JPH0536455A - 電子回路基板のコネクタ接続機構 - Google Patents
電子回路基板のコネクタ接続機構Info
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- JPH0536455A JPH0536455A JP3191908A JP19190891A JPH0536455A JP H0536455 A JPH0536455 A JP H0536455A JP 3191908 A JP3191908 A JP 3191908A JP 19190891 A JP19190891 A JP 19190891A JP H0536455 A JPH0536455 A JP H0536455A
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- JP
- Japan
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- connector
- electronic circuit
- terminals
- terminal
- circuit board
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/11—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はコネクタを介して接続される電子回
路基板のコネクタ接続機構に関し、電子回路基板の着脱
時に静電気により電子回路が破壊されるのを防止し、更
に静電気による破壊が他の基板に及ぶのを防止できるコ
ネクタ接続機構の実現を目的とする。 【構成】 電子回路基板のコネクタ接続機構において、
接続端子は分岐点8aより二つの分岐端子4a,5aに
分岐されており、分岐端子4a,5aと接触するコネク
タ3aの二つの端子6a,7aはコネクタ3aの内部は
コネクタが取り付けられた電子回路基板2aで接続され
ており、二つの接続経路の一方には高抵抗の抵抗素子9
aが備わっており、コネクタ挿入時には抵抗素子9aが
備わる側の端子が先に接触するように挿入方向の位置差
が分岐端子4a,5a又はコネクタ端 子6a,7aの
いずれかに備わっている。
路基板のコネクタ接続機構に関し、電子回路基板の着脱
時に静電気により電子回路が破壊されるのを防止し、更
に静電気による破壊が他の基板に及ぶのを防止できるコ
ネクタ接続機構の実現を目的とする。 【構成】 電子回路基板のコネクタ接続機構において、
接続端子は分岐点8aより二つの分岐端子4a,5aに
分岐されており、分岐端子4a,5aと接触するコネク
タ3aの二つの端子6a,7aはコネクタ3aの内部は
コネクタが取り付けられた電子回路基板2aで接続され
ており、二つの接続経路の一方には高抵抗の抵抗素子9
aが備わっており、コネクタ挿入時には抵抗素子9aが
備わる側の端子が先に接触するように挿入方向の位置差
が分岐端子4a,5a又はコネクタ端 子6a,7aの
いずれかに備わっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路基板をコネク
タで接続するコネクタ接続機構に関し、特に静電気によ
る電子回路の破壊を防止するようにしたコネクタ接続機
構に関する。
タで接続するコネクタ接続機構に関し、特に静電気によ
る電子回路の破壊を防止するようにしたコネクタ接続機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路を構成する回路素子、特にCM
OSと呼ばれる電子回路素子は静電気により破壊され易
いという問題がある。静電気の主たる源は、人体に蓄積
された静電気であり、電子回路基板に触れた時に高電圧
が印加される。また絶縁された金属表面はいろいろな原
因で帯電することがあり、これが原因となることもあ
る。
OSと呼ばれる電子回路素子は静電気により破壊され易
いという問題がある。静電気の主たる源は、人体に蓄積
された静電気であり、電子回路基板に触れた時に高電圧
が印加される。また絶縁された金属表面はいろいろな原
因で帯電することがあり、これが原因となることもあ
る。
【0003】電子回路を含む機器自体の帯電を防ぐため
には、アース接地を完全する等の対策がとられる。また
人体の静電気による破壊を防ぐためには、電子回路に直
接触れないように遮へいを設ける等の対策がとられる。
特に電子回路基板の組立時には、組立作業のために手で
触れる必要や、基板や電子部品の搬送に伴って静電気が
発生する恐れがあるため、各種の対策がとられている。
には、アース接地を完全する等の対策がとられる。また
人体の静電気による破壊を防ぐためには、電子回路に直
接触れないように遮へいを設ける等の対策がとられる。
特に電子回路基板の組立時には、組立作業のために手で
触れる必要や、基板や電子部品の搬送に伴って静電気が
発生する恐れがあるため、各種の対策がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしコネクタで接続
された電子回路基板を必要に応じて交換するようになっ
