JPH053689U - モ−タ−取り付け用防振クツシヨン - Google Patents
モ−タ−取り付け用防振クツシヨンInfo
- Publication number
- JPH053689U JPH053689U JP5791691U JP5791691U JPH053689U JP H053689 U JPH053689 U JP H053689U JP 5791691 U JP5791691 U JP 5791691U JP 5791691 U JP5791691 U JP 5791691U JP H053689 U JPH053689 U JP H053689U
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- Japan
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- motor
- holes
- vibration
- mounting screw
- mounting
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で部品点数を増やすことなく、シ
リコンガス等によるブラシ接点が非導通になることを改
善することである。 【構成】 モ−タ−1の側板2に複数個の取り付け用ネ
ジ孔2aと貫通孔2bが穿設され、モ−タ−1とシャ−シ3
との間に防振クッション4が介在されて取り付けネジ5
で取り付けられている。防振クッション4はゴムなどの
弾性材で円板状に形成されると共に、モ−タ−1の複数
個の取り付け用ネジ孔2aと貫通孔2bに対応する位置に複
数個の円錐状突起4dと2つのネジ貫通用孔4fが形成され
ている。モ−タ−1の側板2の取り付けネジ5が螺合さ
れない他の取り付け用ネジ孔2aと貫通孔2bには防振クッ
ション4の複数個の円錐状突起4dの先端が挿入されて塞
がれる。
リコンガス等によるブラシ接点が非導通になることを改
善することである。 【構成】 モ−タ−1の側板2に複数個の取り付け用ネ
ジ孔2aと貫通孔2bが穿設され、モ−タ−1とシャ−シ3
との間に防振クッション4が介在されて取り付けネジ5
で取り付けられている。防振クッション4はゴムなどの
弾性材で円板状に形成されると共に、モ−タ−1の複数
個の取り付け用ネジ孔2aと貫通孔2bに対応する位置に複
数個の円錐状突起4dと2つのネジ貫通用孔4fが形成され
ている。モ−タ−1の側板2の取り付けネジ5が螺合さ
れない他の取り付け用ネジ孔2aと貫通孔2bには防振クッ
ション4の複数個の円錐状突起4dの先端が挿入されて塞
がれる。
Description
【0001】
本考案は、留守番電話機に組み込むテ−プレコ−ダ等に使用して好適なモ−タ −取り付け用防振クッションに関する。
【0002】
従来、留守番電話機に組み込むテ−プレコ−ダ等に使用しているモ−タ−は、 キ−パット等に使用するシリコンガスにより、ブラシの接点が非導通となり易く 、問題を多々起こしていた。 従来その対策としては、モ−タ−の取り付け用タップ孔部を深絞りに加工し てタップ孔部からのガス流入を防ぐ。シ−リング材によりモ−タ−の孔を塞ぐ 等の方法が取られている。 しかし、の方法は、マイクロカセットテ−プ仕様留守番電話機に使用してい る小型のモ−タ−については、タップ径が小さくかつモ−タ−ケ−スが小さい等 により行われていない。の方法は、モ−タ−の孔等にシ−リング材が流入する ことによる弊害、粘性のあるシ−リング材とモ−タ−との完全な密着不足、生産 コストの上昇があり良い方法とは言えない。
【0003】
解決しようとする問題点は、キ−パット等に使用するシリコンガスにより、ブ ラシの接点が非導通となり易く、従来の対策ではモ−タ−ケ−スが小さかったり 、他の弊害や完全な密着不足、生産コストの上昇があることである。
【0004】 本考案の目的は前記欠点に鑑み、簡単な構成で部品点数を増やすことなく、シ リコンガス等によるブラシ接点が非導通になることを改善したモ−タ−取り付け 用防振クッションを提案することである。
【0005】
【問題を解決するための手段】 本考案は、側板に複数の取り付け用ネジ孔を有するモ−タ−とシャ−シとの間 に介在させる弾性材よりなる防振クッションにおいて、取り付けネジが螺合する 前記ネジ孔に対応する前記防振クッションの位置にはネジ貫通用孔を設け、前記 取り付け用ネジが螺合しない前記ネジ孔に対応する前記防振クッションの位置に は前記ネジ孔を塞ぐ円錐状突起を形成したことを要旨とするものである。
【0006】
