JP3317319B2 - 表示板の取付構造 - Google Patents

表示板の取付構造

Info

Publication number
JP3317319B2
JP3317319B2 JP01017895A JP1017895A JP3317319B2 JP 3317319 B2 JP3317319 B2 JP 3317319B2 JP 01017895 A JP01017895 A JP 01017895A JP 1017895 A JP1017895 A JP 1017895A JP 3317319 B2 JP3317319 B2 JP 3317319B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting portion
display panel
hole
display
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP01017895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08202270A (ja
Inventor
諭 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP01017895A priority Critical patent/JP3317319B2/ja
Publication of JPH08202270A publication Critical patent/JPH08202270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3317319B2 publication Critical patent/JP3317319B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路標識や案内板等の
表示板(誘導サイン)が支柱に取り付けられた表示板の
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来最も多く使用されている表示板の取
付構造を図7を参照しながら説明する。図7(イ)には
表示板の正面図、(ロ)には平面図を示している。この
従来の表示板の取付構造は断面四角形の支柱101の面
に表示板102を固定して取り付けたものである。
【0003】又、実開平4−126276号公報には、
表示板の支柱接続側の側縁部にジョイントを取り付け、
このジョイントを支柱の表示板接続側の側面に設けられ
た垂直方向に長い溝の中に摺動自在に挿入して表示体を
支柱に取り付けた表示板の取付構造が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示す表
示板の取付構造では、断面四角形の支柱の面に表示板を
固定するから、図8(イ)に示すように道路103がほ
ぼ直角に交差している十字路やT字路の角部に設置され
る道路標識等の場合には、支柱101に表示板102を
取り付けると、それぞれの表示板が道路に向けられて取
り付けられるので好適であるが、図8(ロ)に示すよう
なY字路の角部等の直角に交差していない道路104の
角部に設置される道路標識等の場合には、上記表示板を
支柱に取り付けると、表示板を全ての道路に向けて取り
付けることができない。従って、かかる直角に交差しな
い道路104の角部に取り付けられる表示板の支柱とし
てはこの角部の角度に応じた特別な形状の支柱105を
製造し、この支柱105に表示板106を取り付ける必
要があり不便であった。
【0005】又、実開平4−126276号公報記載の
表示板の取付構造では垂直方向に長い溝が設けられてい
る方向にのみ表示板を支柱に取り付けることができる。
そして、通常、この溝は比較的多い180°や90°に
設けられていて、これ以外の角度に溝が設けられている
支柱は特別に製造する必要がある。このように、180
°や90°以外の角度に交差している道路の角部に取り
付けられる表示板は特別に製造する必要があり、高価に
なるという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、直角に交差して
いる道路の角部にも、又、直角に交差していない道路の
角部にも同じ支柱に表示板を道路に向けて取り付けるこ
とができる表示板の取付構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1記載の発明
は、表示板が支柱に取付具で取り付けられた表示板の取
付構造であって、前記支柱には表示板接続側に突出した