ている機器では、このような対策が充分に行なえないこ
とがある。このような機器の例としてはゲーム機械があ
り、ゲーム内容を記憶したメモリ回路基板を交換するこ
とでゲームの種類が変えられるようになっている。この
メモリ回路基板はカートリッジ型式の筐体に収容され、
カードエッジコネクタで本体の電子回路基板と接続され
る。
された電子回路基板を必要に応じて交換するようになっ
ている機器では、このような対策が充分に行なえないこ
とがある。このような機器の例としてはゲーム機械があ
り、ゲーム内容を記憶したメモリ回路基板を交換するこ
とでゲームの種類が変えられるようになっている。この
メモリ回路基板はカートリッジ型式の筐体に収容され、
カードエッジコネクタで本体の電子回路基板と接続され
る。
【0005】ゲーム機械に限らずコネクタを介して接続
された電子回路基板を着脱する必要のある機器は多数存
在する。このような機器においては、着脱される側の電
子回路基板をアース接地することはできないので、電子
回路基板が帯電するという問題がある。またコネクタへ
挿入する必要があるため、この部分を完全に覆って手で
触れられないようにすることはできない。
された電子回路基板を着脱する必要のある機器は多数存
在する。このような機器においては、着脱される側の電
子回路基板をアース接地することはできないので、電子
回路基板が帯電するという問題がある。またコネクタへ
挿入する必要があるため、この部分を完全に覆って手で
触れられないようにすることはできない。
【0006】そのためこのような電子回路基板の着脱を
行なう場合、着脱のために基板に触れる可能性が高く、
誤って電子回路に触れて人体の静電気が電子回路に流れ
込んで電子回路の一部を破壊するという事故が発生す
る。しかもこのような電子回路の破壊が着脱される側の
電子回路に限らず、本側の側が破壊されることがあるた
め、大きな事故になることがある。
行なう場合、着脱のために基板に触れる可能性が高く、
誤って電子回路に触れて人体の静電気が電子回路に流れ
込んで電子回路の一部を破壊するという事故が発生す
る。しかもこのような電子回路の破壊が着脱される側の
電子回路に限らず、本側の側が破壊されることがあるた
め、大きな事故になることがある。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、コネクタを介して接続される電子回路基板の静
電破壊の防止を目的とし、特に静電破壊の起こる範囲を
限定し、被害をできるだけ狭い範囲にとどめるような電
子回路基板のコネクタ接続機構の実現を目的とする。
であり、コネクタを介して接続される電子回路基板の静
電破壊の防止を目的とし、特に静電破壊の起こる範囲を
限定し、被害をできるだけ狭い範囲にとどめるような電
子回路基板のコネクタ接続機構の実現を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタ接続機
構は、上記問題点を解決するため、コネクタへの接続を
二端子に分割し、一方の端子には高抵抗の抵抗素子を入
れ、接続時にはこの抵抗素子のある側の端子がまず接触
し、次いでもう一方の側の端子が接触することで接続さ
れるようになっている。
構は、上記問題点を解決するため、コネクタへの接続を
二端子に分割し、一方の端子には高抵抗の抵抗素子を入
れ、接続時にはこの抵抗素子のある側の端子がまず接触
し、次いでもう一方の側の端子が接触することで接続さ
れるようになっている。
【0009】すなわち本発明の電子回路基板のコネクタ
接続機構は、接続端子をコネクタを介して接続すること
により二つの電子回路基板を接続する電子回路基板のコ
ネクタ接続機構において、接続端子は分岐点より二つの
分岐端子に分岐されており、分岐端子と接触するコネク
タ3の二つの端子はコネクタ3の内部又はコネクタ3が
取り付けられた電子回路基板で接続されており、二つの
接続経路の一方には高抵抗の抵抗素子が備わっており、
コネクタ挿入時には抵抗素子が備わる側のコネクタの接
点が先に接触し、コネクタの挿入を更に行なうことによ
りもう一方の側の接点が接触するように、分岐端子又は
コネクタのコネクタ端子の少なくともいずれかは、挿入
方向の位置差を備える。
接続機構は、接続端子をコネクタを介して接続すること
により二つの電子回路基板を接続する電子回路基板のコ
ネクタ接続機構において、接続端子は分岐点より二つの
分岐端子に分岐されており、分岐端子と接触するコネク
タ3の二つの端子はコネクタ3の内部又はコネクタ3が
取り付けられた電子回路基板で接続されており、二つの
接続経路の一方には高抵抗の抵抗素子が備わっており、
コネクタ挿入時には抵抗素子が備わる側のコネクタの接
点が先に接触し、コネクタの挿入を更に行なうことによ
りもう一方の側の接点が接触するように、分岐端子又は
コネクタのコネクタ端子の少なくともいずれかは、挿入
方向の位置差を備える。
【0010】
【作用】本発明のコネクタ接続機構は、従来一個の接点
により行なわれていた接続を二つに分け、コネクタへの
挿入時に二つの接点での接触が時間差をもって行なわれ
るようにする。そして最初に接触する接点側の経路には
高抵抗の抵抗素子を設け、静電気がこの抵抗素子を介し
