JPH0538457U - 自動変速機操作装置のインデイケーター構造 - Google Patents

自動変速機操作装置のインデイケーター構造

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JPH0538457U
JPH0538457U JP088655U JP8865591U JPH0538457U JP H0538457 U JPH0538457 U JP H0538457U JP 088655 U JP088655 U JP 088655U JP 8865591 U JP8865591 U JP 8865591U JP H0538457 U JPH0538457 U JP H0538457U
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JP
Japan
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base bracket
bracket
indicator
plate
automatic transmission
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JP088655U
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靖 淺野
好正 片海
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Fuji Kiko Co Ltd
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Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の自動変速機操作装置におけるインデ
ィケーターの部品点数と組付け工数の軽減及びコスト低
減並びに軽量化を図る。 【構成】 操作レバー1の揺動案内をする溝部からなる
ゲート部16を設けた合成樹脂成形体のアッパーベース
ブラケット3と、該アッパーベースブラケット3と嵌合
連結されるロアーベースブラケット2と、前記アッパー
ベースブラケット3に前記ゲート部16の左右両側上面
でそれぞれインディケーター24のスライドプレート7
5の側端部を案内するために一体形成した突条からなる
スライドレール3mと、該スライドレール3mとゲート
部16に隣接する上面に一体形成されたランプ収納用の
バルブケース91とを設けて構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は自動車における自動変速機操作装置のインディケーター構造に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の自動変速機操作装置において、操作レバーを支持するベースブラケッ トは、車体底板に載置して固定する皿状体に鉄板製のポジションプレート及びチ ェックプレートを垂設してなり、その皿状体に操作レバーの下端部を回動可能に 軸支させている。そして、このベースブラケットの上部にP,R,N,D,1, 2の各レンジを表示したインディケーターが冠して固定される。
【0003】 従来のインディケーターはベースブラケットとは独立した構成体であって、ア ウターケース、スライドプレート、バルブケースとインナーケースとからなり、 図8に示したように、操作レバーが貫通する開口部82を開設したインナーケー ス72と、操作レバーを貫通する孔73を穿設したプレート74が幅方向へスラ イド可能に係合するスライドプレート75と、ランプ76を挿入してその光を反 射させる反射板77を収納したバルブケース78と、バルブケース78の蓋板7 9と、操作レバーが貫通する案内溝80とレンジ表示部81を有してインナーケ ース72の上面を覆うアウターケース70とからなる。
【0004】 インナーケース72はスライドプレート75の長手側端部が摺接して案内され るガイド板81,81で操作レバーが前後方向へ移動可能な開口部82を形成し てなり、該開口部82はスライドプレート75の両端部をそれぞれ下方へ挿入案 内できる。アウターケース70はバルブケース78を固定し、かつ、案内溝80 はポジションプレート(図示略)の上方に位置するようにブラケット(図示略) に設定される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の自動変速機操作装置のインディケーター構造は、部 品点数が多く、また、操作レバーが貫通する案内溝80がアウターケース70に 開設されているが、その案内溝80とポジションプレートとの位置合わせが必要 であるから、組付け工数が多くなり、作業能率が低いのでコスト高となる不都合 がある。また、その案内溝80は操作レバーのストッパーを兼ねるものであるか ら、アウターケース70そのものの剛性を高く形成しなければならない。
