JPH06132790A - エッジ検出回路 - Google Patents

エッジ検出回路

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Publication number
JPH06132790A
JPH06132790A JP4279049A JP27904992A JPH06132790A JP H06132790 A JPH06132790 A JP H06132790A JP 4279049 A JP4279049 A JP 4279049A JP 27904992 A JP27904992 A JP 27904992A JP H06132790 A JPH06132790 A JP H06132790A
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JP
Japan
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flip
flop
signal
output
detection circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4279049A
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English (en)
Inventor
Yasuo Yamada
泰生 山田
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッジ検出回路を構成するフリップフロップ
がTRG信号に反応しない時間をゼロとし、かつ、フリ
ップフロップの安定な動作が保証されるエッジ検出回路
を提供することにある。 【構成】 エッジ検出回路は、CLK信号によってトリ
ガされるフリップフロップ101及び102と、TRG
信号によってトリガされるフリップフロップ103とを
有する。フリップフロップ102はCLK信号によって
フリップフロップ101の出力を取り込む。また、フリ
ップフロップ103は、TRG信号によってフリップフ
ロップ101の反転出力を取り込む。排他的論理和10
4においてフリップフロップ101の出力Fと、フリッ
プフロップ102の出力Gとの値の異同を検出すること
により、CLK信号の1サイクル時間の間に、TRG信
号のエッジか到来したか否かを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相や周波数が異なる
2つのクロック系で、一方のクロックの1サイクル中
に、他方のクロックのエッジが到来したか否かを検出す
るエッジ検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に用いられているエッジ検
出回路の一例を図2に、また、その動作タイミングを図
3に示す。この回路は、クロック信号(CLK)の1サ
イクル時間の間に、もう1つのクロック信号(TRG)
のエッジか入力されたか否かを検出するものである。
【0003】フリップフロップ301は、初期状態では
リセットされており、この状態での出力Cは“0”であ
る。そして、CLK信号の1サイクルである期間T
10に、フリップフロップ301にTRG信号の立ち上が
りエッジa10が到来した場合、このフリップフロップ3
01は、この信号を取り込み、出力Cの値が“1”とな
る。フリップフロップ302は、次のCLK信号の1サ
イクル期間T11において、このCLK信号の立上がりエ
ッジa11のタイミングで、この出力Cの値を取り込み、
この値を出力する(出力D)。これによって、フリップ
フロップ302の出力Dが“1”のとき、その1つまえ
のCLK信号の1サイクル期間に、フリップフロップ3
01にTRG信号が入力されたことが検出される。
【0004】一方、フリップフロップ301は、その出
力Cの値をフリップフロップ302に移し終わると、不
要になった内容をクリアし、新たなエッジの到来を検出
する準備をしなければならない。このため、微分回路3
03によって、CLK信号のエッジを検出して幅の短い
波形bを生成し、フリップフロップ301のクリア信号
Bとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなエ
ッジ検出回路には、2つの問題点がある。
【0006】第1の問題点は、このエッジ検出回路で
は、クリア信号Bがアクティブである期間に、TRG信
号のエッジか到来しても、これを取り込まないというこ
とである。換言すれば、TRG信号に反応しない期間が
存在することである。微分回路303の抵抗やコンデン
サの値を調節し、クリア信号Bの波形bの幅を短く設定
することは可能であるが、フリップフロップ301を確
実にリセットするためには、クリア信号Bの波形bの幅
も、一定の値を確保しなければならない。即ち、TRG
信号に反応しない時間をゼロにすることは不可能であっ
た。
【0007】第2の問題点は、微分回路303が安定性
に欠けるという点である。上記のように、クリア信号B
の波形bの幅は、フリップフロップ301が要求する最
小限の幅になるように、可能な限り狭くすることが望ま
しい。しかし、その一方では、微分回路303の回路定
数の変化に対して、フリップフロップ301の動作が不
安定になるという欠点があった。
【0008】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたものであり、その目的は、エッジ検出回路を構成
するフリップフロップがTRG信号に反応しない時間を
ゼロとし、かつ、フリップフロップの安定な動作が保証
されるエッジ検出回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるエッジ検
出回路は、第1のクロック信号により入力信号を取り込
む第1のフリップフロップと、この第1のクロック信号
により第1のフリップフロップの出力を取り込む第2の
フリップフロップとを備える。また、第2のクロック信
号により第1のフリップフロップの反転出力を取り込む
第3のフリップフロップを備える。そして、この第3の
フリップフロップの出力を、第1のフリップフロップの
前記入力信号として与える。また、さらにこの第1のフ