表示板取付部が設けられ、この表示板取付部には内周面
に軸方向に長く周方向にほぼ同じピッチの多数の凹凸を
有する断面円形状の通孔が軸を垂直方向に向けて設けら
れ、前記表示板には支柱接続側に突出した支柱取付部が
設けられ、この支柱取付部には内周面に軸方向に長く周
方向に前記表示板取付部の凹凸とほぼ同じピッチの多数
の凹凸を有する断面円形状の通孔が軸を垂直方向に向け
て設けられ、前記取付具は外周面に前記支柱取付部の通
孔の凹凸と表示板取付部の通孔の凹凸に噛み合う多数の
凹凸を有する断面円形状の長尺体であり、表示板取付部
の上に支柱取付部が重合され、この支柱取付部の通孔の
中から表示板取付部の通孔の中に取付具が挿入されて支
柱に表示板が取り付けられ、表示板は表示枠体の両側面
に表示パネルが取り付けられ、表示板取付部の上に支柱
取付部が重合されると、表示板取付部と支柱取付部とが
表示板の両側の表示パネルによってほぼ隠れるようにな
されているものである。
【0008】又、請求項2記載の発明は、表示板が支柱
に取付具で取り付けられた表示板の取付構造であって、
前記支柱には表示板接続側に突出した表示板取付部が設
けられ、この表示板取付部は垂直方向の通孔を有する接
続部と、この通孔の中に挿入され固定された治具とから
なり、この治具には内周面に軸方向に長く周方向にほぼ
同じピッチの多数の凹凸を有する断面円形状の通孔が軸
を垂直方向に向けて設けられ、前記表示板には支柱接続
側に突出した支柱取付部が設けられ、この支柱取付部は
垂直方向の通孔を有する接続部と、この通孔の中に挿入
され固定された治具とからなり、この治具には内周面に
軸方向に長く周方向に前記表示板取付部の治具の凹凸と
ほぼ同じピッチの多数の凹凸を有する断面円形状の通孔
が軸を垂直方向に向けて設けられ、前記取付具は外周面
に前記支柱取付部の治具の通孔の凹凸と表示板取付部の
治具の通孔の凹凸と噛み合う多数の凹凸を有する断面円
形状の長尺体であり、表示板取付部の上に支柱取付部が
重合され、表示板取付部の下面に通孔を塞ぐストッパー
が設けられ、支柱取付部の治具の通孔の中から表示板取
付部の治具の通孔の中を経てストッパーまで取付具が挿
入されて支柱に表示板が取り付けられているものであ
る。
【0009】請求項1記載の発明の表示板取付部には内
周面に軸方向に長く周方向にほぼ同じピッチの多数の凹
凸を有する断面円形状の通孔が軸を垂直方向に向けて設
けられているが、請求項2記載の発明のように、この表
示板取付部を垂直方向に通孔を有する接続部と、通孔の
中に挿入され固定された治具とに分割していると、分割
されて小さくなった治具は取り扱い易いので、軸方向に
長く内周面に周方向にほぼ同じピッチの多数の凹凸を有
する通孔を設け易く好ましい。
【0010】同様に、請求項1記載の発明の支柱取付部
には内周面に軸方向に長く周方向に前記表示板取付部の
凹凸とほぼ同じピッチの多数の凹凸を有する断面円形状
の通孔が軸を垂直方向に設けられているが、請求項2記
載の発明のように、支柱取付部を垂直方向に通孔を有す
る接続部と、通孔の中に挿入され固定された治具とに分
割していると、分割されて小さくなった治具は取り扱い
易いので、内周面に軸方向に長く周方向にほぼ同じピッ
チの多数の凹凸を有する通孔を設け易く好ましい。
【0011】又、請求項1記載の発明では、表示板取付
部と支柱取付部とが重合されているが、請求項2記載の
発明のように、支柱の表示板取付部の上に表示板の支柱
取付部を重合すると、表示板取付部が表示板の重量を支
持するので、特別に支柱取付部の下に表示板の重量を支
持する構造を設ける必要がなく便利である。
【0012】又、請求項1記載の発明では、このように
重合された表示板取付部の通孔の中から支柱取付部の通
孔の中に取付具が挿入されて支柱に表示板が取り付けら
れているが、この挿入された取付具を適宜方法で係止さ
れる必要がある。その際、請求項2記載の発明のよう
に、表示板取付部の下面に通孔を塞ぐストッパーを設け
ていると、取付具を表示板取付具の治具の通孔の中から
支柱取付部の治具の通孔の中を経てストッパーまで挿入
すると、取付具がストッパーで止まるので好ましい。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明の表示板の取付構造で表示
板を所望の方向に向けて支柱に取り付ける方法について
説明する。即ち、請求項1記載の発明の表示板の取付構
造は、支柱の表示板取付部と表示板の支柱取付部とが重
合されている。しかも、支柱取付部の通孔と表示板取付
部の通孔が共に断面円形状であるし、表示板取付部の通
孔の内周面は軸方向に長く周方向にほぼ同じピッチの凹
凸が設けられ、支柱取付部の通孔の内周面には軸方向に
