JPH0536250U - 電気温風機 - Google Patents
電気温風機Info
- Publication number
- JPH0536250U JPH0536250U JP8301691U JP8301691U JPH0536250U JP H0536250 U JPH0536250 U JP H0536250U JP 8301691 U JP8301691 U JP 8301691U JP 8301691 U JP8301691 U JP 8301691U JP H0536250 U JPH0536250 U JP H0536250U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- body case
- heating element
- outlet
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 何らかの原因で器体ケースに毛布などが掛か
ってしまった場合などに、器体ケースが異常な過熱をす
る前に、運転を停止できる感度の良い温度過昇防止器の
取り付け構造を得る。 【構成】 モーター22とファン21と風路部25とか
らなる送風装置2と、風路部25に設置した発熱体3と
を内蔵する器体ケース1の吹出口12の一部に、送風方
向と逆方向の空気の流路を形成した導風路42を設け、
この導風路42の器体内側に温度過昇防止器5を設け
る。
ってしまった場合などに、器体ケースが異常な過熱をす
る前に、運転を停止できる感度の良い温度過昇防止器の
取り付け構造を得る。 【構成】 モーター22とファン21と風路部25とか
らなる送風装置2と、風路部25に設置した発熱体3と
を内蔵する器体ケース1の吹出口12の一部に、送風方
向と逆方向の空気の流路を形成した導風路42を設け、
この導風路42の器体内側に温度過昇防止器5を設け
る。
Description
【0001】
本考案は、一般家庭で冬期に暖をとる電気温風機に関するものである。
【0002】
従来の電気温風機は、例えば実開昭58−123250号公報に開示されてい る如く、図2に示すような構成のものが一般の電気温風機であった。
【0003】 すなわち、箱形の形状をなす器体ケース1の底部に吸込口7を開口し、その吸 込口7の近傍にモーター22、ファン21を設置してあった。前記モーター22 、ファン21の上部に発熱体3を配置してなる温風路71と涼風路72とを形成 するエアガイド73を設け、前記エアガイド73の上部に連結穴8を開口し、そ の連結穴8の真上に前記発熱体3と電気的に接続している温度過昇防止器5を設 け、更に温風路71、涼風路72の出口側なる器体ケース1に吹出ルーバー76 が設けられた構成のものであった。
【0004】
前記の従来の構成において、何らかの原因で器体ケース1に毛布などが掛かっ てしまった場合に、吹出ルーバー76の前方は覆われてしまう状態になり、発熱 体3で加熱された温風が毛布の中で充満し、やがて器体ケース1全体を異常に過 熱してしまうことになる。
【0005】 この場合、温風路71内は時間が経過するにともなって高温度になり、その高 温度になった温風の一部が連結穴8を通過することで温度過昇防止器5が動作し 、加熱源の発熱体3を遮断するが、その温度過昇防止器5が涼風路72にとりつ けてあるので、温度検出制度が悪く、動作まで長時間を要し、著しい場合には合 成樹脂製の器体ケース1を熱変形させるなどの不具合があった。
【0006】
上記の問題点を解決するために、下記構成手段とした。
【0007】 器体ケースに吸い込み口と吹き出し口を設け、モーターとファンと風路部とか らなる送風装置と、風路に設置した発熱体とを器体ケースに内蔵する構成におい て、発熱体から吹出口に至る間を風路部で接続し、前方に開口した吹出口の一部 に送風方向と逆方向の空気の流路を形成する仕切壁による導風路を形成し、この 導風路の器体内側の開口部は、器体内の風路部の外形に連通して開口し、かつこ の開口部に温度過昇防止器を設けたものとした。
【0008】
前記の構成にすることにより、通常の運転では発熱体を通って得られた温風は 吹出風路を通って器体前方の吹出口から吹出して採暖者を暖める。
【0009】 しかし、何らかの事態で、器体に衣類や毛布などが掛かってしまった時には、 吹出ルーバーの前方は覆われてしまう状態になり、発熱体で加熱された温風が毛 布の中で充満し、やがて、充満した温風が吹出口の一部に形成した送風方向と逆 方向に導風路を通って温度過昇防止器を加熱してこれを動作させて温風の吹き出 しを停止する。
【0010】
本考案の一実施例を示す図1に従ってその構成を説明すると下記の如くである 。
【0011】 1は器体ケースであり、例えば金属製や耐熱合成樹脂製等の箱型に形成され、 背面部には吸込口11、前面下部には吹出ルーバー44を格子状に形成して温風 の吹出口12を開設している。2は送風装置であり、モーター22及びファン2 1、ベース23とケーシング25で形成する風路部25などより形成する。3は チタン酸バリウムを主とした正特性サーミスタの発熱体であり、風路部25に配 置している。4は発熱体3から吹出口12に至る間に形成する吹出風路である。 42は導風路で、前方に開口した吹出口12の一部に送風方向と逆方向の空気の 流路を形成する仕切壁41により形成し、この導風路42の器体内側の開口部4 3は、器体内の吹出風路4の外形に連通して開口し、かつこの開口部43に温度 過昇防止器5を設けている。6は、何らかの事態で、器体ケース1の上から掛か ってしまった毛布を示し、Aは吸込空気の流れを示す。Bは通常の吹き出し空気 の流れを、Cは毛布6が器体ケース1の上から掛かってしまった場合の異常時の 空気の流れを示す。
