JPH0536935Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0536935Y2 JPH0536935Y2 JP14372588U JP14372588U JPH0536935Y2 JP H0536935 Y2 JPH0536935 Y2 JP H0536935Y2 JP 14372588 U JP14372588 U JP 14372588U JP 14372588 U JP14372588 U JP 14372588U JP H0536935 Y2 JPH0536935 Y2 JP H0536935Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- adsorbent
- adsorbent body
- knob portion
- elongated hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 claims description 23
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は仮錠タイプのマグネツトキヤツチに関
し、特に吸着体の突出位置が自動的に調整できる
機能を備えたマグネツトキヤツチに関するもので
ある。
し、特に吸着体の突出位置が自動的に調整できる
機能を備えたマグネツトキヤツチに関するもので
ある。
〈従来の技術〉
一般に、マグネツトキヤツチを家具に取り付け
た時、マグネツトキヤツチの吸着体と回動扉側に
取り付けた被吸着体との間に間隙があるとマグネ
ツトキヤツチの吸着効果が著しく低下するので隙
間の生じないように正しく取り付けることが要求
される。
た時、マグネツトキヤツチの吸着体と回動扉側に
取り付けた被吸着体との間に間隙があるとマグネ
ツトキヤツチの吸着効果が著しく低下するので隙
間の生じないように正しく取り付けることが要求
される。
そこで従来では、マグネツトキヤツチの吸着体
がケーシングに対して前後方向に移動できるよう
に形成して固定ビスにより所定の位置で固定出来
るようにしたものが多く出回つている。
がケーシングに対して前後方向に移動できるよう
に形成して固定ビスにより所定の位置で固定出来
るようにしたものが多く出回つている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかし前記した従来手段では、取り付けの都
度、手で扉との当たりに具合を調整しなければな
らないので非常に面倒である。
度、手で扉との当たりに具合を調整しなければな
らないので非常に面倒である。
そこで本考案は、家具枠体に取り付けたマグネ
ツトキヤツチに対し、扉を閉じるだけで自動的に
吸着体の突出位置が調整されるようにし、もつて
前記した問題点を解決することを主たる目的とす
るものである。
ツトキヤツチに対し、扉を閉じるだけで自動的に
吸着体の突出位置が調整されるようにし、もつて
前記した問題点を解決することを主たる目的とす
るものである。
〈問題を解決する為の手段〉
上記の目的を達成する為に本考案は、磁石板1
aとヨーク板1bとを合成樹脂枠1cで抱合保持
させた吸着体1と、この吸着体1を前面開口部2
aから出没可能に保持するケーシング2と、前記
吸着体1を常時突出方向に押圧するスプリング3
とから成り、前記吸着体1はその上面に形成され
た指向性のあるラチエツト歯4とケーシング1側
に装着された弾性爪5との係合により押し込み方
向にはスライドできるが突出方向への移動は阻止
されており、更に前記係合爪4は上方に延びるつ
まみ部6を備え、このつまみ部6がケーシング2
の天板2bに形成した左右方向に延びる長穴7に
スライドのみ可能に挿通されて天板上方に露出さ
れており、このつまみ部6を長穴7に沿つて横に
移動させることにより前記弾性爪5とラチエツト
歯4との係合が解除できるように構成したもので
ある。
aとヨーク板1bとを合成樹脂枠1cで抱合保持
させた吸着体1と、この吸着体1を前面開口部2
aから出没可能に保持するケーシング2と、前記
吸着体1を常時突出方向に押圧するスプリング3
とから成り、前記吸着体1はその上面に形成され
た指向性のあるラチエツト歯4とケーシング1側
に装着された弾性爪5との係合により押し込み方
向にはスライドできるが突出方向への移動は阻止
されており、更に前記係合爪4は上方に延びるつ
まみ部6を備え、このつまみ部6がケーシング2
の天板2bに形成した左右方向に延びる長穴7に
スライドのみ可能に挿通されて天板上方に露出さ
れており、このつまみ部6を長穴7に沿つて横に
移動させることにより前記弾性爪5とラチエツト
歯4との係合が解除できるように構成したもので
ある。
〈作用〉
上記のごとく構成されたマグネツトキヤツチ
は、第3図に示すように、吸着体1を予め大きく
