JPH0538834A - サーマルプリントヘツド - Google Patents

サーマルプリントヘツド

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JPH0538834A
JPH0538834A JP35417991A JP35417991A JPH0538834A JP H0538834 A JPH0538834 A JP H0538834A JP 35417991 A JP35417991 A JP 35417991A JP 35417991 A JP35417991 A JP 35417991A JP H0538834 A JPH0538834 A JP H0538834A
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JP
Japan
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heating element
printing
heating
heating unit
top surface
Prior art date
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Application number
JP35417991A
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English (en)
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JPH0725176B2 (ja
Inventor
Hideo Taniguchi
秀夫 谷口
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルプリントヘツドにおける発熱体の頂
面を平坦とし、プリントに関与する範囲を大きくするこ
とを目的とする。 【構成】 発熱体を、断面がカマボコ状の第1の発熱体
部と、この第1の発熱体部の両側に連続する第2の発熱
体部とによって構成する。第2の発熱体部の表面は第1
の発熱体部の頂面に連続するようにする。これによって
発熱体の頂面は広い平坦となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーマルプリントヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のようにこの種サーマルプリントヘ
ッドは、セラミックのような基板の表面に、通電によっ
て発熱するプリント用の発熱体を印刷、焼成することに
よって製造される。図6は従来のサーマルプリントヘッ
ドの断面図を示し、1は基板、2はその表面に並設され
た通電用のリード、3は通電によって発熱する発熱体で
ある。
【0003】この発熱体3は抵抗ペーストをスクリーン
印刷し、それを焼成することによって製造するようにし
ている。通常は図2に示すように複数のリード2を並設
し、これらリード2をまたぐようにして発熱体3を形成
する。
【0004】ところでこのような発熱体3はその面積が
小さいので、その印刷の際にどうしてもその表面が図の
ように丸みをおびたカマボコ型のように形成される。そ
のため実際の感熱紙へのプリントにおいて、感熱紙に接
する頂面部分は発熱体の表面積よりも遥かに小さくな
る。
【0005】これを具体的に説明すると、一般にこの種
発熱体3はその幅Lを0.20〜0.25m程度に製作
するが、実際に感熱紙に接する範囲Mは発熱体3の中央
付近だけであって、その幅は発熱体3の幅の約半分程度
にすぎない。そしてこの範囲Mの両側にある部分にも電
流が流れて発熱するが、この部分での発熱はプリントに
直接関与しないので無駄な発熱となる。したがってそれ
だけ無駄な電力が消費されるようになるのである。
【0006】これを解決するためには発熱体3の表面を
できるだけ広い範囲にわたって平坦にすればよく、その
ため従来では印刷された発熱体3の表面にローラをかけ
て平坦化したり、あるいはエッチングによって断面を角
型にしている。しかしこのような後加工を必要とするこ
とはそれだけ工程を煩雑にするし、また品質が不均一と
なるなどの幾多の欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は発熱体の表
面が平坦形状となるようにすることを目的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は基板の表面に
通電によって発熱するプリント用の発熱体を、断面がカ
マボコ状の第1の発熱体部と、前記第1の発熱体部の両
側にあって、表面が前記第1の発熱体部の頂面に連続す
る第2の発熱体部とによって構成することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】前記のように発熱体を、第1の発熱体部と第2
の発熱体部とによって構成すると、第1の発熱体部がカ
マボコ状であっても、その両側にある第2の発熱体部の
表面によって発熱体の表面は、第1の発熱体部の頂面よ
り平坦状となる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図1によって説明する。図
2に示すように基板1の表面に複数のリード2を並設し
たのち、このリード2をまたぐようにして発熱体3を形
成することは従来構成と特に相違するものではない。本
発明にしたがい、第1の発熱体部3Aを印刷形成する。
この場合断面がカマボコ状となることは前述したとおり
である。
【0011】そしてこの第1の発熱体部3Aの両側に第
2の発熱体部3Bを連続して形成することにより、発熱
体3を構成する。この場合第2の発熱体部3Aの表面
が、第1の発熱体部3Aの頂面に連続するように形成す
る。