長く周方向にほぼ同じピッチの凹凸が設けられているか
ら、表示板を所望の方向にピッチの整数倍回転させて重
合すると、支柱取付部の凹凸と表示板取付部の凹凸とが
同じ位置に重合する。
【0014】そこで、先ず、表示板をピッチの整数倍回
転させて所望の方向に向け支柱取付部の凹凸と表示板取
付部の凹凸とを合わせる。そして、支柱取付部の通孔の
中から表示板取付部の通孔の中に取付具を挿入する。す
ると、請求項1記載の発明では、取付具の外周面には支
柱取付部の通孔の凹凸と表示板取付部の通孔の凹凸に噛
み合う凹凸が設けられているから、上記のように表示板
取付部の通孔の凹凸と支柱取付部の凹凸とが合っている
通孔の中に取付具の凹凸が噛み合いながら、取付具が支
柱取付部の通孔の中から表示板取付部の通孔の中に挿入
する。従って、表示板の支柱取付部と支柱の表示板取付
部とは取付具を介して回転しないように固定されてい
る。
【0015】このように表示板を所望の方向に向けて取
り付けることができるから、道路がほぼ直角に交差して
いるT字路や十字路でも、又、道路が直角に交差してい
ないY字路でも表示板を道路に向けて支柱に取り付ける
ことができる。尚、支柱取付部の通孔の内周面の凹凸と
表示板取付部の通孔の内周面の凹凸は多数設けられてい
るから、ピッチの整数倍回転させることにより、表示板
を実質的に支障がない軽度に所望の方向に向けることが
できる。
【0016】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。請求項2記載の発明を請求項1記載の発明と比較す
ると、次の点が異なる。即ち、請求項2記載の発明で
は、表示板取付部は垂直方向の通孔を有する接続部と、
この通孔の中に挿入され固定された治具とに分割されて
いるから、分割されて小さくなった治具は取り扱い易
く、従って、内周面に軸方向に長く周方向にほぼ同じピ
ッチの多数の凹凸を有する通孔を容易に設けることがで
きる。又、支柱取付部は垂直方向に通孔を有する接続部
と、通孔の中に挿入され固定された治具とに分割されて
いるから、分割されて小さくなった治具は取り扱い易
く、従って、内周面に軸方向に長く周方向にほぼ同じピ
ッチの多数の凹凸を有する通孔を容易に設けることがで
きる。
【0017】又、請求項2記載の発明では、支柱の表示
板取付部の上に表示板の支柱取付部が重合されているか
ら、下側の表示板取付部が表示板の重量を支持するの
で、特別に支柱取付部の下に表示板の重量を支持する構
造を設ける必要がない。又、表示板取付部の下面に治具
の通孔を塞ぐストッパーが設けられているから、支柱取
付部の治具の通孔の中から表示板取付部の治具の通孔の
中を経てストッパーまで取付具を挿入するだけで、取付
具がストッパーで止まって、支柱に表示板を取り付ける
ことができる。
【0018】このように、請求項2記載の発明では、請
求項1記載の発明を部分的に好ましく限定しているだけ
であるから、請求項1記載の発明と同様に表示板を所望
の方向に向けて支柱に取り付けることができる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1〜図
6は本発明表示板の取付構造の一実施例を示し、図1の
(イ)は支柱に表示板を取り付けている状態を示す正面
図、(ロ)は支柱に表示板を取り付けた状態を示す平面
図、図2は取付具を示し、(イ)は取付具の表面材の正
面図、(ロ)は表面材の平面図、(ハ)は取付具の芯材
の正面図、図3は表示板取付部および支柱取付部の治具
を示し、(イ)は正面図、(ロ)は平面図、図4は支柱
の表示板取付部を示す平面図、図5は支柱の側面に表示
板がほぼ直角に取り付けられた状態を示す平面図、図6
は支柱の側面に表示板が直角からθ°回転させて取り付
けられた状態を示す平面図である。
【0020】図1〜図6において、1は支柱であり、断
面四角形の筒状体である。2は表示板取付部であり、プ
レート11を介して支柱1の表示板接続側に突出して設
けられている。又、この表示板取付部2は、図4に示す
ように、中心に軸方向に長い通孔25を有する円筒状の
接続部21と、通孔25の中に挿入され、ビス26で固
定された治具22とからなる。接続部21と治具22は
ほぼ同じ長さであって、接続部21の中に治具22が挿
入されると、外部からは治具22が見えなくなる。
【0021】治具22は、図3に示すように、内周面に
は軸方向に長く周方向にほぼ同じピッチの多数の凹凸2
8を有する断面円形状の通孔27が設けられ、外周面に
はビス26で止着できるように溝29が設けられてい
る。従って、この治具22を中心軸を中心にしてピッチ
