JPH0537134Y2 - - Google Patents

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JPH0537134Y2
JPH0537134Y2 JP900589U JP900589U JPH0537134Y2 JP H0537134 Y2 JPH0537134 Y2 JP H0537134Y2 JP 900589 U JP900589 U JP 900589U JP 900589 U JP900589 U JP 900589U JP H0537134 Y2 JPH0537134 Y2 JP H0537134Y2
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JP
Japan
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connecting plate
door
holding recess
water tray
holding
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JP900589U
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JPH02100111U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、グリル扉を水受皿に容易に着脱で
きるようにしたグリル扉の着脱装置に関する。
〈従来の技術〉 調理器のグリルにはグリル扉が水受皿に取付け
られていて両者を一体に扱えるようになつたもの
があるが、一体のままでは掃除等の際に不便なた
め、必要に応じて両者を分離できる構造とするこ
とが望ましい。
その一例としては、先端が湾曲した連結片と弾
性体からなる挟持片をグリル扉に設け、この連結
片と挟持片で水受皿を保持するようにしたものが
ある(例えば実開昭60−54013号公報参照)。ま
た、例えばグリル扉と水受皿の一方に爪を、他方
に爪の挿入穴をそれぞれ設けて扉を着脱する構造
のものも知られている。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記公報記載のものは、挟持片のばね性を利用
しているため、ばねの強さが適切でないと保持が
不確実になつたり、着脱操作がしにくくなつたり
し、また経時変化でばねが弱くなつたりする可能
性がある。また単に爪を挿入する構造では、挿入
穴と爪の形状や両者間の摩擦力が適切でないと保
持が不確実になつたり、着脱操作がしにくくなつ
たりする可能性がある。
この考案はこの点に着目し、グリル扉の保持が
確実でしかも容易に着脱できるグリル扉の着脱装
置を得ることを目的としてなされたものである。
〈課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成するために、この考案では、
水受皿の前端と扉の内面の一方に連結板を、他方
に連結板受部をそれぞれ設け、この連結板受部は
連結板の対向する二辺がそれぞれ係止される保持
凹部を備えており、各保持凹部は一方が深く、且
つこの保持凹部に連結板の一辺を深く挿入した場
合に連結板の他辺が他方の保持凹部に挿入できる
間隔で設けられると共に、深い保持凹部に反発ば
ねを設けている。
〈作用〉 反発ばねを押しながら連結板の一辺を深い保持
凹部に挿入し、連結板の他辺を他方の保持凹部に
挿入して反発ばねの押圧を止めることにより、連
結板は反発ばねの付勢力によつて他方の保持凹部
に押し付けられ、しかも各保持凹部で二辺がそれ
ぞれ保持された状態となつて扉と水受皿は相互に
固定される。またこの状態から上記と逆の操作を
することにより、扉を水受皿から離脱させること
ができる。
〈実施例〉 次に図示の一実施例について説明する。
図において、1はガラス窓11をフレーム12
に取付けた構造のグリル扉、2は前端部に連結板
3を備えた水受皿、4はグリル扉1の内面下部に
設けられた連結板受部、5は連結板受部5に設け
られた反発ばねである。扉1のフレーム12は、
例えば板金加工によつて前後方向に厚みのある所
定の形状に構成され、前面下部には把手(図示せ
ず)が設けられている。また連結板3及び連結板
受部4も板金加工製で、それぞれ水受皿2及びフ
レーム12の裏板12aに適宜の手段で固定され
ている。
連結板3は長方形で上下の二辺にはそれぞれ折
り曲げ片31及び32が形成されている。また、
連結板受部4は連結板3に対応した形状で連結板
3よりやや大きめの長方形となつており、上下の
二辺は2段に折り曲げて保持凹部41及び42が
形成され、左右の二辺にも折り曲げ片43及び4
4が形成されている。上記の保持凹部は上部の凹
部41の方が下部の凹部42よりもかなり深くな
