JPH0537873U - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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JPH0537873U JP8208091U JP8208091U JPH0537873U JP H0537873 U JPH0537873 U JP H0537873U JP 8208091 U JP8208091 U JP 8208091U JP 8208091 U JP8208091 U JP 8208091U JP H0537873 U JPH0537873 U JP H0537873U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送装置のワーク保持部でワークを吊り下げ
て搬送する際に、そのワークを精密に位置決めしなくと
も前記ワーク保持部で保持できるようにする。 【構成】 搬送装置Cは走行レールRに沿って自走する
走行駆動部1と、その走行駆動部1の下部に一体に設け
られた昇降駆動部2と、この昇降駆動部2に複数本のワ
イヤーロープを介して昇降自在に吊り下げられたワーク
保持部3を備える。ワーク保持部3には自動車のフロン
トコンプリートメントW1 のダンパー支持穴H1 に係合
する一対の自動開閉フック装置37と、補強フレームF
1 に係合する一対の支持フック装置38が設けられる。
自動開閉フック装置37と支持フック装置38でフロン
トコンプリートメントW1 を保持する際に、ワイヤーロ
ープで吊り下げられたワーク保持部3は前記フロントコ
ンプリートメントW1 に対して容易に位置合わせされ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワークを吊り下げた状態で案内レールに沿って搬送するワーク搬送 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のボディ等のワークを搬送する搬送装置として、ガイドレールに 沿って走行する台車にシリンダで昇降するワーク保持部を設け、このワーク保持 部にワークを吊り下げて搬送するものが知られている(特開昭59−23781 号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上記従来の搬送装置は、台車に対してワーク保持部がシリンダによる 昇降のみを許容された状態で支持されているため、予めワークを精密に位置決め しておかないとワーク保持部でワークの所定位置を正確に保持することができず 、万一ワークに位置ずれがあるとワークを傷付ける可能性があった。
【0004】 本考案は前述の事情に鑑みてなされたもので、ワークを精密に位置決めしなく とも、そのワークを正しく保持して搬送することが可能なワーク搬送装置を提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案のワーク搬送装置は、案内レールに沿って 走行する走行駆動部と、この走行駆動部と一体に設けられた昇降駆動部と、この 昇降駆動部に複数本のワイヤーロープを介して昇降自在に吊り下げ支持されたワ ーク保持部とを備え、前記ワーク保持部にワークを着脱自在に保持し得るワーク 保持手段を設けたことを第1の特徴とする。
【0006】 また本考案は前述の第1の特徴に加えて、前記ワーク保持手段が、ワークに形 成された穴の内部で拡開可能なフックを備えたことを第2の特徴とする。
【0007】 また本考案は前述の第1の特徴に加えて、前記ワーク保持手段が、ワークの端 縁部を下方から支持可能な異なる高さに配設された複数の支持部材を備えたこと を第3の特徴とする。
【0008】 また本考案は前述の第1の特徴に加えて、前記走行駆動部が案内レールの両側 面に当接する左右各2個のガイドローラを備え、前記案内レールの湾曲方向外側 に位置する2個のガイドローラの軸間距離を、湾曲方向内側に位置する2個のガ イドローラの軸間距離よりも大きく形成したことを第4の特徴とする。
【0009】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0010】 図1〜図11は本考案の一実施例を示すもので、図1はワーク搬送装置の全体 正面図、図2は図1の2方向矢視図、図3は図1の3方向矢視図、図4は図1の 4−4線矢視図、図5は図2の要部拡大図、図6は作用の説明図、図7は図2の 要部拡大図、図8は図7の8方向矢視図、図9は図1の9−9線矢視図、図10 は作用の説明図、図11は作用の説明図である。