【0006】 そこで、この考案は自動変速機操作装置のベースブラケット側にインディケー ターの一部を一体成形することにより、インディケーターの部品点数の軽減を図 るとともに、インディケーターの位置合わせを必要としないで、組付け工数を少 なくして作業能率を向上させるとともに、アウターケースの剛性を低くできてコ スト低減ができ、かつ、軽量化ができるようにしたベースブラケット構造を提供 することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る自動変速機操作装置のインディケーター構造は、操作レバーの 揺動案内をする溝部からなるゲート部を設けた合成樹脂成形体のアッパーベース ブラケットと、該アッパーベースブラケットと嵌合連結されるロアーベースブラ ケットと、前記アッパーベースブラケットに前記ゲート部の左右両側上面でそれ ぞれインディケーターのスライドプレートの側端部を案内するために一体形成し た突条からなるスライドレールと、該スライドレールとゲート部に隣接する上面 に一体形成されたランプ収納用のバルブケースとを設けてなることを特徴とする 。
【0008】 さらには、車体に固定するベースブラケットに連結可能であって、操作レバー の揺動案内をする溝部からなるゲート部を設けた合成樹脂成形体のポジションプ レートブラケットと、該ポジションプレートブラケットに前記ゲート部の左右両 側上面でそれぞれインディケーターのスライドプレートの側端部を案内するため に一体形成した突条からなるスライドレールと、該スライドレールとゲート部に 隣接する上面に一体形成されたランプ収納用のバルブケースとを設けてなること を特徴とする。
【0009】
【作用】
この考案によれば、インディケーターはそれ自体として独立した構成体でなく 、アッパーベースブラケットがその一部を形成し、スライドプレートをスライド レールに当ててアウターケースをアッパーベースブラケットに冠着することによ り、インディケーターの組付けが完成する。
【0010】 また、インデイケーターの一部を一体形成した合成樹脂からなるポジションプ レートブラケットを、別途に形成されて車体に固定するロアーベースブラケット に冠着して自動変速機操作装置を完成することにより、軽量化できるとともに、 組付け作業を簡便容易にする。
【0011】
【実施例】
以下この考案の一実施例を図面に基づき説明する。図1から図3はこの考案を 実施した自動変速機操作装置を示す。図示のように、操作レバー1を揺動可能に 軸支して車体に固定する支持体は、合成樹脂成形体からなるロアーベースブラケ ット2とアッパーベースブラケット3との2体構造からなる。
【0012】 ロアーベースブラケット2に軸4を介してカラー5を回転可能に軸支し、その カラー5に直交してカラー6を連結し、そのカラー6にブラケット7を軸8にて 回動可能に軸支し、そのブラケット7にチューブからなる軸杆9を連結し、その 軸杆9に操作ノブ10を連結してある。したがって、操作レバー1は前後及び左 右方向へ揺動可能である。
【0013】 ブラケット7と軸杆9にはコンプレッションロッド50が挿入され、そのコン プレッションロッド50の本体51にはポジションピン52がブラケット7のス リット30,30から左右両側へ突出して昇降自在に設けられている。ブラケッ ト7にはチェックレバー34が斜め上方へ傾斜して連結され、そのチェックレバ ー34にはスプリング35がチェックボール36を外方へ押し出すように挿入さ れている。チェックボール36はチェックプレート37に摺接している。コンプ レッションロッド50の上端部にはノブボタン60がスプリング61にて常に上 方へ付勢されて連結されている。
【0014】 上記カラー5にはセレクトレバー11を連結し、そのセレクトレバー11に突 設したピン11aには自動変速機に連結された操作ケーブルが連結される。セレ クトレバー11にはレバー12が回動可能に軸支され、そのレバー12の端部に ローラー13が軸支されて、そのローラー13は前記アッパーベースブラケット 3若しくはロアーベースブラケット2に突設したチェックプレート部14に摺接 するためにばね15で下方へ回動可能に付されている。
