JPH0537566A - 構内交換機 - Google Patents

構内交換機

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JPH0537566A
JPH0537566A JP3193934A JP19393491A JPH0537566A JP H0537566 A JPH0537566 A JP H0537566A JP 3193934 A JP3193934 A JP 3193934A JP 19393491 A JP19393491 A JP 19393491A JP H0537566 A JPH0537566 A JP H0537566A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、端末による煩雑な操作を必要とせ
ず、複数の通信相手への発呼を可能とする構内交換機を
提供することを目的とする。 【構成】中央制御部107がパケット端末104からの
発呼要求パケットを内線インタフェース109及びパケ
ットハンドラモジュール106を介して受信し、その発
呼要求パケットにコーディングされている複数の通信相
手への着アドレスを解析する。そして、その解析結果に
応じて各通信相手への発呼要求パケットを作成し、内線
インタフェース109を介してパケット端末105へ、
或いは外線インタフェース102を介して公衆網101
へ送信することにより、複数の通信相手への同報通信を
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット交換サービス
をサポートし、複数の通信相手と通信を行う構内交換機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、公衆網におけるデータ通信の交換
サービスとして、回線交換サービスとパケット交換サー
ビスが提供され、前者ではDDX−C(回線交換サービ
ス)、また後者においてはDDX−P(第1種パケット
交換サービス),DDX−TP(第2種パケット交換サ
ービス),及びISN−P(ISDNパケット交換サー
ビス)といった交換サービスが実用化されている。特
に、パケット交換サービスは回線交換サービスと比べ、
以下のような特徴がある。
【0003】 異速度端末間通信 網が蓄積交換機能を有するため、端末間の通信速度が異
なる場合でも、データ通信が行える。
【0004】 異手順端末間通信 網が通信手順の交換を行うことにより、異なる手順の端
末間でもデータ通信が行える。
【0005】 パケット多重通信 宛先情報を変えることにより、1本の物理回線を使用し
て複数の相手と通信が行える。
【0006】 迂回経路選択機能 通信中に、中継回線等が故障となっても宛先情報によ
り、網内の別経路を選択できる。
【0007】 情報量課金 情報量(パケットデータ)に応じた課金方式である。
【0008】以上の特徴から、最近では、パソコン通信
や様々な予約システム等、会話型のデータ通信におい
て、異速度・異手順の端末に関わらずパケット交換サー
ビスが利用されている。また、前述したINS−Pでは
情報チャネルであるBchだけではなく、制御チャネル
であるDchにおいてもパケット交換サービスを利用で
きる。
【0009】このDchでのパケット通信の特徴の1つ
に、従来のパケット交換サービスでは利用できなかった
端末多重化機能と言うものがある。これは、1本の物理
回線上に最大8個の端末を接続でき、回線を有効に使用
できるというものである。
【0010】また、パケット通信における発信操作とし
ては、発信者が着信者のアドレス(電話番号など)を直
接ダイヤルする方法と、端末からアドレスを入力する方
法がある。
【0011】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、パケット交換サービスを利用して同一デ
ータを複数の相手へ送信する場合、例えば、親局から子
局に対して各子局から集めたデータの「集計結果」等、
共通のデータを送信する場合、送信箇所が増加するとそ
の数に比例して以下のような欠点が生じる。
【0012】複数の子局に対し、その都度発信操作を
行わなければならず、操作が煩雑になってしまう。
【0013】データを複数箇所に送信するため、端末
の使用時間が増加し、効率的に使用されない。
【0014】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、端末による煩雑な操作を必要とせず、複数
の通信相手への発呼を可能とする構内交換機を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために、本発明の構内交換
機は以下の構成を備える。
【0016】すなわち、収容する複数の端末と公衆網と
の間でパケットデータを送受信するパケット交換サービ