の整数倍(図3のθ°の整数倍)回転させた治具22の
通孔27の凹凸と回転させないときの治具22の通孔2
7の凹凸はほぼ同じ位置になる。
【0022】このように、表示板取付部2を、垂直方向
の通孔25を有する接続部21と、通孔25の中に挿入
され固定された治具22とに分割していると、分割され
て小さくなった治具22は取り扱い易く、従って、治具
22の内周面に軸方向に長く周方向にほぼ同じピッチの
多数の凹凸28を有する通孔27を容易に設けることが
できる。
【0023】プレート11の長さは接続部21や治具2
2の長さのほぼ2倍の長さになっている。従って、この
プレート11の下方に接続部21を取り付けると、図1
に示すように、上方に接続部21とほぼ同じ長さのプレ
ート11が残る。3は表示板であり、表示枠体31の両
側面に表示パネル32が取り付けられたものである。
尚、表示パネル32の幅が表示枠体31の幅より若干長
くて、表示パネル32が支柱接続側に突出している。
又、表示板32の高さは接続部21の2倍の長さ、即
ち、プレート11の長さとほぼ同じである。
【0024】4は支柱取付部であり、中心に軸方向に長
い通孔45を有する円筒状の接続部41と、通孔45の
中に挿入され、ビス46で固定された治具42とからな
る。接続部41と治具42とはほぼ同じ長さであって、
接続部41の中に治具42が挿入されると、外部からは
治具42が見えなくなる。
【0025】この支柱取付部4は、図5および図6に示
すように、表示パネル32に挟まれた表示枠体31の上
方の支柱接続側に突出して設けられている。又、支柱取
付部4の長さは表示板取付部2の長さとほほ同じで、こ
の両方の合計はほぼ表示板の高さに等しくなされてい
る。従って、表示板取付部2の上に支柱取付部4を重合
すると、プレート11とほぼ同じ高さとなるし、表示板
取付部2と支柱取付部4とが表示板3の両側の表示パネ
ル32によってほぼ隠れるようになっている。
【0026】治具42は、表示板取付部2の治具22と
同じ形状をしている。即ち、内周面には軸方向に長く周
方向にほぼ同じピッチの多数の凹凸48を有する断面円
形状の通孔47が設けられ、外周面にはビス46で止着
できるように溝49が設けられている。
【0027】このように支柱取付部4を、垂直方向に通
孔45を有する接続部41と、この通孔45の中に挿入
され固定された治具42とに分割されていると、分割さ
れて小さくなった治具42は取り扱い易く、従って、こ
の治具42の内周面に軸方向に長く周方向にほぼ同じピ
ッチの多数の凹凸48を有する通孔47を容易に設ける
ことができる。
【0028】5は取付具であり、この取付具5の長さは
支柱取付部4の長さと表示板取付部2の長さの合計とほ
ぼ等しい長尺体である。そして、この取付具5は、図2
に示すように、円筒状の表面材51と、この表面材51
の中に挿入される芯材52とからなる。
【0029】表面材51の外周面に、支柱取付部4の治
具42の通孔47の凹凸48や表示板取付部2の治具2
2の通孔27の凹凸28に噛み合う多数の凹凸58が設
けられている。従って、この表面材51は、治具22、
42と同様に、中心軸を中心にしてピッチの整数倍(図
2のθ°の整数倍)回転させた表面材51の凹凸と回転
させないときの表面材51の凹凸とは同じ位置になる。
【0030】芯材52は表面材51の中に挿入できる大
きさの棒状体であり、上端に鍔55が設けられている。
従って、この芯材52を表面材51の中に挿入すると、
鍔55が表面材の上端に引っ掛かって下方に落下しない
ようになっている。このように、表面材51の中に芯材
52が挿入されると取付具5は曲げ強度が大きくなる。
6はストッパーであり、表示板取付部2の通孔27の下
方を塞ぐように表示板取付部2に取り付けられている。
【0031】次に、表示板の取付構造の施工方法および
作用について説明する。道路の交差している角部等の表
示板を設ける位置に支柱1を立設する。次に、この支柱
1の表示板取付部2の上に表示板の支柱取付部4を重合
し、表示板3を所望の方向に向け、表示板取付部2の治
具22の通孔27の内周面に設けられている周方向にほ
ぼ同じピッチの多数の凹凸28と、支柱取付部4の治具
42の通孔47の内周面に周方向に設けられている表示
板取付部2の凹凸28とほぼ同じピッチの多数の凹凸4
8とを合わせる。
【0032】この際、支柱取付部4の治具42の通孔4
7と表示板取付部2の治具22の通孔27が断面円形状
であるから、表示板取付部2の治具22の通孔の内周面
に設けられている周方向にほぼ同じピッチの凹凸28と
支柱取付部4の治具42の通孔の内周面に設けられてい
る周方向にほぼ同じピッチの凹凸48とを所望の方向に
