JPH0538949Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0538949Y2 JPH0538949Y2 JP1989028242U JP2824289U JPH0538949Y2 JP H0538949 Y2 JPH0538949 Y2 JP H0538949Y2 JP 1989028242 U JP1989028242 U JP 1989028242U JP 2824289 U JP2824289 U JP 2824289U JP H0538949 Y2 JPH0538949 Y2 JP H0538949Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- circumferential
- separator
- roller
- ribbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 6
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、プリンタ等に用いられる多色リボン
用カセツトに関し、特に走行方向に多色層をなす
多色リボン用カセツトに関する。
用カセツトに関し、特に走行方向に多色層をなす
多色リボン用カセツトに関する。
従来の技術
近来、走行方向に多色層をなすインクリボンが
多く使われるようになつたが、インクリボンの多
色のうち1色(例えば黒)の使用頻度が高い場合
が多かつた。このため、使用頻度が高い1色のみ
をインク補給してリボンライフを延ばそうとする
ものが種々あつた。
多く使われるようになつたが、インクリボンの多
色のうち1色(例えば黒)の使用頻度が高い場合
が多かつた。このため、使用頻度が高い1色のみ
をインク補給してリボンライフを延ばそうとする
ものが種々あつた。
考案が解決しようとする課題
しかし、これらのものは、1色のインク補給の
際、少しでも多くのインクを補給するとインクだ
れを起こし、これが他色の層に転写して混色して
しまうので、インク補給が充分にできない欠点が
あつた。このため、使用頻度の高い色のみのイン
ク補給は、その強い要望にかかわらず好適なもの
が得られなかつた。
際、少しでも多くのインクを補給するとインクだ
れを起こし、これが他色の層に転写して混色して
しまうので、インク補給が充分にできない欠点が
あつた。このため、使用頻度の高い色のみのイン
ク補給は、その強い要望にかかわらず好適なもの
が得られなかつた。
本考案は、これらの問題点に対してなされたも
のであり、使用頻度の高い1色のみのインクを充
分に補給しても、インクだれによつて他色の層に
転写して混色することがない、多色リボン用カセ
ツトの提供を目的とする。
のであり、使用頻度の高い1色のみのインクを充
分に補給しても、インクだれによつて他色の層に
転写して混色することがない、多色リボン用カセ
ツトの提供を目的とする。
問題を解決するための手段
前記目的を達成するために、本考案のリボンカ
セツトは、多色層を有するインクリボンを一つの
ローラによつて走行させるリボンカセツトにおい
て、ケースに軸支した一方のローラに周溝を設け
て、インクリボンの第1の色層に対応するその他
の円周部とその他の色層に対応するその他の円周
部とに分け、周溝にセパレータを挿入し、第1の
円周部にインク塗布材を接触させ、セパレータの
周溝側の側縁部に、第1の円周部の側へ突出する
土手部を設けてなる、構成とした。そして、前記
セパレータは、土手部と逆側の側縁部に、その他
の円周部側へ突出させた垂下片を設けてなると共
に、垂下片とその他の円周部間に、ケースから立
設した起立片を挿入すると、混色防止がより効果
的となる。
セツトは、多色層を有するインクリボンを一つの
ローラによつて走行させるリボンカセツトにおい
て、ケースに軸支した一方のローラに周溝を設け
て、インクリボンの第1の色層に対応するその他
の円周部とその他の色層に対応するその他の円周
部とに分け、周溝にセパレータを挿入し、第1の
円周部にインク塗布材を接触させ、セパレータの
周溝側の側縁部に、第1の円周部の側へ突出する
土手部を設けてなる、構成とした。そして、前記
セパレータは、土手部と逆側の側縁部に、その他
の円周部側へ突出させた垂下片を設けてなると共
に、垂下片とその他の円周部間に、ケースから立
設した起立片を挿入すると、混色防止がより効果
的となる。
作 用
本考案はこれらの構成により、インク塗布材で
第1のローラの第1の円周部に転写されたインク
は、インクリボンの第1の色層に転写されるが、
このインクは周溝に挿入したセパレータの土手部
によつて軸心側からその他の円周部へは移動でき
ない。さらに、セパレータの後方から廻るインク
は垂下片の外側から降下し、起立片で囲まれた空
室内に閉じ込められる。
第1のローラの第1の円周部に転写されたインク
は、インクリボンの第1の色層に転写されるが、
