JPH0111486Y2 - - Google Patents

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JPH0111486Y2
JPH0111486Y2 JP13658383U JP13658383U JPH0111486Y2 JP H0111486 Y2 JPH0111486 Y2 JP H0111486Y2 JP 13658383 U JP13658383 U JP 13658383U JP 13658383 U JP13658383 U JP 13658383U JP H0111486 Y2 JPH0111486 Y2 JP H0111486Y2
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JP
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ink
ink roll
cartridge
roll
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンドレスインクリボン(以下、単
にリボンという)にインクを再補給するためのイ
ンクロールがケース内に収納されているインクロ
ール付リボンカートリツジに関する。
従来、この種のインクロール付リボンカートリ
ツジにおいては、インクロールに含浸されたイン
クがある一定量以下に減少することで印字ライフ
が終了し、カートリツジごと廃棄するか、または
カートリツジケースを開放してインクロールを交
換していた。
しかしながらカートリツジケースを開放する
と、内部に収納されているリボンやバネ部材が不
測に飛出すことがしばしばあり、またインクロー
ルに残つているインクが衣服や手指を汚すなど、
インクロールの交換作業は極めて煩わしいという
欠点があつた。
そこでカートリツジを開放することなくインク
ロールを交換しうるインクリボンカートリツジと
して実開昭57−113969号公報に記載のものが提案
された。
このものは、サブカセツトにインクロールを取
りつけ、このインクロールカセツトをカートリツ
ジ本体に着脱自在に係合させるものである。そし
て前記インクロールカセツトには係合用のダボと
バネを備えており、そのインクロールカセツトを
カートリツジ本体の凹所に横方向から挿入する
と、ダボとバネで位置決めするとともに、カセツ
ト本体に係合できるようになつている。
ところが、この従来例では、インクロールカセ
ツトを横方向から挿入するものであるため、イン
クリボンカートリツジをプリンターから取り外さ
ないと、インクロールカセツトを着脱できないと
いう問題がある。
本考案は、かかる事情に鑑み、インクロールの
取り替えに際し、いちいちインクリボンカートリ
ツジをプリンターから取り外さなくてもよいよう
にしたインクロール付リボンカートリツジを提供
することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本考案のインク
ロール付リボンカートリツジは、カートリツジケ
ース内に収納されたインクリボンに対しインクを
補給する為のインクロールが、前記カートリツジ
ケース内に上下方向に軸線を向けて、配置され前
記カートリツジケースの上面部であつて、前記イ
ンクロール取り付け位置に対向する箇所に、イン
クロール挿脱用開口部が設けられており、前記開
口部を閉止する蓋体が、カートリツジケースに着
脱自在に取付けられているとともに、該蓋体の下
面に前記インクロールが回転自在に保持されてな
る構成を採用したものである。
そのように構成することによつて、インクロー
ルの取り替えを、インクリボンカートリツジの上
面部(つまり、プリンターに装着されたときの上
面で、この箇所はプリンターからインクリボンカ
ートリツジを取り除かなくとも、容易に作業者が
近づき得る位置)に、インクロールを挿抜しうる
ようにしたので、インクロールの取り替えに際
し、いちいちインクリボンカートリツジをプリン
ターから取り外し、また取り付けるという手間が
無くなつた。
また、インクロールはカートリツジケースに対
する着脱とともにケースに対し挿抜しうるため、
インクロールに手指を触れることなくインクロー
ルの交換ができるのみならず、ケースにおいては
インクロールの一端面に対向する部分のみが開放
されるため、インクロールの交換の際、リボンや
バネ部材などが外部に飛出す惧れはまつたくなく
なる。
すなわち、インクロールの交換はインクロール
全体を交換するという作業を行なうだけで極めて
スムーズに完了しうるようになり、リボンカート
リツジの寿命を向上することが容易に行なえるよ
うになつた。また開口部は蓋体などで閉止できる
ため、インクロールからインクが外部に飛散する
ことが回避できた。
つぎに本考案のインクロール付リボンカートリ
ツジの実施例を図面に基づいて説明する。
