JPH05244197A - サービス総合ディジタル網を用いたデータ伝送システムの回線交換制御方法 - Google Patents
サービス総合ディジタル網を用いたデータ伝送システムの回線交換制御方法Info
- Publication number
- JPH05244197A JPH05244197A JP4041653A JP4165392A JPH05244197A JP H05244197 A JPH05244197 A JP H05244197A JP 4041653 A JP4041653 A JP 4041653A JP 4165392 A JP4165392 A JP 4165392A JP H05244197 A JPH05244197 A JP H05244197A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ISDNを用いたマルチポイント
通信を行う場合に、センタ設備の稼働率を最大にし、セ
ンタ設備のポート数を削減する。 【構成】 センタ側装置は、図1に示すように、システ
ムメモリ2を有し、Bチャネル使用中にISDNインタ
ーフェース6を介してネットワークから呼設定をDチャ
ネル伝送制御部3を通じて発呼着呼制御部1が受信した
場合、その処理として理由#17ユーザビジーをエンド
側装置に返し、呼設定情報要素の発番号をシステムメモ
リ2に記憶しておき、Bチャネル開放後、発着呼制御部
1は記憶しておいた番号で再発呼を行いエンド側で着呼
することでBチャネルをBチャネル伝送制御部7,8で
確立させデータ通信を行う。
通信を行う場合に、センタ設備の稼働率を最大にし、セ
ンタ設備のポート数を削減する。 【構成】 センタ側装置は、図1に示すように、システ
ムメモリ2を有し、Bチャネル使用中にISDNインタ
ーフェース6を介してネットワークから呼設定をDチャ
ネル伝送制御部3を通じて発呼着呼制御部1が受信した
場合、その処理として理由#17ユーザビジーをエンド
側装置に返し、呼設定情報要素の発番号をシステムメモ
リ2に記憶しておき、Bチャネル開放後、発着呼制御部
1は記憶しておいた番号で再発呼を行いエンド側で着呼
することでBチャネルをBチャネル伝送制御部7,8で
確立させデータ通信を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆回線網を用いたデ
ータ通信に関し、特にISDNを用いたポイント・マル
チポイントデータ通信システムのエンド側データ端末か
らの呼設定フェーズであるサービス総合ディジタル網を
用いたデータ伝送システムの回線交換制御方法に関する
ものである。
ータ通信に関し、特にISDNを用いたポイント・マル
チポイントデータ通信システムのエンド側データ端末か
らの呼設定フェーズであるサービス総合ディジタル網を
用いたデータ伝送システムの回線交換制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の公衆回線網における低速データ通
信で、センタ側装置と複数のエンド側装置とのポイント
・マルチポイント通信を行う場合、トラヒック輻輳での
呼損防止のため、回線網と接続するためのチャネル数を
多くするというセンタ設備を多ポート化する必要があっ
た。その後、サービス総合ディジタル網(Integr
ated Services Network)ISD
Nを用いたデータ通信システムでの高速化による通信時
間の短縮により、センタ側ポート数の削減が可能となっ
ている。
信で、センタ側装置と複数のエンド側装置とのポイント
・マルチポイント通信を行う場合、トラヒック輻輳での
呼損防止のため、回線網と接続するためのチャネル数を
多くするというセンタ設備を多ポート化する必要があっ
た。その後、サービス総合ディジタル網(Integr
ated Services Network)ISD
Nを用いたデータ通信システムでの高速化による通信時
間の短縮により、センタ側ポート数の削減が可能となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのように通信
時間の短縮によるセンタ側ポート数の削減で、逆にセン
タ側装置がビジー状態にあった場合、エンド側装置から
の発呼によってセンタ側との接続ができなかった場合の
再発呼を行っても、その発呼のタイミングによっては、
再度センタ側装置がビジー状態にあり接続ができないと
いう可能性があった。つまり複数のエンド側装置それぞ
れが均等にセンタ側装置と通信機会を与えられているわ
けではなく、センタ側装置がビジー状態にあったとき
は、エンド側の発呼タイミングがセンタ側のチャネルが
空き状態時に合致すれば回線接続が可能であることにな
る。
時間の短縮によるセンタ側ポート数の削減で、逆にセン
タ側装置がビジー状態にあった場合、エンド側装置から
の発呼によってセンタ側との接続ができなかった場合の