リップフロップの出力と第2のフリップフロップの出力
の異同を検出する、例えば、排他的論理和ゲートなどの
論理ゲートで構成する検出回路を備えて構成する。
【0010】
【作用】第1及び第2のフリップフロップは、第1のク
ロック信号によってトリガされ、入力された信号を取り
込む。即ち、第1のクロック信号が与えられることによ
り、第1のフリップフロップの出力が第2のフリップフ
ロップに取り込まれると共に、第1のフリップフロップ
の反転出力が第3のフリップフロップに与えられる。
【0011】ここで、第1のクロック信号の1サイクル
期間に、第2のクロック信号のエッジが第3のフリップ
フロップに到来していない場合には、第3のフリップフ
ロップはこの反転出力を取り込まず、その出力に変化は
ない。従って、第1のクロック信号のつぎの1サイクル
が、第1及び第2のフリップフロップに入力されると、
この双方のフリップフロップはこの値を取り込みむた
め、両者の出力は同じ値となる。即ち、第1及び第2の
フリップフロップの出力が同じ値である場合は、その1
つまえの第1のクロック信号の1サイクル期間中に、第
3のフリップフロップに第2のクロック信号が入力され
ていないことになる。
【0012】一方、第1のクロック信号の1サイクル期
間に、第2のクロック信号のエッジが第3のフリップフ
ロップに到来したとすると、第3のフリップフロップは
この反転出力を取り込み、その出力値が変化する。従っ
て、第1のクロック信号のつぎの1サイクルが、第1及
び第2のフリップフロップに入力されると、この双方の
フリップフロップはこの値を取り込みむため、両者の出
力は異なる値となる。即ち、第1及び第2のフリップフ
ロップの出力が互いに異なる値である場合は、その1つ
まえの第1のクロック信号の1サイクル期間中に、第3
のフリップフロップに第2のクロック信号が入力された
ことが分かる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0014】図1(a)に本発明に係るエッジ検出回路
を示す。この回路は、クロック信号(CLK)の1サイ
クル時間の間に、もう1つのクロック信号(TRG)の
エッジか入力されたか否かを検出するものである。
【0015】フリップフロップ101及び102のクロ
ック端子には、それぞれCLK信号入力端子105から
クロック信号が与えられていると共に、フリップフロッ
プ101の出力がフリップフロップ102の入力に接続
されている。また、フリップフロップ101の反転出力
は、フリップフロップ103の入力に与えられ、このフ
リップフロップ103のクロック端子は、TRG信号入
力端子106と接続されている。また、フリップフロッ
プ101の出力とフリップフロップ102の出力とが、
Ex−ORゲート104の入力に接続されている。な
お、このエッジ検出回路を構成する各フリップフロップ
101〜103は、D形フリップフロップである。
【0016】次に、このように構成するエッジ検出回路
の動作を、図1(b)のタイミングチャートに基づいて
説明する。
【0017】各出力E,F,G及びHの初期状態をすべ
て“0”とすると、まず、CLK信号の1サイクルの期
間T0 では、CLK信号の立上がりエッジa0 によっ
て、フリップフロップ101及び102がトリガされ
る。このうち、フリップフロップ102は、初期状態の
Fの値を取り込む。一方、フリップフロップ101は、
フリップフロップ103の出力Eを取り込むが、フリッ
プフロップ103には、この期間内でTRG信号が入力
されないため、同じ初期状態のEの値を取り込む。従っ
て、その各フリップフロップ101及び102の出力F
及びGも同じ値を維持する。
【0018】続いて、CLK信号のつぎの1サイクルの
期間T1 では、CLK信号の立上がりエッジa1 によっ
て、フリップフロップ101及び102がトリガされる
が、この時点では、いまだTRG信号が入力されないた
め、各フリップフロップは前述と同じ動作を繰り返す。
この後、TRG信号がフリップフロップ103に入力さ
れると、このフリップフロップ103はTRG信号の立
上がりエッジa2 によってトリガされ、フリップフロッ
プ101の反転出力(=“1”)を取り込む。この結
果、フリップフロップ101の出力Eの値は“1”とな
る。なお、この出力Eの値は、CLK信号のつぎの1サ
イクルがフリップフロップ101に入力されるまで、こ
のフリップフロップ101に取り込まれることはない。
【0019】続いて、CLK信号の次の1サイクルの期
間T2 では、このCLK信号の立上がりエッジa3 によ
って、フリップフロップ101及び102がトリガされ
る。これによって、一方のフリップフロップ102は、
変化前のFの値“0”を取り込む。これにより、フリッ
プフロップ101の出力の値が、フリップフロップ10
2に移されることになる。他方のフリップフロップ10
1は、この前の期間T1 で“1”となったEの値を取り
込む。この時点で、各フリップフロップ101、102
の出力F、Gの値が異なるため、Ex−ORゲート10
4の出力Hは“1”となる。このように、出力Hの値が
“1”の場合には、その1つまえのCLK信号の期間T
1 において、フリップフロップ103にTRG信号が入
力されたことになる。
【0020】続いて、CLK信号の次の1サイクルの期
間T3 では、このCLK信号の立上がりエッジa4 によ
って、フリップフロップ101、102がトリガされ
る。これによって、一方のフリップフロップ102は、
Fの値“1”を取り込み、他方のフリップフロップ10
1は、フリップフロップ103の出力Eを取り込む。こ
のEの値は、1つ前の期間T2 においてフリップフロッ
プ103にTRG信号の立上がりエッジが到来していな
いので変化はなく“1”である。従って、この時点で、
出力GとFの値が等しくなるので、Ex−ORゲート1
04の出力Hは“0”となる。このように、出力Hの値
が“0”の場合には、その1つ前のCLK信号の期間T
2 において、フリップフロップ103にTRG信号の入
力がなかったことになる。
【0021】ここで、再び期間T3 に着目すると、この
後、TRG信号がフリップフロップ103に入力された
場合には、このTRG信号の立上がりエッジa5 によっ
て、フリップフロップ103がトリガされる。これによ