突出させた状態で家具の枠体Aに取り付けておけ
ば、扉Bを閉じることにより、吸着体1が扉に押
されて第4図に示すように後退し、自動的に所定
の扉閉鎖位置で扉の被吸着体8と密接した状態に
保持することができる。又、つまみ部6を長穴7
に沿つて横に移動させることにより、弾性爪5も
横に移動してラチエツト歯4との係合が外れ、こ
れにより吸着体1を元の突出位置に復帰させるこ
とができる。
は、第3図に示すように、吸着体1を予め大きく
突出させた状態で家具の枠体Aに取り付けておけ
ば、扉Bを閉じることにより、吸着体1が扉に押
されて第4図に示すように後退し、自動的に所定
の扉閉鎖位置で扉の被吸着体8と密接した状態に
保持することができる。又、つまみ部6を長穴7
に沿つて横に移動させることにより、弾性爪5も
横に移動してラチエツト歯4との係合が外れ、こ
れにより吸着体1を元の突出位置に復帰させるこ
とができる。
〈実施例〉
以下図面について本考案の実施例を説明する。
図に於いて、符号1は本考案に係るマグネツト
キヤツチの吸着体であつて磁石板1aとヨーク板
1b,1bとが合成樹脂枠1cで一体的に抱合保
持されて形成されている。この吸着体1はケーシ
ング2によつてその前面開口部2aから出没可能
に保持され、且つスプリング3によつて常時突出
方向に押圧されている。又前記吸着体1はその上
面に形成された指向性のあるラチエツト歯4とケ
ーシング1側に装着された弾性爪5との係合によ
り押し込み方向にはスライドできるが突出方向へ
の移動は阻止されている。更に前記係合爪4は一
体的に上方に延びるつまみ部6を備え、このつま
み部6がケーシング2の天板2bに形成した左右
方向に延びる長穴7にスライドのみ可能に挿通さ
れて天板上方に露出されており、このつまみ部6
を長穴7に沿つて横に移動させることにより前記
弾性爪5も共に横に移動してラチエツト歯4との
係合が解除できるように構成されている。尚前記
つまみ部6は長穴7にそつてスライドは出来るが
回転は出来ないように異径状に、例えば図に示し
たように断面楕円状に形成されている。
キヤツチの吸着体であつて磁石板1aとヨーク板
1b,1bとが合成樹脂枠1cで一体的に抱合保
持されて形成されている。この吸着体1はケーシ
ング2によつてその前面開口部2aから出没可能
に保持され、且つスプリング3によつて常時突出
方向に押圧されている。又前記吸着体1はその上
面に形成された指向性のあるラチエツト歯4とケ
ーシング1側に装着された弾性爪5との係合によ
り押し込み方向にはスライドできるが突出方向へ
の移動は阻止されている。更に前記係合爪4は一
体的に上方に延びるつまみ部6を備え、このつま
み部6がケーシング2の天板2bに形成した左右
方向に延びる長穴7にスライドのみ可能に挿通さ
れて天板上方に露出されており、このつまみ部6
を長穴7に沿つて横に移動させることにより前記
弾性爪5も共に横に移動してラチエツト歯4との
係合が解除できるように構成されている。尚前記
つまみ部6は長穴7にそつてスライドは出来るが
回転は出来ないように異径状に、例えば図に示し
たように断面楕円状に形成されている。
又、前記吸着体1がケーシング2から分離する
ことを阻止するために吸着体1の側面に形成した
突部9がケーシング内面に形成したストツパー用
凹部10に係合するようになつている。
ことを阻止するために吸着体1の側面に形成した
突部9がケーシング内面に形成したストツパー用
凹部10に係合するようになつている。
尚、符号11はケーシング2の底板を示すもの
で、接着剤によりケーシングに結合去れるもので
ある。
で、接着剤によりケーシングに結合去れるもので
ある。
〈考案の効果〉
以上詳述したごとく本考案は磁石板1aとヨー
ク板1bとを合成樹脂枠1cで抱合保持させた吸
着体1と、この吸着体1を前面開口部2aから出
没可能に保持するケーシング2と、前記吸着体1
を常時突出方向に押圧するスプリング3とから成
り、前記吸着体1はその上面に形成された指向性
のあるラチエツト歯4とケーシング1側に装着さ
れた弾性爪5との係合により押し込み方向にはス
ライドできるが突出方向への移動は阻止されてお
り、更に前記係合爪4は上方に延びるつまみ部6
を備え、このつまみ部6がケーシング2の天板2
bに形成した左右方向に延びる長穴7にスライド
のみ可能に挿通されて天板上方に露出されてお
り、このつまみ部6を長穴7に沿つて横に移動さ
せることにより前記弾性爪5とラチエツト歯4と
の係合が解除できるように構成したものであるか
ら、吸着体1を大きくケーシング2から突出させ
た状態で家具に取り付けておけば、扉Bを閉じる
だけで吸着体1は扉におされて後退し、自動的に
所定の扉閉鎖位置で扉の被吸着体8と密接した状
態で定着させることができ、これにより取り付け
の都度、手で調整することを省略できて便利であ
り、加えて、もし誤つて吸着体1をケーシング1
内に押し込んだ場合でもつまみ部6を横に移動さ