【0015】 そして、操作レバー1の軸杆9が移動案内されるゲート部16が左右一対のポ ジションプレート部17,17にてアッパーベースブラケット3に一体形成され ている。ゲート部16はPレンジからDレンジまでの直線溝18と、Dレンジか ら4速レンジまでの交叉溝19と、4速レンジから3速レンジまでの直線溝20 と、3速レンジから2速レンジまでの段差溝21と及び2速レンジから1速レン ジまでの交叉溝22とからなる。
【0016】 このゲート部16にはDレンジを規制するストッパー23が設けられている。 24はアッパーベースブラケット3の上部に冠着するインディケーター、25は 操作レバー1の軸杆9が貫通する案内溝である。
【0017】 なお、ゲート部16の後部に、スイッチレバー26が回動可能に軸支され、そ のスイッチレバー26は前記操作レバー1の軸杆9がDレンジに移動すると係合 し、Dレンジから4速レンジにシフトされ、または、2速レンジから1速レンジ にシフトされるとスイッチ27をオン作動させ、電気的切り替えにて変速機の操 作をするようになっている。また、この自動変速機操作装置には、操作レバー1 のキーインターロック機構が組み込まれるが、その詳細については省略する。
【0018】 ロアーベースブラケット2とアッパーベースブラケット3は、図4に示したよ うに、それぞれ単体として成形され、かつ、両者の辺縁部を重ね、チェックプレ ート部14及びチェックプレート係合部2iをアッパーベースブラケット3から 突出させるものである。
【0019】 ロアーベースブラケット2は、中央部に凹部2aと、その周囲から水平方向へ それぞれ延びる平坦な辺縁部2bと、辺縁部2bの端辺部を上方へ一定の高さで 曲げたフランジ部2c,2dと、辺縁部2bを補強するため上面に突出形成した リブ2eと、該リブ2eで形成される複数のボルト挿通孔2fと、凹部2aの左 右両壁にそれぞれ穿設された軸孔2g,2gと、またその底部に左右両壁と平行 に形成された長孔2h(図3)と、及び凹部2aを挟んで相対向するチェックプ レート部14及びチェックプレート係合部2iとがそれぞれ一体形成された合成 樹脂材料の型成形体である。
【0020】 チェックプレート部14は軸孔2gを中心とする所定半径の弧部からなり、そ の弧部の弧面に波形の摺接面2jが形成されている。チェックプレート係合部2 iはチェックプレート37を冠着する係合部である。さらに、凹部2aの内底面 には後記のインディケーター24のスライドプレート75が摺接するスライドレ ール2k,2k(図2)が一体形成されている。このスライドレール2k,2k は後記の一方側のスライドレール3k,3k(図2及び図5)の端部と合致する 。
【0021】 アッパーベースブラケット3は、ロアーベースブラケット2の上に冠して固定 するものであって、図4に示したように、ロアーベースブラケット2のフランジ 部2cの外側に配置されるフランジ部3aと、ロアーベースブラケット2のリブ 2eに接触する平坦な辺縁部3bと、辺縁部3bに穿設されて前記ボルト挿通孔 2fと合致するボルト挿通孔3cと、辺縁部3bの上面に突出し前記凹部2aの 上に配置され、操作レバー1が貫通する凹部からなるゲート部16、ポジション ピン52が摺接して係脱するポジションプレート部17,17及びスライドプレ ート75の移動案内をする凹部からなるスライドガイド部3d,3e及びチェッ クプレート保持部3f(図5)を一体形成した合成樹脂材料の型成形体である。
【0022】 辺縁部3bは前記ロアーベースブラケット2のリブ2eとフランジ2c,2d に接触しそれらにより囲まれて密閉された空間部96(図2,3)を形成する。 スライドガイド部3d,3eは、図4及び図5に示したように、ゲート部16の 前後略中央に位置して凹部内に突出する板状突起部3iを一体形成し、その板状 突起部3iの側端部を下方へ弧状に形成するとともに、箱状部3j,3jを同様 に下方へ弧状に形成し、かつ、その内周面にスライドレール3k,3kを一体形 成してある。
【0023】 なお、アッパーベースブラケット3をロアーベースブラケット2に嵌合して連 結するために、フランジ部3a内側に係合爪3pが設けられ、その係合爪3pを フックさせるためロアーベースブラケット2のフランジブラケット2c面中央の 周囲4個所に段2mがそれぞれ形成されている。3qはインディケーター24の アウターケース90を係合するための係合孔である。
【0024】 ゲート部16は、図4に示したように、前記ブラケット7を遊嵌する間隔を左 右のポジションプレート部17,17で平行に形成してなる。したがって、ポジ ションプレート部17,17は、操作レバー1を中心とする左右両側に相対向し て一対で形成され、ブラケット7の左右両側から突出する前記ポジションピン5 2の両端部がそれぞれ摺接するディテント切欠3gを有する。