って、フリップフロップ103は、フリップフロップ1
01の反転出力(=“0”)を取り込み、この結果、そ
の出力Eの値は“0”となる。なお、a6 として示すよ
うに、例えばこの期間T3 内において、TRG信号が再
びフリップフロップ103に入力された場合にも、フリ
ップフロップ101の出力(反転出力)が変化しない限
り一定となる。即ち、立上がりエッジa7 として示す次
のCLK信号の1サイクルの期間T4 が開始されるま
で、フリップフロップ101の反転出力に変化はない。
これは、期間T3 において、TRG信号が幾度入力され
たとしても同様である。
【0022】続いて、CLK信号の次の1サイクルの期
間T4 では、このCLK信号の立上がりエッジa7 によ
って、フリップフロップ101、102がトリガされ
る。これによって、フリップフロップ102は、Fの値
“1”を取り込み、フリップフロップ101は、フリッ
プフロップ103の出力Eを取り込む。このEは、前述
したように、1つまえの期間T3 においてTRG信号が
入力されたため、その値は“0”である。従って、Gの
値“1”、Fの値が“0”と異なるため、Ex−ORゲ
ート104の出力Hは“1”となる。このように、出力
Hの値が“1”のとき、その1つ前のCLK信号の期間
3 において、フリップフロップ103にTRG信号が
入力されたことになる。
【0023】このように本実施例に係るエッジ検出回路
では、Ex−ORゲート104の出力Hの値の“0”か
“1”を検出することによって、そのまえのCLK信号
の1サイクル時間内に、TRG信号のエッジがフリップ
フロップ103に到来したか否かを確実に検出すること
ができる。
【0024】本実施例では、フリップフロップ101と
102の出力の異同を検出する検出回路としてEx−O
Rゲートを例示したが、この例に限定するものではな
く、この2つの出力の値が同じか否かを検出できる回路
であれば良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1のクロック信号の1サイクル時間の間に、第2のクロ
ック信号のエッジが到来したか否かを第1のクロック信
号に同期して検出することができる。即ち、この第1の
クロック信号のエッジによってフリップフロップのクリ
ア動作を行わせることが可能であるため、従来のような
微分回路等が不要となり、エッジ検出回路を構成するフ
リップフロップが第2のクロック信号に反応しない時間
をゼロにすることが可能となる。また、微分回路を構成
する抵抗やコンデンサなどのアナログ的な要素を用いな
いため、極めて安定な回路動作が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明にかかるエッジ検出回路を示す
回路構成図、(b)はこのエッジ検出回路の動作を示す
タイミングチャートである。
【図2】従来のエッジ検出回路を示す回路構成図であ
る。
【図3】従来のエッジ検出回路の動作を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
101〜103…フリップフロップ、104…Ex−O
Rゲート(検出回路)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のクロック信号により入力信号を取
    り込む第1のフリップフロップと、 この第1のクロック信号により第1のフリップフロップ
    の出力を取り込む第2のフリップフロップと、 第2のクロック信号により前記第1のフリップフロップ
    の反転出力を取り込む第3のフリップフロップと、 第1のフリップフロップの出力と第2のフリップフロッ
    プの出力とが与えられ、その異同を検出する検出回路と
    を備え、 第3のフリップフロップの出力を、第1のフリップフロ
    ップの前記入力信号とすることを特徴とするエッジ検出
    回路。
JP4279049A 1992-10-16 1992-10-16 エッジ検出回路 Pending JPH06132790A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4279049A JPH06132790A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 エッジ検出回路

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JP4279049A JPH06132790A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 エッジ検出回路

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JPH06132790A true JPH06132790A (ja) 1994-05-13

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ID=17605691

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JP4279049A Pending JPH06132790A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 エッジ検出回路

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JP (1) JPH06132790A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012142694A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 New Japan Radio Co Ltd エッジ検出回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012142694A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 New Japan Radio Co Ltd エッジ検出回路

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