JP3033426U - ガスファンヒータ - Google Patents

ガスファンヒータ

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JP3033426U
JP3033426U JP1996007503U JP750396U JP3033426U JP 3033426 U JP3033426 U JP 3033426U JP 1996007503 U JP1996007503 U JP 1996007503U JP 750396 U JP750396 U JP 750396U JP 3033426 U JP3033426 U JP 3033426U
Authority
JP
Japan
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temperature switch
temperature
air outlet
hot air
fan
Prior art date
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Application number
JP1996007503U
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English (en)
Inventor
慶典 奥田
文昭 三輪
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスファンヒータの安全性を向上する。 【構成】 本体3内の通風路4中の熱交換部6付近に第
一の温度スイッチ8を装着すると共に、温風吹出口1に
第二の温度スイッチ9を装着し、両温度スイッチ8及び
9のうちのいずれか一方の出力により、ガスバーナ5へ
の燃料供給を遮断するようにした。 【効果】 温風吹出口1の前面付近が布類などに遮られ
て過熱した場合に、ファン7が回転しているために第一
温度スイッチ8による検出が遅れても、第二の温度スイ
ッチ9によって直ちに検出することができるので、迅速
にガスバーナ5を停止させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はガスバーナの燃焼排気を暖房用の温風として利用するガスファンヒー タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は従来のこの種のガスファンヒータの構造を示したもので、前面に温風吹 出口1を有し背面に空気吸込口2を有する本体3内の通風路4中にガスバーナ5 を使用した熱交換部6とファン7とを設け、空気吸込口2から吸い込んだ空気を 熱交換部6で加熱したのち、ファン7により温風吹出口1から吹き出すようにし たものであり、異常過熱時にガスバーナ5への燃料供給を遮断するために、熱交 換部6の上方に温度スイッチ8が装着されている。この温度スイッチ8が異常温 度を検出すると電気回路を切断することにより、ガスバーナ5への燃料供給路を 遮断するようになっている。なお図中10は温度スイッチ8に直列に接続された 温度ヒューズで、温度スイッチ7が何等かの原因で正常に作動しなかった場合、 あるいは正常に作動しても、復帰した時に過熱の原因が除去されておらず、過熱 防止動作を繰り返すうちに更に温度が上昇してしまうような場合に、この温度ヒ ューズ10が溶断することによって二重に安全を確保しているのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来構成において、温度スイッチ8はガスバーナ5とファン7との間に 設けられているために、ファン7が異常停止したような場合には温度スイッチ8 が速やかに応答して事故を防止することができるが、例えば温風吹出口1の前面 付近にカーテンの裾や着衣などが接近して温風の吹き出しを妨げたような場合に は、温風吹出口1付近の温度が異常上昇しても、ファン7が停止していないため に、前記温度スイッチ8の付近の温度はそれほど上昇せず、そのためにガスバー ナ5は燃焼を続けて、カーテンや床面を変色させたり、機器のプラスチック製外 筺を変形させたりすることがあった。本考案はかかる問題点に鑑み、温風吹出口 1の前面の通風が布類等によって妨害されたような場合にも、迅速に応答してガ スバーナ5を停止させ、事故を未然に防止することができるようなこの種のファ ンヒータの構造を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によるガスファンヒータは、図2に示すように、前面に温風吹出口1を 有し背面に空気吸込口2を有する本体3内の通風路4中にガスバーナ5を使用し た熱交換部6と送風用ファン7とを備え、空気吸込口2から吸い込んだ空気を熱 交換部6で加熱したのち、温風吹出口1から吹き出すようにしたガスファンヒー タにおいて、上記通風路4中の熱交換部6付近に第一の温度スイッチ8を装着す ると共に、上記温風吹出口1に第二の温度スイッチ9を装着し、両温度スイッチ 8及び9のうちのいずれか一方の出力により、ガスバーナ5への燃料供給を遮断 するようにしたものである。
