JPH0538129Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0538129Y2 JPH0538129Y2 JP12503689U JP12503689U JPH0538129Y2 JP H0538129 Y2 JPH0538129 Y2 JP H0538129Y2 JP 12503689 U JP12503689 U JP 12503689U JP 12503689 U JP12503689 U JP 12503689U JP H0538129 Y2 JPH0538129 Y2 JP H0538129Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension
- tension frame
- frame concrete
- concrete
- reinforcing bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 28
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本案は、土木工事、建築工事などに使用するに
好適な緊張コントローラに関するものである。
好適な緊張コントローラに関するものである。
[従来の技術]
従来、この種のものにあつては、下記のような
ものになつている。
ものになつている。
緊張状態を惹起するものとしては、公知のター
ンバツクルが使用されている。
ンバツクルが使用されている。
[考案が解決しようとする課題]
従来の技術で述べたものにあつては、下記のよ
うな問題点を有していた。
うな問題点を有していた。
1 ターンバツクルは、緊張の作用をする長さの
範囲が非常に短いため、緊張を必要とされる長
さが限定される。
範囲が非常に短いため、緊張を必要とされる長
さが限定される。
2 構造物に使用の場合は、緊張寸法の限度を確
認し使用しなければ利用できない。
認し使用しなければ利用できない。
3 使用しようとする物件について在庫が不可能
であり、その都度製作を必要とする。
であり、その都度製作を必要とする。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、次のような事のできるものを提供しようと
するものである。
に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、次のような事のできるものを提供しようと
するものである。
本案の緊張コントローラは、ネジバー鉄筋を利
用するので、簡単な操作によつて、その働きをす
ることができるものである。
用するので、簡単な操作によつて、その働きをす
ることができるものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本考案のものは下
記のようになるものである。
記のようになるものである。
すなわち本願のものは、水平方向に所定寸法の
筒状に構成された右方の緊張枠具体2Aの下面
に、水平方向に所定寸法の筒状に構成された左方
の緊張枠具体2Bを、当該左方の緊張枠具体2B
の左端面が、右方の緊張枠具体2Aの左端面より
左方に突出する状態で連結固定されている緊張枠
具2において、右方の緊張枠具体2Aに対して左
方から貫入された左方のネジバー鉄筋3の右方端
にはダブルナツト3Aが螺合され、また、左方の
緊張枠具体2Bに対して右方から貫入された右方
のネジバー鉄筋4の左方端にはダブルナツト4A
が螺合されている緊張コントローラである。
筒状に構成された右方の緊張枠具体2Aの下面
に、水平方向に所定寸法の筒状に構成された左方
の緊張枠具体2Bを、当該左方の緊張枠具体2B
の左端面が、右方の緊張枠具体2Aの左端面より
左方に突出する状態で連結固定されている緊張枠
具2において、右方の緊張枠具体2Aに対して左
方から貫入された左方のネジバー鉄筋3の右方端
にはダブルナツト3Aが螺合され、また、左方の
緊張枠具体2Bに対して右方から貫入された右方
のネジバー鉄筋4の左方端にはダブルナツト4A
が螺合されている緊張コントローラである。
この場合、緊張枠具2における左方の緊張枠具
体2Bに対して右方から貫入された右方のワイヤ
ーケーブル5の左方端にはケーブル索端金具5A
を取付けてもよい。
体2Bに対して右方から貫入された右方のワイヤ
ーケーブル5の左方端にはケーブル索端金具5A
を取付けてもよい。
[作用]
本考案のものは下記のように使用する。
1 第4図を参照して、緊張保護支柱6とこの支
柱に対して所定間隔をもつて打設された支柱6
A間に本願の緊張コントローラ1を張設する場
合、第5図の如く左方のネジバー鉄筋3と、右
方のネジバー鉄筋4の先端は取付金物6Bを介
して連結することになる。
柱に対して所定間隔をもつて打設された支柱6
A間に本願の緊張コントローラ1を張設する場
合、第5図の如く左方のネジバー鉄筋3と、右
方のネジバー鉄筋4の先端は取付金物6Bを介
して連結することになる。
6Cは土留板、6Dはコンクリート打設部
分、6Eはアスフアルト版である。
分、6Eはアスフアルト版である。
2 第6図を参照して、中心緊張保護支柱7とこ
の支柱に対して所定間隔をもつて打設された支
柱7A間に本願の緊張コントローラ1を張設す
