JP3393505B2 - コネクタ逆付け防止構造 - Google Patents
コネクタ逆付け防止構造Info
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- JP3393505B2 JP3393505B2 JP19694097A JP19694097A JP3393505B2 JP 3393505 B2 JP3393505 B2 JP 3393505B2 JP 19694097 A JP19694097 A JP 19694097A JP 19694097 A JP19694097 A JP 19694097A JP 3393505 B2 JP3393505 B2 JP 3393505B2
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- Japan
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- reverse
- connector
- preventing
- rib
- connector housing
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコネクタフ
レームの開孔に雄コネクタハウジングを挿入する際の逆
組付を確実に防止し得るコネクタ逆付け防止構造に関す
るものである。
レームの開孔に雄コネクタハウジングを挿入する際の逆
組付を確実に防止し得るコネクタ逆付け防止構造に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】図６〜図７は従来のコネクタ逆付け防止
構造を示すものである。この構造は、合成樹脂製のコネ
クタフレーム６の開孔７に同じく合成樹脂製の雄コネク
タハウジング１をコネクタフレーム６の裏側から挿入す
る際に、雄コネクタハウジング１の逆組付を防止すべ
く、雄コネクタハウジング１の一外壁面５に設けた逆付
け防止リブ（突条）１１と、コネクタフレーム６の開孔
７の一内壁面７ａに設けた係合溝１２とを整合させるこ
とで、雄コネクタハウジング１を開孔７内に挿入可能と
したものである。
構造を示すものである。この構造は、合成樹脂製のコネ
クタフレーム６の開孔７に同じく合成樹脂製の雄コネク
タハウジング１をコネクタフレーム６の裏側から挿入す
る際に、雄コネクタハウジング１の逆組付を防止すべ
く、雄コネクタハウジング１の一外壁面５に設けた逆付
け防止リブ（突条）１１と、コネクタフレーム６の開孔
７の一内壁面７ａに設けた係合溝１２とを整合させるこ
とで、雄コネクタハウジング１を開孔７内に挿入可能と
したものである。
【０００３】本例でコネクタフレーム６は左右一対の大
きさの違う矩形状の開孔７，１３を有し、一対の大きさ
の異なる雄コネクタハウジング１…を挿着可能である。
雄コネクタハウジング１の他の外壁面と開孔７内にはコ
ネクタロック手段（図示せず）が設けられている。コネ
クタフレーム６の中央には支柱１４が一体に形成され、
支柱１４の内部にナット（図示せず）が固定されてい
る。コネクタフレーム６は例えばインパネ（図示せず）
の内部に仮保持され、メータユニット（図示せず）側の
コネクタとボルト結合により接続される。接続体１５の
全体構造については本出願人が例えば特願平９−１１９
４２８号で提案済である。
きさの違う矩形状の開孔７，１３を有し、一対の大きさ
の異なる雄コネクタハウジング１…を挿着可能である。
雄コネクタハウジング１の他の外壁面と開孔７内にはコ
ネクタロック手段（図示せず）が設けられている。コネ
クタフレーム６の中央には支柱１４が一体に形成され、
支柱１４の内部にナット（図示せず）が固定されてい
る。コネクタフレーム６は例えばインパネ（図示せず）
の内部に仮保持され、メータユニット（図示せず）側の
コネクタとボルト結合により接続される。接続体１５の
全体構造については本出願人が例えば特願平９−１１９
４２８号で提案済である。
【０００４】雄コネクタハウジング１には例えば上下二
段に端子収容室９が設けられ、端子収容室９と一外壁５
との間に肉抜き部（肉抜き孔）２が複数並列に形成され
ている。端子収容室９内には雌端子（図示せず）が収容
され、雌端子に続く電線１６がコネクタフレーム６の裏
側に導出される。雄コネクタハウジング１と雌端子とで
雄コネクタが構成される。
段に端子収容室９が設けられ、端子収容室９と一外壁５
との間に肉抜き部（肉抜き孔）２が複数並列に形成され