【0005】
【作用】
ファンヒータが過熱する場合として、障害物等により空気吸込口2が閉塞され た場合、ほこり詰まり等の原因でファン7の風量が低下した場合、ファン7が異 常停止した場合あるいは温風吹出口1付近の通風が妨げられた場合などが考えら れるが、通風路4中の閉塞箇所により、あるいはファン7の停止を伴うか否かに より、温度が異常上昇する箇所が異なるために、従来の温度スイッチ8のみでは 過熱箇所によって異常検出が遅れることになる。本考案構成によれば、例えば温 風吹出口1の前面付近が布類などに遮られて過熱した場合に、ファン7が回転し ているために第一温度スイッチ8による検出が遅れても、第二の温度スイッチ9 によって直ちに検出することができる。
【0006】
【考案の実施の態様】
図2は本考案によるファンヒータを示したもので、本体3の前面には温風吹出 口1が、背面には空気吸込口2がそれぞれ設けられ、本体3内には空気吸込口2 から温風吹出口1に至る通風路4が形成されている。この通風路4中には、ガス バーナ5よりなる熱交換部6とシロッコ型の送風用ファン7が設けられており、 空気吸込口2から吸い込まれた空気が熱交換部6で加熱されたのち、温風吹出口 1から吹き出すようになっている。熱交換部6の上方すなわち通風路4中のガス バーナ5からファン6までの最高位置には第一の温度スイッチ8が装着されてお り、また温風吹出口1には設けられている金属製のグリル11の裏側に第二の温 度スイッチ9が装着されている。これらの温度スイッチ8,9はサーミスタある いはバイメタル等で構成され、一定値以上の温度を検出すると電気回路を遮断す ることによって、ガスバーナ5への燃料供給路に介装された電磁開閉弁12を制 御し、燃料供給を遮断させるようになっている。なお両温度スイッチ8,9の動 作温度は約80℃に設定され、温度ヒューズ10の動作温度は約160℃に設定 されれいる。なお図中13は空気吸込口2で検出される室内温度に応じて開度が 制御される圧力比例弁、14は点火プラグ、15は炎検知用熱電対である。
【0007】
【考案の効果】
本考案は上述のように、通風路4中のガスバーナ5からファン6までの最高位 置に第一の温度スイッチ8を装着すると共に、温風吹出口1に第二の温度スイッ チ9を装着し、両温度スイッチ8及び9のうちいずれか一方の出力により、ガス バーナ5への燃料供給を遮断するようにしたものであるから、ほこり詰まり等で ファン7が停止したりした場合には、第一の温度スイッチ8で直ちに温度異常を 検出でき、また温風吹出口1の前面付近が布類などに遮られて過熱した場合に、 ファン7が回転しているために第一温度スイッチ8による検出が遅れても、第二 の温度スイッチ9によって直ちに検出することができるので、迅速にガスバーナ 5を停止させることができ、カーテンや床面を変色させたり、あるいは機器のプ ラスチック製外筺を変形させたりするおそれがないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す縦断面図。
【図2】本考案の一実施例を示す概略系統図。
【符号の説明】
1 温風吹出口 2 空気吸込口 3 本体 4 通風路 5 ガスバーナ 6 熱交換部 7 ファン 8 第一の温度スイッチ 9 第二の温度スイッチ 10 温度ヒューズ 11 グリル 12 電磁開閉弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に温風吹出口を有し背面に空気吸込
    口を有する本体内の通風路中にガスバーナを使用した熱
    交換部と送風用ファンを備え、空気吸込口から吸い込ん
    だ空気を熱交換部で加熱したのち、温風吹出口から吹き
    出すようにしたガスファンヒータにおいて、上記通風路
    中の熱交換部に第一の温度スイッチを装着すると共に、
    上記温風吹出口に第二の温度スイッチを装着し、両温度
    スイッチの少なくとも一方の出力により、ガスバーナへ
    の燃料供給を遮断するようにして成るガスファンヒー
    タ。
JP1996007503U 1996-07-10 1996-07-10 ガスファンヒータ Expired - Lifetime JP3033426U (ja)

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