モ−タ−1がシャ−シ3に取り付けられる時は、シャ−シ3の透孔3bに防振ク ッション4の円柱部4eが挿入され、ネジ貫通用孔4fに取り付けネジ5が挿入され てモ−タ−1の側板2の取り付け用ネジ孔2aに取り付けネジ5が螺合される。 この時モ−タ−1の側板2の取り付けネジ5が螺合されない他の取り付け用ネ ジ孔2aと貫通孔2bには防振クッション4の複数個の円錐状突起4dの先端が挿入さ れて他の取り付け用ネジ孔2aと貫通孔2bが塞がれる。 又、取り付け用ネジ孔2aに取り付けネジ5が螺合で締め付けられると、側板2 に防振クッション4の2つの台部4cが当てられ、円柱部4eの外側は鍔部5cでシャ −シ3側に押しつぶされて取り付けられる。 更に他の取り付け用ネジ孔2aと貫通孔2bに先端が挿入された複数個の円錐状突 起4dは加圧されると共に、他の部分より厚さが薄い円板部4aが撓んで他の取り付 け用ネジ孔2aと貫通孔2bが確実に塞がれる。
【0007】
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。図1はモ−タ−に防振クッション が取り付けられた要部断面側面図、図2はモ−タ−と防振クッションと取り付け ネジの分解斜視図、図3は防振クッションのモ−タ−取り付け側の平面図、図4 は図3のA−A断面線の防振クッションの断面側面と取り付けネジの側面図であ る。
【0008】 モ−タ−取り付け用防振クッションは、図のようにモ−タ−1の側板2に複数 個の取り付け用ネジ孔2aと貫通孔2bが穿設され、モ−タ−1とシャ−シ3との間 に弾性材よりなる防振クッション4が介在されて取り付けネジ5で取り付けられ ている。モ−タ−1の側板2からは軸受ケ−ス部2cと出力軸6が突出されている 。
【0009】 防振クッション4はゴムなどの弾性材で円板状に形成されると共に、円板部4a の中心にモ−タ−1の側板2から突出された軸受ケ−ス部2cが挿入可能な透孔4b が穿設されている。モ−タ−1の側板2に取り付けられる表側の透孔4bの外側に は2つの台部4cと複数個の円錐状突起4dが形成されている。2つの台部4cと複数 個の円錐状突起4dはモ−タ−1の複数個の取り付け用ネジ孔2aと貫通孔2bに対応 する位置に設けられている。円板部4aの2つの台部4cに対応する裏面には円柱部 4eが形成されて中心に夫々ネジ貫通用孔4fが穿設されている。
【0010】 シャ−シ3には軸受ケ−ス部2cと出力軸6が突出可能な透孔3aと防振クッショ ン4の円柱部4eが挿入可能な2つの透孔3bが夫々穿設されている。 取り付けネジ5はネジ部5aと頭部寄りにテ−パ−部を有する胴部5bと鍔部5cで 形成されている。
【0011】 モ−タ−1がシャ−シ3に取り付けられる時は、シャ−シ3の透孔3bに防振ク ッション4の円柱部4eが挿入され、ネジ貫通用孔4fに取り付けネジ5が挿入され てモ−タ−1の側板2の取り付け用ネジ孔2aに取り付けネジ5が螺合される。 この時モ−タ−1の側板2の取り付けネジ5が螺合されない他の取り付け用ネ ジ孔2aと貫通孔2bには防振クッション4の複数個の円錐状突起4dの先端が挿入さ れて他の取り付け用ネジ孔2aと貫通孔2bが塞がれる。 又、取り付け用ネジ孔2aに取り付けネジ5が螺合で締め付けられると、側板2 に防振クッション4の2つの台部4cが当てられ、円柱部4eの外側は鍔部5cでシャ −シ3側に押しつぶされて取り付けられる。 更に他の取り付け用ネジ孔2aと貫通孔2bに先端が挿入された複数個の円錐状突 起4dは加圧されると共に、他の部分より厚さが薄い円板部4aが撓んで他の取り付 け用ネジ孔2aと貫通孔2bが確実に塞がれる。 又、円錐状突起4dに対応する位置に取り付け用ネジ孔2aまたは貫通孔2bがなく とも、薄い円板部4aが撓むことで、孔を塞ぐ他の円錐状突起4dに影響を与えない 。
【0012】 前記のようにモ−タ−取り付け用防振クッションが構成されると、モ−タ−1 がシャ−シ3に取り付けられる時に使用される防振クッションを改善することで 取り付けネジ5が螺合されない他の取り付け用ネジ孔2aと貫通孔2bが複数個の円 錐状突起4dで塞がれ、簡単な構成で部品点数を増やすことなく極めて容易に取り 付けられ、モ−タ−1の周囲の雰囲気がキ−パット等に使用するシリコンガスと なっても、モ−タ−1内は完全な密閉となってブラシの接点が非導通となること がない。 更にモ−タ−ケ−スが小さくとも、簡単に密閉することが出来て生産コストを 上昇することがない。 孔を塞ぐ突起を円錐状に形成してあるので、孔と突起の中心ずれや孔の径がバ ラついても、位置合わせが容易に出来、かつ密閉度も確保出来る。
【0013】
本考案は前述のように構成されたから、簡単な構成で部品点数を増やすことな く極めて容易に取り付けられると共に、モ−タ−内は完全な密閉となってシリコ ンガス等でブラシの接点が非導通となることがない等実用上優れた効果を奏する モ−タ−取り付け用防振クッションを提供することが出来る。
【図1】モ−タ−に防振クッションが取り付けられた要
部断面側面図である。
部断面側面図である。
【図2】モ−タ−と防振クッションと取り付けネジの分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】防振クッションのモ−タ−取り付け側の平面図
