JP2003229202A - 防塵カバー付コネクタ - Google Patents
防塵カバー付コネクタInfo
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5213—Covers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2201/00—Connectors or connections adapted for particular applications
- H01R2201/06—Connectors or connections adapted for particular applications for computer periphery
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防塵カバーが容易に紛失しないようにそれ自
体と常時に結合されており、且つ、取付用の板体の所定
規格の通孔に取り付けられる防塵カバー付コネクタを提
供する。 【解決手段】 防塵カバー付きコネクタ１００は、所定
規格の端子２を挿入するためのコネクタであって、第１
の収容空間１１を有する外枠１０と、端子２を挿入収容
するための第２の収容空間２１を有し、且つ、それ自体
の端縁部が外枠１０の開口から前へ突出する共に、その
一側と外枠１０との間にも隙間を形成するように、第１
の収容空間１１に収容されている内枠２０と、防塵カバ
ーとして装着部３１とこの一端に折り曲げられ得るよう
に連結されているカバー部３２とを有し、装着部３１
は、先端部分だけが内枠から露出すると共に、内枠２０
の端縁部と密着するように、隙間に収容されており、ま
た、カバー部３２は、内枠２０と互いに係止しあって内
枠２０の開口を遮蔽することができるように形成された
カバー板３０とを備えている。
体と常時に結合されており、且つ、取付用の板体の所定
規格の通孔に取り付けられる防塵カバー付コネクタを提
供する。 【解決手段】 防塵カバー付きコネクタ１００は、所定
規格の端子２を挿入するためのコネクタであって、第１
の収容空間１１を有する外枠１０と、端子２を挿入収容
するための第２の収容空間２１を有し、且つ、それ自体
の端縁部が外枠１０の開口から前へ突出する共に、その
一側と外枠１０との間にも隙間を形成するように、第１
の収容空間１１に収容されている内枠２０と、防塵カバ
ーとして装着部３１とこの一端に折り曲げられ得るよう
に連結されているカバー部３２とを有し、装着部３１
は、先端部分だけが内枠から露出すると共に、内枠２０
の端縁部と密着するように、隙間に収容されており、ま
た、カバー部３２は、内枠２０と互いに係止しあって内
枠２０の開口を遮蔽することができるように形成された
カバー板３０とを備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタに関し、特
に、所定規格の端子を挿入連結するための、防塵可能な
防塵カバー付コネクタに関する。
に、所定規格の端子を挿入連結するための、防塵可能な
防塵カバー付コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】図４及び図５に示されているように、通
常の防塵カバー付コネクタは、コネクタ４００それ自体
と防塵カバー５とからなる。コネクタ４００は、ＶＣＤ
プレーヤーやＤＶＤプレーヤーなどのハウジングの取付
用の板体１上の所定規格の通孔１０１を一側から挿通し
てから、他側から所定規格の端子２を挿入連結するため
のものである。このようなコネクタ４００は、主とし
て、開口４０２が手前に開けられ、且つ、開口４０２か
ら端子２を緊密に挿入収容することができる収容空間４
０１を有するケーシング体３からなり、ケーシング体３
の開口４０２の周縁から、また、フランジ体４が所定規
格の通孔１０１を挿通して露出することができるように
突出している。このような構成により、フランジ体４を
所定規格の通孔１０１の一側から挿入して他側外へ露出
させてから、図示のねじ付穴３０１を通してコネクタ４
００を板体１にねじ止め、そして、コネクタ４００の収
容空間４０１に所定規格の端子２を挿入連結することが
できる。また、防塵カバー５は、プラグ状であって、端
子２が収容空間４０１から抜き出された際、収容空間４
０１を挿入閉塞して、塵や汚物などの進入を防止するた
めのものである。
常の防塵カバー付コネクタは、コネクタ４００それ自体
と防塵カバー５とからなる。コネクタ４００は、ＶＣＤ
プレーヤーやＤＶＤプレーヤーなどのハウジングの取付
用の板体１上の所定規格の通孔１０１を一側から挿通し
てから、他側から所定規格の端子２を挿入連結するため
のものである。このようなコネクタ４００は、主とし
て、開口４０２が手前に開けられ、且つ、開口４０２か