スをサポートする構内交換機であって、発呼要求パケッ
ト内にコーディングされている複数の通信相手の着アド
レスを解析する解析手段と、該解析手段での解析結果に
応じて各通信相手に対する発呼要求パケットを作成する
作成手段と、該作成手段で作成された発呼要求パケット
を各通信相手へ発呼する発呼手段とを備える。
【0017】また好ましくは、各手段は、前記パケット
データを蓄積交換する蓄積交換手段に含まれることを特
徴とする。
【0018】更に好ましくは、前記複数の通信相手の着
アドレスを記憶する記憶手段を更に備えることを特徴と
する。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る好適な実
施例を詳細に説明する。
【0020】図1は、実施例における構内交換機の構成
を示す概略ブロック図である。同図において、100は
構内交換機本体、101は公衆網、102は公衆網10
1に接続される外線インタフェース、103は各インタ
フェースを接続する通話路スイッチ、104,105は
各パケット端末、106はパケット交換手段であるとこ
ろのパケット・ハンドラ・モジュール(以下、「PH
M」という)、107は通話路スイッチ103の接続制
御や各インタフェース102,109及びPHM106
との制御信号並びにデータの送受信等を行う中央制御部
(以下、「CC」という)、108はCC107と各イ
ンタフェース102,109及びPHM106とを接続
し、各々の間で送受信される制御信号及びデータの伝送
路、109は各パケット端末104,105が接続され
る内線インタフェースである。
【0021】図2は、実施例での発呼要求パケット(C
R)或いは着呼パケット(CN)を示すパケットフォー
マットである。図示するように、パケットのユーザデー
タ部には、発呼ユーザアドレス長,着呼ユーザアドレス
長24、着呼ユーザアドレス部25、発呼ユーザアドレ
ス部26がそれぞれ定義されており、各部24〜26に
コーディングされたデータに従って詳細は後述する同報
通信を行う。例えば、図1に示すパケット端末104が
公衆網101を介して他のパケット端末と同報通信を行
う場合、図3に示すようなパケットリンクが張られる。
ここで、公衆網101を介する論理リンクは、図2に示
す論理チャネルグループ番号(LCGN:4ビット)2
1及び論理チャネル番号(LCN:8ビット)22によ
ってそれぞれ識別されている。そして、図4は、データ
パケット(DT)を示すパケットフォーマットであり、
パケットサイズは契約条件によって異なる。
【0022】次に、図1に示す交換機100において、
同報通信を行う際のパケットレベルプロトコル(接続制
御手順)を図5〜図20に示すフローチャート,シーケ
ンス図を参照しながら以下に説明する。
【0023】<第1の実施例>まず、図5及び図6は、
第1の実施例での呼設定処理を示すフローチャートであ
り、この実施例では、中央制御部(CC)107が行う
ものである。そして、図7〜図9は、通信相手が内線の
場合、また図10〜図12は、通信相手が外線の場合に
送受信されるパケットデータのシーケンスをそれぞれ示
す図である。
【0024】図5及び図6において、パケット端末10
4がパケットデータを送信するために、内線インタフェ
ース109との間にデータリンク(レイヤ2)を確立す
る(ステップS101)。その後、内線インタフェース
109がパケット端末104から上述のCR(発呼要
求)パケットを受信すると、そのCRパケットを伝送路
108を通してPHM106へ送信する(ステップS1
02)。そして、PHM106は伝送路108を通して
CRパケットをCC107へ送信し(ステップS10
3)、CC107がCRパケット内にコーディングされ
ている着アドレス,ファシリティ,及びユーザ・データ
等を解析する(ステップS104)。次に、CRパケッ
ト内の着呼ユーザアドレス長24の値により、同報通信
であるか否かを判断し(ステップS105)、着アドレ
ス長24が“0”でなければ、通常の発信処理を行う
(ステップS122)。
【0025】一方、着アドレス長24が“0”であれ
ば、同報通信と認識し、CRパケット内のコールユーザ
データ部27にコーディングされている複数個(1〜n
個、以下「n個」という)の送信先(着アドレス)に対
してn個別々にCRパケットを作成し、各CRパケット
の着呼ユーザアドレス部25に送信先の着アドレスをコ
ーディングする(ステップS106)。次に、予め公衆
網101との間で契約している論理チャネルグループ番
号(LCGN)と論理チャネル番号(LCN)をヘッダ
情報として各CRパケットにコーディングする(ステッ
プS107)。そして、個々のCRパケットの着アドレ
スを解析し、内線発信か否かを判断する(ステップS1
08)。ここで、内線発信であれば、着信側の内線イン
タフェース109とパケット端末105間のデータリン