【0011】 本考案のワーク搬送装置Cは、図10および図11に示すように自動車の車体 のフロンントコンプリートメントW1 やリヤコンプリートメントW2 を吊り下げ て搬送するものである。図1〜図4に示すように、ワーク搬送装置Cは走行駆動 部1、昇降駆動部2、およびワーク保持部3から構成される。
【0012】 走行駆動部1は天井面に敷設したI型鋼より成る案内レールRに沿ってワーク 搬送装置Cを自走させるためのもので、矩形状の基板4の上面に立設した2枚の 側板5a,5bに軸支され、前記案内レールRの下側のフランジ上面に係合する 各2個の駆動ホイール6a,6bと従動ホイール7a,7bを備える。一方の駆 動ホイール6aは前記基板4に設けた走行モータ8にカップリング9を介して接 続されるとともに、この駆動ホイール6aは他方の駆動ホイール6bにスプロケ ット10a,10bおよびチェン11を介して接続され、これによりワーク搬送 装置Cは案内レールRに沿って自走する。
【0013】 基板4と側板5a,5bとを接続する4枚の端板12a〜12dに設けたブラ ケット13a〜13dには、案内レールRの下側のフランジ側縁に当接する4個 のガイドローラ14a〜14dがそれぞれ軸支される。図3から明らかなように 、案内レールRの湾曲方向外側に位置する2個のガイドローラ14a,14bの 距離L1 は、内側に位置する2個のガイドローラ14c,14dの距離L2 より も大きく形成されており、これによりワーク搬送装置Cは案内レールの湾曲部を スムーズに通過することができる。
【0014】 基板4の上面一側にはブラケット15を介してガイドローラ16が軸支される 。ガイドローラ16は案内レールRと平行に配設された溝型鋼よりなる補助レー ルR1 に係合し、ワーク搬送装置Cの振れを規制する。
【0015】 昇降駆動部2は基板4の下面に設けたボックス状のドラムハウジング17を備 え、その内部には円筒状のドラム18が軸支される。ドラム18の一方の回転軸 181 には減速機19を介して巻上モータ20が接続され、その他方の回転軸1 82 にはバランスウエイト21と電磁ブレーキ22が設けられる。ドラム18に は3本のワイヤーロープ23a〜23cが巻き掛けられ、その両端のワイヤーロ ープ23a,23bはそのまま垂下するのに対し、中央のワイヤーロープ23c は前記ドラムハウジング17の側面に設けたブラケット25に軸支されたシーブ 26を介して垂下する。
【0016】 前記3本のワイヤーロープ23a〜23cの下端にはワーク保持部3の矩形板 状の昇降フレーム27が吊り下げ支持される。図4から明らかなように、前記3 本のワイヤーロープ23a〜23cは、昇降フレーム27の上面に三角形の頂点 を成すように設けられたブラケット28a〜28Cにそれぞれ結着され、これに より昇降フレーム27は安定した水平姿勢を保って昇降する。
【0017】 昇降フレーム27の上面には長短2本の検出ドグ29,30が上向きに突設さ れ、それぞれの検出ドグ29,30に対応して前記ドラムハウジング17の下部 に2個のリミットスイッチ31,32が設けられる。長い方の検出ドグ29とリ ミットスイッチ31は、ワーク保持部3を上昇停止端において停止させるための ものであり、短い方の検出ドグ30とリミットスイッチ32は、ワーク保持部3 が前記上昇停止端を越えてオーバーランすることを規制するためのものである。 図9に示すように、ドラムハウジング17の内面にはブラケット33を介して近 接スイッチ34が設けられる。近接スイッチ34はドラム18の外周に形成した 穴183 に対向して該ドラム18の回転数を検出し、これによりドラム18の過 巻き下げが防止される。
【0018】 尚、図中の符号35はワーク搬送装置Cに電力を供給するケーブルを巻き取る ためのケーブルリールであり、符号36は高圧空気を供給するエアホースを巻き 取るためのホースリールである。
【0019】 昇降フレーム27の下面には、前記フロントコンプリートメントW1 あるいは リヤコンプリートメントW2 を支持するワーク保持手段としての自動開閉フック 装置37と支持フック装置38が各2個ずつ設けられる。自動開閉フック装置3 7は昇降フレーム27の長手方向両端部にそれぞれ設けられ、支持フック装置3 8は短手方向両端部に突設した支持板70にそれぞれ設けられる。