なお、第1図は本考案のインクロール付リボン
カートリツジの実施例全体を示す横断面図、第2
図は第1図に示された実施例の要部を示す一部切
欠き平面図、第3図は第2図−線断面図、第
4図は第2図−線断面図、第5図および第6
図はそれぞれ別の実施例における要部を示す縦断
面図である。
実施例1 (第1図、第2図、第3図および第4
図参照) 1はカートリツジケースの身部材、2は同ケー
スの蓋部材であつて、それらより形成される空間
内には、蛇行状にリボン3を収納するリボン収納
室4、該リボン3を第1図中矢印A方向に駆動す
るフイードローラ5および5′、インク転写ロー
ラ6、インクロール7などが設けられている。
前記インク転写ローラ6は、前記身部材1の底
壁と蓋部材2とに保持された支軸8により回転自
在に保持されており、該インク転写ローラ6の背
面部に接する所定位置に前記インクロール7が配
置されている。
前記蓋部材2は多数の脚部9を身部材1の取付
孔に嵌合することにより身部材1に固定されてい
る。
蓋部材2の前記インクロール7の一端面に対向
する箇所には該インクロール7より少々大きめの
円形開口部10が形成されている。その開口部1
0はキヤツプ状の蓋体11で閉止されるが、該蓋
体11は前記蓋部材2に係合構造12により着脱
自在に保持されている。
かかる係合構造12は、第2図および第3図に
示すように前記蓋体11の左右から延出した係止
爪13および13′と、蓋部材2の上面に固設さ
れ、前記係止爪13および13′に対し第2図中
の矢印B方向の回転により係合する弾性係止爪1
4および14′とにより構成されている。
前記インクロール7は、第4図に示すように前
記蓋体11の下面中央から一体延設された中心軸
15に、該インクロール7に外嵌された筒状シヤ
フト16が回転自在に外嵌され保持されることに
よつて蓋体11に軸支されている。
前記中心軸15の遊端には大径部17が形成さ
れており、該大径部17によつて前記筒状シヤフ
ト16の抜出しを阻止している。また、前記大径
部17を筒状シヤフト16に挿入しやすくするた
めに、前記中心軸15の遊端部分において適正な
長さだけ二股状に形成され、全体で保持構造を構
成している。
18は前記筒状シヤフト16に一体に形成され
たフランジである。
叙上のように構成されたインクロール付リボン
カートリツジにおいては、前記蓋体11、インク
ロール7などが組合わされたユニツトを複数準備
し、先にカートリツジに取付けられているインク
ロール7の含浸インク量が不足したときは、前記
ユニツトの新しいものと交換することにより、印
字ライフをさらに延長することができ、かかる交
換を繰返すことでカートリツジの長時間の使用が
極めて容易に行なえるようになつた。
実施例2 (第5図参照) 本実施例は、蓋体11とカートリツジケースと
の係合構造12および中心軸15の筒状シヤフト
16の保持構造についての別例を示す。
前記蓋体11より一体に形成され延出された中
心軸15の遊端部にオス螺条19が形成されると
ともに、該オス螺条19に螺合するメス螺孔20
が、身部材1に形成されており、それらの両ネジ
によつて係合構造12が構成されている。
筒状シヤフト16の下端部内面には小突起21
および21′が突設されるとともに、該小突起2
1および21′が嵌合する環状凹溝22が前記中
心軸15の遊端部近くに形成されることにより、
保持構造が構成されている。かかる保持構造にお
いては、筒状シヤフト16のわずかな弾性変形に
よつて該シヤフト16を中心軸15に外嵌すると
きに、小突起21および21′を前記凹溝22に
嵌込むことにより中心軸15に対しシヤフト16
を回転自在に保持することができる。
前記シヤフト16の外面にはメツシユ状の小凹
凸23が形成され、インクロール7はカタバメ状
にシヤフト16に外嵌されている。したがつてイ
ンクロール7とシヤフト16とは一体的に結合さ
れ、フランジなどを設けなくともインクロール7
がシヤフト16に対し安定に保持される。
実施例3 (第6図参照) 本実施例は、蓋体11とカートリツジケースと
の係合構造12および中心軸15のさらにまた別
の例を示す。
蓋体11の口部外周にオス螺条24が形成され
るとともに、蓋部材2の開口部10内周面に前記
オス螺条24に螺合するメス螺条25が形成さ
れ、係合構造12が構成されている。
中心軸15は、蓋体11から延出した第1軸1
5aと身部材1から延出した第2軸15bとから
なり、第1軸15aには前記実施例2で示した環
状凹溝22が形成されている。また筒状シヤフト
16の上端近くの内面には前記実施例2で示した
小突起21および21′が形成されており、該小
突起21および21′と前記凹溝22とにより保
持構造が構成され、シヤフト16を第1軸15a
に回転自在に保持している。
なお第2軸15bを第1軸15aに比べて大径
に形成することにより、ケース内に収納されたと
きのインクロール7の軸支を主に第2軸15bで
行なわせるようにしてもよい。そのように構成す