ら端子２を緊密に挿入収容することができる収容空間４
０１を有するケーシング体３からなり、ケーシング体３
の開口４０２の周縁から、また、フランジ体４が所定規
格の通孔１０１を挿通して露出することができるように
突出している。このような構成により、フランジ体４を
所定規格の通孔１０１の一側から挿入して他側外へ露出
させてから、図示のねじ付穴３０１を通してコネクタ４
００を板体１にねじ止め、そして、コネクタ４００の収
容空間４０１に所定規格の端子２を挿入連結することが
できる。また、防塵カバー５は、プラグ状であって、端
子２が収容空間４０１から抜き出された際、収容空間４
０１を挿入閉塞して、塵や汚物などの進入を防止するた
めのものである。
【０００３】しかし、このような防塵カバー５は、ケイ
シング体３とは別体であるので、コネクタが端子と連結
している場合、紛失しやいという欠点がある。
シング体３とは別体であるので、コネクタが端子と連結
している場合、紛失しやいという欠点がある。
【０００４】このような欠点を解決するために、図６及
び図８に示されているようなコネクタ５００が開発され
ている。このコネクタ５００は、開口７０３が手前に開
けられた第１の収容空間７０１を有する外枠７と、所定
規格の端子２を緊密に挿入収容するための、開口８０２
が手前に開けられた第２の収容空間８０１を有し、それ
自体の端縁部８０３が外枠７の開口７０３から前へ突出
してフランジ様を形成するように、緊密に第１の収容空
間７０１に収容されている内枠８と、内枠８の第２の収
容空間８０１内の開口８０２近傍の上側に、ねじばね８
０４の付勢力によって開口８０２を遮蔽するように枢支
されている防塵カバー９とからなる。
び図８に示されているようなコネクタ５００が開発され
ている。このコネクタ５００は、開口７０３が手前に開
けられた第１の収容空間７０１を有する外枠７と、所定
規格の端子２を緊密に挿入収容するための、開口８０２
が手前に開けられた第２の収容空間８０１を有し、それ
自体の端縁部８０３が外枠７の開口７０３から前へ突出
してフランジ様を形成するように、緊密に第１の収容空
間７０１に収容されている内枠８と、内枠８の第２の収
容空間８０１内の開口８０２近傍の上側に、ねじばね８
０４の付勢力によって開口８０２を遮蔽するように枢支
されている防塵カバー９とからなる。
【０００５】このような構成により、図７に示されてい
るように、内枠８の端縁部８０３が板体６の通孔６０１
を挿通して露出してから、図示のねじ付穴７０２を通し
てコネクタ５００を板体６にねじ止め、そして、端子２
の頭部で防塵カバー９を押圧することにより、ねじばね
８０４に対抗して防塵カバー９をの内上方へ回動しなが
ら、端子を第２の収容空間８０１内に挿入してコネクタ
５００と連結することができる。逆に、所定規格の端子
２を第２の収容空間８０１から抜き出すと、防塵カバー
９は、ねじばね３の弾力により、開口８０２を遮蔽する
位置に回復することができる。
るように、内枠８の端縁部８０３が板体６の通孔６０１
を挿通して露出してから、図示のねじ付穴７０２を通し
てコネクタ５００を板体６にねじ止め、そして、端子２
の頭部で防塵カバー９を押圧することにより、ねじばね
８０４に対抗して防塵カバー９をの内上方へ回動しなが
ら、端子を第２の収容空間８０１内に挿入してコネクタ
５００と連結することができる。逆に、所定規格の端子
２を第２の収容空間８０１から抜き出すと、防塵カバー
９は、ねじばね３の弾力により、開口８０２を遮蔽する
位置に回復することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような防塵カバー
９は、前述のように、内枠８に枢支されていてコネクタ
５００と一体になるので、紛失し難いという利点がある
が、所定規格の端子２を内枠８の第２の収容空間８０１
内に挿入収容する場合、防塵カバ−９も枢止構造を中心
に第２の収容空間８０１の内上方まで回動し、第２の収
容空間８０１内に体積が相当に大きい枢止構造と共に存
在しているため、第２の収容空間８０１はもちろん、内
枠８の端縁部８０３の外縁の高さもそれに伴って増えな
ければならず、内枠８の端縁部８０３の厚さを減少する
ことによって調整することができないので、所定規格の
板体６の通孔６０１を挿通することができないという欠
点がある。また、防塵カバー９の内枠８への取付け構造
は煩雑である上、組み立ても面倒臭いという欠点があ
る。
９は、前述のように、内枠８に枢支されていてコネクタ
５００と一体になるので、紛失し難いという利点がある
が、所定規格の端子２を内枠８の第２の収容空間８０１
内に挿入収容する場合、防塵カバ−９も枢止構造を中心
に第２の収容空間８０１の内上方まで回動し、第２の収
容空間８０１内に体積が相当に大きい枢止構造と共に存
在しているため、第２の収容空間８０１はもちろん、内
枠８の端縁部８０３の外縁の高さもそれに伴って増えな