ピッチの整数倍回転させて(θ°の整数倍回転させて)
重合すると、支柱取付部4の凹凸48と表示板取付部2
の凹凸28とが重なった状態になって重合される。
【0033】その後、この通孔47、27の中にストッ
パー6まで取付具5を挿入する。すると、表示板取付部
2の治具22の通孔の凹凸28と支柱取付部4の治具4
2の通孔の凹凸48が取付具5の表面材51の凹凸58
と噛み合う。そして、支柱取付部4と表示板取付部2が
取付具5で連結されて表示板3を所望の方向に向けて支
柱1に固定することができる。
【0034】尚、支柱取付部4の治具42に通孔47の
内周面の凹凸48と表示板取付部2の治具22の通孔2
7の内周面の凹凸28は多数設けられているから、ピッ
チの整数倍回転させる(θ°の整数倍回転させる)こと
により、表示板3を実質的に支障がない程度に所望の方
向に向けることができる。
【0035】例えば、図5に示すように、支柱1の面に
ほぼ直角に表示板3を取り付けると、支柱取付部4の治
具42の通孔47と表示板取付部2の治具22の通孔2
7とは凹凸が合うから、治具42の通孔47から取付具
5を挿入する。すると、取付具5の凹凸58と治具42
の通孔47の凹凸48や治具22の通孔27の凹凸28
とが噛み合いながら挿入され、表示板3を支柱1に固定
して取り付けることができる。
【0036】又、図6に示すように、支柱1の面に直角
からθ°回転した位置に表示板3を取り付けると、前記
と同様に、支柱取付部4の治具42の通孔47と表示板
取付部2の治具22の通孔27とは凹凸が合うから、治
具42の通孔47から取付具5を挿入する。すると、取
付具5の凹凸58と治具42の通孔の凹凸48や治具2
2の通孔27の凹凸28とが噛み合いながら挿入され、
表示板3を支柱1に固定して取り付けることができる。
このように、表示板3をθ°の整数倍回転させても支柱
1に取り付けることができるから、表示板3を道路に向
けて取り付けることができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明の表示板の取付構造
は、支柱の表示板取付部と表示板の支柱取付部とが重合
されている。しかも、支柱取付部の通孔と表示板取付部
の通孔が断面円形状であるし、表示板取付部の通孔の内
周面は軸方向に長く周方向にほぼ同じピッチの凹凸が設
けられ、支柱取付部の通孔の内周面には軸方向に長く周
方向にほぼ同じピッチの凹凸が設けられているから、表
示板を所望の方向にピッチの整数倍回転させて重合させ
ることができる。
【0038】そして、請求項1記載の発明は、支柱取付
部の通孔の中から表示板取付部の通孔の中に取付具が挿
入されている。しかも、取付具の外周面には支柱取付部
の通孔の凹凸と表示板取付部の通孔の凹凸に噛み合う凹
凸が設けられているから、表示板の支柱取付部と支柱の
表示板取付部とは取付具を介して回転しないように固定
させることができる。尚、支柱取付部の通孔の内周面の
凹凸と表示板取付部の通孔の内周面の凹凸は多数設けら
れているから、ピッチの整数倍回転させることにより、
表示板を実質的に支障がない程度に所望の方向に向ける
ことができる。
【0039】このように表示板を所望の方向に向けて取
り付けることができるから、直角に交差している道路の
角部でも、又、直角に交差していない道路の角部でも、
表示板をこの道路に面して取り付けることができるので
便利である。
【0040】請求項2記載の発明では、表示板取付部は
垂直方向の通孔を有する接続部と、通孔の中に挿入され
固定された治具とに分割されているから、内周面に軸方
向に長く周方向にほぼ同じピッチの多数の凹凸を有する
通孔を容易に設けることができる。又、支柱取付部は垂
直方向に通孔を有する接続部と、通孔の中に挿入され固
定された治具とに分割されているから、内周面に軸方向
に長く周方向にほぼ同じピッチの多数の凹凸を有する通
孔を容易に設けることができる。
【0041】又、請求項2記載の発明では、支柱の表示
板取付部の上に表示板の支柱取付部が重合されているか
ら、特別に支柱取付部の下に表示板の重量を支持する構
造を設ける必要がない。又、表示板取付部の下面に通孔
を塞ぐストッパーが設けられているから、支柱取付部の
通孔の中から表示板取付部の通孔の中を経てストッパー
まで取付具を挿入するだけで、取付具がストッパーで止
まって、支柱に表示板を取り付けることができる。
【0042】このように請求項2記載の発明では、請求
項1記載の発明を好ましいように限定しているから便利
であるし、請求項1記載の発明と同様に、表示板を所望
