
上記レシーバチユーブ14は、レシーバボデー
9内の中央に垂直に支持され、その中高位置にク
リツプ15,16を介してリテーナ17,17が
係止され、これらの間にフイルタ18,18と乾
燥剤19が介挿されている。
この他、図中20はヘツダパイプ3内と、レシ
ーバボデー9内の底部に収容された液状の冷媒、
21はサイトグラスである。
(作用) このように構成したコンデンサを製作する場合
は、例えばアルミニウム材を押し出し成型し、若
しくは同質部材からなる所謂電縫管で一体成型し
たヘツダチユーブ2と、上記方法で成型されたヘ
ツダパイプ3並びにこれと一体のレシーバボデー
9を用意し、更に冷媒チユーブ4と放熱フイン
5、およびキヤツプ6,7,10,11等を用意
する。
この場合、上記ヘツダパイプ3並びにこれと一
体のレシーバボデー9は、コンデンサ1の支持部
材と別に構成され、その構造は第2図のように大
小異径の円管を接合した簡単なものであるから、
これを容易に成型し得る。
しかも、上記レシーバボデー9とヘツダパイプ
3を一体成型ないし隣接配置とすることで、両者
を単一部材で構成し得るから取扱いが容易で、こ
れらを別設する場合に比べて、それらを接続する
冷媒導管が不要になり、その配管作業や配管スペ
ース、並びにレシーバタンクTの設置スペースの
確保の必要もない そして、上記ヘツダパイプ2,3を所定位置に
対向配置し、それらの対向周面に形成した取付孔
に冷媒チユーブ4を挿入するとともに、これらの
チユーブ4の間に放熱フイン5を挿入する。ま
た、ヘツダパイプ2の上下端部と、ヘツダパイプ
3並びにこれと一体のレシーバボデー9の下部に
キヤツプ6,7,11を装着し、それらの挿入な
いし装着状態をクリツプ等で保持して、それらの
接合部をろう付けする。
次に連結管12をキヤツプ10に装着し、該管
9の内端部に、予めリテーナ17とフイルタ1
8、並びに乾燥剤19をクリツプ16,16で係
止したレシーバチユーブ14を圧入し、このキヤ
ツプ10をヘツダパイプ3並びにこれと一体のレ
シーバボデー9の上端部に装着して、これをろう
付け等で固定すればよい。
この場合、上記クリツプ16、リテーナ17、
フイルタ18、乾燥剤19等は、レシーバチユー
ブ14と嵌合する単一の透孔を形成すればよいか
ら、従来のように二本の冷媒導管と嵌合するもの
に比べて、それらの構成が簡単になり、またその
製作が容易になるとともに、上記組み付けも容易
になり、しかも上記チユーブ14内の実質的な利
用スペースを広く確保し得る。
こうして組み付けたコンデンサ1は、適宜手段
で車両に取り付けられ、この後キヤツプ6と連結
管12に冷媒導管8,13が接続される。
このようにして取付けられたコンデンサ1は、
ヘツダパイプ3とレシーバタンクTとが一体ない
し隣接しているから、ヘツダパイプ3が広域に亙
つて補強され、また空調装置の運転時にはコンプ
レツサ(図示略)から吐出された高温高圧の冷媒
ガスが、冷媒導管8に導かれてヘツダパイプ2に
流入し、該パイプ2より各冷媒チユーブ4に分流
して、他方のヘツダパイプ3へ移動する。
そして、この移動過程で冷媒ガスが冷却されて
液化し、その液冷媒がヘツダパイプ3に流入して
滞留し、その溢流がヘツダパイプ3からレシーバ
ボデー9内に流入して、フイルタ18と乾燥剤1
9を通過する。その際、冷媒20に混入した夾雑
物や水分が除去され、同時に冷媒20が気液に分
離され、このうちレシーバボデー9の底部に収容
された液冷媒20が、レシーバチユーブ14に導
かれてレシーバボデー9から流出する。
(考案の効果) 本考案のコンデンサは以上のように、ヘツダパ
イプに隣接してレシーバタンクを立設したから、
それらの接触部が増大して、ヘツダパイプを広域
に亙つて補強することができる。
また、本考案は、レシーバタンクの上部と対応
するヘツダパイプの所定位置の冷媒出口を設け、
該冷媒出口とレシーバタンク内のフイルター上方
スペースとを直接連通したから、レシーバタンク
とヘツダパイプとの間の配管を要せず、その分レ
シーバタンク内外の配管構造が簡潔になり、また
その配管スペースを確保する設計上の制約からも
解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図のA−A線に沿う断面図である。 1……コンデンサ、2,3……ヘツダパイプ、
4……冷媒チユーブ、9……レシーバボデー、T
……レシーバタンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツダパイプに連通する複数の冷媒チユーブ
    と、放熱フインとを積層配置したコンデンサにお
    いて、ヘツダパイプに隣接してレシーバタンクを
    立設し、該タンクの上部と対応するヘツダパイプ
    の所定位置に冷媒出口を設け、該冷媒出口とレシ
    ーバタンク内のフイルター上方スペースとを直接
    連通したことを特徴とするコンデンサ。
JP1988089522U 1988-07-07 1988-07-07 Expired - Lifetime JPH0526442Y2 (ja)

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JP1988089522U JPH0526442Y2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07

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JP1988089522U JPH0526442Y2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07

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Publication Number Publication Date
JPH0213954U JPH0213954U (ja) 1990-01-29
JPH0526442Y2 true JPH0526442Y2 (ja) 1993-07-05

Family

ID=31314071

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07122533B2 (ja) * 1989-04-05 1995-12-25 株式会社日立製作所 凝縮器

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4846941A (ja) * 1971-10-15 1973-07-04
JPS4849054A (ja) * 1971-10-22 1973-07-11

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JPS5486769U (ja) * 1977-12-02 1979-06-19

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