ければならず、内枠８の端縁部８０３の厚さを減少する
ことによって調整することができないので、所定規格の
板体６の通孔６０１を挿通することができないという欠
点がある。また、防塵カバー９の内枠８への取付け構造
は煩雑である上、組み立ても面倒臭いという欠点があ
る。
【０００７】上記に鑑み、本発明の最終の目的は、防塵
カバーが容易に紛失しないようにそれ自体と常時に結合
されており、且つ、取付用の板体の所定規格の通孔を一
側から挿通してから、他側から所定規格の端子を挿入連
結することができる防塵カバー付コネクタを提供しよう
とすることにある。
カバーが容易に紛失しないようにそれ自体と常時に結合
されており、且つ、取付用の板体の所定規格の通孔を一
側から挿通してから、他側から所定規格の端子を挿入連
結することができる防塵カバー付コネクタを提供しよう
とすることにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記最終目的に応じ、本
発明は、開口が手前に開けられた収容空間を有するケイ
シング体を主体とし、且つ、該収容空間を、前記端子を
前から緊密に挿入収容することができるようにさせ、ま
た、前記開口の周縁に、前記所定規格の通孔を挿通して
露出するフランジ体を形成すると共に、該フランジ体の
前面に、前記開口を遮蔽するように弾性的に折り曲げら
れてケイシング体に係止することができるカバー部を前
方へ突出形成することにより、前記防塵カバー付コネク
タを構成する概念を提供する。
発明は、開口が手前に開けられた収容空間を有するケイ
シング体を主体とし、且つ、該収容空間を、前記端子を
前から緊密に挿入収容することができるようにさせ、ま
た、前記開口の周縁に、前記所定規格の通孔を挿通して
露出するフランジ体を形成すると共に、該フランジ体の
前面に、前記開口を遮蔽するように弾性的に折り曲げら
れてケイシング体に係止することができるカバー部を前
方へ突出形成することにより、前記防塵カバー付コネク
タを構成する概念を提供する。
【０００９】また、本発明の次の目的は、防塵カバーの
取付け構造も組み立ても簡易になるコネクタを提供しよ
うとすることにある。上記概念に従って、本発明は、ま
ず、所定規格の端子を挿入連結するためのコネクタであ
って、開口が手前に開けられた第１の収容空間を有する
外枠と、前記所定規格の端子を緊密に挿入収容するため
の、開口が手前に開けられた第２の収容空間を有し、且
つ、それ自体の端縁部が前記外枠の開口から前へ突出し
てフランジ様を形成すると共に、その一側と前記外枠と
の間にも開口が手前に開けられた隙間を形成するよう
に、緊密に前記第１の収容空間に収容されている内枠
と、防塵カバーとして装着部と該装着部の一端に弾性的
に折り曲げられ得るように連結されているカバー部とを
有し、且つ、前記装着部は、前記カバー部と連結してい
る先端部分だけが前記内枠の開口から露出すると共に、
前記内枠のフランジ様の端縁部と密着するように、前記
隙間に挟持収容されており、また、前記カバー部は、折
り曲げられたら、前記内枠と互いに係止しあって前記内
枠の開口を遮蔽することができるように形成されたカバ
ー板とを備えてなることを特徴とする防塵カバー付コネ
クタを提供する。このような構成によると、本発明は、
前記防塵カバーの装着部を前記外枠と前記内枠との間に
形成された隙間に挟持収容しているので、防塵カバーは
紛失し難いのみならず、前記第２の収容空間の高さも幅
も防塵カバーの設置に伴って増加する必要がない。
取付け構造も組み立ても簡易になるコネクタを提供しよ
うとすることにある。上記概念に従って、本発明は、ま
ず、所定規格の端子を挿入連結するためのコネクタであ
って、開口が手前に開けられた第１の収容空間を有する
外枠と、前記所定規格の端子を緊密に挿入収容するため
の、開口が手前に開けられた第２の収容空間を有し、且
つ、それ自体の端縁部が前記外枠の開口から前へ突出し
てフランジ様を形成すると共に、その一側と前記外枠と
の間にも開口が手前に開けられた隙間を形成するよう
に、緊密に前記第１の収容空間に収容されている内枠
と、防塵カバーとして装着部と該装着部の一端に弾性的
に折り曲げられ得るように連結されているカバー部とを
有し、且つ、前記装着部は、前記カバー部と連結してい
る先端部分だけが前記内枠の開口から露出すると共に、
前記内枠のフランジ様の端縁部と密着するように、前記
隙間に挟持収容されており、また、前記カバー部は、折
り曲げられたら、前記内枠と互いに係止しあって前記内
枠の開口を遮蔽することができるように形成されたカバ
ー板とを備えてなることを特徴とする防塵カバー付コネ
クタを提供する。このような構成によると、本発明は、
前記防塵カバーの装着部を前記外枠と前記内枠との間に
形成された隙間に挟持収容しているので、防塵カバーは