【0025】 ポジションプレート部17,17の上面には、それぞれスライドレール3m, 3mが一体形成されるとともに、一方のポジションプレート部17の横にはイン ディケーター24のバルブケース91が一体形成される。バルブケース91は細 長の箱体であり、従来のバルブケース78とは実質に同一である。スライドレー ル3m,3mは前記スライドレール3k,3k(図2及び図5)とともに、スラ イドプレート75の摺動案内をする突条である。
【0026】 ディテント切欠3gは補強の為にリブとフランジで形成される。ディテント切 欠3gの下部はポジションピン52が昇降できる切欠部3hを形成してある。切 欠部3hは、前記ロアーベースブラケット2のチェックプレート部14とチェッ クプレート係合部2iが突出する空間部である。
【0027】 インディケーター24は、図6に示したように、アッパーベースブラケット3 のスライドガイド部3d,3eに設けた係合部3qに係合する係合爪71を有す るアウターケース90を嵌着して完成する構造である。したがって、アウターケ ース90を嵌着する前に、前記従来例と同じく、操作レバー1を貫通する孔73 を穿設したプレート74が幅方向へスライド可能に係合するスライドプレート7 5が装着される。また、バルブケース78にはランプ76を挿入してその光を反 射させる反射板を収納する。
【0028】 アウターケース90は、図6に示したように、操作レバー1の軸杆9が貫通し て前後方向へ移動できる案内溝25を有し、案内溝25は前記ゲート部16に沿 う形状を有し、ゲート部16の真上に位置して直線溝18,20に対応する直線 部18a,20aと、交叉溝19,21に対応する交叉部19a,21aと、交 叉溝22に対応する交叉部22aと、ストッパー23に相当するストッパー23 bを有し、かつ、その案内溝25の側部に各レンジの表示部69が設けられてい る。なお、案内溝25の内縁に操作レバー1の軸杆9が当接することはない。
【0029】 そこで、上記実施例の作用について説明する。操作ノブ10を握り、ノブボタ ン60を押し込んでコンプレッションロッド50を圧し下げると、ポジションピ ン52がポジションプレート部17,17から脱し、ブラケット7のスリット3 0,30を下降してディテント切欠3gから離れる。
【0030】 一方、チェックレバー12のローラー13はチェックプレート部14の摺接面 2jにスプリング15の力で圧接して停止し、操作レバー1を当該位置に保持し ている。そこで、PレンジからDレンジ迄はシャフト4を中心として操作レバー 1を前後方向へ回動させることができる。
【0031】 操作レバー1の回動により、チェックレバー34が回動してチェックボール3 6が摺接するチェックプレート37を移動しながら操作レバー1をゲート部16 の一側に傾斜付勢する。さらに、チェックレバー12がチェックプレート部14 に圧接しながら回動してセレクトレバー11が回動し、操作ケーブルが引かれ又 は押されて変速機が作動する。
【0032】 操作レバー1の軸杆9はPレンジからDレンジ迄はゲート部16の直線溝18 に沿って移動し、Dレンジから4速へのシフトは操作レバー1を倒し交叉溝19 を経て直交方向へ移動させ、直線溝20に当接させて停止する。また、4速から 3速へのシフトは軸杆9を直線溝20の側壁に沿って移動させ段差溝21に当た り停止させる。
【0033】 操作レバー1の上記移動に伴い、インディケーター24のスライドプレート7 5は移動し、その長手方向の両端部がスライドガイド部3d,3eにより箱状部 3j,3jに巻き込まれるように出入りする。すなわち、スライドプレート75 の幅方向の中央部は板状突起部3i,3iに摺接し、幅方向の両側がレール3k ,3kに摺接して箱状部3j,3jに案内収納される。
【0034】 なお、操作レバー1が左右方向へ移動するときはスライドプレート75は長手 方向へ移動はしないが、プレート74が左右方向へ移動する。また、操作レバー 1及びスライドプレート75の移動により、アウターケース90の表示部69に 操作レバー1が位置したレンジが表示される。
【0035】 各レンジにおいてノブボタン60の押圧を解除すると、ポジションピン52は スリット30に沿ってスプリング61の力でブラケット7内を上昇し、ポジショ ンプレート部17,17のディテント切欠3gに当接して固定される。
【0036】 次にこの考案の他の実施例を説明する。図7に示したように、前記実施例にお けるアッパーベースブラケット3の辺縁部3bの代わりに、4角部にブラケット 部301をそれぞれ形成し、該ブラケット部301にボルト挿通孔3cを穿設し たポジションプレートブラケット300が金属製のロアーベースブラケット20 0に載置して連結固定される。このポジションプレートブラケット300のその 他の構成は前記実施例のアッパーベースブラケット3と同じであり、同一構成部 分には同一符号を用いて重複する説明を省略する。