このインクは周溝に挿入したセパレータの土手部
によつて軸心側からその他の円周部へは移動でき
ない。さらに、セパレータの後方から廻るインク
は垂下片の外側から降下し、起立片で囲まれた空
室内に閉じ込められる。
実施例
本考案の実施例を図面によつて説明する。
第1〜4図において、カセツトケース1は、一
対のアーム状案内部2と、インクリボン3を折り
畳んで収納する収納部4を設け、その一端部にイ
ンクタンク5を固定する。インクリボン3は走行
方向に黒色層3aと赤色層3bを設ける。
対のアーム状案内部2と、インクリボン3を折り
畳んで収納する収納部4を設け、その一端部にイ
ンクタンク5を固定する。インクリボン3は走行
方向に黒色層3aと赤色層3bを設ける。
収納部4の一端部にはプリンタ(図示せず)の
駆動軸6に連結する第1のローラ7と、第1のロ
ーラ7と従動して回転する第2のローラ8を設け
て、インクリボン3を走行させる。
駆動軸6に連結する第1のローラ7と、第1のロ
ーラ7と従動して回転する第2のローラ8を設け
て、インクリボン3を走行させる。
第1のローラ7には周溝9を設けて第1の円周
部10と第2の円周部11とに分け、それぞれを
インクリボン3の黒色層3aと赤色層3bとに対
応させている。
部10と第2の円周部11とに分け、それぞれを
インクリボン3の黒色層3aと赤色層3bとに対
応させている。
第2のローラ8は、第1のローラ7に対向した
周溝と2つの円周部を設けると共に、第1のロー
ラ7に常時弾発するようにしている。
周溝と2つの円周部を設けると共に、第1のロー
ラ7に常時弾発するようにしている。
セパレータ12は、仕切板13と両側の上下に
突設した保持部14とで第3図のように形成し、
高さをケース1より僅かに低くして、ケース1に
係合できるようにする。仕切板13の一端縁に
は、両保持部14に連結し上方に周溝9の幅より
やや低く突出させた土手部15を設け、他端縁に
は、両保持部14と連結し下方に突出した垂下片
16を設け、その下端が保持部14の下端より上
方に位置させる。
突設した保持部14とで第3図のように形成し、
高さをケース1より僅かに低くして、ケース1に
係合できるようにする。仕切板13の一端縁に
は、両保持部14に連結し上方に周溝9の幅より
やや低く突出させた土手部15を設け、他端縁に
は、両保持部14と連結し下方に突出した垂下片
16を設け、その下端が保持部14の下端より上
方に位置させる。
セパレータ12は、仕切板13が第1のローラ
7の周溝9に土手部15側から挿入でき、かつ仕
切板13の上下の空間に第1のローラ7の第1の
円周部10と第2の円周部11がそれぞれ挿入し
回転できるように形成している。
7の周溝9に土手部15側から挿入でき、かつ仕
切板13の上下の空間に第1のローラ7の第1の
円周部10と第2の円周部11がそれぞれ挿入し
回転できるように形成している。
ケース1の底片17には、即片18とインクタ
ンク5に連結した起立片19を立設し、第1のロ
ーラ7とセパレータ12を取付けたとき、起立片
19が第1のローラ7の第2の円周部11とセパ
レータ12の垂下片16との間に、挿入できるよ
うにしている。
ンク5に連結した起立片19を立設し、第1のロ
ーラ7とセパレータ12を取付けたとき、起立片
19が第1のローラ7の第2の円周部11とセパ
レータ12の垂下片16との間に、挿入できるよ
うにしている。
このような構成において、カセツトケース1を
プリンタ(図示せず)に装着し、駆動軸6を回転
すると第1のローラ7が回転し、第2のローラ8
も従動してインクリボン3を挟持し走行させる。
それと同時にインクタンク5内の黒入りインクが
インク塗布材20を介して第1のローラ7の第1
の円周部10に転写し、インクリボン3の黒色層
3aにインクを補給する。
プリンタ(図示せず)に装着し、駆動軸6を回転
すると第1のローラ7が回転し、第2のローラ8
も従動してインクリボン3を挟持し走行させる。
それと同時にインクタンク5内の黒入りインクが
インク塗布材20を介して第1のローラ7の第1
の円周部10に転写し、インクリボン3の黒色層
3aにインクを補給する。
このインク補給で、長時間の使用によりインク
だれが僅かに起こり、仕切板13の上に僅かな黒
色インクが溜まつても、回転軸方向へは土手部1
5で阻まれるので、そのインクは後方の垂下片1
6の外側を伝わつて下降し、起立片19で囲まれ
た空室内に溜められる。したがつて、この黒色イ
ンクは第2の円周部11やインクリボン3の赤色
層3bに転写せず混色しない。
だれが僅かに起こり、仕切板13の上に僅かな黒
色インクが溜まつても、回転軸方向へは土手部1
5で阻まれるので、そのインクは後方の垂下片1
6の外側を伝わつて下降し、起立片19で囲まれ
た空室内に溜められる。したがつて、この黒色イ
ンクは第2の円周部11やインクリボン3の赤色
層3bに転写せず混色しない。
考案の効果
本考案は以上のような構成であるので、使用頻
