JPH0116997Y2 - - Google Patents

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JPH0116997Y2
JPH0116997Y2 JP1983099919U JP9991983U JPH0116997Y2 JP H0116997 Y2 JPH0116997 Y2 JP H0116997Y2 JP 1983099919 U JP1983099919 U JP 1983099919U JP 9991983 U JP9991983 U JP 9991983U JP H0116997 Y2 JPH0116997 Y2 JP H0116997Y2
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air
temperature
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fan
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JP1983099919U
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は温風機に関するものである。
従来例の構成とその問題点 温風機では、布等の障害物が吹出口にかかつた
場合や、フアンモータがロツク(停止)した場合
の為に温度過昇防止装置を、風胴に設けている。
従来の例えば、第5図の様に遠心式送風機Aを
有する風胴内の加熱体Cの風上側に温度過昇防止
装置Dを設けた場合には、加熱体Cよりの輻射熱
を、直接温度過昇防止装置Dが受ける。このため
電圧変動や加熱体C自身の容量のバラツキにより
受熱する。輻射熱量の変動が多いとともに、通常
使用時の温度変動も多く、誤動作を生じやすい。
また、布等がかかり吹出口Eを閉塞した異常状
態においても、風胴B内全てに、温風が逆流する
為過温する容積が大きく温度過昇防止装置Dの温
度上昇に時間が長くかかり、危険である。
また、遠心式送風機Aがロツク(停止)した場
合の異常状態もあり、その際は加熱体Cよりの輻
射熱による温度上昇しか望めない為動作に時間が
長くかかり、器具本体Fに焼損、変形等の異常を
与えてしまうとともに危険である。
考案の目的 本考案は上記従来の問題点を解消するもので、
正常使用時の温度過昇防止装置の誤動作を防止す
るとともに、異常状態における動作を速くして、
その安全性を高めるものである。
考案の構成 上記目的を達成するため、本考案はモータの両
軸に、軸流フアンとを装着してフアンユニツトを
構成し、加熱体の風下側の風胴外側上面で、この
左右の軸流フアン間の中央部に位置する部分に、
風胴内と風動外とに連絡した空間を設け、その空
間内に温度過昇防止装置を設けたものである。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。
第1図は本考案の一実施例の温風機の断面図で
あり、1は本体ケーシング、2は吹出口、3は吹
出口2と連接した風胴である。
第2図は風胴3部の部分平面断面図であり、風
胴3の内部には軸流フアン4を両端に支持したモ
ータ5を固定し、ヒータ支持板6で支持されたヒ
ータ(加熱体の一例)7は絶縁陶器8を介して、
風胴3の側面に固定している。
第3図は風胴3と、吹出口2との連接部の部分
斜視図である。ヒータ7の風下側で吹出口2との
連接部の風胴3外側上面部には、フランジ9と角
孔10を設け、また温度ヒユーズ11を固定した
絶縁陶器12と、温度過昇防止サーモスタツト1
3を固定したコ字状の金具14もこの風胴3の上
面に固定されている。そしてこれにより風胴3の
角孔10と連結した空間15を形成し、温度ヒユ
ーズ11と温度過昇防止サーモスタツト13の感
温部は、この空間15内に位置している。
なお第4図において16は切換スイツチであ
る。
上記構成において、第4図の切換スイツチ16
をONすると、ヒータ7とモータ5に通電され、
フアン4が回転し第1図の吸込口17より吸入さ
れた空気がヒータ7で加温されて吹出口2より吹
出す。
その際エジエクター効果により風胴3の外から
室内空気が、金具14内の空間15を通して風胴
3の角孔10へと吸い込まれ、温度ヒユーズ11
と、温度過昇防止サーモスタツト13の表面を、
常に空冷している。
その為、ヒータ7の容量のバラツキや、電圧変
動によるモータ5の回転数の変動、及びヒータ7
の容量の変動により温風温度が変化しても、常に
温度ヒユーズ11と、温度過昇防止サーモ13の
感温部の表面温度は温度変化が少なく、安定した
状態となり正常時の誤動作が防止できる。
また、吹出口2を布等で閉塞した時には、温風
が風胴3に設けた角孔10を通過し、金具14内
の空間15を通過する為、高温温風が直接温度ヒ
ユーズ11と、温度過昇防止サーモスタツト13
の表面を通過するので、その動作が速く、ヒータ
7とモータ5への通電をただちに停止する。
また、モータや軸流フアン4がロツクし、軸流
フアン4が停止時には、対流効果により高温空気
が上昇し、角孔10より温度ヒユーズ11と、温
度過昇防止サーモスタツト13へと直接通過する
為、動作が速く、この時もただちにヒータ7と、
モータ5への通電を停止する。
なお本実施例においては、第2図の様に軸流フ
アン4より送られた空気は平面中央部に向かつて
流れる為、中央部が最も風量が多い。その為エジ
エクタ効果も増加し温度ヒユーズ11と、温度過
昇防止サーモスタツト13を通過する空気量は多
くなり、正常状態時の温度も安定し易い。
また、吹出口2閉塞時等の異常状態においても
中央部の風量が多い為通過する高温温風が多く、
温度上昇が速くなつて安全動作も速く行える。
考案の効果 本考案によれば、次の効果を得ることができ
る。
左右に軸流フアンを装備し、その風速の最も
高い位置に空間を形成している為正常運転時に
は、温度ヒユーズや温度過昇防止サーモ等の温
度過昇防止装置は、常に十分に冷却される。こ
の為、加熱体容量のバラツキや、電圧変動によ
るモータの回転数の変動により、温風温度が変
化しても誤動作を生じない。
布等がかかり吹出口が閉塞された異常状態の
時は最も風速の高い高温空気が逆流して直接温
度過昇防止装置を通過する為動作が速く、安全
性がきわめて高くなる。
モータが停止した異常状態の時は自然対流に
より、高温空気が直接温度過昇防止装置を通過
する為動作が速く安全がきわめて高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である温風機の断面
図、第2図は同風胴部の部分平面断面図、第3図
は同風胴と吹出口の連結部の部分斜視図、第4図
は同回路図、第5図は従来例の断面図である。 1……本体ケーシング(本体)、2……吹出口、
4……軸流フアン、3……風胴、7……ヒータ
(加熱体)、5……モータ、15……空間、11…
…温度ヒユーズ、13……温度過昇防止サーモ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に吹出口をもつた本体と、この本体内に装
    置され、前記吹出口と連通する風胴と、この風胴
    内に装置された加熱体と、この加熱体を通過さ
    せ、前記吹出口より温風を吐出させるフアンユニ
    ツトとを備え、前記フアンユニツトはモータの両
    軸に軸流フアンを装備して構成し、前記加熱体の
    風下側の風胴外側上面で、この左右の軸流フアン
    間の中央部に位置する部分に、風胴内と風胴外と
    に連絡した空間を形成し、この空間内に温度過昇
    防止装置を設けた温風機。
JP9991983U 1983-06-27 1983-06-27 温風機 Granted JPS607560U (ja)

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JP9991983U JPS607560U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 温風機

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JP9991983U JPS607560U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 温風機

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JPS607560U JPS607560U (ja) 1985-01-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2556396Y2 (ja) * 1991-05-31 1997-12-03 株式会社トヨトミ 電気温風機
JP4569313B2 (ja) * 2005-02-22 2010-10-27 マックス株式会社 暖房装置

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JPS4839554U (ja) * 1971-09-14 1973-05-17

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