JPH0537306A - フリツプフロツプ回路 - Google Patents

フリツプフロツプ回路

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Publication number
JPH0537306A
JPH0537306A JP3211396A JP21139691A JPH0537306A JP H0537306 A JPH0537306 A JP H0537306A JP 3211396 A JP3211396 A JP 3211396A JP 21139691 A JP21139691 A JP 21139691A JP H0537306 A JPH0537306 A JP H0537306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
flop
flip
output
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP3211396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Masayanagi
博之 正柳
Masatomi Hiraga
正富 平賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Miyagi Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP3211396A priority Critical patent/JPH0537306A/ja
Publication of JPH0537306A publication Critical patent/JPH0537306A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路構成を簡易にして、フリップフロップの
セット入力端子及びリセット入力端子に対して同時刻に
信号が入力しても、出力が不定となるのを防ぐようにす
る。 【構成】 SR型フリップフロップ5のS端子及びR端
子の入力部に、入力パルスの立ち上がりエッジを検出し
てインパルス状のパルスを出力するD型フリップフロッ
プ3及び4を構成する。これにより、フリップフロップ
5のセット及びリセットをエッジ・トリガで動作させる
ため、同時刻にS端子,R端子が「H]入力となってい
る状態が存在しても、出力が不定となることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフリップフロップ回路に
関し、特にセット信号とリセット信号の立ち上がりエッ
ジを検出して状態遷移のトリガとするSR(セット/リ
セット)型フリップフロップ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にSR型フリップフロップ回路に
おいては、セット入力端子(以下、S端子)の入力とリ
セット入力端子(以下、R端子)の入力を同時にアクテ
ィブとすることは出力が不定となることより禁止されて
おり、SR型フリップフロップを使用した回路ではこの
禁止状態にならないような考慮が必要である。上記問題
を解決するために考案された回路として、例えば特開平
2−214325号公報に記載されたものがある。
【0003】このフリップフロップ回路は、図2に示す
ように、SR型フリップフロップ5と、端子1から入力
されたセット信号を反転するインバーク7と、S端子に
インバーク7の出力を入力し、R端子にフリップフロッ
プ5のQ出力を入力するSR型フリップフロップ9を備
える。
【0004】さらに、一方には端子1からのセット信号
を入力し、他方にはフリップフロップ9のQ出力を入力
する2人力のAND回路11と、端子2から入力された
リセット信号を反転するインバータ8と、S端子にはイ
ンバータ8の出力を入力し、R端子にはフリップフロッ
プ5のバーQ出力つまり反転出力を入力するSR型フリ
ップフロップ10と、一方には端子2からのリセット信
号を入力し、他方にはフリップフロップ10のQ出力を
入力する2入力のAND回路12とを有しており、フリ
ップフロップ5のS端子にはAND回路11の出力を接
続し、R端子にはAND回路12の出力を接続し、Q出
力を出力端子6に接続する構成となっている。
【0005】ここでフリップフロップ9は、端子1から
のセット信号入力が「L」の時はセット状態となってお
り、この状態で端子1からの入力が「H」になるとAN
D回路11の入力が2つとも「H」となるため、フリッ
プフロップ5はセット状態となる。また、これと同時に
端子1からの「H」の入力はインバータ7で反転される
ため、フリップフロップ9はリセット状態となり、フリ
ップフロップ5のS端子の入力は「L」となる。
【0006】よって、現在端子1が「H」の入力となっ
ているが、この状態で端子2も「H」の入力となった場
合でもフリップフロップ5のS及びRの両端子が同時に
アクティブとなることはない。端子1と端子2は対称で
あるため、フリップフロップ5をリセットする場合でも
同様であり、この回路構成では禁止状態になることを防
止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報(特
開平2ー214325)記載のものは、フリップフロッ
プの状態遷移をS端子及びR端子に入力される信号のエ
ッジ・トリガ動作にしているため、従来のSR型フリッ
プフロップに存在した禁止状態はなくなるが、回路構成
が多少複雑であり、ディスクリートのICでこの回路を
構成する場合、実装面積的に経済的であるとはいえない
という問題点があった。
【0008】本発明は以上の点に鑑み、このような問題
点を解消するためになされたもので、その目的は、回路
構成を簡易にして、フリップフロップのセット端子及び
リセット端子に対して同時刻に信号が入力しても出力が
不定となるのを防止できるフリップフロップ回路を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明のフリップフロップ回路は、セット信号を入力
して、回路全体がリセット状態の時のみセット信号の立
ち上がりエッジを検出してインパルス状のパルスを出力
する第1のD型フリップフロップと、リセット信号を入
力して、回路全体がセット状態の時のみリセット信号の
立ち上がりエッジを検出してインパルス状のパルスを出
力する第2のD型フリップフロップと、前記第1のフリ
ップフロップのQ出力をセット信号としてS端子に入力
し、前記第2のフリップフロップのQ出力をリセット信
号としてR端子に入力する第3のフリップフロップとを
備えている。
【0010】
【作用】本発明においては、第3のフリップフロップの
セット及びリセットをエッジ・トリガで動作させるた
め、同時刻にS端子及びR端子が「H」の入力となって
いる状態が存在しても、出力が不定となることはない。
【0011】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明によるフリップフロップ回路の一実施