クを調べ(ステップS109)、リンクが設定済みか否
かを判断する(ステップS110)。その結果、未設定
の場合、内線インタフェース109に対してデータリン
クの設定を指示し、データリンクを確立する(ステップ
S111)。
【0026】次に、作成したCRパケットをCN(着
呼)パケットに変換し、PHM106へ送信する(ステ
ップS112)。PHM106はそのCNパケットを着
信側の内線インタフェース109へ送信し(ステップS
113)、内線インタフェース109がCNパケットを
パケット端末105へ送信する(ステップS114)。
そして、上述のステップS106〜S114での処理を
n回繰り返し(ステップS115)、他のパケット端末
105への呼設定処理を終了する。
【0027】その後、図7に示すように、内線インタフ
ェース109がパケット端末105からCA(着呼受
付)パケットを受信すると、内線インタフェース109
は受信したn個のCAパケットをPHM106へ送信す
る。n個のCAパケットを受信したPHM106はn個
のX.25PLP(パケットレイヤプロトコル)を確立
し、CC107へn個のCAパケットを送信する。そし
て、CC107はn個のCAパケットを1個のCC(個
設定完了)パケットに変換しPHM106へ送信する。
CCパケットを受信したPHM106は発信側(パケッ
ト端末104)のX.25PLPを確立し、1個のCC
パケットを内線インタフェース109へ送信する。そし
て、内線インタフェース109は受信側パケット端末1
04へ送信し、以後図8に示すように、パケット端末間
でデータ転送フェーズとなる。
【0028】一方、ステップS108での判断におい
て、内線発信でなければ、図3に示すn個のパケット端
末と公衆網101を介して同報通信を行うために、外線
インタフェース102と公衆網101間のデータリンク
を調べ(ステップS116)、そのリンクが設定済みか
否かを判断する(ステップS117)。ここで、未設定
の場合には、外線インタフェース102に対してデータ
リンクの設定を指示し、データリンクを確立する(ステ
ップS118)。次に、作成したCRパケットをPHM
106へ送信する(ステップS119)。PHM106
はCRパケットを外線インタフェース102へ送信し
(ステップS120)、外線インタフェース102がC
Rパケットを公衆網101へ送信する(ステップS12
1)。そして、上述のステップS106〜S121での
処理をn回繰り返すことにより(ステップS115)、
n個のパケット端末への呼設定処理を終了する。
【0029】その後、図10に示すように、外線インタ
フェース102が公衆網101からn個のCCパケット
を受信すると、外線インタフェース102はそれぞれの
CCパケットをPHM106へ送信する。これに対し、
PHM106は着信側のn個のX.25PLPを確立
し、CC107にn個のCCパケットを送信する。そし
て、CC107がn個のCCパケットをすべて受信する
と、1個のCCパケットをPHM106に送信する。こ
こで、PHM106は発信側のX.25PLPを確立
し、1個のCCパケットを内線インタフェース109に
送信する。そして、内線インタフェース109が1個の
CCパケットを発信側パケット端末104に送信し、以
後、図11に示す公衆網101とパケット端末104間
でデータ転送フェーズとなる。
【0030】ここで、同報通信におけるデータ転送フェ
ーズについて説明する。内線インタフェース109がパ
ケット端末104からのDT(データ)パケットを受信
すると、内線インタフェース109はそのDTパケット
をPHM106へ送信する。そして、PHM106がそ
のDTパケットのヘッダ情報(図4に示すオクテット1
〜3の部分)を解析し、DTパケットを発信したパケッ
ト端末104が通信中であることを認識する。そして、
DTパケットのヘッダ情報を複数(1〜n箇所)の送信
先のLCGN,LCNに変更し、DTパケットを伝送路
108を用いて外線インタフェース102、又は内線イ
ンタフェース105へ送信する。PHM106は、上述
の処理をn回(n箇所分)繰り返し、外線インタフェー
ス102が受信したDTパケットを公衆網101へ送信
する。また、内線インタフェース109は、受信したD
Tパケットを複数のパケット端末105へ送信する。
【0031】次に、該当する論理チャネルの呼を解放す
る処理について説明する。まず内線インタフェース10
9が、パケット端末104からCQ(復旧要求)パケッ
トを受信すると、伝送路108を使用してCQパケット
をPHM106へ送信する。PHM106では伝送路1
08を使用して、受信したCQパケットをCC107へ
送信する。CC107はCQパケット内のヘッダ情報を
解析し、CQパケットを発信したパケット端末が複数の
通信相手と通信中である事を認識する。そして、CQパ
ケットのヘッダ情報を複数(1〜n箇所)の送信先のL
