JPH0668920U - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

Info

Publication number
JPH0668920U
JPH0668920U JP1189993U JP1189993U JPH0668920U JP H0668920 U JPH0668920 U JP H0668920U JP 1189993 U JP1189993 U JP 1189993U JP 1189993 U JP1189993 U JP 1189993U JP H0668920 U JPH0668920 U JP H0668920U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation path
temperature
temperature detector
heating element
path member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1189993U
Other languages
English (en)
Inventor
進 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Holdings Corp
Original Assignee
Sanden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP1189993U priority Critical patent/JPH0668920U/ja
Publication of JPH0668920U publication Critical patent/JPH0668920U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気発熱素子の異常加熱及びそれに伴う周囲
部材の熱的破壊を保護すること。 【構成】 温度検出器20a,20bは発熱素子6の近
傍に位置し、通風経路5を規定する通風経路部材4によ
って保持されている。温度検出器20a,20bの一部
は通風経路5に露出した状態で前記通風経路部材4に保
持されている。また、前記通風経路部材4は前記温度検
出器20a,20bを埋め込み保持する保持部15,1
6を有し、前記温度検出器20a,20bは前記一部が
前記通風経路5に露出する状態で前記保持部15,16
に埋め込み保持されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両等に搭載される空気調和装置に関し、特に、発熱素子の異常加 熱及びそれに伴う周囲部材の熱的破壊を保護するために用いる温度検出器を具備 した空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和装置は、図4に示すように、一端側に空気入口1を形成し、他 端側に空気出口2,3を形成したダクト形状の通風経路部材4を有している。通 風経路部材4によって規定された通風経路5の途中には電気ヒータのような空気 加熱用熱源素子である発熱素子6が配設されている。発熱素子6を基準として通 風経路5の下流側Aには通風経路5中の温度を検出する温度センサのような温度 検出器20aが取り付けられている。発熱素子6は通風経路部材4の内壁に断熱 材14を介在して配設されている。
【0003】 空気入口1には通風経路5中に送る空気を切り換えるための入口切換えダンパ 8が回動可能に設けられている。空気出口2,3には空気入口1から発熱素子6 を介して加熱された空気を分配送風できるように第1及び第2の出口切換えダン パ10,11が回動可能に設けられている。通風経路5の上流側には空気入口1 の近傍に送風機12が設けられている。また、発熱素子6の上流側Bの通風経路 5中には送風機12と発熱素子6との間に熱交換器13が配設されている。第2 の温度検出器7bは、下流側Aの通風経路5中にあって、空気の異常温度の検知 を行いその温度に応じて発熱素子6への通電量を制御する。さらに、温度検出器 20aは、通風経路5を規定する通風経路部材4の上部、即ち天井部の付近に取 り付けられている。
【0004】 なお、、温度検出器20aに代えて、図4に示すように、温度検出器7bni より発熱素子6への通電量を制御することもできる。
【0005】 ところで、通常、通風経路部材4は樹脂材によって作られている。下流側Aの 通風経路5には第1もしくは温度検出器20a,20bの全体が加熱空気に当た るように取り付けているため、送風機12により発熱素子6を介して送られた加 熱空気が第1もしくは温度検出器20a,20bに直接当たる。このような条件 において、発熱素子6の下流側Aの通風経路5の温度は、第1もしくは温度検出 器20a,20bによって検知する温度に代表されるため発熱素子6の異常温度 を検出できる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、発熱素子6の近傍に位置する通風経路部材4の温度は、発熱素 子6から離れた部分の通風経路部材4の温度とは当然のことながら異なる。また 、送風機12の異常及び熱交換器13の目詰まりなどで風量が低下した場合には 、発熱素子6の温度は上昇し、第1もしくは温度検出器20a,20bで検知し た温度と、発熱素子6の近傍における通風経路部材4の天井部の温度との差はさ らに大きなものとなる。この結果、樹脂材である通風通路部材4は発熱素子6の 異常加熱によって熱変形してしまうという問題がある。
【0007】 それ故に、本考案の課題は、発熱素子の異常加熱及びそれに伴う周囲部材の熱 的破壊を保護するために用いる温度検出器を具備する空気調和装置を提供するこ とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、通風経路を規定する通風経路部材と、前記通風経路の途中に 配設した発熱素子と、前記通風経路に設けられ前記通風経路の温度を検出する温 度検出器とを含む空気調和機において、前記温度検出器は前記発熱素子の近傍に 位置し、かつ一部が前記通風経路に露出した状態で前記一部を除く部分が前記通 風経路部材によって保持されていることを特徴とする空気調和装置が得られる。
【0009】 また、本考案によれば、前記通風経路部材は前記温度検出器を埋め込み保持す る保持部を有し、前記温度検出器は前記一部が前記通風経路に露出する状態で前 記保持部に埋め込み保持されている空気調和装置が得られる。
【0010】
【作用】
温度検出器の一部は、通風経路に露出しているため、一定量以上の通風がある 場合、通風経路中の空気温度にほぼ等しい温度を検知して発熱素子への通電を制 御を行う。さらに、通風経路部材に保持されている温度検出器は、通風量が低下 し、通風経路部材が過熱したときには、通風経路部材の温度に近い温度を検知し 、その検知温度に応じて発熱素子への通電を制御を行う。また、通風経路部材が 所定温度を越えた場合、発熱素子への通電を完全に停止させる。
【0011】
【実施例】
図1及び図2は、本考案の空気調和装置の一実施例を示している。なお、図4 と同じ部分には同じ符号を付して説明の一部を省略する。
【0012】 図1及び図2を参照して、空気調和装置は、通風経路5に設けられ通風経路5 中の温度を検出する温度検出器20aを有している。この温度検出器20aは通 風経路5の下流側Aに、かつ発熱素子6の近傍に設けられている。即ち、温度検 出器20aは通風経路5を構成する通風経路部材4の上部、即ち天井部の付近に 位置している。また、温度検出器20aの一部は、通風経路に露出した状態で通 風経路部材に保持されている。