再発呼を行っても、その発呼のタイミングによっては、
再度センタ側装置がビジー状態にあり接続ができないと
いう可能性があった。つまり複数のエンド側装置それぞ
れが均等にセンタ側装置と通信機会を与えられているわ
けではなく、センタ側装置がビジー状態にあったとき
は、エンド側の発呼タイミングがセンタ側のチャネルが
空き状態時に合致すれば回線接続が可能であることにな
る。
【0004】そこで本発明の目的は、このような従来の
問題点を除去して、ポイント・マルチポイント接続の場
合、エンド側装置に均等な通信回線接続機会を与えるこ
とができ、しかもセンタ側装置の稼働率を高めることが
できる、サービス総合ディジタル網を用いたデータ伝送
システムの回線交換制御方法を提供することにある。
問題点を除去して、ポイント・マルチポイント接続の場
合、エンド側装置に均等な通信回線接続機会を与えるこ
とができ、しかもセンタ側装置の稼働率を高めることが
できる、サービス総合ディジタル網を用いたデータ伝送
システムの回線交換制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の解決手段は、サービス総合ディジタル網を使
用してセンタ側装置と複数のエンド側装置とをポイント
・マルチポイント接続して通信を行うサービス総合ディ
ジタル網を用いたデータ伝送システムの回線交換制御方
法において、前記エンド側装置が発呼を行うため、前記
センタ側装置へ呼設定メッセージを信号チャネルを介し
て伝送する際に、サービス総合ディジタル網付加サービ
スにおける発呼者番号通知を用いて着番号と共にコール
バック要求を伝送し、前記センタ側装置は、自己装置の
ユーザ情報転送用情報チャネルに空きがない場合に前記
呼設定メッセージを受信すると、理由表示“情報要素の
理由ユーザビジー”を、発呼を行った前記エンド側装置
に伝達して前記エンド側装置を着呼待ち状態にさせると
共に、前記エンド側装置からの呼設定メッセージの情報
要素を記憶装置に蓄え、前記センタ側装置のユーザ情報
転送用情報チャネルに空きができると直ちに前記記憶装
置に蓄えた前記情報要素を用いて前記センタ側装置は、
前記着呼待ち状態にした前記エンド側装置へ発呼を行
い、情報チャネルを確立してデータ通信を行うことを特
徴とする。
の本発明の解決手段は、サービス総合ディジタル網を使
用してセンタ側装置と複数のエンド側装置とをポイント
・マルチポイント接続して通信を行うサービス総合ディ
ジタル網を用いたデータ伝送システムの回線交換制御方
法において、前記エンド側装置が発呼を行うため、前記
センタ側装置へ呼設定メッセージを信号チャネルを介し
て伝送する際に、サービス総合ディジタル網付加サービ
スにおける発呼者番号通知を用いて着番号と共にコール
バック要求を伝送し、前記センタ側装置は、自己装置の
ユーザ情報転送用情報チャネルに空きがない場合に前記
呼設定メッセージを受信すると、理由表示“情報要素の
理由ユーザビジー”を、発呼を行った前記エンド側装置
に伝達して前記エンド側装置を着呼待ち状態にさせると
共に、前記エンド側装置からの呼設定メッセージの情報
要素を記憶装置に蓄え、前記センタ側装置のユーザ情報
転送用情報チャネルに空きができると直ちに前記記憶装
置に蓄えた前記情報要素を用いて前記センタ側装置は、
前記着呼待ち状態にした前記エンド側装置へ発呼を行
い、情報チャネルを確立してデータ通信を行うことを特
徴とする。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の一実施例について図面を参
照して以下に説明する。
照して以下に説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例であるデータ端末
装置TEの構成ブロック図である。この図1におけるデ
ータ端末装置TEは以下の構成となっている。データバ
ス7に発着呼制御部1とシステムメモリ2とDチャネル
伝送制御部3とBチャネル伝送制御部4及びBチャネル
伝送制御部5とがそれぞれバス接続されている。そして
上記Dチャネル伝送制御部3とBチャネル伝送制御部
4,5とはユーザ・網インターフェースのレイヤ1〜3
のプロトコル処理を行うISDNインターフェース6と
接続されており、このISDNインターフェース6は宅
内側の回線終端装置である網終端装置(以下NT)と接
続されている。尚、このNTは図示していない。さらに
このNTは加入者線を介して局内側の回線終端装置と接
続され、ディジタル加入者線伝送を行っている。
装置TEの構成ブロック図である。この図1におけるデ
ータ端末装置TEは以下の構成となっている。データバ
ス7に発着呼制御部1とシステムメモリ2とDチャネル
伝送制御部3とBチャネル伝送制御部4及びBチャネル
伝送制御部5とがそれぞれバス接続されている。そして
上記Dチャネル伝送制御部3とBチャネル伝送制御部
4,5とはユーザ・網インターフェースのレイヤ1〜3
