JPH0536916Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0536916Y2 JPH0536916Y2 JP1987168778U JP16877887U JPH0536916Y2 JP H0536916 Y2 JPH0536916 Y2 JP H0536916Y2 JP 1987168778 U JP1987168778 U JP 1987168778U JP 16877887 U JP16877887 U JP 16877887U JP H0536916 Y2 JPH0536916 Y2 JP H0536916Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- fence
- fixed
- wire
- wire rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はネツトフエンスのネツトのたわみを防
止するネツトホルダーに関するものである。
止するネツトホルダーに関するものである。
(従来の技術)
従来のネツトフエンスのネツトのたわみを防止
する方法としては、例えば実開昭52−26744号公
報に示すようにネツトの上下両端縁もしくは上端
縁の横線を、胴縁の開口部内に全長にわたつて係
止し、この胴縁を支柱に取付けてネツトのたわみ
を防止するようにしたもの、また例えば実公昭36
−13463号公報に示すように、支柱の溝内に当接
した座鈑から螺子杆を外方に突出させ、支柱の前
面に張つたネツトを挟む様に圧止鈑を螺子杆に螺
合したネツトで緊締してネツトのたわみを防止す
るようにしたものが夫々知られていた。
する方法としては、例えば実開昭52−26744号公
報に示すようにネツトの上下両端縁もしくは上端
縁の横線を、胴縁の開口部内に全長にわたつて係
止し、この胴縁を支柱に取付けてネツトのたわみ
を防止するようにしたもの、また例えば実公昭36
−13463号公報に示すように、支柱の溝内に当接
した座鈑から螺子杆を外方に突出させ、支柱の前
面に張つたネツトを挟む様に圧止鈑を螺子杆に螺
合したネツトで緊締してネツトのたわみを防止す
るようにしたものが夫々知られていた。
(考案が解決しようとする問題点)
前者のネツトのたわみ防止手段はネツトの全長
と等しい長さの胴縁が必要となり、コストが高く
なる点が問題であり、また後者のネツトのたわみ
防止手段は、特定の支柱を用いてネツトを固定す
るもので、既在の普通の角状の支柱には適用でき
ない点、また支柱面とネツトとの間に間隙がある
場合にはネツトを強く固定することができない等
の問題点を有していた。
と等しい長さの胴縁が必要となり、コストが高く
なる点が問題であり、また後者のネツトのたわみ
防止手段は、特定の支柱を用いてネツトを固定す
るもので、既在の普通の角状の支柱には適用でき
ない点、また支柱面とネツトとの間に間隙がある
場合にはネツトを強く固定することができない等
の問題点を有していた。
そこで本考案は、従来の問題点を解消して既在
の普通の支柱にも適用できて、支柱面とネツトと
の間に間隙があつても、該間隙に影響なくネツト
を強く固定することができるようにしたネツトの
たわみが生じない外観のよいネツトフエンスを提
供することを目的としたものである。
の普通の支柱にも適用できて、支柱面とネツトと
の間に間隙があつても、該間隙に影響なくネツト
を強く固定することができるようにしたネツトの
たわみが生じない外観のよいネツトフエンスを提
供することを目的としたものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、従来の問題点を解消するため、立設
した支柱3の縦方向の適所で、支柱3にネツトを
取付けるようにしたネツトフエンス1において、
ネツト端部の少なくとも1本の線材2を、支柱3
の側面に固定したL字状の固定片11と、該固定
片11の先端に設けた取付部12と嵌合して、該
取付部12との間に前記線材2を挟持する挟持片
13とよりなるネツトホルダー10により固定す
るようにすると共に、ネツト端部の線材2を、支
柱3の前面に、笠木4と下胴縁5との間にわたつ
て設けた断面H字状の端部連結部材8,8aの側
面の線材収納部内に挿入固定して、ネツトフエン
スを構成したものである。
した支柱3の縦方向の適所で、支柱3にネツトを
取付けるようにしたネツトフエンス1において、
ネツト端部の少なくとも1本の線材2を、支柱3
の側面に固定したL字状の固定片11と、該固定
片11の先端に設けた取付部12と嵌合して、該
取付部12との間に前記線材2を挟持する挟持片
13とよりなるネツトホルダー10により固定す
るようにすると共に、ネツト端部の線材2を、支
柱3の前面に、笠木4と下胴縁5との間にわたつ
て設けた断面H字状の端部連結部材8,8aの側
面の線材収納部内に挿入固定して、ネツトフエン
スを構成したものである。
(実施例)
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本考案のネツトフエンスにおけるネツ
トホルダーの取付状態を示したもので、本考案は
ネツトフエンス1を構成するネツトの縦方向の適
所に位置する線材2をネツトホルダー10によつ
て挟持固定してネツトのたわみを防止するもので
ある。
トホルダーの取付状態を示したもので、本考案は
ネツトフエンス1を構成するネツトの縦方向の適