せて弾性爪5のラチエツト歯4への係合を解除す
ることにより吸着体1を元の突出位置に簡単に復
帰させることができ、これにより繰り返し使用す
ることができる等の効果がある。
ク板1bとを合成樹脂枠1cで抱合保持させた吸
着体1と、この吸着体1を前面開口部2aから出
没可能に保持するケーシング2と、前記吸着体1
を常時突出方向に押圧するスプリング3とから成
り、前記吸着体1はその上面に形成された指向性
のあるラチエツト歯4とケーシング1側に装着さ
れた弾性爪5との係合により押し込み方向にはス
ライドできるが突出方向への移動は阻止されてお
り、更に前記係合爪4は上方に延びるつまみ部6
を備え、このつまみ部6がケーシング2の天板2
bに形成した左右方向に延びる長穴7にスライド
のみ可能に挿通されて天板上方に露出されてお
り、このつまみ部6を長穴7に沿つて横に移動さ
せることにより前記弾性爪5とラチエツト歯4と
の係合が解除できるように構成したものであるか
ら、吸着体1を大きくケーシング2から突出させ
た状態で家具に取り付けておけば、扉Bを閉じる
だけで吸着体1は扉におされて後退し、自動的に
所定の扉閉鎖位置で扉の被吸着体8と密接した状
態で定着させることができ、これにより取り付け
の都度、手で調整することを省略できて便利であ
り、加えて、もし誤つて吸着体1をケーシング1
内に押し込んだ場合でもつまみ部6を横に移動さ
せて弾性爪5のラチエツト歯4への係合を解除す
ることにより吸着体1を元の突出位置に簡単に復
帰させることができ、これにより繰り返し使用す
ることができる等の効果がある。
第1図は本考案に係るマグネツトキヤツチの分
解斜視図、第2図は中央縦断面図、第3図並びに
第4図は使用状態を示す平面図である。 1は吸着体、2はケーシング、2aはケーシン
グの前面開口部、3はスプリング、4はラチエツ
ト歯、5は弾性爪、6はつまみ部、7は長穴を示
すものである。
解斜視図、第2図は中央縦断面図、第3図並びに
第4図は使用状態を示す平面図である。 1は吸着体、2はケーシング、2aはケーシン
グの前面開口部、3はスプリング、4はラチエツ
ト歯、5は弾性爪、6はつまみ部、7は長穴を示
すものである。
Claims (1)
- 磁石板1aとヨーク板1bとを合成樹脂枠1c
で抱合保持させた吸着体1と、この吸着体1を前
面開口部2aから出没可能に保持するケーシング
2と、前記吸着体1を常時突出方向に押圧するス
プリング3とから成り、前記吸着体1はその上面
に形成された指向性のあるラチエツト歯4とケー
シング1側に装着された弾性爪5との係合により
押し込み方向にはスライドできるが突出方向への
移動は阻止されており、更に前記係合爪4は上方
に延びるつまみ部6を備え、このつまみ部6がケ
ーシング2の天板2bに形成した左右方向に延び
る長穴7にスライドのみ可能に挿通されて天板上
方に露出されており、このつまみ部6を長穴7に
沿つて横に移動させることにより前記弾性爪5と
ラチエツト歯4との係合が解除できるように構成
されている、マグネツトキヤツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14372588U JPH0536935Y2 (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14372588U JPH0536935Y2 (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0264675U JPH0264675U (ja) | 1990-05-15 |
JPH0536935Y2 true JPH0536935Y2 (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=31410803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14372588U Expired - Lifetime JPH0536935Y2 (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536935Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6116252B2 (ja) * | 2013-01-11 | 2017-04-19 | 株式会社ニフコ | ラッチ装置 |
-
1988
- 1988-11-01 JP JP14372588U patent/JPH0536935Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0264675U (ja) | 1990-05-15 |
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