のプロトコル処理を行うISDNインターフェース6と
接続されており、このISDNインターフェース6は宅
内側の回線終端装置である網終端装置(以下NT)と接
続されている。尚、このNTは図示していない。さらに
このNTは加入者線を介して局内側の回線終端装置と接
続され、ディジタル加入者線伝送を行っている。
【0008】ここで、Bチャネルとは情報転送用チャネ
ルであって、アナログ電話機の音声情報、データ等のユ
ーザ情報を送るもので、そのビットレートは、以下に述
べるINSネット64では、64kbit/sである。
また、Dチャネルとはアウトチャネル形式の加入者信号
(情報チャネルとは独立の信号チャネルを用いて信号を
送受する形式)を送るための信号チャネルで、情報チャ
ネルの交換制御をするための信号を運ぶ。また、低速の
パケットデータ信号を送るのにも使用される。基本イン
ターフェースであるINSネット64ではDチャネルの
ビットレートは16Kbit/sである。)また、図2
には、本発明のデータ端末装置TEを用いたISDNネ
ットワークモデルの概略を示す。この図2において、セ
ンタ側のデータ端末装置TE1は、NTTによって構築
されたISDNネットワークであるINSネット64を
介してエンド側のデータ端末装置TE2,TE3と接続
されている。
ルであって、アナログ電話機の音声情報、データ等のユ
ーザ情報を送るもので、そのビットレートは、以下に述
べるINSネット64では、64kbit/sである。
また、Dチャネルとはアウトチャネル形式の加入者信号
(情報チャネルとは独立の信号チャネルを用いて信号を
送受する形式)を送るための信号チャネルで、情報チャ
ネルの交換制御をするための信号を運ぶ。また、低速の
パケットデータ信号を送るのにも使用される。基本イン
ターフェースであるINSネット64ではDチャネルの
ビットレートは16Kbit/sである。)また、図2
には、本発明のデータ端末装置TEを用いたISDNネ
ットワークモデルの概略を示す。この図2において、セ
ンタ側のデータ端末装置TE1は、NTTによって構築
されたISDNネットワークであるINSネット64を
介してエンド側のデータ端末装置TE2,TE3と接続
されている。
【0009】次に、上記図2のようなネットワーク構成
において、回線交換モードでの呼設定手順の一例を、図
3のタイムチャートを用いて説明する。また図4には、
Iインターフェースレイヤ3プロトコルで伝達機能を指
定するための情報要素が定義されているが、そのレイヤ
3での信号であるメッセージのフォーマットを示す。こ
のメッセージは、プロトコル識別子100,呼番号10
1及びメッセージ種別102からなる共通部と、チャネ
ル識別子104,経過識別子105…ユーザ・ユーザ1
14等の各情報要素からなる個別部とによって構成され
ている。
において、回線交換モードでの呼設定手順の一例を、図
3のタイムチャートを用いて説明する。また図4には、
Iインターフェースレイヤ3プロトコルで伝達機能を指
定するための情報要素が定義されているが、そのレイヤ
3での信号であるメッセージのフォーマットを示す。こ
のメッセージは、プロトコル識別子100,呼番号10
1及びメッセージ種別102からなる共通部と、チャネ
ル識別子104,経過識別子105…ユーザ・ユーザ1
14等の各情報要素からなる個別部とによって構成され
ている。
【0010】センタ側データ端末装置TE1とエンド側
データ端末装置TE2がINSネット64を介してディ
ジタルデータ通信を行っている状態で、エンド側データ
端末装置TE3がセンタ側データ端末装置TE1に発呼
する場合について説明する。エンド側データ端末装置T
E3の発着呼制御部1はDチャネル伝送制御部3に呼設
定を行うように命令する。Dチャネル伝送制御部3はI
SDNインターフェース6に図4に示すようなプロトコ
ル識別子、呼番号等を定めた呼設定メッセージを送る。
この呼設定メッセージはISDNインターフェース6か
らNT、交換機10及びINSネット64及び交換機1
1を介してセンタ側データ端末装置TE1にDチャネル
によって送信される。この時の呼設定メッセージは、I
SDN付加サービスにおける発呼者番号通知を用いて、
センタ側データ端末装置TE1の着呼番号と共に着サブ
アドレス110(1本の加入者線に繋がれた複数の端末
を個別に指定するために定義されたもの)に、センタ側
データ端末装置TE1がBチャネル(情報チャネル)使
用中である場合にセンタ側データ端末装置TE1からコ
ールバックすることを要求するメッセージ“CallB
ack”等の情報を乗せる。
データ端末装置TE2がINSネット64を介してディ
ジタルデータ通信を行っている状態で、エンド側データ
端末装置TE3がセンタ側データ端末装置TE1に発呼
する場合について説明する。エンド側データ端末装置T
E3の発着呼制御部1はDチャネル伝送制御部3に呼設