つており、両凹部41及び42の開口端縁間の寸
法Aは、連結板3の上部すなわち折り曲げ片31
を保持凹部41に深く挿入した場合に、連結板3
の下部すなわち折り曲げ片32を保持凹部42の
開口端縁を迂回させて、凹部42に挿入すること
ができるような大きさに選定されている。また反
発ばね5は、帯状のばね材を例えば第2図に示す
ように下向きの湾曲部5aを複数個有する形状に
成形したものであり、両端の係止部5bを折り曲
げ片43及び44の上縁に係止させることによつ
て保持凹部41内に取付けられている。
この実施例は上述のような構成であり、グリル
扉1を水受皿2に取付ける際には、第3図のaの
ように反発ばね5を押しながら連結板3の上部を
保持凹部41に挿入し、この部分を支点として扉
1を相対的に回動させながら連結板3の下部を保
持凹部42に挿入すればよい。これで連結板3は
反発ばね5の付勢力によつて下向きに押され、b
図のように上下がそれぞれ保持凹部41及び42
内に保持されると共に、左右も折り曲げ片43及
び44で押さえられた状態となつて連結板受部4
に連結される。従つて、連結板3と連結板受部4
の形状と寸法を適正に選定しておくことにより、
多少の遊びは反発ばね5の付勢力によつて吸収さ
れてグリル扉1と水受皿2は相互に固定されるの
である。また、この状態から上記とは逆の操作を
すれば、グリル扉1を水受皿2から外すことがで
きる。
なお、この実施例では連結板受部4を扉側に設
けているので、調理時の熱が反発ばね5に伝わり
にくくなり、熱によるばねの劣化が軽減される。
また保持凹部41及び42は連結板受部4の上下
に設けられているが、配置を変えて左右に設ける
こともできる。
〈考案の効果〉 上述の実施例から明らかなように、この考案
は、水受皿と扉の一方に連結板を、他方に連結板
受部を設け、連結板受部内の反発ばねを押しなが
ら連結板を連結板受部の保持凹部に挿入し、連結
板を連結板受部で保持することによつて水受皿と
扉を連結するようにしたものである。
従つて、グリル扉の着脱操作が容易であり、ま
た反発ばねは連結板を連結板受部から外れないよ
うにするためのものであつて、保持作用自体をば
ねで行うものでないため、ばねの強さが適切でな
かつたり、強さが変化したりしても保持が不確実
になり、あるいは着脱操作がしにくくなるという
ことがなく、しかも部材の寸法誤差や多少の変形
は反発ばねで吸収されるので、設計や製造が容易
となる。また単に爪を挿入する構造のように、保
持の確実性や着脱操作が挿入穴と爪の形状や両者
間の摩擦力に大きく左右されることもなく、この
点でも設計や製造が容易となるのであり、構造が
簡単で着脱が容易であり、保持の確実なグリル扉
の着脱装置を得ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のグリル扉を水受
皿から外した状態における要部の斜視図、第2図
は反発ばねの斜視図、第3図のa及びbは着脱操
作を説明するための断面図である。 1……グリル扉、2……水受皿、3……連結
板、4……連結板受部、5……反発ばね、41,
42……保持凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水受皿の前端と扉の内面の一方に連結板を、他
    方に連結板受部をそれぞれ設け、この連結板受部
    は連結板の対向する二辺がそれぞれ係止される保
    持凹部を備えており、各保持凹部は一方が深く、
    且つこの保持凹部に連結板の一辺を深く挿入した
    場合に連結板の他辺が他方の保持凹部に挿入でき
    る間隔で設けられると共に、深い保持凹部に反発
    ばねを設けてなるグリル扉の着脱装置。
JP900589U 1989-01-28 1989-01-28 Expired - Lifetime JPH0537134Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP900589U JPH0537134Y2 (ja) 1989-01-28 1989-01-28

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JP900589U JPH0537134Y2 (ja) 1989-01-28 1989-01-28

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Publication Number Publication Date
JPH02100111U JPH02100111U (ja) 1990-08-09
JPH0537134Y2 true JPH0537134Y2 (ja) 1993-09-20

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