【0012】 次に、前記構成における作用を説明する。
【0013】 通常の運転では発熱体3を通って得られた温風は吹出風路4を通って器体前方 の吹出口12から吹出して採暖者を暖める。しかし何らかの事態で、器体1に衣 類や毛布などが掛かってしまった時には、吹出ルーバー44の前方は覆われてし まう状態になり、発熱体3で加熱された温風が毛布6の中で充満し、やがて、充 満した温風が吹出口12の一部に形成した送風方向と逆方向に導風路42を通っ て温度過昇防止器5を加熱してこれを動作させて温風の吹き出しを停止する。
【0014】
前記の構成にすることにより、器体ケースに何らかの原因で衣類や毛布などが 掛かってしまい、温風の吹出口が塞がれてしまった場合には、温風が毛布の中で 充満し、やがて、充満した温風が吹出口の一部に形成した送風方向と逆方向に導 風路を通って温度過昇防止器を加熱してこれを動作させて温風の吹き出しを停止 するので、器体の過熱による器体ケースの熱変形や溶融、発火などを未然に防ぐ ことができるようになった。
【0015】 特に、吹出口に導風路を通って温度過昇防止器を加熱するので、温風を直接検 出し、敏感に器体を加熱する状況を検出できるので、検出精度が高く安全確保が 正確になった。
【0016】 このことにより、器体ケースの材質を、むやみに高い耐熱温度の合成樹脂を使 わなくても構成できるので、安価で、かつ外観もきれいになった。
【図1】本考案の一実施例を示す電気温風機の側断面
図。
図。
【図2】従来例の電気温風機の側面図。
1 器体ケース 2 送風装置 3 発熱体 4 吹出風路 5 温度過昇防止器 11 吸込口 12 吹出口 21 ファン 22 モーター 25 風路部 41 仕切壁 42 導風路 43 開口部
Claims (2)
- 【請求項1】 器体ケース(1)に吸込口(11)と吹出口(1
2)を設け、モーター(22)とファン(21)と風路部(25)とか
らなる送風装置(2)と、風路部(25)に設置した発熱体(3)
とを器体ケース(1)に内蔵する電気温風機において、発
熱体(3)から吹出口(12)に至る間を風路部(25)で接続
し、前方に開口した吹出口(12)の一部に送風方向と逆方
向の空気の流路を形成する仕切壁(41)による導風路(42)
を形成し、この導風路(42)の器体内側の開口部(43)は、
器体内の吹出風路(4)の外形に連通して開口し、かつこ
の開口部(43)に温度過昇防止器(5)を設けたことを特徴
とする電気温風機。 - 【請求項2】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8301691U JPH0536250U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 電気温風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8301691U JPH0536250U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 電気温風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0536250U true JPH0536250U (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=13790451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8301691U Pending JPH0536250U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 電気温風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536250U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS607560B2 (ja) * | 1980-06-26 | 1985-02-25 | 三菱重工業株式会社 | 廃水の処理方法 |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP8301691U patent/JPH0536250U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS607560B2 (ja) * | 1980-06-26 | 1985-02-25 | 三菱重工業株式会社 | 廃水の処理方法 |
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