定を行うように命令する。Dチャネル伝送制御部3はI
SDNインターフェース6に図4に示すようなプロトコ
ル識別子、呼番号等を定めた呼設定メッセージを送る。
この呼設定メッセージはISDNインターフェース6か
らNT、交換機10及びINSネット64及び交換機1
1を介してセンタ側データ端末装置TE1にDチャネル
によって送信される。この時の呼設定メッセージは、I
SDN付加サービスにおける発呼者番号通知を用いて、
センタ側データ端末装置TE1の着呼番号と共に着サブ
アドレス110(1本の加入者線に繋がれた複数の端末
を個別に指定するために定義されたもの)に、センタ側
データ端末装置TE1がBチャネル(情報チャネル)使
用中である場合にセンタ側データ端末装置TE1からコ
ールバックすることを要求するメッセージ“CallB
ack”等の情報を乗せる。
【0011】エンド側のデータ端末装置TE3から送ら
れた上記呼設定メッセージを、センタ側データ端末装置
TE1は、交換機11及びNTを介してISDNインタ
ーフェース6で受信する。さらにこのISDNインター
フェース6で受信した呼設定メッセージより、着サブア
ドレスに情報の乗せられた呼設定は、Dチャネル伝送制
御部3を介して発着呼制御部1に送られる。発着呼制御
部1はこのエンド側データ端末装置TE3からの呼設定
を受け取った時点で、Bチャネルを使用中であることを
Bチャネル伝送制御部4,5からの情報で識別すると共
に、上記データ端末装置TE3からの呼設定の着サブア
ドレス110にある情報から、Bチャネル使用後のコー
ルバック要求のあることを判断してシステムメモリ2に
上記呼設定メッセージの情報要素を一時的に蓄える。そ
うして発着呼制御部1はDチャネル伝送制御部3に対し
て、理由コード#17(このコードはINSネットサー
ビスにおけるコードで、ユーザビジーを表わす)の解放
完了をエンド側データ端末装置TE3に送信させる。こ
の解放完了はISDNインターフェース6からNT、交
換機11を介してエンド側データ端末装置TE3に送信
される。
れた上記呼設定メッセージを、センタ側データ端末装置
TE1は、交換機11及びNTを介してISDNインタ
ーフェース6で受信する。さらにこのISDNインター
フェース6で受信した呼設定メッセージより、着サブア
ドレスに情報の乗せられた呼設定は、Dチャネル伝送制
御部3を介して発着呼制御部1に送られる。発着呼制御
部1はこのエンド側データ端末装置TE3からの呼設定
を受け取った時点で、Bチャネルを使用中であることを
Bチャネル伝送制御部4,5からの情報で識別すると共
に、上記データ端末装置TE3からの呼設定の着サブア
ドレス110にある情報から、Bチャネル使用後のコー
ルバック要求のあることを判断してシステムメモリ2に
上記呼設定メッセージの情報要素を一時的に蓄える。そ
うして発着呼制御部1はDチャネル伝送制御部3に対し
て、理由コード#17(このコードはINSネットサー
ビスにおけるコードで、ユーザビジーを表わす)の解放
完了をエンド側データ端末装置TE3に送信させる。こ
の解放完了はISDNインターフェース6からNT、交
換機11を介してエンド側データ端末装置TE3に送信
される。
【0012】エンド側データ端末装置TE3は、交換機
10、NT並びにISDNインターフェース6で上記理
由コード#17の解放完了を受信する。そしてDチャネ
ル伝送制御部3を介して発着呼制御部1に理由コード#
17の切断(処理49)が返され、図3に示すようにエ
ンド側データ端末TE3は交換機10との間で解放(処
理50)並びに解放完了(処理51)の手順を行う。
10、NT並びにISDNインターフェース6で上記理
由コード#17の解放完了を受信する。そしてDチャネ
ル伝送制御部3を介して発着呼制御部1に理由コード#
17の切断(処理49)が返され、図3に示すようにエ
ンド側データ端末TE3は交換機10との間で解放(処
理50)並びに解放完了(処理51)の手順を行う。
【0013】次に、センタ側データ端末装置TE1はエ
ンド側データ端末装置TE2とのデータ通信を終了する
と、センタ側データ端末装置TE1の発着呼制御部1は
システムメモリ2を検索し、何れかのエンド側データ端
末装置からの呼設定メッセージの情報要素が存在するか
否かを調べる。ここでは、上述したようにエンド側デー
タ端末装置TE3からの呼設定の情報要素が在るので、
その情報要素を読出し、Dチャネル伝送制御部3に対し
てエンド側データ端末装置TE3との呼設定を行わせ
る。Dチャネル伝送制御部3はISDNインターフェー
ス6からNT、交換機11を介してエンド側データ端末
装置TE3に呼設定メッセージ(処理52)を送信す
る。
ンド側データ端末装置TE2とのデータ通信を終了する
と、センタ側データ端末装置TE1の発着呼制御部1は
システムメモリ2を検索し、何れかのエンド側データ端
末装置からの呼設定メッセージの情報要素が存在するか