紛失し難いのみならず、前記第２の収容空間の高さも幅
も防塵カバーの設置に伴って増加する必要がない。
【００１０】そして、本発明も、前記構成によるコネク
タは、取り付けるための板体上の所定規格の通孔に一側
から挿通してから、該通孔の他側から前記内枠に前記所
定規格の端子を挿着するものであって、前記取付用の板
体の所定規格の通孔に挿通するため、前記内枠のフラン
ジ様の端縁部と前記カバー板の装着部の先端部分とは、
丁度、互いに合わせて、前記所定規格の通孔を緊密に挿
通することができるような輪郭を形成したことを特徴と
する防塵カバー付コネクタを提供する。
タは、取り付けるための板体上の所定規格の通孔に一側
から挿通してから、該通孔の他側から前記内枠に前記所
定規格の端子を挿着するものであって、前記取付用の板
体の所定規格の通孔に挿通するため、前記内枠のフラン
ジ様の端縁部と前記カバー板の装着部の先端部分とは、
丁度、互いに合わせて、前記所定規格の通孔を緊密に挿
通することができるような輪郭を形成したことを特徴と
する防塵カバー付コネクタを提供する。
【００１１】それに引き続いて、本発明も、また、前記
カバー板の装着部と前記内枠とは、それぞれにある係合
構造で、互いに係止されていることを特徴とする防塵カ
バー付コネクタを提供する。それにより、前記カバー板
の取付け構造も組み立ても非常に簡易であるという利点
がある。
カバー板の装着部と前記内枠とは、それぞれにある係合
構造で、互いに係止されていることを特徴とする防塵カ
バー付コネクタを提供する。それにより、前記カバー板
の取付け構造も組み立ても非常に簡易であるという利点
がある。
【００１２】それに引き続いて、本発明も、また、前記
内枠と前記外枠とは、それぞれにある係合構造で、互い
に係止されていることを特徴とする防塵カバー付コネク
タを提供する。それにより、前記内枠を前記外枠にしっ
かりと接合することができる。
内枠と前記外枠とは、それぞれにある係合構造で、互い
に係止されていることを特徴とする防塵カバー付コネク
タを提供する。それにより、前記内枠を前記外枠にしっ
かりと接合することができる。
【００１３】それに引き続いて、本発明も、また、前記
カバー板は、前記カバー部が前記装着部に対して弾性的
に折り曲げられるような可撓性の弾性薄板材からなり、
且つ、前記カバー部と前記内枠のフランジ様の端縁部と
を互いに係合できる構造が設けられていることを特徴と
する防塵カバー付コネクタを提供する。それにより、前
記カバー部は前記装着部に対し、回復できるように折り
曲げられて、前記第２の収容空間の開口を遮蔽すること
ができる
カバー板は、前記カバー部が前記装着部に対して弾性的
に折り曲げられるような可撓性の弾性薄板材からなり、
且つ、前記カバー部と前記内枠のフランジ様の端縁部と
を互いに係合できる構造が設けられていることを特徴と
する防塵カバー付コネクタを提供する。それにより、前
記カバー部は前記装着部に対し、回復できるように折り
曲げられて、前記第２の収容空間の開口を遮蔽すること
ができる
【００１４】本発明の上記またはその他の目的、特徴及
び利点は、図面を参照しての以下の実施例の詳細な説明
から一層明らかとなろう。
び利点は、図面を参照しての以下の実施例の詳細な説明
から一層明らかとなろう。
【００１５】
【発明の実施の形態】先ず、図１及び図３を参照しなが
ら、本発明に係るコネクタの実施例を説明する。本実施
例において、コネクタ１００は、ＶＣＤプレーヤーやＤ
ＶＤプレーヤーなどのハウジングの取付用の板体３００
上の所定規格の通孔３１０（図３参照）に一側から挿通
してから、他側から所定規格の端子２を挿入連結するた
めのものである。このコネクタ１００は、開口１１１が
手前に開けられた第１の収容空間１１を有する外枠１０
と、所定規格の端子２を緊密に挿入収容するための、開
口２１１が手前に開けられた第２の収容空間２１を有
し、且つ、それ自体の端縁部２２が外枠１０の開口１１
１から前へ突出してフランジ様を形成すると共に、その
一側面（図示のは左側面）と外枠１０との間にも開口が
手前に開けられた隙間１４を形成するように、緊密に第
１の収容空間１１に収容されている（（図３参照））内
枠２０と、防塵カバーとして装着部３１と装着部３１の
一端に弾性的に折り曲げられ得るように連結されている
カバー部３２とを有し、且つ、装着部３１は、カバー部
３２と連結している先端部分だけが内枠２０の開口から
露出すると共に、内枠２０のフランジ様の端縁部２２と
密着するように、隙間１４に挟持収容されており、ま
た、カバー部３２は、折り曲げられたら、内枠２０と互
いに係止しあって内枠２０の開口を遮蔽することができ
るように形成された可撓性の弾性薄板材製のカバー板３
０とからなる。
ら、本発明に係るコネクタの実施例を説明する。本実施
例において、コネクタ１００は、ＶＣＤプレーヤーやＤ
ＶＤプレーヤーなどのハウジングの取付用の板体３００