ている。端子収容室９内には雌端子（図示せず）が収容
され、雌端子に続く電線１６がコネクタフレーム６の裏
側に導出される。雄コネクタハウジング１と雌端子とで
雄コネクタが構成される。
【０００５】肉抜き部２は、開孔７に対する雄コネクタ
ハウジング１の互換性を持たせるために、雄コネクタハ
ウジング１を厚肉とし、樹脂成形時のヒケや反りを防止
するために必要なものである。
ハウジング１の互換性を持たせるために、雄コネクタハ
ウジング１を厚肉とし、樹脂成形時のヒケや反りを防止
するために必要なものである。
【０００６】従来においては肉抜き部２の外壁（薄肉
部）１７の上に逆付け防止リブ１１が設けられていた。
逆付け防止リブ１１は雄コネクタハウジング１の横幅方
向中央部に位置し、図６の如く係合溝１２と同様にコネ
クタ挿入方向に真直に延びている。
部）１７の上に逆付け防止リブ１１が設けられていた。
逆付け防止リブ１１は雄コネクタハウジング１の横幅方
向中央部に位置し、図６の如く係合溝１２と同様にコネ
クタ挿入方向に真直に延びている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造にあっては、図８の如く雄コネクタハウジング
１（雄コネクタ）をコネクタフレーム６の開孔７に上下
１８０°逆にして強く押し込んだ場合に、肉抜き部２の
外壁１７が内側に撓んで、逆付け防止リブ１１が沈み込
んで開孔７の内壁７ｂに沿って挿入されてしまい、雄コ
ネクタハウジング１（雄コネクタ）の逆付けが防止され
ない場合があった。
来の構造にあっては、図８の如く雄コネクタハウジング
１（雄コネクタ）をコネクタフレーム６の開孔７に上下
１８０°逆にして強く押し込んだ場合に、肉抜き部２の
外壁１７が内側に撓んで、逆付け防止リブ１１が沈み込
んで開孔７の内壁７ｂに沿って挿入されてしまい、雄コ
ネクタハウジング１（雄コネクタ）の逆付けが防止され
ない場合があった。
【０００８】本発明は、上記した点に鑑み、コネクタハ
ウジングに肉抜き部がある場合でも、逆付け防止リブに
よってコネクタの逆付けを確実に防止し得るコネクタ逆
付け防止構造を提供することを目的とする。
ウジングに肉抜き部がある場合でも、逆付け防止リブに
よってコネクタの逆付けを確実に防止し得るコネクタ逆
付け防止構造を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コネクタハウジングの外壁の内側にヒケ
防止用の複数の肉抜き部が並列に設けられ、該肉抜き部
の内側に複数の端子収容室が並列に設けられ、該外壁の
外側に逆付け防止リブが突設され、該逆付け防止リブが
相手側嵌合体の係合溝に係合して、該コネクタハウジン
グと該相手側嵌合体とが正規に嵌合するコネクタ逆付け
防止構造において、前記逆付け防止リブが、前記複数の
肉抜き部の間の厚肉部の外側に配置され、該肉抜き部及
び該厚肉部の内側に前記端子収容室が配置されたことを
特徴とする。前記厚肉部の幅を前記逆付け防止リブの幅
よりも小さく設定することも可能である。
に、本発明は、コネクタハウジングの外壁の内側にヒケ
防止用の複数の肉抜き部が並列に設けられ、該肉抜き部
の内側に複数の端子収容室が並列に設けられ、該外壁の
外側に逆付け防止リブが突設され、該逆付け防止リブが
相手側嵌合体の係合溝に係合して、該コネクタハウジン
グと該相手側嵌合体とが正規に嵌合するコネクタ逆付け
防止構造において、前記逆付け防止リブが、前記複数の
肉抜き部の間の厚肉部の外側に配置され、該肉抜き部及
び該厚肉部の内側に前記端子収容室が配置されたことを
特徴とする。前記厚肉部の幅を前記逆付け防止リブの幅
よりも小さく設定することも可能である。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。本発明に係るコネク
タ逆付け防止構造は、図１〜図３に示す如く、合成樹脂
製の雄コネクタハウジング１の隣合う各肉抜き部（肉抜
き孔）２，２の間の厚肉部（支柱部）３上に逆付け防止
リブ４を配設したことを特徴とする。なお、従来と同様
の構成部分には従来と同様の符号を用いて詳細な説明を
省略する。
例を図面を用いて詳細に説明する。本発明に係るコネク
タ逆付け防止構造は、図１〜図３に示す如く、合成樹脂
製の雄コネクタハウジング１の隣合う各肉抜き部（肉抜
き孔）２，２の間の厚肉部（支柱部）３上に逆付け防止
リブ４を配設したことを特徴とする。なお、従来と同様
の構成部分には従来と同様の符号を用いて詳細な説明を
省略する。
【００１１】逆付け防止リブ４の横幅寸法Ｌは図３の如