の方向に向けて支柱に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明表示板の取付構造の一実施例を示し、
(イ)は支柱に表示板を取り付けている状態を示す正面
図、(ロ)は支柱に表示板を取り付けた状態を示す平面
図である。
【図2】取付具を示し、(イ)は取付具の表面材の正面
図、(ロ)は表面材の平面図、(ハ)は取付具の芯材の
正面図である。
【図3】表示板取付部および支柱取付部の治具を示し、
(イ)は正面図、(ロ)は平面図である。
【図4】支柱の表示板取付部を示す平面図である。
【図5】支柱の側面に表示板がほぼ直角に取り付けられ
た状態を示す説明図である。
【図6】支柱の側面に表示板が直角からθ°回転させて
取り付けられた状態を示す平面図である。
【図7】従来の表示板の取付構造を示し、(イ)は正面
図、(ロ)は平面図である。
【図8】道路の交差状態を示し、(イ)はほぼ直角に交
差しているT字路を示す説明図、(ロ)は直角でないY
字形に交差しているY字路を示す説明図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 表示板取付部 21,41 接続部 22,42 治具 27,47 通孔 28,48,58 凹凸 3 表示板 4 支柱取付部 5 取付具 51 表面材 52 芯材 6 ストッパー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−127781(JP,A) 実開 昭60−107114(JP,U) 実開 昭63−75263(JP,U) 実開 昭59−181199(JP,U) 実開 昭61−175432(JP,U) 実開 昭60−85310(JP,U) 実開 昭60−107113(JP,U) 実開 昭61−106970(JP,U) 特公 昭49−22863(JP,B2) 実公 昭38−4254(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 7/18 F16C 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示板が支柱に取付具で取り付けられた
    表示板の取付構造であって、前記支柱には表示板接続側
    に突出した表示板取付部が設けられ、この表示板取付部
    には内周面に軸方向に長く周方向にほぼ同じピッチの多
    数の凹凸を有する断面円形状の通孔が軸を垂直方向に向
    けて設けられ、前記表示板には支柱接続側に突出した支
    柱取付部が設けられ、この支柱取付部には内周面に軸方
    向に長く周方向に前記表示板取付部の凹凸とほぼ同じピ
    ッチの多数の凹凸を有する断面円形状の通孔が軸を垂直
    方向に向けて設けられ、前記取付具は外周面に前記支柱
    取付部の通孔の凹凸と表示板取付部の通孔の凹凸に噛み
    合う多数の凹凸を有する断面円形状の長尺体であり、表
    示板取付部の上に支柱取付部が重合され、この支柱取付
    部の通孔の中から表示板取付部の通孔の中に取付具が挿
    入されて支柱に表示板が取り付けられ、表示板は表示枠
    体の両側面に表示パネルが取り付けられ、表示板取付部
    の上に支柱取付部が重合されると、表示板取付部と支柱
    取付部とが表示板の両側の表示パネルによってほぼ隠れ
    るようになされていることを特徴とする表示板の取付構
    造。
  2. 【請求項2】 表示板が支柱に取付具で取り付けられた
    表示板の取付構造であって、前記支柱には表示板接続側
    に突出した表示板取付部が設けられ、この表示板取付部
    は垂直方向の通孔を有する接続部と、この通孔の中に挿
    入され固定された治具とからなり、この治具には内周面
    に軸方向に長く周方向にほぼ同じピッチの多数の凹凸を
    有する断面円形状の通孔が軸を垂直方向に向けて設けら
    れ、前記表示板には支柱接続側に突出した支柱取付部が
    設けられ、この支柱取付部は垂直方向の通孔を有する接
    続部と、この通孔の中に挿入され固定された治具とから
    なり、この治具には内周面に軸方向に長く周方向に前記
    表示板取付部の治具の凹凸とほぼ同じピッチの多数の凹
    凸を有する断面円形状の通孔が軸を垂直方向に向けて設
    けられ、前記取付具は外周面に前記支柱取付部の治具の
    通孔の凹凸と表示板取付部の治具の通孔の凹凸と噛み合
    う多数の凹凸を有する断面円形状の長尺体であり、表示
    板取付部の上に支柱取付部が重合され、表示板取付部の
    下面に通孔を塞ぐストッパーが設けられ、支柱取付部の
    治具の通孔の中から表示板取付部の治具の通孔の中を経