否かを調べる。ここでは、上述したようにエンド側デー
タ端末装置TE3からの呼設定の情報要素が在るので、
その情報要素を読出し、Dチャネル伝送制御部3に対し
てエンド側データ端末装置TE3との呼設定を行わせ
る。Dチャネル伝送制御部3はISDNインターフェー
ス6からNT、交換機11を介してエンド側データ端末
装置TE3に呼設定メッセージ(処理52)を送信す
る。
【0014】エンド側データ端末装置TE3は、交換機
10、NTを介してISDNインターフェース6で上記
呼設定メッセージを受信(処理53)し、さらにDチャ
ネル伝送制御部3を経て発着呼制御部1は上記呼設定を
受取る。発着呼制御部1はBチャネル伝送制御部4,5
を監視することでBチャネルを使用していないことを確
認し、図3に示すように交換機10並びにセンタ側デー
タ端末装置TE1との間で、呼設定受付、呼出、応答の
手順を行う(処理55〜59)。この後、センタ側デー
タ端末装置TE1とエンド側データ端末装置TE3それ
ぞれのBチャネル伝送制御部4,5はデータ通信制御を
行い、通信を行う。
10、NTを介してISDNインターフェース6で上記
呼設定メッセージを受信(処理53)し、さらにDチャ
ネル伝送制御部3を経て発着呼制御部1は上記呼設定を
受取る。発着呼制御部1はBチャネル伝送制御部4,5
を監視することでBチャネルを使用していないことを確
認し、図3に示すように交換機10並びにセンタ側デー
タ端末装置TE1との間で、呼設定受付、呼出、応答の
手順を行う(処理55〜59)。この後、センタ側デー
タ端末装置TE1とエンド側データ端末装置TE3それ
ぞれのBチャネル伝送制御部4,5はデータ通信制御を
行い、通信を行う。
【0015】このように、センタ側装置から、メモリに
記憶しておいた番号で再発呼を行いエンド側で着呼する
ことで情報チャネルを確立してデータ通信を行うこと
で、センタ側装置はデータ通信の為のBチャネル使用空
き時間が短縮され、センタ設備の稼働率を高める事が可
能となり、センタ設備のポート数を削減することができ
る。
記憶しておいた番号で再発呼を行いエンド側で着呼する
ことで情報チャネルを確立してデータ通信を行うこと
で、センタ側装置はデータ通信の為のBチャネル使用空
き時間が短縮され、センタ設備の稼働率を高める事が可
能となり、センタ設備のポート数を削減することができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、データ通
信におけるセンタ側装置とエンド側装置間のポイント・
マルチポイント通信を行うシステムで、センタ側装置が
ユーザ情報を転送する情報チャネルを使用中である場合
に、呼制御用信号情報を転送する信号チャネルによる新
たな呼を受けると次の様な処理を行う。その処理とし
て、理由表示“情報要素の理由#17ユーザビジー”を
エンド側装置に伝達し、エンド側装置を着呼待ち状態と
する。センタ側装置はISDN特有サービスの発呼者番
号通知を利用して、新たな発呼を行ったエンド側装置の
番号をメモリに記憶しておき、センタ側装置の情報チャ
ネルが使用可能となったら直ちに、センタ側装置からメ
モリに記憶しておいた番号で再発呼を行う。そしてエン
ド側装置で着呼することで情報チャネルを確立し、デー
タ通信を行うことでセンタ側設備のポート数を削減し、
センタ側設備の稼働率を高めることができる。
信におけるセンタ側装置とエンド側装置間のポイント・
マルチポイント通信を行うシステムで、センタ側装置が
ユーザ情報を転送する情報チャネルを使用中である場合
に、呼制御用信号情報を転送する信号チャネルによる新
たな呼を受けると次の様な処理を行う。その処理とし
て、理由表示“情報要素の理由#17ユーザビジー”を
エンド側装置に伝達し、エンド側装置を着呼待ち状態と
する。センタ側装置はISDN特有サービスの発呼者番
号通知を利用して、新たな発呼を行ったエンド側装置の
番号をメモリに記憶しておき、センタ側装置の情報チャ
ネルが使用可能となったら直ちに、センタ側装置からメ
モリに記憶しておいた番号で再発呼を行う。そしてエン
ド側装置で着呼することで情報チャネルを確立し、デー
タ通信を行うことでセンタ側設備のポート数を削減し、
センタ側設備の稼働率を高めることができる。
【0017】また、センタ側装置がビジー状態により、
従来エンド側装置が再発呼を行っても、再度センタ側装
置が他のエンド側装置と繋がりビジー状態にある可能性
があり、発呼のタイミングで情報チャネルが確立しにく
いという問題を解決でき、エンド側装置全てに対して平
等にデータ通信を行うためのサービスを提供することも
できる。
従来エンド側装置が再発呼を行っても、再度センタ側装
置が他のエンド側装置と繋がりビジー状態にある可能性
があり、発呼のタイミングで情報チャネルが確立しにく
いという問題を解決でき、エンド側装置全てに対して平
等にデータ通信を行うためのサービスを提供することも