【0020】 図5を併せて参照すると明らかなように、自動開閉フック装置37は昇降フレ ーム27の下面に設けたガイドレール39にリニアガイド24を介して摺動自在 に支持され、シリンダ40により相互に接近・離間するように駆動される。リニ アガイド24から垂下するハウジング41の下部は、フロントコンプリートメン トW1 あるいはリヤコンプリートメントW2 のダンパー取付け穴H1 ,H2 に挿 入できるように細幅に形成された挿入部411 が設けられ、その下端には円錐状 のフックガイド42が固着される。
【0021】 挿入部411 には支点ピン43を介して2本のフック44の基端が開閉自在に 枢支される。ハウジング41の内部に2個のブラケット45で支持したシリンダ 46の出力ロッド461 にはナックル47が固着され、このナックル47にリン クピン48で基端を枢支した2本のリンク49の先端は、前記2本のフック44 の先端部近傍に各々リンクピン50を介して枢支される。したがって、シリンダ 46を収縮するとフック44は実線位置に閉じて挿入部411 に収納され、シリ ンダ46を伸長するとフック44は鎖線位置に開いて挿入部411 から外側に突 出する。
【0022】 ハウジング41の外側面に設けたガイドブロック51にはドグバー52が上下 摺動自在に支持される。ドグバー52は、その下部に設けたバネ座521 とガイ ドブロック51の下面との間に縮設したスプリング53の弾発力で、その上部に 設けたストッパ522 がガイドブロック51の上面に当接する図示の位置に保持 される。また前記ドグバー52の上方には、ブラケット68を介して近接スイッ チ69が設けられる。したがってハウジン41の挿入部411 を前記ダンパー取 付け穴H1 ,H2 に挿入した際に、図6に示すようにドグバー52がダンパー取 付け穴H1 ,H2 の周縁に当接して上方に押し上げられると、近接スイッチ69 がドグバー52の上端により作動する。
【0023】 図7および図8を併せて参照すると明らかなように、支持フック装置38は支 持板70の下面に設けた一対のブラケット54にポスト軸55を介して枢支され たポスト56を備える。ポスト軸55は支持板70の下面にブラケット57を介 して設けた反転シリンダ58にカップリング59を介して連結され、これにより ポスト56は昇降フレーム27の下面から垂下する使用位置(図8に実線図示) と、昇降フレーム27と平行な折り畳み位置(図8に鎖線図示)の間で90°に 亘り揺動する。
【0024】 ポスト56の中央部と下部にそれぞれ設けられた軸受ブロック60,61には 回転シャフト62の上下両端部が支持される。回転シャフト62の下部にはフロ ントコンプリートメントW1 の下面に溶着した補強フレームF1 を支持するウレ タン製のパッド631 を先端に有するアーム状の支持部材63が固着されるとと もに、回転シャフト62の上部にはリヤコンプリートメントW2 の下面に溶着し た補強フレームF2 を支持するウレタン製のパッド641 を先端に有する支持部 材64が固着される。前記回転シャフト62はポスト56にブラケット65を介 して支持した反転シリンダ66にカップリング67を介して連結され、前記フレ ームF1 ,F2 を支持する使用位置(図8に実線図示)と、側方に退避する退避 位置(図8に鎖線図示)の間で90°に亘り揺動する。このように、両支持フッ ク装置38にそれぞれ補強フレームF1 用の支持部材63と補強フレームF2 用 の支持部材64を設けたことにより、フロントコンプリートメントW1 およびリ ヤコンプリートメントW2 の搬送方向が逆になった場合にも対応することができ る。
【0025】 次に、前述の構成を備えた本考案の実施例の作用について説明する。
【0026】 先ず、フロントコンプリートメントW1 を搬送する場合について説明する。ロ ーディング位置に置かれたフロントコンプリートメントW1 の上部にワーク搬送 装置Cを停止させ、巻上モータ20でドラム18を駆動することによりワイヤー ロープ23a〜23cを弛めてワーク保持部3をフロントコンプリートメントW 1 に向けて下降させる。このとき、図10に示すように一対の支持フック装置3 8のうち、使用されない左側の支持フック装置38は水平姿勢に折り畳まれてお り、かつ使用位置にある右側の支持フック装置38の支持部材63,64は図8 に鎖線で示す退避位置にある。