所に位置する線材2をネツトホルダー10によつ
て挟持固定してネツトのたわみを防止するもので
ある。
ネツトフエンス1は第6図に示すように多数本
の線材2,2…を格子状または網状に交差させ、
その交差点をスポツト溶接して構成したもので、
約180cmの長さのネツトフエンス1が支柱3のと
ころで連結されて長いフエンスを形成しているも
のである。各ネツトフエンス1は、上部に笠木4
が、下部に下胴縁5が夫々取付けられていて、笠
木4は支柱3の頂部に固定したキヤツプ6によ
り、また下胴縁5は同じく支柱3の下方に固定し
たブラケツト7によつて夫々支持固定されてい
る。そしてネツトフエンス1の端部は第3図に示
すようにH状の形材の端部連結部材8の側面に設
けた線材収納スリツトに挿入固定されて連結され
ている。なお第4図および第5図は端部連結部材
の変形例を示したもので、端部連結部材8aの側
面に、線材収納スリツトの代りに多数の線材収納
孔9,9…を設けて、この収納孔9にネツトの線
材2,2…の端部を挿入固定して連結するように
したものである。
の線材2,2…を格子状または網状に交差させ、
その交差点をスポツト溶接して構成したもので、
約180cmの長さのネツトフエンス1が支柱3のと
ころで連結されて長いフエンスを形成しているも
のである。各ネツトフエンス1は、上部に笠木4
が、下部に下胴縁5が夫々取付けられていて、笠
木4は支柱3の頂部に固定したキヤツプ6によ
り、また下胴縁5は同じく支柱3の下方に固定し
たブラケツト7によつて夫々支持固定されてい
る。そしてネツトフエンス1の端部は第3図に示
すようにH状の形材の端部連結部材8の側面に設
けた線材収納スリツトに挿入固定されて連結され
ている。なお第4図および第5図は端部連結部材
の変形例を示したもので、端部連結部材8aの側
面に、線材収納スリツトの代りに多数の線材収納
孔9,9…を設けて、この収納孔9にネツトの線
材2,2…の端部を挿入固定して連結するように
したものである。
ところで本考案の特徴とするネツトホルダー1
0は、L字状の固定片11と、字状の挟持片1
3よりなり、これによりネツトフエンス1のネツ
トの縦方向の適所に位置する線材2を少くとも1
本挟持固定することによりネツトのたわみを防止
するものである。第6図に示すネツトフエンス1
のように高さのあまり高くないフエンスにあつて
はネツトホルダー10はフエンスのほぼ中央に当
る位置に1個設けるが、ネツトフエンスの高さが
180cmもある高いものにあつては、ネツトホルダ
ー10をフエンスを3等分する位置に2個設けて
ネツトのたわみを防ぐようにするとよい。次にネ
ツトホルダー10の取付け方を第6図に示すネツ
トフエンスについて説明すると、まずL字状の固
定片11の基部を第1図に示すように支柱3のフ
エンスの中央に当る位置の側面にビスで固定し、
その直角に屈曲した先端の取付部12に、ネツト
の横方向に配置された線材2のうちの1本を当接
し、フエンスの前方より字状の挟持片13を、
その上部嵌合部15および下部嵌合部16が第1
図に示すように固定片11の取付部12の上下に
嵌合し押圧して線材2を基板14と取付部12と
で挟持し、そして基板14にビスを挿通して固定
片11の取付部12に螺合締付けて固定する。な
お挟持固定する線材2は1本で所定の効果を充分
発揮するが、2本以上であつてもよい。そしてこ
のネツトホルダー10は各ネツトフエンス1の端
部に取付けるものであるが第3図に示すように左
右のネツトフエンスの連結部にあつては、支柱の
両側面に取付けて各ネツトの端部の線材2を挟持
固定するとよい。
0は、L字状の固定片11と、字状の挟持片1
3よりなり、これによりネツトフエンス1のネツ
トの縦方向の適所に位置する線材2を少くとも1
本挟持固定することによりネツトのたわみを防止
するものである。第6図に示すネツトフエンス1
のように高さのあまり高くないフエンスにあつて
はネツトホルダー10はフエンスのほぼ中央に当
る位置に1個設けるが、ネツトフエンスの高さが
180cmもある高いものにあつては、ネツトホルダ
ー10をフエンスを3等分する位置に2個設けて
ネツトのたわみを防ぐようにするとよい。次にネ
ツトホルダー10の取付け方を第6図に示すネツ
トフエンスについて説明すると、まずL字状の固
定片11の基部を第1図に示すように支柱3のフ
エンスの中央に当る位置の側面にビスで固定し、
その直角に屈曲した先端の取付部12に、ネツト
の横方向に配置された線材2のうちの1本を当接
し、フエンスの前方より字状の挟持片13を、
その上部嵌合部15および下部嵌合部16が第1
図に示すように固定片11の取付部12の上下に
嵌合し押圧して線材2を基板14と取付部12と
で挟持し、そして基板14にビスを挿通して固定
片11の取付部12に螺合締付けて固定する。な
お挟持固定する線材2は1本で所定の効果を充分
発揮するが、2本以上であつてもよい。そしてこ
のネツトホルダー10は各ネツトフエンス1の端
部に取付けるものであるが第3図に示すように左
右のネツトフエンスの連結部にあつては、支柱の
両側面に取付けて各ネツトの端部の線材2を挟持
固定するとよい。
(考案の効果)
本考案は以上のような構成であつて、ネツトの
縦方向の適所の線材を、支柱の側面に固定したL
字状の固定片の先端の取付部と、この取付部に嵌
合する挟持片との間により挟持固定するようにし
たため、既在の普通の角状支柱に取付けて用いる