できる。
【図1】本発明の一実施例であるデータ端末装置TEの
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図2】本発明のデータ端末装置TEを用いたISDN
ネットワークモデルの概略を示す図である。
ネットワークモデルの概略を示す図である。
【図3】回線交換モードでの呼設定手順のタイムチャー
トを表わす図である。
トを表わす図である。
【図4】Iインターフェースレイヤ3プロトコルで伝達
機能を指定するための情報要素を示す図である。
機能を指定するための情報要素を示す図である。
1 発着呼制御部 2 システムメモリ 3 Dチャネル伝送制御部 4,5 Bチャネル伝送制御部 6 ISDNインターフェース 7 データバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/00 303 8627−5K
Claims (1)
- 【請求項1】サービス総合ディジタル網を使用してセン
タ側装置と複数のエンド側装置とをポイント・マルチポ
イント接続して通信を行うサービス総合ディジタル網を
用いたデータ伝送システムの回線交換制御方法におい
て、 前記エンド側装置が発呼を行うため、前記センタ側装置
へ呼設定メッセージを信号チャネルを介して伝送する際
に、サービス総合ディジタル網付加サービスにおける発
呼者番号通知を用いて着番号と共にコールバック要求を
伝送し、 前記センタ側装置は、自己装置のユーザ情報転送用情報
チャネルに空きがない場合に前記呼設定メッセージを受
信すると、理由表示“情報要素の理由ユーザビジー”
を、発呼を行った前記エンド側装置に伝達して前記エン
ド側装置を着呼待ち状態にさせると共に、前記エンド側
装置からの呼設定メッセージの情報要素を記憶装置に蓄
え、 前記センタ側装置のユーザ情報転送用情報チャネルに空
きができると直ちに前記記憶装置に蓄えた前記情報要素
を用いて前記センタ側装置は、前記着呼待ち状態にした
前記エンド側装置へ発呼を行い、情報チャネルを確立し
てデータ通信を行うことを特徴とするサービス総合ディ
ジタル網を用いたデータ伝送システムの回線交換制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4041653A JPH05244197A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | サービス総合ディジタル網を用いたデータ伝送システムの回線交換制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4041653A JPH05244197A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | サービス総合ディジタル網を用いたデータ伝送システムの回線交換制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05244197A true JPH05244197A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12614327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4041653A Pending JPH05244197A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | サービス総合ディジタル網を用いたデータ伝送システムの回線交換制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05244197A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002374573A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Kyocera Corp | 移動電話着信転送申込装置、移動電話着信転送申込方法、及び移動電話着信転送申込プログラム |
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1992
- 1992-02-27 JP JP4041653A patent/JPH05244197A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002374573A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Kyocera Corp | 移動電話着信転送申込装置、移動電話着信転送申込方法、及び移動電話着信転送申込プログラム |
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