CGN,LCNに変更し、ここで、通信相手が内線の場
合、図9に示すように、CQパケットをCI(切断指
示)パケットに変更する。そして、CIパケットを伝送
路108を用いてPHM106へ送信する。PHM10
6は、受信したCIパケットを内線インタフェース10
9へ送信し、内線インタフェース109がそのCIパケ
ットをパケット端末105へ送信する。一方、通信相手
が外線の場合、図12に示すように、CQパケットはそ
のままPHM106へ送られ、PHM106から外線イ
ンタフェース102を介して公衆網101へ送られる。
【0032】上述の処理をn回(n箇所分)繰り返し、
その後、内線の場合には内線インタフェース109がパ
ケット端末105から、外線の場合には外線インタフェ
ース102が公衆網101からn個のCF(切断確認)
パケットを受信すると、受信したCFパケットをPHM
106を介してCC107へ送信する。そして、CC1
07が送信したCQパケット又はCIパケットに対する
すべてのCFパケットを受信すると、切断処理を起動し
たパケット端末104に対してCFパケットを送信する
ために、PHM106へCFパケットを送信する。PH
M106がCFパケットを内線インタフェース109へ
送信し、内線インタフェース109がCFパケットをパ
ケット端末104へ送信する。
【0033】以上の処理により、複数の通信相手とパケ
ット端末104間のX.25PLP(L3)が解放さ
れ、切断処理が終了する。
【0034】<第2の実施例>上述した実施例では、中
央制御部(CC)107が発信端末から受信したCRパ
ケットを解析し、複数の通信相手と複数のパケットリン
ク(レイヤ3)を確立し、公衆網101におけるパケッ
ト交換サービスを利用して同報通信のように、複数の相
手と同時にパケット通信を行っているが、パケットハン
ドラモジュール(PHM)106に同様な機能を持たせ
ることも可能である。
【0035】図13及び図14は、前述した同報通信を
行う際のパケットレベルプロトコル(接続制御手順)の
内、PHM106が行う呼設定処理を示すフローチャー
トである。尚、この処理は、前述したCC107が行う
呼設定処理と基本的には同様であり、ここでの説明は省
略する。また図15〜図20は、図3に示す同報通信を
行った場合のシーケンス図であり、図15〜図17は、
通信相手が内線の場合、また図18〜図20は、通信相
手が外線の場合に送受信されるパケットデータのシーケ
ンスをそれぞれ示す図である。
【0036】この実施例によれば、中央制御部(CC)
107で行う呼制御処理をパケットハンドラモジュール
(PHM)107で行うことで、交換機におけるCC1
07の負荷を軽減させることができる。
【0037】また、以上説明したパケットレベルプロト
コルでは、通信相手を内線と外線の場合に区別して説明
したが、実際には、複数の通信相手が内線と外線にそれ
ぞれ混在してもかまわない。
【0038】以上説明したように、第1及び第2の実施
例によれば、公衆網、及び私設網におけるパケット交換
サービスを利用して、同報通信等の同一データを複数箇
所に送信する場合、中央制御部(CC)及びパケットハ
ンドラモジュール(PHM)が通信相手と1対nのパケ
ットリンクを設定することが可能となり、発信端末から
複数の送信先へ、1回の発信操作で複数のパケットリン
クが確立され、発信端末が複数回の発信操作を行う必要
がなくなり発信操作の煩雑さが改善される。
【0039】また、発信端末から送信するデータパケッ
トは、PHMが複数箇所に送信することにより、発信端
末が複数箇所に送信する必要がなくなり、発信端末の使
用時間は短縮され、資源の有効活用が可能となる、とい
った様々な効果がある。
【0040】
【他の実施例】次に、本発明に係る他の実施例を図面を
参照して以下に説明する。
【0041】図21は、他の実施例における構内交換機
200の構成を示す概略ブロック図である。同図におい
て、110は任意のコードに対する着アドレスが登録さ
れている記憶領域である。また、その他の構成は前述し
た実施例と同様であり、ここでの説明は省略する。
【0042】図22は、他の実施例での記憶領域110
に登録されているデータテーブルの内容を示す図であ
る。図示するように、データテーブルはグループ番号2
01,個数202,着信アドレス203の各データを登
録する領域であり、予め不図示の操作部より所望のデー
タが登録されているものである。
【0043】以上の構成における構内交換機200の同
報通信について、図24〜図26に示すフローチャート
を参照して以下に説明する。
【0044】図23及び図24は、前述した第1の実施
例に対応するものであり、中央制御部(CC)107が
行う呼設定処理を示すフローチャートである。また図2
5及び図26は、第2の実施例に対応するものであり、
パケットハンドラモジュール(PHM)106が行う呼