    てストッパーまで取付具が挿入されて支柱に表示板が取
    り付けられていることを特徴とする表示板の取付構造。
JP01017895A 1995-01-25 1995-01-25 表示板の取付構造 Expired - Lifetime JP3317319B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01017895A JP3317319B2 (ja) 1995-01-25 1995-01-25 表示板の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01017895A JP3317319B2 (ja) 1995-01-25 1995-01-25 表示板の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08202270A JPH08202270A (ja) 1996-08-09
JP3317319B2 true JP3317319B2 (ja) 2002-08-26

Family

ID=11743040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01017895A Expired - Lifetime JP3317319B2 (ja) 1995-01-25 1995-01-25 表示板の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3317319B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3585387B2 (ja) * 1998-12-25 2004-11-04 理研軽金属工業株式会社 案内掲示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08202270A (ja) 1996-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3317319B2 (ja) 表示板の取付構造
JP2566147Y2 (ja) 竪部材と横部材の連結構造
JPH0417722Y2 (ja)
JPH0849331A (ja) コーナーパネルの固定方法
JP4755766B2 (ja) 木造建物における柱の固定装置
JPH04126276U (ja) 野外用案内標識
JPH08165728A (ja) カーテンウォール用のファスナ
JPH0648040Y2 (ja) 外壁のコンクリート製出隅コーナパネル取付構造
JP3080920U (ja) 補強金具
JPS5919047Y2 (ja) 建物の軸組構造
JP3315524B2 (ja) 案内標識
JPH0525894U (ja) 天井埋込み型スピーカ
JP2503711Y2 (ja) 道路の曲り角に於ける工事現場の仮設用フェンス
JPH0742295A (ja) 外装パネルの連結装置
JPS6140711Y2 (ja)
JPS62288238A (ja) 柱脚支持具
JPS5822219Y2 (ja) 標示板等の取付支持具
JP3290590B2 (ja) 木造建築物の筋交い装置
JPS6132404U (ja) 簡易建築物
JP2821094B2 (ja) 外壁構造
JPS6068102U (ja) 建物用パネルの固定構造
JP2551198Y2 (ja) 屋根構造
JP2002047819A (ja) Atmブースの柱構造
JPH09144142A (ja) 筋かい固定金具
JPH0996050A (ja) パネルコーナー部用構造支持体

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110614

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110614

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120614

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120614

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130614

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140614

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term