【0027】 ワーク保持部3の下降により、一対の自動開閉フック装置37の下端に設けた フックガイド42に案内されてハウジング41の挿入部411 がフロントコンプ リートメントW1 の一対のダンパー取付け穴H1 に嵌合する。続いて前記ハウジ ング41に設けたドグバー52がダンパー取付け穴H1 の外周に当接して上方に 押し上げられ、近接スイッチ69が作動する(図6参照)。これにより前記巻上 モータ20が停止してワーク保持部3の下降が停止するとともに、シリンダ46 が伸長してダンパー取付け穴H1 の内部でフック44が拡開する(図5参照)。 このように、フック44をダンパー取付け穴H1 の内部で拡開させることにより 、フロントコンプリートメントW1 の落下が確実に防止される。また前記近接ス イッチ69の作動により支持フック装置38の反転シリンダ66が作動し、退避 位置にあった支持部材63,64が使用位置に向けて90°回転する。その結果 、下側の支持部材63がフロントコンプリートメントW1 の補強フレームF1 の 下部に挿入される。而して、前記シリンダ46と反転シリンダ66の作動が完了 したことが検知されると、巻上モータ20が作動してワーク保持部3が上昇し、 一対の自動開閉フック装置37のフック44でダンパー取付け穴H1 の内面が支 持されるとともに、一方の支持フック装置38の下側の支持部材63に設けたパ ッド631 で補強フレームF1 の下面が支持され、そのワーク保持部3は検出ド グ29がリミットスイッチ31を作動させる位置まで上昇する。
【0028】 上述のようにしてフロントコンプリートメントW1 がワーク搬送装置Cのワー ク保持部3に吊り下げ保持されると、走行駆動部1の走行モータ8が作動するこ とにより、ワーク搬送装置Cは案内レールRに沿ってアンローディング位置に向 けて走行する。ワーク搬送装置Cが停止すると巻上モータ20が作動してワーク 保持部3が下降し、フロントコンプリートメントW1 が治具の上面に載置される 。その結果、ドグバー52が近接スイッチ69を作動させて巻上モータ20が停 止し、これと同時に自動開閉フック装置37のシリンダ46が収縮してフック4 4を挿入部411 の内部に収納するとともに、支持フック装置38の反転シリン ダ66が作動して支持部材63,64を使用位置から退避位置へ90°回転させ る。前記シリンダ46と反転シリンダ66の作動が完了したことが確認されると 、巻き上げモータ20が作動してワーク保持部3を再び上昇させる。これにより 、自動開閉フック装置37の挿入部411 はダンパー取付け穴H1 から離脱し、 同時に支持フック装置38の支持部材63も補強フレームF1 から離脱する。
【0029】 リヤコンプリートメントW2 の搬送は、前述のフロントコンプリートメントW 1 の搬送と実質的に同じ手順で行われる。但し、図11に示すように左側の支持 フック装置38を使用位置に下降させるとともに右側の支持フック装置38を折 り畳み位置に上昇させ、使用位置にある左側の支持フック装置38の上側の支持 部材64によりリヤコンプリートメントW2 の補強フレームF2 を支持する。ま た一対の自動開閉フック装置37はダンパー取付け穴H2 を支持するが、その際 にフロントコンプリートメントW1 とリヤコンプリートメントW2 とで一対のダ ンパー取付け穴H1 ,H2 の間隔が異なる場合には、シリンダ40で一対の自動 開閉フック装置37の間隔が調整される。
【0030】 上述のように、ワーク保持部3をワイヤーロープ23a〜23cで昇降駆動部 2から吊り下げ支持したので、フロントコンプリートメントW1 あるいはリヤコ ンプリートメントW2 とワーク保持部3の位置が精密に一致していなくても、そ のワーク保持部3を手で押すことによりフロントコンプリートメントW1 あるい はリヤコンプリートメントW2 に対して容易に位置決めすることができる。これ により、自動開閉フック装置37と支持フック装置38をダンパー取付け穴H1 ,Hおよび補強フレームF1 ,F2 に対して正しく係合させることができ、フロ ントコンプリートメントW1 あるいはリヤコンプリートメントW2 の損傷が防止 される。
【0031】 以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は前記実施例に限定されるもので はなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱することなく種々の 小設計変更を行うことが可能である。
【0032】 例えば、請求項1に記載された考案において、ワーク保持部は吸着あるいは磁 着によりワークを保持するものであっても良い。
【0033】
【考案の効果】