るばあいは第1軸15a、第2軸15bおよび係
合構造12の三者間の相対位置の許容誤差範囲を
大きくとることができる。
またシヤフト16の外面には前記実施例2と同
様のメツシユ状の小凹凸23が形成されている
が、それに限らずランダムに設けられた多数の小
凹凸あるいは多数のリング状の凹凸であつてもよ
い。
本考案のインクロール付リボンカートリツジは
以上の実施例に限られることなく、つぎの各部分
的な構造の変更を単独または適宜組合わせて行な
うこともできる。
(1) 蓋体を平板状に形成し、突起状のつまみ持ち
部を該蓋体の上面に形成すること。
(2) 転写ローラを介さず、直接リボンがインクロ
ールに接触するように構成されたカートリツジ
に適用すること。
(3) 転写ローラをフイードローラと兼用するタイ
プのカートリツジに適用すること。
(4) 係合構造として従来周知の種々の嵌合式の係
合手段を適用すること。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のインクロール付リボンカート
リツジの実施例全体を示す横断面図、第2図は第
1図に示された実施例の要部を示す一部切欠き平
面図、第3図は第2図−線断面図、第4図は
第2図−線断面図、第5図および第6図はそ
れぞれ別の実施例における要部を示す縦断面図で
ある。 図面の主要符号、1……身部材、2……蓋部
材、3……リボン、6……インク転写ローラ、7
……インクロール、8……支軸、10……開口
部、11……蓋体、12……係合構造、15……
中心軸、16……筒状シヤフト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印字装置の紙保持構造前方に存在するカートリ
    ツジ載置台上に載置されて用いられるインクリボ
    ンカートリツジにおいて、そのカートリツジケー
    ス内に収納されたインクリボンに対しインクを補
    給する為のインクロールが、前記カートリツジケ
    ース内に上下方向に軸線を向けて配置され、前記
    カートリツジケースの上面部であつて、前記イン
    クロール取り付け位置に対向する箇所に、インク
    ロール挿脱用開口部が設けられており、前記開口
    部を閉止する蓋体がカートリツジケースに着脱自
    在に取付けられているとともに、該蓋体の下面に
    前記インクロールが回転自在に保持されてなるイ
    ンクロール付リボンカートリツジ。
JP13658383U 1983-09-01 1983-09-01 インクロ−ル付リボンカ−トリツジ Granted JPS6042657U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13658383U JPS6042657U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 インクロ−ル付リボンカ−トリツジ

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JP13658383U JPS6042657U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 インクロ−ル付リボンカ−トリツジ

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Publication Number Publication Date
JPS6042657U JPS6042657U (ja) 1985-03-26
JPH0111486Y2 true JPH0111486Y2 (ja) 1989-04-04

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ID=30307052

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JP13658383U Granted JPS6042657U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 インクロ−ル付リボンカ−トリツジ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6110857U (ja) * 1984-06-25 1986-01-22 沖電気工業株式会社 インクリボンカセツト
JP2531073Y2 (ja) * 1990-03-09 1997-04-02 三菱鉛筆株式会社 インクリボンカセツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6042657U (ja) 1985-03-26

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