例を示す回路図である。この実施例は、図1に示すよう
に、セット信号をクロック入力C端子に入力し、バーQ
端子出力つまり反転出力をリセット端子としてのバーR
端子に接続したD型フリップフロップ3と、リセット信
号をクロック入力C端子に入力し、バーQ端子出力をリ
セット端子としてのバーR端子に接続したD型フリップ
フロップ4と、前記D型フリップフロップ3のQ端子出
力をS端子に入力し、前記D型フリップフロップ4のQ
端子出力をR端子に入力するSR型フリップフロップ5
を備える。そして、D型フリップフロップ3のデータ入
力端子(以下、D端子)にはSR型フリップフロップ5
のバーQ端子出力を入力し、D型フリップフロップ4の
D端子にはSR型フリップフロップ5のQ端子出力を入
力するものとなっている。
【0012】ここでD型フリップフロップ3は、SR型
フリップフロップ5がリセット状態の時のみ、入力端子
1から入力されたセット信号の立ち上がりエッジを検出
して、インパルス状のパルスを出力する機能を持ってい
る。また、このフリップフロップ3のD端子はSR型フ
リップフロップ5のバーQ端子が接続されており、入力
端子1からの信号はD型フリップフロップ3のクロック
入力C端子に接続されている。
【0013】そのため、フリップフロップ5がリセット
状態、つまりフリップフロップ5のバーQ端子出力が
「H」の時のみ、フリップフロップ3は入力端子1に入
力された信号の立ち上がりエッジを検出して、Q端子に
「H」を出力する。また、これと同時にバーQ端子は
「H」から「L」に変化するが、そのバーQ端子はバー
R端子と接続されているため、フリップフロップ3のQ
端子出力は「H」になった直後にリセットされ「L」と
なり、結果として立ち上がりエッジに同期してインパル
ス状のパルスが出力されることとなる。
【0014】また、D型フリップフロップ4の機能もフ
リップフロップ3と同様であり、SR型フリップフロッ
プ5がセット状態の時のみ、入力端子2から入力された
リセット信号の立ち上がりエッジのみを微分して出力す
る動作をする。SR型フリップフロップ5の入力信号
は、D型フリップフロップ3及びフリップフロップ4に
よって立ち上がりエッジに同期したインパルス状の信号
のみとなるなり、かつフリップフロップ3とフリップフ
ロップ4から同時にパルスが出力されることはない。よ
って、フリップフロップ5の状態はセット信号1及びリ
セット信号2のエッジ・トリガで動作し、禁止状態に陥
ることはなくなる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フリップ
フロップのS端子及びR端子の入力部に、入力パルスの
立ち上がりエッジを検出してインパルス状のパルスを出
力するD型フリップフロップをそれぞれ構成することに
より、セット及びリセット信号のエッジ・トリガでフリ
ップフロップを動作させるために出力が不定となること
はなくなる。しかも、図2に示した従来例のものに比べ
て回路構成がシンプルなため、実装的にも経済的であ
り、信頼性も高くなる等の優れたた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフリップフロップ回路の一実施例
を示す回路図である。
【図2】従来のフリップフロップ回路の一例を示す回路
図である。
【符号の説明】
1 セット信号入力端子 2 リセット信号入力端子 3 D型フリップフロップ 4 D型フリップフロップ 5 SR型フリップフロップ 6 出力端子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 セット信号をクロック入力端子に入力
    し、反転出力端子の出力をリセット端子に接続した第1
    のフリップフロップと、 リセット信号をクロック入力端子に入力し、反転出力端
    子の出力をリセット端子に接続した第2のフリップフロ
    ップと、 前記第1のフリップフロップの出力端子の出力をセット
    入力端子に入力し、前記第2のフリップフロップの出力
    端子の出力をリセット入力端子に入力する第3のフリッ
    プフロップとを備え、 前記第1のフリップフロップのデータ入力端子には前記
    第3のフリップフロップの反転出力端子の出力を入力
    し、第2のフリップフロップのデータ入力端子には前記
    第3のフリップフロップの出力端子の出力を入力するこ
    とを特徴とするフリップフロップ回路。
JP3211396A 1991-07-30 1991-07-30 フリツプフロツプ回路 Pending JPH0537306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3211396A JPH0537306A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 フリツプフロツプ回路

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JP3211396A JPH0537306A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 フリツプフロツプ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0537306A true JPH0537306A (ja) 1993-02-12

Family

ID=16605280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3211396A Pending JPH0537306A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 フリツプフロツプ回路

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JP (1) JPH0537306A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018054628A (ja) * 2012-03-28 2018-04-05 テラダイン・インコーポレーテッドTeradyne Incorporated エッジトリガ較正
JP2020532164A (ja) * 2017-08-23 2020-11-05 テラダイン、 インコーポレイテッド 信号タイミングの調整

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JP2018054628A (ja) * 2012-03-28 2018-04-05 テラダイン・インコーポレーテッドTeradyne Incorporated エッジトリガ較正
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20031216

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02