以上のように本考案の第1の特徴によれば、ワークを着脱自在に保持するワー ク保持部が複数本のワイヤーロープを介して昇降駆動部に吊り下げ支持されてい るので、ワークをワーク保持部に保持する際に該ワークと走行駆動部の位置関係 に多少の誤差があっても、ワイヤーロープで吊り下げ支持されたワーク保持部を 僅かな力で押圧することによりワークに対して容易に位置合わせすることができ る。その結果、ワーク保持手段でワークを保持する際に該ワークの被係止部周辺 が損傷することが防止される。
【0034】 また本考案の第2の特徴によれば、ワークに形成された穴の内部で拡開可能な フックを設けたことにより、ワークを確実に保持してその脱落を防止することが できる。
【0035】 また本考案の第3の特徴によれば、ワークの端縁部を下方から支持可能な支持 部材を異なる高さで複数個設けたので、ワークの機種や姿勢の変更に容易に対応 することができる。
【0036】 また本考案の第4の特徴によれば、案内レールの両側面に当接する左右各2個 のガイドローラのうち、案内レールの湾曲方向外側に位置する2個のガイドロー ラの軸間距離を湾曲方向内側に位置する2個のガイドローラの軸間距離よりも大 きく形成したので、案内レールの直線部はもとより湾曲部をもスムーズに通過さ せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワーク搬送装置の全体正面図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】図1の3方向矢視図
【図4】図1の4−4線矢視図
【図5】図2の要部拡大図
【図6】作用の説明図
【図7】図2の要部拡大図
【図8】図7の8方向矢視図
【図9】図1の9−9線矢視図
【図10】作用の説明図
【図11】作用の説明図
【符号の説明】
1・・・走行駆動部 2・・・昇降駆動部 3・・・ワーク保持部 14a〜14d・・・ガイドローラ 23a〜23c・・・ワイヤーロープ 37・・・自動開閉フック装置(ワーク保持手段) 38・・・支持フック装置(ワーク保持手段) 44・・・フック 63・・・支持部材 64・・・支持部材 F1 ,F2 ・・・補強フレーム H1 ,H2 ・・・ダンパー取付け穴(穴) L1 ,L2 ・・・軸間距離 R・・・走行レール W1 ・・・フロントコンプリートメント(ワーク) W2 ・・・リヤコンプリートメント(ワーク)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内レール(R)に沿って走行する走行
    駆動部(1)と、この走行駆動部(1)と一体に設けら
    れた昇降駆動部(2)と、この昇降駆動部(2)に複数
    本のワイヤーロープ(23a,23b,23c)を介し
    て昇降自在に吊り下げ支持されたワーク保持部(3)と
    を備え、前記ワーク保持部(3)にワーク(W1
    2 )を着脱自在に保持し得るワーク保持手段(37,
    38)を設けたことを特徴とする、ワーク搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ワーク保持手段(37)が、ワーク
    (W1 ,W2 )に形成された穴(H1 ,H2 )の内部で
    拡開可能なフック(44)を備えたことを特徴とする、
    請求項1記載のワーク搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記ワーク保持手段(38)が、ワーク
    (W1 ,W2 )の端縁部(F1 ,F2 )を下方から支持
    可能な異なる高さに配設された複数の支持部材(63,
    64)を備えたことを特徴とする、請求項1記載のワー
    ク搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記走行駆動部(1)が案内レール
    (R)の両側面に当接する左右各2個のガイドローラ
    (14a〜14d)を備え、前記案内レール(R)の湾
    曲方向外側に位置する2個のガイドローラ(14a,1
    4b)の軸間距離(L1 )を、湾曲方向内側に位置する
    2個のガイドローラ(14c,14d)の軸間距離(L
    2 )よりも大きく形成したことを特徴とする、請求項1
    記載のワーク搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6064067A (ja) * 1983-09-19 1985-04-12 トヨタ自動車株式会社 搬送設備
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