度の高い(例えば黒色)第1の色層だけに充分な
インクを補給しても、インクだれ等でその他の色
層に転写し混色してしまうことがない、リボンカ
セツトが得られる。
度の高い(例えば黒色)第1の色層だけに充分な
インクを補給しても、インクだれ等でその他の色
層に転写し混色してしまうことがない、リボンカ
セツトが得られる。
第1図は本考案の実施例の蓋を外して1部を切
断した平面図、第2図は第1図のA−A線断面
図、第3図は同実施例のセパレータをケースに取
付ける状態を示す斜視図、第4図は同実施例の作
用状態を示す斜視図である。 1……ケース、3……インクリボン、7……第
1のローラ、8……第2のローラ、9……周溝、
10……第1の円周部、11……第2の円周部、
12……セパレータ、13……仕切板、15……
土手部、16……垂下片、19……起立片、20
……インク塗布材。
断した平面図、第2図は第1図のA−A線断面
図、第3図は同実施例のセパレータをケースに取
付ける状態を示す斜視図、第4図は同実施例の作
用状態を示す斜視図である。 1……ケース、3……インクリボン、7……第
1のローラ、8……第2のローラ、9……周溝、
10……第1の円周部、11……第2の円周部、
12……セパレータ、13……仕切板、15……
土手部、16……垂下片、19……起立片、20
……インク塗布材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 多色層を有するインクリボンを一対のローラ
によつて走行させるリボンカセツトにおいて、
ケース1に軸支した一方のローラ7に周溝9を
設けて、インクリボン3の第1の色層に対応す
る第1の円周部10とその他の色層に対応する
その他の円周部11とに分け、周溝9にセパレ
ータ12を挿入し、第1の円周部10にインク
塗布材20を接触させ、セパレータ12の周溝
9側の側縁部に、第1の円周部10側へ突出す
る土手部15を設けてなる、多色リボンカセツ
ト。 2 前記セパレータ12が、土手部15と逆側の
側縁部に、その他の円周部11側へ突出させた
垂下片16を設けると共に、垂下片16とその
他の円周部11間に、ケース1から立設した起
立片19を挿入してなる、請求項1記載の多色
リボンカセツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989028242U JPH0538949Y2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989028242U JPH0538949Y2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02121258U JPH02121258U (ja) | 1990-10-02 |
JPH0538949Y2 true JPH0538949Y2 (ja) | 1993-10-01 |
Family
ID=31251448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989028242U Expired - Lifetime JPH0538949Y2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538949Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5948182A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-19 | Seikosha Co Ltd | 多色リボンカセツト |
JPS6011383A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-21 | Seikosha Co Ltd | インクリボンカセツト |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP1989028242U patent/JPH0538949Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5948182A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-19 | Seikosha Co Ltd | 多色リボンカセツト |
JPS6011383A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-21 | Seikosha Co Ltd | インクリボンカセツト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02121258U (ja) | 1990-10-02 |
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