上の所定規格の通孔３１０（図３参照）に一側から挿通
してから、他側から所定規格の端子２を挿入連結するた
めのものである。このコネクタ１００は、開口１１１が
手前に開けられた第１の収容空間１１を有する外枠１０
と、所定規格の端子２を緊密に挿入収容するための、開
口２１１が手前に開けられた第２の収容空間２１を有
し、且つ、それ自体の端縁部２２が外枠１０の開口１１
１から前へ突出してフランジ様を形成すると共に、その
一側面（図示のは左側面）と外枠１０との間にも開口が
手前に開けられた隙間１４を形成するように、緊密に第
１の収容空間１１に収容されている（（図３参照））内
枠２０と、防塵カバーとして装着部３１と装着部３１の
一端に弾性的に折り曲げられ得るように連結されている
カバー部３２とを有し、且つ、装着部３１は、カバー部
３２と連結している先端部分だけが内枠２０の開口から
露出すると共に、内枠２０のフランジ様の端縁部２２と
密着するように、隙間１４に挟持収容されており、ま
た、カバー部３２は、折り曲げられたら、内枠２０と互
いに係止しあって内枠２０の開口を遮蔽することができ
るように形成された可撓性の弾性薄板材製のカバー板３
０とからなる。
【００１６】カバー板３０は、肉厚が非常に薄い可撓性
の弾性材料からなるので、内枠２０のフランジ様の端縁
部２２を少々薄くさせ、それにより、端縁部２２とカバ
ー板３０の装着部３１の先端部分とを、丁度、互いに合
わせて、所定規格の通孔３１０を緊密に挿通することが
できるような輪郭があるようにすることができる。な
お、カバー板３０の装着部３１に複数の、例えば４個の
通孔３３が形成されており、また、内枠２０の装着部３
１と対応する外側面には複数の、４個の通孔３３と対応
係合することができる４個の突起３４が形成されてい
る。カバー板３０の装着部３１と内枠２０とは、突起３
４を通孔３３に挿入係合することにより、互いに係止さ
れている。また、内枠２０の外底面に突起２３が形成さ
れており、外枠１０の底面に通孔１３が形成されてい
る。内枠２０と外枠１０とは、突起３４を通孔１３に挿
入係合することにより、互いに係止されている。また、
カバー板３０は、前述のように、肉厚が非常に薄い可撓
性の弾性材料からなるので、カバー部３２は装着部３１
に対して弾性的に折り曲げられる。また、カバー部３２
の前面の端縁にフランジ様の取っ手３２１が突起形成さ
れ、且つ、フランジ様の取っ手３２１の反対側に突起３
２２が形成されているので、突起３２２を、端子２の挿
入を案内するためのものであって、第２の収容空間２１
内に形成された溝２１２に係合することにより、カバー
部３２を内枠２０に係止することができる。
の弾性材料からなるので、内枠２０のフランジ様の端縁
部２２を少々薄くさせ、それにより、端縁部２２とカバ
ー板３０の装着部３１の先端部分とを、丁度、互いに合
わせて、所定規格の通孔３１０を緊密に挿通することが
できるような輪郭があるようにすることができる。な
お、カバー板３０の装着部３１に複数の、例えば４個の
通孔３３が形成されており、また、内枠２０の装着部３
１と対応する外側面には複数の、４個の通孔３３と対応
係合することができる４個の突起３４が形成されてい
る。カバー板３０の装着部３１と内枠２０とは、突起３
４を通孔３３に挿入係合することにより、互いに係止さ
れている。また、内枠２０の外底面に突起２３が形成さ
れており、外枠１０の底面に通孔１３が形成されてい
る。内枠２０と外枠１０とは、突起３４を通孔１３に挿
入係合することにより、互いに係止されている。また、
カバー板３０は、前述のように、肉厚が非常に薄い可撓
性の弾性材料からなるので、カバー部３２は装着部３１
に対して弾性的に折り曲げられる。また、カバー部３２
の前面の端縁にフランジ様の取っ手３２１が突起形成さ
れ、且つ、フランジ様の取っ手３２１の反対側に突起３
２２が形成されているので、突起３２２を、端子２の挿
入を案内するためのものであって、第２の収容空間２１
内に形成された溝２１２に係合することにより、カバー
部３２を内枠２０に係止することができる。
【００１７】このような構成により、図２に示されてい
るように、先ず、カバー板３０の装着部３１を内枠２０
の左側面に係止するように、内枠２０の突起３４を装着
部３１上の通孔３３に挿入係合し、カバー板３０を内枠
２０と結合させてから、装着部３１を緊密に隙間に挟持
収容するように内枠２０を第１の収容空間１１に挿入収
容する。カバー板３０の装着部３１と内枠２０とを共に
第１の収容空間１１の正当な位置まで挿入する際、内枠
２０の突起２３を外枠１０の通孔１３に係合させること
により、内枠２０も装着部３１もしっかりと第１の収容
空間１１に係止することができる。
るように、先ず、カバー板３０の装着部３１を内枠２０
の左側面に係止するように、内枠２０の突起３４を装着