【0037】 ロアーベースブラケット200の内面には、前記実施例のチェックプレート部 14に相当するチェックプレート部201と、チェックプレート係合部2iに相 当するチェックプレート係合部202が溶接等で垂直に連結されており、略中央 部には凹部2aに相当する凹部203が形成されて操作レバー1を軸支する軸孔 2gに相当する軸孔204が形成されている。ロアーベースブラケット200の 4角部には、前記ボルト挿通孔3cに合致するボルト挿通孔205が穿設されて いる。ボルト挿通孔3cと205は合致してボルト等を挿入し、ポジションプレ ートブラケット300とロアーベースブラケット200を一体的に連結する。
【0038】 したがって、この実施例によれば、予め操作レバー1を組み付けてあるロアー ベースブラケット200を車体に載置し、ポジションプレートブラケット300 をロアーベースブラケット200に冠し、ポジションプレートブラケット300 をロアーベースブラケット200に連結固定し、最後にインディケーターのアウ ターケース90を冠して自動変速機操作装置を完成することができる。
【0039】
【考案の効果】
以上に説明したこの考案によれば、インディケーターのアウターケースのみを ワンタッチ式にアッパーベースブラケット又はポジションプレートブラケットに 冠着してインディケーターを完成し、ゲート部とインディケーターの案内溝を一 致させるので、インディケーターの位置合わせが不要であって、組付け性が向上 し、しかも部品点数が少なくなるとともに、アウターケースで操作レバーのスト ッパーを構成しないからアウターケースそのものの剛性を高く形成する必要がな いので、コストダウンを図ることができる。
【0040】 また、合成樹脂からなるアッパーべーブラケット又はポジションプレートブラ ケットであるから、軽量化ができる。さらに、スライドレールとバルブケースを アッパーベースブラケット又はポジションプレートブラケットに一体成形するの で、インディケーターの構成が簡略化され、部品点数を減少できる、等の効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施した変速機操作装置の平面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図2のB−B断面図。
【図4】ベースブラケットの分解斜視図。
【図5】アッパーベースブラケットの平面図。
【図6】インディケーターの構成を示す斜視図。
【図7】この考案の他の例を示す図4同様の分解斜視
図。
【図8】従来のインディケーターの分解斜視図。
【符号の説明】
1…操作レバー、2,200…ロアーベースブラケッ
ト、3…アッパーベースブラケット、3k,3m…スラ
イドレール、16…ゲート部、17…ポジションプレー
ト部、24…インディケーター、25…案内溝、71…
係合爪、75…スライドプレート、76…ランプ、90
…アウターケース、91…バルブケース、300…ポジ
ションプレートブラケット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーの揺動案内をする溝部からな
    るゲート部を設けた合成樹脂成形体のアッパーベースブ
    ラケットと、該アッパーベースブラケットと嵌合連結さ
    れるロアーベースブラケットと、前記アッパーベースブ
    ラケットに前記ゲート部の左右両側上面でそれぞれイン
    ディケーターのスライドプレートの側端部を案内するた
    めに一体形成した突条からなるスライドレールと、該ス
    ライドレールとゲート部に隣接する上面に一体形成され
    たランプ収納用のバルブケースとを設けたことを特徴と
    する自動変速機操作装置のインディケーター構造。
  2. 【請求項2】 車体に固定するベースブラケットに連結
    可能であって、操作レバーの揺動案内をする溝部からな
    るゲート部を設けた合成樹脂成形体のポジションプレー
    トブラケットと、該ポジションプレートブラケットに前
    記ゲート部の左右両側上面でそれぞれインディケーター
    のスライドプレートの側端部を案内するために一体形成
    した突条からなるスライドレールと、該スライドレール
    とゲート部に隣接する上面に一体形成されたランプ収納
    用のバルブケースとを設けたことを特徴とする自動変速
    機操作装置のインディケーター構造。
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