る場合、第7図の如く左方のネジバー鉄筋3
と、右方のネジバー鉄筋4の先端は取付金物7
Bを介して連結することになる。
の支柱に対して所定間隔をもつて打設された支
柱7A間に本願の緊張コントローラ1を張設す
る場合、第7図の如く左方のネジバー鉄筋3
と、右方のネジバー鉄筋4の先端は取付金物7
Bを介して連結することになる。
7Cは土留板、7Dはコンクリート打設部
分、7Eはアスフアルト版、7Fは道路新設土
盛部分である。
分、7Eはアスフアルト版、7Fは道路新設土
盛部分である。
3 第8図を参照して、鉄骨建築物においてブレ
ース8として使用する場合、第9図の如く左方
のネジバー鉄筋3と、右方のネジバー鉄筋4の
先端を取付用平板金具8Aを介して連結するこ
とになる。
ース8として使用する場合、第9図の如く左方
のネジバー鉄筋3と、右方のネジバー鉄筋4の
先端を取付用平板金具8Aを介して連結するこ
とになる。
4 第10図を参照して、岩盤9に対して所定間
隔をもつて打設された支柱9Aを支持するため
本願の緊張コントローラ1を張設する場合、第
11図の如く左方のネジバー鉄筋3の先端を公
知の建込みネジ付きアンカー9Bで岩盤に固着
し、右方のネジバー鉄筋4の先端は取付金物9
Cを介して連結することになる。
隔をもつて打設された支柱9Aを支持するため
本願の緊張コントローラ1を張設する場合、第
11図の如く左方のネジバー鉄筋3の先端を公
知の建込みネジ付きアンカー9Bで岩盤に固着
し、右方のネジバー鉄筋4の先端は取付金物9
Cを介して連結することになる。
9Dはコンクリート打設部分、9Eはアスフ
アルト版である。
アルト版である。
5 第12図を参照して、緊張コントローラ11
を使用する場合、必要に応じて左方のネジバー
鉄筋3の先端に取付金物11Aを連結し、右方
のネジバー鉄筋4の先端に索端金具11B、ネ
ジバー鉄筋11C、取付用平板金具11Dを連
結するとよい。
を使用する場合、必要に応じて左方のネジバー
鉄筋3の先端に取付金物11Aを連結し、右方
のネジバー鉄筋4の先端に索端金具11B、ネ
ジバー鉄筋11C、取付用平板金具11Dを連
結するとよい。
[考案の実施例]
実施例について図面を参照して説明する。
1は緊張コントローラである。
2は緊張枠具で、水平方向に所定寸法の円筒状
に構成された右方の緊張枠具体2Aの下面に、水
平方向に所定寸法の円筒状に構成された左方の緊
張枠具体2Bを、当該左方の緊張枠具体2Bの左
端面が、右方の緊張枠具体2Aの左端面より左方
に突出する状態で溶接により連結固定されてい
る。
に構成された右方の緊張枠具体2Aの下面に、水
平方向に所定寸法の円筒状に構成された左方の緊
張枠具体2Bを、当該左方の緊張枠具体2Bの左
端面が、右方の緊張枠具体2Aの左端面より左方
に突出する状態で溶接により連結固定されてい
る。
2Cは溶接部である。
3は緊張枠具2における右方の緊張枠具体2A
に対して左方から貫入された左方のネジバー鉄筋
で、その右方端にはダブルナツト3Aが螺合され
ている。
に対して左方から貫入された左方のネジバー鉄筋
で、その右方端にはダブルナツト3Aが螺合され
ている。
4は緊張枠具2における左方の緊張枠具体2B
に対して右方から貫入された右方のネジバー鉄筋
で、その左方端にはダブルナツト4Aが螺合され
ている。
に対して右方から貫入された右方のネジバー鉄筋
で、その左方端にはダブルナツト4Aが螺合され
ている。
ここで、ネジバー鉄筋とは、異型鉄筋が更に研
究開発されたもので、棒鋼の円形に対する外面部
に、ネジ状の凸部を突設し、ネジバー鉄筋用ナツ
トが利用できるよう加工したものである。
究開発されたもので、棒鋼の円形に対する外面部
に、ネジ状の凸部を突設し、ネジバー鉄筋用ナツ
トが利用できるよう加工したものである。
すなわち、同等の径でネジバー鉄筋とネジバー
鉄筋とを突き合わせ状態で連続して繋ぐことので
きるものである。
鉄筋とを突き合わせ状態で連続して繋ぐことので
きるものである。
したがつて、カプラナツトを利用して繋ぐこと
ができる特徴を有するものである。
ができる特徴を有するものである。
11は他の実施例の緊張コントローラである。
緊張枠具2、左方のネジバー鉄筋3とダブルナ
ツト3Aの構造は上述の場合と同様である。
ツト3Aの構造は上述の場合と同様である。
5は緊張枠具2における左方の緊張枠具体2B
に対して右方から貫入された右方のワイヤーケー
ブルで、その左方端にはケーブル索端金具5Aが
取付けられている。
に対して右方から貫入された右方のワイヤーケー
ブルで、その左方端にはケーブル索端金具5Aが
取付けられている。
なお、緊張コントローラ11については、図示
は省略するが、上述の場合とは逆に左方から左方
のワイヤーケーブルを、右方から右方のネジバー
鉄筋を装着しても同様である。
は省略するが、上述の場合とは逆に左方から左方
のワイヤーケーブルを、右方から右方のネジバー
鉄筋を装着しても同様である。
[考案の効果]
本考案は、上述の通り構成されているので次に
記載する効果を奏する。
記載する効果を奏する。
1 現在の使用しているターンバツクルは、上述
のように内寸法の部分しか緊張できないので、
締付けの長さ範囲に制限があるのを解決する。
のように内寸法の部分しか緊張できないので、
締付けの長さ範囲に制限があるのを解決する。