設定処理を示すフローチャートである。
【0045】尚、第1及び第2の実施例と同様な処理に
は同一のステップ番号を付し、以下では他の実施例にお
ける特徴的なステップについて説明する。
【0046】図24に示すステップS131の処理は、
着呼ユーザアドレス長24によって同報通信であること
を認識した場合に分岐するステップであり、ここではコ
ールユーザデータ部27にコーディングされた任意のコ
ード(図22のグループ番号201)に基づいて記憶領
域110のデータテーブルより送信先の着信アドレスの
個数202を求める。例えば、グループ番号201が
“0”の場合、送信先の個数202は20個であり、こ
のとき20個(20箇所)のCRパケットを作成する。
そして、ステップS132では、記憶領域110の着信
アドレス203を参照して個々のCRパケットの着呼ユ
ーザアドレス部25に送信先の着アドレスをコーディン
グする。以下、前述した実施例と同様な処理を実行し、
呼設定処理を終了する。また、図26に示すステップS
121,S122での処理も上述の処理と同様である。
【0047】このように、他の実施例によれば、複数の
送信先の着アドレスをグループ番号に対応させて構内交
換機の記憶領域に登録しておくことで、同報通信等の発
呼時に所望のグループ番号を指定するだけで良く、端末
での煩雑な操作を行う必要がなくなるという効果があ
る。
【0048】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、システム或いは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端末による煩雑な操作を必要とせず、複数の通信相手へ
の発呼を可能とし、端末及び交換機の利便性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における構内交換機の構成を示す概略ブ
ロック図である。
【図2】X.25CR/CNパケットのフォーマット図
である。
【図3】同報通信におけるパケットリンク概略図であ
る。
【図4】X.25DTパケットのフォーマット図であ
る。
【図5】
【図6】第1の実施例での呼設定処理を示すフローチャ
ートである。
【図7】
【図8】
【図9】第1の実施例での通信相手が内線の場合を示す
シーケンス図である。
【図10】
【図11】
【図12】第1の実施例での通信相手が外線の場合を示
すシーケンス図である。
【図13】
【図14】第2の実施例での呼設定処理を示すフローチ
ャートである。
【図15】
【図16】
【図17】第2の実施例での通信相手が内線の場合を示
すシーケンス図である。
【図18】
【図19】
【図20】第2の実施例での通信相手が外線の場合を示
すシーケンス図である。
【図21】他の実施例における構内交換機の構成を示す
概略ブロック図である。
【図22】他の実施例におけるデータテーブルの構成を
示す図である。
【図23】
【図24】他の実施例でのCCが行う呼設定処理を示す
フローチャートである。
【図25】
【図26】他の実施例でのPHMが行う呼設定処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
100 構内交換機 101 公衆網 102 外線インタフェース 103 通話路スイッチ 104 パケット端末(発信用) 105 パケット端末(着信用) 106 パケットハンドラモジュール 107 中央制御部 108 伝送路 109 内線インタフェース 110 記憶部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/58 101 9076−5K 8529−5K H04L 11/20 102 F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容する複数の端末と公衆網との間でパ
    ケットデータを送受信するパケット交換サービスをサポ
    ートする構内交換機であって、 発呼要求パケット内にコーディングされている複数の通
    信相手の着アドレスを解析する解析手段と、 該解析手段での解析結果に応じて各通信相手に対する発
    呼要求パケットを作成する作成手段と、 該作成手段で作成された発呼要求パケットを各通信相手
    へ発呼する発呼手段とを備えることを特徴とする構内交
    換機。
  2. 【請求項2】 各手段は、前記パケットデータを蓄積交
    換する蓄積交換手段に含まれることを特徴とする請求項
    1に記載の構内交換機。
  3. 【請求項3】 前記複数の通信相手の着アドレスを記憶
    する記憶手段を更に備えることを特徴とする請求項1に
    記載の構内交換機。
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