て放電するようにする。静電気の放電は抵抗素子を介し
て行なわれるため電子回路を構成する各要素に加わる電
圧が低減されて電子回路の破壊が防止される。
により行なわれていた接続を二つに分け、コネクタへの
挿入時に二つの接点での接触が時間差をもって行なわれ
るようにする。そして最初に接触する接点側の経路には
高抵抗の抵抗素子を設け、静電気がこの抵抗素子を介し
て放電するようにする。静電気の放電は抵抗素子を介し
て行なわれるため電子回路を構成する各要素に加わる電
圧が低減されて電子回路の破壊が防止される。
【0011】静電気の放電は瞬時に行なわれるため、コ
ネクタへの挿入を続けてもう一方の側の接点が接触した
時点では静電気はすべて放電されてしまうので電子回路
が破壊されることはなく、抵抗を介さない正常な接続が
行なわれる。
ネクタへの挿入を続けてもう一方の側の接点が接触した
時点では静電気はすべて放電されてしまうので電子回路
が破壊されることはなく、抵抗を介さない正常な接続が
行なわれる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の片面電子回路基板のコネクタ
接続機構の実施例の基本構成を示す図である。なお図に
おいては、同一機能を有する部分には同一番号を付して
表わし、順にアルファベットの小文字を付して表わす。
図1はカードエッジコネクタによる接続を行なう実施例
であり、本体側の電子回路基板2aの上に設けられたコ
ネクタ3aに、着脱する電子回路基板1aのカードエッ
ジを挿入することにより接続を行なう。図1の(a)は
着脱する基板1aのカードエッジ部の端子4a,5aに
挿入方向の段差を設けた例であり、図1の(b)はコネ
クタ3bの端子6b,7bに位置差を備けた例である。
接続機構の実施例の基本構成を示す図である。なお図に
おいては、同一機能を有する部分には同一番号を付して
表わし、順にアルファベットの小文字を付して表わす。
図1はカードエッジコネクタによる接続を行なう実施例
であり、本体側の電子回路基板2aの上に設けられたコ
ネクタ3aに、着脱する電子回路基板1aのカードエッ
ジを挿入することにより接続を行なう。図1の(a)は
着脱する基板1aのカードエッジ部の端子4a,5aに
挿入方向の段差を設けた例であり、図1の(b)はコネ
クタ3bの端子6b,7bに位置差を備けた例である。
【0013】図1の(a)では着脱する基板1aの接続
端子は、分岐点8aで4aと5aの二つの分岐端子に分
岐され、コネクタ3aの端子6aと7aとにそれぞれ接
続される。分岐端子4aと分岐点8aの間には1MΩ程
度の高抵抗の抵抗9aが設けられている。分岐端子4a
と5aは、図示のように分岐端子4aの方が分岐端子5
aよりも基板1aの縁まで延びている。コネクタ3aの
端子6aと7aは同じ形状であり、コネクタ3aの下部
又は本体基板2a上の配線により接続されている。
端子は、分岐点8aで4aと5aの二つの分岐端子に分
岐され、コネクタ3aの端子6aと7aとにそれぞれ接
続される。分岐端子4aと分岐点8aの間には1MΩ程
度の高抵抗の抵抗9aが設けられている。分岐端子4a
と5aは、図示のように分岐端子4aの方が分岐端子5
aよりも基板1aの縁まで延びている。コネクタ3aの
端子6aと7aは同じ形状であり、コネクタ3aの下部
又は本体基板2a上の配線により接続されている。
【0014】着脱基板1aをコネクタ3aに挿入する
と、まず分岐端子4aがコネクタの端子6aに接触し、
帯電した静電気や人体の静電気が抵抗9aを介して放電
し、更に挿入することにより分岐端子5aとコネクタの
端子7aとが接触し、抵抗を介さない本来の接続が行な
われる。図1の(b)は着脱される電子回路基板1b側
の分岐端子4bと5bは、挿入方向に対して同じ高さを
有している。ここでも同様に分岐点8bと分岐端子4b
との間には抵抗9bが設けられている。コネクタ3bの
端子6bと7bは挿入方向に位置差があり、挿入時に分
岐端子4bと端子6bとがまず接触し、その後5bと7
bが接触する。
と、まず分岐端子4aがコネクタの端子6aに接触し、
帯電した静電気や人体の静電気が抵抗9aを介して放電
し、更に挿入することにより分岐端子5aとコネクタの
端子7aとが接触し、抵抗を介さない本来の接続が行な
われる。図1の(b)は着脱される電子回路基板1b側
の分岐端子4bと5bは、挿入方向に対して同じ高さを
有している。ここでも同様に分岐点8bと分岐端子4b
との間には抵抗9bが設けられている。コネクタ3bの
端子6bと7bは挿入方向に位置差があり、挿入時に分
岐端子4bと端子6bとがまず接触し、その後5bと7
bが接触する。
【0015】両面電子回路基板を使用する場合、対応す
る表と裏の端子を一組の分岐端子にすることが望ましく
その例を図2に示す。図2の(a)は一方の面を示す図
であり、(b)はその断面である。(b)に示すように
分岐点8cはスルーホールであり、分岐端子4cと5c
は挿入方向に位置差を有し、接触する時点が遅延するよ
うになっている。先に接触する分岐端子4c側に抵抗9
cが設けられている。
る表と裏の端子を一組の分岐端子にすることが望ましく
その例を図2に示す。図2の(a)は一方の面を示す図