部３１上の通孔３３に挿入係合し、カバー板３０を内枠
２０と結合させてから、装着部３１を緊密に隙間に挟持
収容するように内枠２０を第１の収容空間１１に挿入収
容する。カバー板３０の装着部３１と内枠２０とを共に
第１の収容空間１１の正当な位置まで挿入する際、内枠
２０の突起２３を外枠１０の通孔１３に係合させること
により、内枠２０も装着部３１もしっかりと第１の収容
空間１１に係止することができる。
【００１８】そして、図３に示されているように、内枠
２０の端縁部２２が板体３００の通孔３２０を挿通して
露出してから、図示のねじ付穴１２を通してコネクタ１
００を板体３００にねじ止め、そして、端子２を第２の
収容空間２１に挿入してコネクタ１００と連結すること
ができる。逆に、端子２を第２の収容空間２１から抜き
出し、且つ、カバー部３２を装着部３１に対して折り曲
げたら、カバー部３２の突起３２２を第２の収容空間２
１内に形成された溝２１２に係止させて内枠２０の開口
２１１を遮蔽し、塵や汚物などの進入を防止することが
できる。
２０の端縁部２２が板体３００の通孔３２０を挿通して
露出してから、図示のねじ付穴１２を通してコネクタ１
００を板体３００にねじ止め、そして、端子２を第２の
収容空間２１に挿入してコネクタ１００と連結すること
ができる。逆に、端子２を第２の収容空間２１から抜き
出し、且つ、カバー部３２を装着部３１に対して折り曲
げたら、カバー部３２の突起３２２を第２の収容空間２
１内に形成された溝２１２に係止させて内枠２０の開口
２１１を遮蔽し、塵や汚物などの進入を防止することが
できる。
【００１９】
【発明の効果】上記のように、本発明の防塵カバー付コ
ネクタは、前記肉厚の薄いカバー板の装着部を、前記内
枠に係止してから、前記内枠が前記第１の収容空間に挿
着収容されていると共に、前記内枠と前記外枠との間に
形成された隙間に緊密に挟持収容しているので、前記カ
バー板は紛失し難いのみならず、前記第２の収容空間の
高さも幅も前記カバー板の設置に伴って増加することが
ないほど容易に調整できる。
ネクタは、前記肉厚の薄いカバー板の装着部を、前記内
枠に係止してから、前記内枠が前記第１の収容空間に挿
着収容されていると共に、前記内枠と前記外枠との間に
形成された隙間に緊密に挟持収容しているので、前記カ
バー板は紛失し難いのみならず、前記第２の収容空間の
高さも幅も前記カバー板の設置に伴って増加することが
ないほど容易に調整できる。
【００２０】また、前記カバー板は、前記カバー部が前
記装着部に対して弾性的に折り曲げられるような可撓性
の弾性薄板材からなり、且つ、前記カバー部上に形成さ
れた突起が前記内枠内に形成された溝に係合することに
より、前記カバー部が前記挿着部に対して回復できるよ
うに折り曲げられて、前記第２の収容空間の開口を遮蔽
することができる。このため、塵や汚物などの進入を防
止することができる。
記装着部に対して弾性的に折り曲げられるような可撓性
の弾性薄板材からなり、且つ、前記カバー部上に形成さ
れた突起が前記内枠内に形成された溝に係合することに
より、前記カバー部が前記挿着部に対して回復できるよ
うに折り曲げられて、前記第２の収容空間の開口を遮蔽
することができる。このため、塵や汚物などの進入を防
止することができる。
【００２１】また、前記カバー板は、その装着部に形成
された通孔を前記内枠に形成された突起に挿入係合する
ことにより、前記内枠に係止されているので、前記カバ
ー板の取り付構造も組み立ても簡易になる。
された通孔を前記内枠に形成された突起に挿入係合する
ことにより、前記内枠に係止されているので、前記カバ
ー板の取り付構造も組み立ても簡易になる。
【図１】本発明に係る防塵カバー付コネクタの好ましい
実施の形態を示す分解図。
実施の形態を示す分解図。
【図２】図１に示す実施の形態におけるカバー板の装着
部を前記内枠に挿入係合した場合の組み立てを示す斜視
図。
部を前記内枠に挿入係合した場合の組み立てを示す斜視
図。
【図３】図１に示す実施の形態におけるコネクタの組み
立てを示す斜視図。
立てを示す斜視図。
【図４】従来のコネクタを示す斜視図。
【図５】図４に示す従来のコネクタを板体上に取り付け
る場合の組み立てを示す斜視図。
る場合の組み立てを示す斜視図。
【図６】他の従来のコネクタを示す分解図。
【図７】図６に示したコネクタの組み立てを示す斜視
図。
図。
【図８】図７中 VIII-VIII 線に沿う断面図
１ 板体
２ 端子
３ ケーシング体
４ フランジ体
５ 防塵カバー
６ 板体
７ 外枠
８ 内枠
９ 防塵カバー
１０ 外枠
１１ 第１の収容空間
１２ ねじ付穴
１３ 通孔
１４ 隙間
２０ 内枠
２１ 第２の収容空間
２２ 端縁部
２３ 突起
３０ カバー板
３１ 装着部
３２ カバー部
３３ 通孔
３４ 突起
１００ コネクタ
１０１ 通孔
１１１ 開口
２１１ 開口
２１２ 溝