く隣合う各肉抜き部２，２の間の距離すなわち厚肉部３
の横幅寸法Ｌ1 と同程度かあるいは横幅寸法Ｌ1 よりも
小さく設定されている。
く隣合う各肉抜き部２，２の間の距離すなわち厚肉部３
の横幅寸法Ｌ1 と同程度かあるいは横幅寸法Ｌ1 よりも
小さく設定されている。
【００１２】各肉抜き部２は比較的その内幅Ｄを小さく
設定され、各肉抜き部２，２の間に十分な余裕幅の厚肉
部３を有している。逆付け防止リブ４は雄コネクタハウ
ジング１の一外壁５において一厚肉部３の上に突設され
ている。
設定され、各肉抜き部２，２の間に十分な余裕幅の厚肉
部３を有している。逆付け防止リブ４は雄コネクタハウ
ジング１の一外壁５において一厚肉部３の上に突設され
ている。
【００１３】厚肉部３は雄コネクタハウジング１の横幅
方向のほぼ１／３の位置に形成されており、そのため逆
付け防止リブ４及び合成樹脂製のコネクタフレーム（相
手側嵌合体）６の開孔７内の係合溝８は雄コネクタハウ
ジング１の横幅方向中央から少し偏心した位置に設けら
れている。厚肉部３の下側（逆付け防止リブ４とは反対
側）には端子収容室９が位置するが、厚肉部３は十分な
肉厚及び剛性を有しており、何ら問題にはならない。
方向のほぼ１／３の位置に形成されており、そのため逆
付け防止リブ４及び合成樹脂製のコネクタフレーム（相
手側嵌合体）６の開孔７内の係合溝８は雄コネクタハウ
ジング１の横幅方向中央から少し偏心した位置に設けら
れている。厚肉部３の下側（逆付け防止リブ４とは反対
側）には端子収容室９が位置するが、厚肉部３は十分な
肉厚及び剛性を有しており、何ら問題にはならない。
【００１４】図４は、コネクタフレーム６の開孔７に雄
コネクタハウジング（雄コネクタ）１を上下１８０°逆
に挿入しようとした状態を示すものである。逆付け防止
リブ４が、剛性の高い厚肉部３上に配設されているか
ら、厚肉部３が撓まず、逆付け防止リブ４が内側に向け
て何ら沈み込むことがない。従って、逆付け防止リブ４
が開孔７の端縁すなわち雄コネクタハウジング１の後端
面に当接して、雄コネクタハウジング１の逆組付を行う
ことができない。
コネクタハウジング（雄コネクタ）１を上下１８０°逆
に挿入しようとした状態を示すものである。逆付け防止
リブ４が、剛性の高い厚肉部３上に配設されているか
ら、厚肉部３が撓まず、逆付け防止リブ４が内側に向け
て何ら沈み込むことがない。従って、逆付け防止リブ４
が開孔７の端縁すなわち雄コネクタハウジング１の後端
面に当接して、雄コネクタハウジング１の逆組付を行う
ことができない。
【００１５】なお、図５の如く、雄コネクタハウジング
１′の隣合う各肉抜き部２′，２′の間の距離すなわち
厚肉部（支柱部）３′の横幅寸法Ｌ2 が逆付け防止リブ
４′の横幅寸法Ｌよりも小さく設定された場合でも、厚
肉部３′が縦方向（高さ方向）に十分な肉厚寸法を有
し、縦方向すなわち逆付け防止リブ４′の沈み込み方向
に十分な剛性を有しているから、上記実施例とほぼ同様
の効果を得ることができる。
１′の隣合う各肉抜き部２′，２′の間の距離すなわち
厚肉部（支柱部）３′の横幅寸法Ｌ2 が逆付け防止リブ
４′の横幅寸法Ｌよりも小さく設定された場合でも、厚
肉部３′が縦方向（高さ方向）に十分な肉厚寸法を有
し、縦方向すなわち逆付け防止リブ４′の沈み込み方向
に十分な剛性を有しているから、上記実施例とほぼ同様
の効果を得ることができる。
【００１６】上記したコネクタ逆付け防止構造は雄コネ
クタハウジング１とコネクタフレーム６との組付に関わ
らず、例えば雄コネクタハウジングと雌コネクタハウジ
ング（図示しない相手側嵌合体）との嵌合構造において
も適用できるものである。その場合、雌コネクタハウジ
ングのコネクタ嵌合室の内壁に、逆付け防止リブに対す
る係合溝が形成される。
クタハウジング１とコネクタフレーム６との組付に関わ
らず、例えば雄コネクタハウジングと雌コネクタハウジ
ング（図示しない相手側嵌合体）との嵌合構造において
も適用できるものである。その場合、雌コネクタハウジ
ングのコネクタ嵌合室の内壁に、逆付け防止リブに対す
る係合溝が形成される。
【００１７】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、逆付け
防止リブが、剛性の低い肉抜き部上ではなく、剛性の高
い厚肉部上に設けられたから、逆組付に際して逆付け防
止リブがコネクタハウジングの内側に向けて沈み込むこ
とがなく、逆付け防止リブが相手側嵌合体に強く当接し
て、逆組付が確実に防止される。