であり、(b)はその断面である。(b)に示すように
分岐点8cはスルーホールであり、分岐端子4cと5c
は挿入方向に位置差を有し、接触する時点が遅延するよ
うになっている。先に接触する分岐端子4c側に抵抗9
cが設けられている。
【0016】図3は図2の実施例において、着脱基板を
コネクタに挿入する時の端子の接続の様子を示した図で
ある。図3ではコネクタ3dの端子5dと6dは本体基
板2dの上で接続され、必要な配線が行なわれる。これ
ならば従来のコネクタがそのまま使用できる。しかし本
発明に限定するならば、コネクタ内の端子は表と裏の両
面で対として接続されていても良く、その例を図4に示
す。このようなコネクタを用いれば本体基板2d側での
二つのコネクタ端子の接続は不用である。
コネクタに挿入する時の端子の接続の様子を示した図で
ある。図3ではコネクタ3dの端子5dと6dは本体基
板2dの上で接続され、必要な配線が行なわれる。これ
ならば従来のコネクタがそのまま使用できる。しかし本
発明に限定するならば、コネクタ内の端子は表と裏の両
面で対として接続されていても良く、その例を図4に示
す。このようなコネクタを用いれば本体基板2d側での
二つのコネクタ端子の接続は不用である。
【0017】以上の例では、着脱する電子回路基板の分
岐端子と分岐点の間に抵抗を設けているが、抵抗は分岐
点の間ならば本体基板側に設けることもでき、更にはコ
ネクタ内部に設けることもできる。本体基板に抵抗を設
けた実施例を図5に示す。図5において、コネクタの端
子6fは抵抗9fを介して分岐点8fに接続されてい
る。そして図中のa点とb点は基板上の配線により接続
されているので、端子7fも分岐点8fに接続されてい
る。
岐端子と分岐点の間に抵抗を設けているが、抵抗は分岐
点の間ならば本体基板側に設けることもでき、更にはコ
ネクタ内部に設けることもできる。本体基板に抵抗を設
けた実施例を図5に示す。図5において、コネクタの端
子6fは抵抗9fを介して分岐点8fに接続されてい
る。そして図中のa点とb点は基板上の配線により接続
されているので、端子7fも分岐点8fに接続されてい
る。
【0018】以上カードエッジコネクタを用いて接続す
る例について説明したが、本発明は雄コネクタを有する
基板と雌コネクタを有する基板を接続する場合等のすべ
てのコネクタを用いる基板同志の接続に適用可能であ
る。複数の電子回路基板をコネクタを用いて接続するこ
とは広く行なわれており、多くの場合電子回路を手で触
れられなくするための覆い等は設けられていないのが一
般的である。しかし着脱時以外には直接電子回路の表面
に触れることはないようなラック形式になっているもの
が多く、静電破壊に対しては基板の着脱時の破壊を主と
して考慮する必要がある。そこで本発明のコネクタ接続
機構をこのようなラック形式で複数の基板を接続する機
器に適用すれば、たとえ着脱する基板の一部は静電破壊
されることがあっても、他の基板が静電破壊されるのを
防ぐことが可能になる。
る例について説明したが、本発明は雄コネクタを有する
基板と雌コネクタを有する基板を接続する場合等のすべ
てのコネクタを用いる基板同志の接続に適用可能であ
る。複数の電子回路基板をコネクタを用いて接続するこ
とは広く行なわれており、多くの場合電子回路を手で触
れられなくするための覆い等は設けられていないのが一
般的である。しかし着脱時以外には直接電子回路の表面
に触れることはないようなラック形式になっているもの
が多く、静電破壊に対しては基板の着脱時の破壊を主と
して考慮する必要がある。そこで本発明のコネクタ接続
機構をこのようなラック形式で複数の基板を接続する機
器に適用すれば、たとえ着脱する基板の一部は静電破壊
されることがあっても、他の基板が静電破壊されるのを
防ぐことが可能になる。
【0019】
【発明の効果】本発明により、コネクタで接続される電
子回路基板の着脱時に静電気により電子回路基板が破壊
されるのを防止し、またたとえ着脱する電子回路基板の
一部が破壊されても、本体の電子回路基板の破壊は防止
される。
子回路基板の着脱時に静電気により電子回路基板が破壊
されるのを防止し、またたとえ着脱する電子回路基板の
一部が破壊されても、本体の電子回路基板の破壊は防止
される。
【図1】片面実装の電子回路基板のコネクタ接続機構の
実施例の基本構成を示す図である。
実施例の基本構成を示す図である。
【図2】両面実装の電子回路基板に本発明を適用した実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図3】図2の実施例における挿入時の接触の様子を示
す図である。
す図である。
【図4】コネクタの端子対を一体にしたコネクタの実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】本体基板側に抵抗を設けた実施例を示す図であ
る。
る。
1a…電子回路基板(着脱側) 2a…電子回路基板(本体側) 3a…コネクタ 4a…分岐端子(抵抗側) 5a…分岐端子 6a…コネクタの端子(抵抗側) 7a…コネクタの端子 8a…分岐点 9a…抵抗