３００ 板体
３０１ ねじ付穴
３１０ 通孔
３２０ 通孔
３２１ 取っ手
３２２ 突起
４００ コネクタ
４０１ 収容空間
４０２ 開口
５００ コネクタ
６０１ 通孔
７０１ 第１の収容空間
７０２ 通孔
７０３ 開口
８０１ 第２の収容空間
８０２ 開口
８０３ 端縁部
８０４ ねじばね
Claims (6)
- 【請求項１】所定規格の端子を挿入連結するためのコネ
クタであって、 開口が手前に開けられた第１の収容空間を有する外枠
と、 前記所定規格の端子を緊密に挿入収容するための、開口
が手前に開けられた第２の収容空間を有し、且つ、それ
自体の端縁部が前記外枠の開口から前へ突出してフラン
ジ様を形成すると共に、その一側面と前記外枠との間に
も開口が手前に開けられた隙間を形成するように、緊密
に前記第１の収容空間に収容されている内枠と、 防塵カバーとして装着部と該装着部の一端に弾性的に折
り曲げられ得るように連結されているカバー部とを有
し、且つ、前記装着部は、前記カバー部と連結している
先端部分だけが前記内枠の開口から露出すると共に、前
記内枠のフランジ様の端縁部と密着するように、前記隙
間に挟持収容されており、また、前記カバー部は、折り
曲げられたら、前記内枠と互いに係止しあって前記内枠
の開口を遮蔽することができるように形成されたカバー
板と、を備えてなることを特徴とする防塵カバー付コネ
クタ。 - 【請求項２】前記コネクタを取り付けるための板体上の
所定規格の通孔に一側から挿通してから、該通孔の他側
から前記内枠に前記所定規格の端子を挿着するものであ
って、前記内枠のフランジ様の端縁部と前記カバー板の
装着部の先端部分とは、丁度、互いに合わせて、前記所
定規格の通孔を緊密に挿通することができるような輪郭
を形成したことを特徴とする請求項１に記載の防塵カバ
ー付コネクタ。 - 【請求項３】前記カバー板の装着部と前記内枠とは、そ
れぞれにある係合構造で、互いに係止されていることを
特徴とする請求項２に記載の防塵カバー付コネクタ。 - 【請求項４】前記内枠と前記外枠とは、それぞれにある
係合構造で、互いに係止されていることを特徴とする請
求項２に記載の防塵カバー付コネクタ。 - 【請求項５】前記カバー板は、前記カバー部が前記装着
部に対して弾性的に折り曲げられるような可撓性の弾性
薄板材からなり、且つ、前記カバー部と前記内枠のフラ
ンジ様の端縁部とを互いに係合できる構造が設けられて
いることを特徴とする請求項２に記載の防塵カバー付コ
ネクタ。 - 【請求項６】取付用の板体上の所定規格の通孔に一側か
ら挿通してから、他側から所定規格の端子を挿入連結す
るためのコネクタであって、 該コネクタは、開口が手前に開けられた収容空間を有す
るケイシング体を主体とし、該収容空間は、前記端子を
前から緊密に挿入収容することができ、また、前記開口
の周縁には、フランジ体が前記所定規格の通孔を挿通し
て露出するように突出形成されており、且つ、該フラン
ジ体の前面には、前記開口を遮蔽するように、弾性的に
折り曲げられてケイシング体に係止することができるカ
バー部が前方へ突出形成されていることを特徴とする防
塵カバー付コネクタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| TW090214559U TW496533U (en) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | Connector with dust cover |
| US10/011,911 US6464518B1 (en) | 2001-08-24 | 2001-11-05 | Socket with a cover member |
| JP2002023947A JP2003229202A (ja) | 2001-08-24 | 2002-01-31 | 防塵カバー付コネクタ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| TW090214559U TW496533U (en) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | Connector with dust cover |
| US10/011,911 US6464518B1 (en) | 2001-08-24 | 2001-11-05 | Socket with a cover member |
| JP2002023947A JP2003229202A (ja) | 2001-08-24 | 2002-01-31 | 防塵カバー付コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003229202A true JP2003229202A (ja) | 2003-08-15 |
