JPH0537594Y2 - - Google Patents

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JPH0537594Y2
JPH0537594Y2 JP620587U JP620587U JPH0537594Y2 JP H0537594 Y2 JPH0537594 Y2 JP H0537594Y2 JP 620587 U JP620587 U JP 620587U JP 620587 U JP620587 U JP 620587U JP H0537594 Y2 JPH0537594 Y2 JP H0537594Y2
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speaker
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cabinet
body cabinet
speaker box
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、前面を開放した筐体の中にスピーカ
ーを装着し、その筐体の開放部に別の筐体を取り
付けて成るスピーカーボツクスに関するものであ
る。
従来の技術 近年、商品の超小型化に伴い、スピーカーなし
の商品が多くなり、スピーカーボツクスを使用す
る機会が増えている。
以下図面を参照しながら従来のスピーカーボツ
クスの一例について説明する。
第4図、第5図は従来のスピーカーボツクスの
構成及び組立状態を示すものである。第4図のa
において、1は前面を開放した筐体である本体キ
ヤビネツト、2は本体キヤビネツト1の開放部に
嵌合しスピーカーボツクスの前面を形成する前面
キヤビネツト、21は前面キヤビネツト2に取り
付けられスピーカーを保護し音を通過させるスピ
ーカーネツト、22は前面キヤビネツト2に構成
されたスピーカーボツクスの操作表示部であり、
23はスピーカーの音量を調節する音量ツマミで
ある。第4図のbにおいて、3はスピーカーで、
4はスピーカー駆動用の電気回路である。
本スピーカーボツクスは第4図のbに示すよう
に、本体キヤビネツト1にスピーカー3と電気回
路4を装着した状態で、前面キヤビネツト2を本
体キヤビネツト1の開放部に嵌合するように図中
の矢印方向に移動し、スピーカーボツクスとして
組立てられる。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、中空の
本体キヤビネツト1であるゆえに内側から側壁を
保持するものがなく、樹脂成形品である本体キヤ
ビネツト1の開放部壁面が内側に弓状に反り、第
5図のaに示すように前面キヤビネツト2の嵌合
部との間に隙間aを生ずる。第5図のbは本体キ
ヤビネツト1にスピーカー3を装着した状態を正
面から見た図である。スピーカー3の幅bと本体
キヤビネツト1の開放部の幅cの関係はb<cで
あり、従つて成形時の変形あるいは熱変形等で本
体キヤビネツト1の壁面が反り、キヤビネツト嵌
合部で隙間が発生するという問題点を有してい
た。
本考案は上記問題点に鑑み、スピーカーボツク
スの前面キヤビネツトの本体キヤビネツトに対す
る嵌合において、キヤビネツト成形品の変形によ
る嵌合部隙間を矯正することのできるスピーカー
ボツクスを提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案のスピーカ
ーボツクスは、筐体の側壁に二対の樹脂製リブを
開放部方向に延設し、それらのリブ間の寸法をス
ピーカーフレームの寸法と同一寸法で成形すると
いう構成を備えたものである。
作 用 本考案は上記した構成によつて、スピーカーを
筐体に装着時に二対のリブとスピーカーフレーム
が係合することにより、筐体開放部の変形が矯正
されることになる。
実施例 以下本考案の一実施例のスピーカーボツクスに
ついて図面を参照しながら説明する。
第2図は本考案の一実施例におけるスピーカー
ボツクスの筐体部の構成を示すものである。第2
図のaにおいて、5はスピーカーボツクスを構成
し、スピーカーを装着する構造を備えた筐体であ
る本体キヤビネツト、51は本体キヤビネツト5
の内壁面に設けられた二対のリブ、52はスピー
カー取付用のボスである。
以上のように構成されたスピーカーボツクスに
ついて、以下第2図、第3図及び第1図を用いて
その動作を説明する。
まず第2図は本体キヤビネツト5を成形した状
態を示すもので、同図bに示すように本体キヤビ
ネツト5の壁面が内側方向に弓状に変形する。第
3図は変形した本体キヤビネツト5にスピーカー
3を装着する状態を示すもので、リブ51の間隔
a′は変形後の寸法であり、変形前はスピーカーフ
レーネ3aの寸法aと同じ寸法に設計されてい
る。従つて、変形後はa′≦aとなつている。この
状態でスピーカー3を本体キヤビネツト5に装着
すれば、スピーカーフレーム3aがリブ51の傾
斜部51aにガイドされ、且つ、二本のリブ51
でスピーカー3が位置決めされて係合することに
より、第1図に示すように変形した本体キヤビネ
ツト5を矯正し、前面キヤビネツト2との嵌合部
に隙間が発生することを防ぐことができる。
以上のように本実施例によれば、本体キヤビネ
ツトの内壁面に二対のリブを設けることにより、
本体キヤビネツトの変形を矯正し、相手前面キヤ
ビネツトとの嵌合を隙間を生じずに行なうことが
できる。なお、52は前面キヤビネツト2をビス
止めするためのボスである。
考案の効果 以上のように本考案は、前面を開放して成る筐
体の内壁面に開放部方向に二対のリブを設け、こ
の二対のリブ間にスピーカーフレームを嵌合する
ことにより、筐体の変形をスピーカーのフレーム
幅内に矯正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるスピーカー
ボツクスの構造を示す断面図、第2図は第1図の
筐体の構成を示す断面図および正面図、第3図は
第2図の筐体にスピーカーを装着する状態を示す
組立説明図、第4図は従来のスピーカーボツクス
を示す外観斜視図および組立斜視図、第5図は従
来のスピーカーボツクスの構造を示す断面図およ
び正面図である。 2……前面キヤビネツト、3……スピーカー、
5……本体キヤビネツト、51……リブ、51a
……ガイド用傾斜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面を開放して成る合成樹脂製の筐体と、この
    筐体の開放部から装着するスピーカーと、上記筐
    体の相対向した側面内面に対向して設けられ、上
    記スピーカーのフレーム幅と同一寸法の間隔で、
    かつスピーカーフレームに充分接触する長さを有
    するように上記筐体の開放部方向に向けて延設し
    た2対のリブを備え、上記スピーカーの装着時に
    スピーカーフレームとリブが係合し、筐体開放部
    の樹脂成形時の変形を矯正するように構成したこ
    とを特徴とするスピーカーボツクス。
JP620587U 1987-01-20 1987-01-20 Expired - Lifetime JPH0537594Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP620587U JPH0537594Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

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JP620587U JPH0537594Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

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Publication Number Publication Date
JPS63114584U JPS63114584U (ja) 1988-07-23
JPH0537594Y2 true JPH0537594Y2 (ja) 1993-09-22

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ID=30788503

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JP620587U Expired - Lifetime JPH0537594Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

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JPS63114584U (ja) 1988-07-23

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