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 接続端子をコネクタ(3a)を介して接
続することにより二つの電子回路基板(1a,2a)を
接続する電子回路基板のコネクタ接続機構において、 該接続端子は、分岐点(8a)より二つの分岐端子(4
a,5a)に分岐されており、 該分岐端子(4a,5a)と接触する該コネクタ(3
a)の二つの端子(6a,7a)は、該コネクタ(3
a)の内部又は該コネクタ(3a)が取り付けられた該
電子回路基板(2a)で接続されており、 二つの接続経路の一方には高抵抗の抵抗素子(9a)が
備わっており、 コネクタ挿入時には、該抵抗素子(9a)が備わる側の
端子が先に接触し、該コネクタ(3a)の挿入を更に行
なうことによりもう一方の側の端子が接触するように、
該分岐端子(4a,5a)又は該コネクタ(3a)のコ
ネクタ端子(6a,7a)の少なくともいずれかは、挿
入方向の位置差を備えることを特徴とする電子回路基板
のコネクタ接続機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3191908A JPH0536455A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 電子回路基板のコネクタ接続機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3191908A JPH0536455A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 電子回路基板のコネクタ接続機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0536455A true JPH0536455A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16282452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3191908A Withdrawn JPH0536455A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 電子回路基板のコネクタ接続機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536455A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6955551B2 (en) | 2002-07-19 | 2005-10-18 | Espec Corp. | Card edge connector jig and card edge connector connection mechanism |
JP2006351939A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 配線基板 |
JP2008503863A (ja) * | 2004-06-23 | 2008-02-07 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | コネクタ及びそのコネクタを製造する方法 |
WO2008120342A1 (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Fujitsu Limited | 電子機器およびプリント基板ユニット |
JP2010129500A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Nec Corp | コネクタカバー部材及び配線基板 |
JP2010244080A (ja) * | 2010-07-20 | 2010-10-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光モジュール |
CN101924853A (zh) * | 2009-06-11 | 2010-12-22 | 株式会社理光 | 信息处理装置、访问控制电路及图像形成装置 |
JP2011039186A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Hitachi Cable Ltd | 光電気変換モジュール |
JP2015213169A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-26 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | リジッドフレキシブルプリント回路基板およびリジッドフレキシブルプリント回路基板の製造方法 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP3191908A patent/JPH0536455A/ja not_active Withdrawn
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