である。
である。
【図4】図3のA−A断面線の防振クッションの断面側
面と取り付けネジの側面図である。
面と取り付けネジの側面図である。
1 モ−タ− 2 側板 2a 取り付け用ネジ孔 3 シャ−シ 4 防振クッション 4d 円錐状突起 4f ネジ貫通用孔 5 取り付けネジ
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 側板に複数の取り付け用ネジ孔を有する
モ−タ−とシャ−シとの間に介在させる弾性材よりなる
防振クッションにおいて、取り付けネジが螺合する前記
ネジ孔に対応する前記防振クッションの位置にはネジ貫
通用孔を設け、前記取り付け用ネジが螺合しない前記ネ
ジ孔に対応する前記防振クッションの位置には前記ネジ
孔を塞ぐ円錐状突起を形成したことを特徴とするモ−タ
−取り付け用防振クッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991057916U JP2527230Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | モ−タ−取り付け用防振クッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991057916U JP2527230Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | モ−タ−取り付け用防振クッション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053689U true JPH053689U (ja) | 1993-01-19 |
JP2527230Y2 JP2527230Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=13069325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991057916U Expired - Lifetime JP2527230Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | モ−タ−取り付け用防振クッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527230Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005018081A1 (ja) * | 2003-08-13 | 2005-02-24 | Seiko Epson Corporation | 圧電アクチュエータモジュール、モータモジュールおよび装置 |
WO2011092834A1 (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-04 | 三菱重工業株式会社 | 風力発電装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04161045A (ja) * | 1990-10-24 | 1992-06-04 | Nippon Densan Corp | スピンドルモータ |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP1991057916U patent/JP2527230Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04161045A (ja) * | 1990-10-24 | 1992-06-04 | Nippon Densan Corp | スピンドルモータ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005018081A1 (ja) * | 2003-08-13 | 2005-02-24 | Seiko Epson Corporation | 圧電アクチュエータモジュール、モータモジュールおよび装置 |
WO2011092834A1 (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-04 | 三菱重工業株式会社 | 風力発電装置 |
JP5079093B2 (ja) * | 2010-01-29 | 2012-11-21 | 三菱重工業株式会社 | 風力発電装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2527230Y2 (ja) | 1997-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960827 |