Family
ID=67903767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002023947A Pending JP2003229202A (ja) | 2001-08-24 | 2002-01-31 | 防塵カバー付コネクタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6464518B1 (ja) |
| JP (1) | JP2003229202A (ja) |
| TW (1) | TW496533U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009283358A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Pioneer Electronic Corp | 電子機器のプラグ装着構造 |
| JP2022108111A (ja) * | 2021-01-12 | 2022-07-25 | 矢崎総業株式会社 | 樹脂成形体 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113381221B (zh) * | 2021-05-20 | 2022-11-29 | 泰力（安徽）电器股份有限公司 | 一种错位型安全插座 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2878456A (en) * | 1956-03-21 | 1959-03-17 | Alban B Cormier | Safety device for electric wall sockets |
| US3239791A (en) * | 1964-12-17 | 1966-03-08 | Clas O F Fyrk | Electrical disconnect coupling |
| US3436716A (en) * | 1967-10-05 | 1969-04-01 | Korry Mfg Co | Tube lamp socket fixture with hinged cover panels |
| US4640575A (en) * | 1986-01-13 | 1987-02-03 | Rockwell International Corporation | Fiber optic connector cover apparatus |
| DE4225689C1 (ja) * | 1992-08-04 | 1993-04-08 | Schoeller & Co Elektrotechnische Fabrik Gmbh & Co, 6000 Frankfurt, De | |
| JP3369080B2 (ja) * | 1997-07-22 | 2003-01-20 | 富士通株式会社 | 電子装置 |
-
2001
- 2001-08-24 TW TW090214559U patent/TW496533U/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-11-05 US US10/011,911 patent/US6464518B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-01-31 JP JP2002023947A patent/JP2003229202A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009283358A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Pioneer Electronic Corp | 電子機器のプラグ装着構造 |
| JP2022108111A (ja) * | 2021-01-12 | 2022-07-25 | 矢崎総業株式会社 | 樹脂成形体 |
| JP7280294B2 (ja) | 2021-01-12 | 2023-05-23 | 矢崎総業株式会社 | 樹脂成形体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW496533U (en) | 2002-07-21 |
| US6464518B1 (en) | 2002-10-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040406 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040416 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041026 |