防止リブが、剛性の低い肉抜き部上ではなく、剛性の高
い厚肉部上に設けられたから、逆組付に際して逆付け防
止リブがコネクタハウジングの内側に向けて沈み込むこ
とがなく、逆付け防止リブが相手側嵌合体に強く当接し
て、逆組付が確実に防止される。
【図１】本発明に係るコネクタ逆付け防止構造の一実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図２】同じくコネクタ逆付け防止構造を示す正面図で
ある。
ある。
【図３】逆付け防止リブと肉抜き部との位置関係を示す
要部正面図である。
要部正面図である。
【図４】雄コネクタハウジングを逆組付しようとした状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図５】他の実施例を示す要部正面図である。
【図６】従来例を示す斜視図である。
【図７】同じく従来例を示す正面図である。
【図８】従来の問題点を示す正面図である。
１，１′ 雄コネクタハウジング
２，２′ 肉抜き部
３，３′ 厚肉部
４，４′ 逆付け防止リブ
６ コネクタフレーム（相手側嵌合体）
８ 係合溝
Claims (2)
- 【請求項１】 コネクタハウジングの外壁の内側にヒケ
防止用の複数の肉抜き部が並列に設けられ、該肉抜き部
の内側に複数の端子収容室が並列に設けられ、該外壁の
外側に逆付け防止リブが突設され、該逆付け防止リブが
相手側嵌合体の係合溝に係合して、該コネクタハウジン
グと該相手側嵌合体とが正規に嵌合するコネクタ逆付け
防止構造において、 前記逆付け防止リブが、前記複数の肉抜き部の間の厚肉
部の外側に配置され、該肉抜き部及び該厚肉部の内側に
前記端子収容室が配置されたことを特徴とするコネクタ
逆付け防止構造。 - 【請求項２】 前記厚肉部の幅を前記逆付け防止リブの
幅よりも小さく設定したことを特徴とする請求項１記載
のコネクタ逆付け防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19694097A JP3393505B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | コネクタ逆付け防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19694097A JP3393505B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | コネクタ逆付け防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1140269A JPH1140269A (ja) | 1999-02-12 |
| JP3393505B2 true JP3393505B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=16366193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19694097A Expired - Fee Related JP3393505B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | コネクタ逆付け防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3393505B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101020964B1 (ko) | 2004-10-22 | 2011-03-09 | 기아자동차주식회사 | 차량 배선 코넥터 고정 구조 |
| JP4900055B2 (ja) * | 2007-06-01 | 2012-03-21 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
-
1997
- 1997-07-23 JP JP19694097A patent/JP3393505B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1140269A (ja) | 1999-02-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20021210 |
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