ことができると共に、ネツトの中央部を支柱方向
へ引寄せて固定するので、支柱面とネツトとの間
に間隙があつても、間隙に影響されずに常にネツ
トを強く挟持固定することができて、ネツトにた
わみを生ずることなく、常にネツトフエンスの外
観を良好に保持することができ、また各ネツトフ
エンスの端部の線材を、支柱の前面に、笠木と下
胴縁にわたつて設けた断面H字状の端部連結部材
の側面の線材収納部内に挿入固定したため、ネツ
トの曲げおよびネツト端部の膨みが防止されると
共に、ネツトフエンスの端部の線材が見えず外観
が良好となりまた、危険防止にも役立つ等の多く
の優れた効果を有している。
縦方向の適所の線材を、支柱の側面に固定したL
字状の固定片の先端の取付部と、この取付部に嵌
合する挟持片との間により挟持固定するようにし
たため、既在の普通の角状支柱に取付けて用いる
ことができると共に、ネツトの中央部を支柱方向
へ引寄せて固定するので、支柱面とネツトとの間
に間隙があつても、間隙に影響されずに常にネツ
トを強く挟持固定することができて、ネツトにた
わみを生ずることなく、常にネツトフエンスの外
観を良好に保持することができ、また各ネツトフ
エンスの端部の線材を、支柱の前面に、笠木と下
胴縁にわたつて設けた断面H字状の端部連結部材
の側面の線材収納部内に挿入固定したため、ネツ
トの曲げおよびネツト端部の膨みが防止されると
共に、ネツトフエンスの端部の線材が見えず外観
が良好となりまた、危険防止にも役立つ等の多く
の優れた効果を有している。
第1図は本考案のネツトフエンスのネツトホル
ダーの取付状態を示した第2図の−線の断面
図、第2図は支柱近傍の平面図、第3図は第1図
の−線の断面図、第4図は端部連結部材の変
形例の斜視図、第5図は同じく横断面図、第6図
はネツトフエンスの外観図である。 1……ネツトフエンス、2……線材、3……支
柱、8,8a……端部連結部材、10……ネツト
ホルダー、11……固定片、13……挟持片。
ダーの取付状態を示した第2図の−線の断面
図、第2図は支柱近傍の平面図、第3図は第1図
の−線の断面図、第4図は端部連結部材の変
形例の斜視図、第5図は同じく横断面図、第6図
はネツトフエンスの外観図である。 1……ネツトフエンス、2……線材、3……支
柱、8,8a……端部連結部材、10……ネツト
ホルダー、11……固定片、13……挟持片。
Claims (1)
- 立設した支柱3の縦方向の適所で、支柱3にネ
ツトを取付けるようにしたネツトフエンス1にお
いて、ネツト端部の少くとも1本の線材2を、支
柱3の側面に固定したL字状の固定片11と、該
固定片11の先端に設けた取付部12と嵌合し
て、該取付部12との間に前記線材2を挟持する
挟持片13とよりなるネツトホルダー10により
固定するようにすると共に、ネツト端部の線材2
を、支柱3の前面に、笠木4と下胴縁5との間に
わたつて設けた断面H字状の端部連結部材8,8
aの側面の線材収納部内に挿入固定したことを特
徴とするネツトフエンス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987168778U JPH0536916Y2 (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987168778U JPH0536916Y2 (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0173260U JPH0173260U (ja) | 1989-05-17 |
JPH0536916Y2 true JPH0536916Y2 (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=31458255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987168778U Expired - Lifetime JPH0536916Y2 (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536916Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4122847Y1 (ja) * | 1964-01-29 | 1966-11-16 | ||
JPS5226744B2 (ja) * | 1974-07-16 | 1977-07-15 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5226744U (ja) * | 1975-08-15 | 1977-02-24 |
-
1987
- 1987-11-04 JP JP1987168778U patent/JPH0536916Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4122847Y1 (ja) * | 1964-01-29 | 1966-11-16 | ||
JPS5226744B2 (ja) * | 1974-07-16 | 1977-07-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0173260U (ja) | 1989-05-17 |
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