2 枠を回転し緊張させるので、その枠に必要な
回転応力が必要とされ、状況によつては片方が
折れている製品を数多く見かける。
回転応力が必要とされ、状況によつては片方が
折れている製品を数多く見かける。
弓状の型の片枠が折れると緊張に対する能力
が失われる。
が失われる。
このような状況も解決できる。
3 現在のターンバツクルは、ボルト型式のネジ
を施しているので緊張前の段階で両端をセツト
固定し、数日置いた時に雨、雪等の付着した後
ネジ切り部分に錆が発生した場合、弓状の部分
(ネジ切り)とボルトの作用をする部分が錆付
き、枠状の回転が不可能となる場合がある。
を施しているので緊張前の段階で両端をセツト
固定し、数日置いた時に雨、雪等の付着した後
ネジ切り部分に錆が発生した場合、弓状の部分
(ネジ切り)とボルトの作用をする部分が錆付
き、枠状の回転が不可能となる場合がある。
本案のネジバー鉄筋は、このような状況に至
らないので解決できる。
らないので解決できる。
4 現在のターンバツクルのように、予め緊張を
必要とする範囲をセツトせずに、緊張範囲を考
えず使用できるので、セツト範囲を解決するこ
とができる。
必要とする範囲をセツトせずに、緊張範囲を考
えず使用できるので、セツト範囲を解決するこ
とができる。
第1図は全体の正面図、第2図はA−A線拡大
断面図、第3図は他の実施例の斜視図、第4図は
使用状態の1部を切欠いた斜視図、第5図は同上
の要部拡大図、第6図は使用状態の1部を切欠い
た斜視図、第7図は同上の要部拡大図、第8図は
使用状態の1部を切欠いた斜視図、第9図は同上
の要部拡大図、第10図は使用状態の1部を切欠
いた斜視図、第11図は同上の要部拡大図、第1
2図は他の実施例のものの使用状態を示す斜視
図、第13図は同上の1部を切欠いた要部拡大図
である。 1……緊張コントローラ、2……緊張枠具、2
A……右方の緊張枠具体、2B……左方の緊張枠
具体、3……左方のネジバー鉄筋、3A……ダブ
ルナツト、4……右方のネジバー鉄筋、4A……
ダブルナツト。
断面図、第3図は他の実施例の斜視図、第4図は
使用状態の1部を切欠いた斜視図、第5図は同上
の要部拡大図、第6図は使用状態の1部を切欠い
た斜視図、第7図は同上の要部拡大図、第8図は
使用状態の1部を切欠いた斜視図、第9図は同上
の要部拡大図、第10図は使用状態の1部を切欠
いた斜視図、第11図は同上の要部拡大図、第1
2図は他の実施例のものの使用状態を示す斜視
図、第13図は同上の1部を切欠いた要部拡大図
である。 1……緊張コントローラ、2……緊張枠具、2
A……右方の緊張枠具体、2B……左方の緊張枠
具体、3……左方のネジバー鉄筋、3A……ダブ
ルナツト、4……右方のネジバー鉄筋、4A……
ダブルナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 水平方向に所定寸法の筒状に構成された右方
の緊張枠具体2Aの下面に、水平方向に所定寸
法の筒状に構成された左方の緊張枠具体2B
を、当該左方の緊張枠具体2Bの左端面が、右
方の緊張枠具体2Aの左端面より左方に突出す
る状態で連結固定されている緊張枠具2におい
て、右方の緊張枠具体2Aに対して左方から貫
入された左方のネジバー鉄筋3の右方端にはダ
ブルナツト3Aが螺合され、また、左方の緊張
枠具体2Bに対して右方から貫入された右方の
ネジバー鉄筋4の左方端にはダブルナツト4A
が螺合されていることを特徴とする緊張コント
ローラ。 2 緊張枠具2における左方の緊張枠具体2Bに
対して右方から貫入された右方のワイヤーケー
ブル5の左方端にはケーブル索端金具5Aが取
付けられている請求項1項記載の緊張コントロ
ーラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12503689U JPH0538129Y2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12503689U JPH0538129Y2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0365738U JPH0365738U (ja) | 1991-06-26 |
JPH0538129Y2 true JPH0538129Y2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=31672925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12503689U Expired - Lifetime JPH0538129Y2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538129Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-24 JP JP12503689U patent/JPH0538129Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0365738U (ja) | 1991-06-26 |
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