【0012】このようにして発熱体3を形成すれば、発
熱体3Aの両側に、その頂面に対して発熱体部3Bの表
面が連続するようになるため、発熱体3を図6に示す従
来例のように単独の発熱体部によって形成した発熱体に
比較すれば、その頂面は広い範囲にわたって平坦とな
る。したがってそれだけプリントに関与する範囲を広く
することができるし、逆に言えば発熱体3の両側に位置
する、プリントに関与しない部分の範囲が狭くなるの
で、この部分での電力消費が低減されることになる。
【0013】なお図1に示す発熱体3を製作するのに
は、次のようにするとよい。すなわち前述のように基板
1の表面に複数のリード2を並設したのち、このリード
をまたぐようにしてまず第1の発熱体3Aを印刷形成す
る。そのためには図3に示すようにスクリーンマスク4
の開口部5から抵抗ベースト6を基板表面に移しながら
印刷すればよい。この印刷の後、スクリーンマスク4を
除去したあとの状態を示したのが図4である。このよう
にして第1の発熱体部3Aが形成される。
【0014】この第1の発熱体部3Aを焼成する以前ま
たは焼成後に図5に示すように第2の発熱体3Bのため
の印刷を行う。そのためには別のスクリーンマスク7を
用意し、その開口部8の中に第1の発熱体部3Aが嵌入
されるようにスクリーンマスク7を基板表面にあてがい
(図5参照。)、抵抗ペースト9をこの開口部7の中に
印刷する。この抵抗ペースト9によって図1に示すよう
な第2の発熱体部3Bが、第1の発熱体部3Aの両側に
形成されことになる。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、発
熱体のプリントに関与する範囲を大きくすることができ
るようになり、またプリントに関与しない範囲が従来例
よりも狭くなるので、無駄な電力の消費を低減させるこ
とができるようになるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】ヘッドの平面図である。
【図3】本発明の実施例のヘッドの製作例を示す第1工
程を説明する断面図である。
【図4】同じく第2工程を示す断面図である。
【図5】同じく第3工程を示す断面図である。
【図6】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 リード 3 発熱体 3A 第1の発熱体部 3B 第2の発熱体部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項】 基板の表面に通電によって発熱するプリン
    ト用の発熱体を設けてなるサーマルプリントヘッドにお
    いて、前記発熱体を、断面がカマボコ状の第1の発熱体
    部と、前記第1の発熱体部の両側にあって、表面が前記
    第1の発熱体部の頂面に連続する第2の発熱体部とによ
    って構成してなるサーマルプリントヘッド。
JP3354179A 1991-11-18 1991-11-18 サーマルプリントヘッド Expired - Lifetime JPH0725176B2 (ja)

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JP3354179A JPH0725176B2 (ja) 1991-11-18 1991-11-18 サーマルプリントヘッド

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JP3354179A JPH0725176B2 (ja) 1991-11-18 1991-11-18 サーマルプリントヘッド

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JP60033749A Division JPH0671793B2 (ja) 1985-02-21 1985-02-21 サ−マルプリントヘツドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0538834A true JPH0538834A (ja) 1993-02-19
JPH0725176B2 JPH0725176B2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=18435823

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997029915A1 (fr) * 1996-02-13 1997-08-21 Rohm Co., Ltd. Tete thermique et procede de fabrication associe

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5355039A (en) * 1976-10-28 1978-05-19 Nec Corp Preparation of thermal head

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WO1997029915A1 (fr) * 1996-02-13 1997-08-21 Rohm Co., Ltd. Tete thermique et procede de fabrication associe
US5917531A (en) * 1996-02-13 1999-06-29 Rohm Co., Ltd. Thermal head and method of manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0725176B2 (ja) 1995-03-22

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