【0013】 また、通風経路部材4は温度検出器20aを埋め込み保持する保持部15を有 している。温度検出器20aはその大部分が通風経路部材4の保持部15によっ て埋め込み保持され、その一部が通風経路5に露出する状態で保持部15に保持 されている。温度検出器20aは、通風経路部材4の内壁面にほぼ同一な面とな るように一部を通風経路5に露出させている。温度検出器20aに一端を接続さ れたリード線71は通風経路部材4の壁の外に引き出されている。
【0014】 図3においては温度検出器20aが通風経路部材4の壁から外に突出した筒状 の保持部16に埋め込み保持されている。この場合にも、通風経路部材4の先端 部が通風経路5に露出する状態で保持部16に埋め込み保持される。温度検出器 20aのリード線72は通風経路部材4の壁の外に引き出されている。
【0015】 送風機12、熱交換器13、及び発熱素子6が正常に機能しているとき、通常 時には、送風機12により送られた発熱素子6により加熱された空気温度は発熱 素子の下流側Aで温度検出器20aによって検知される。また、送風機12の異 常及び熱交換器13の目詰まりなどで風量が低下した場合、発熱素子6が温度上 昇すると共に、発熱素子6の近傍に位置している通風経路部材4の天井部温度も 上昇し、この通風経路部材4自体の温度にほぼ近い値がを温度検出器20aによ って検知され発熱素子6の通電を制御する。さらに、温度検出器20aは通風部 材4が所定温度以上に上昇したときに、通風経路部材4の異常加熱を直ちに検知 して発熱素子6への通電を停止する。
【0016】 さらに、空気調和装置は、通風経路5に設けられ通風経路5中の温度を検出す る温度検出器20bを有してもよい。つまり、温度検出器20bは温度検出器2 0aと同様に図2に示した通風経路部材4の保持部15もしくは図3に示した保 持部16に保持されている。この温度検出器20bは、発熱素子6の上流側Bの 通風経路5の上部、即ち天井部の付近に位置している。また、温度検出器20b の一部は、通風経路5に露出した状態で通風経路部材4に埋め込み保持されてい る。
【0017】 この温度検出器20bによると、通常時には、発熱素子6の上流側Bの温度は 、下流側Aの温度よりも低いが送風機12の異常及び送風経路の熱交換器13の 目詰まりなどで風量が低下した場合に、発熱素子6の上流側Bと下流側Aの通風 経路部材4の天井部温度は近付き温度検出器20bで発熱素子6の異常温度を検 知することができる。
【0018】 したがって、温度検出器20a,20bは、いずれもダンパ8、送風機12、 熱交換器13の異常を通風経路部材4の保持部15もしくは保持部16の実際温 度に近い値として検知する。
【0019】 なお、温度検出器20a,20bは、必要に応じて選択して用いることができ ることは言うまでもない。
【0020】
【考案の効果】
以上、実施例により説明したように、本考案のよれば、発熱素子の近傍に、か つ通風経路部材に温度検出器を保持したため、検知温度に応じて発熱素子への通 電を制御を行い、通風経路部材が過熱することを未然に防ぐことができる。
【0021】 また、発熱素子が所定温度を越えて異常加熱した場合、通風経路部材からの熱 伝導によって発熱素子への通電を完全に停止させることができるため、通風経路 部材やその周囲部材の熱的破壊をも保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の空気調和装置の一実施例を示す概略断
面図である。
【図2】図1の空気調和装置に用いた温度検出器の一例
を示す断面図である。
【図3】図1の空気調和装置に用いた温度検出器の他の
一例を示す断面図である。
【図4】従来の空気調和装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 空気入口 2,3 空気出口 4 通風経路部材 5 通風経路 6 発熱素子 8 入口切換えダンパ 12 送風機 13 熱交換器 20a 温度検出器 20b 温度検出器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通風経路を規定する通風経路部材と、前
    記通風経路の途中に配設した発熱素子と、前記通風経路
    に設けられ前記通風経路の温度を検出する温度検出器と
    を含む空気調和機において、前記温度検出器は前記発熱
    素子の近傍に位置し、かつ一部が前記通風経路に露出し
    た状態で前記一部を除く部分が前記通風経路部材によっ
    て保持されていることを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記通風経路部材は前記温度検出器を埋
    め込み保持する保持部を有し、前記温度検出器は前記一
    部が前記通風経路に露出する状態で前記保持部に埋め込
    み保持されている請求項1記載の空気調和装置。
JP1189993U 1993-03-18 1993-03-18 空気調和装置 Withdrawn JPH0668920U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1189993U JPH0668920U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1189993U JPH0668920U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0668920U true JPH0668920U (ja) 1994-09-27

Family

ID=11790585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1189993U Withdrawn JPH0668920U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0668920U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010221772A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調装置の故障診断装置
WO2016194538A1 (ja) * 2015-05-29 2016-12-08 サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 車両用空気調和装置
FR3083954A1 (fr) * 2018-07-12 2020-01-17 Valeo Systemes Thermiques Cadre de radiateur electrique d'une installation de ventilation, de chauffage et/ou de climatisation d'un vehicule automobile

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010221772A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調装置の故障診断装置
WO2016194538A1 (ja) * 2015-05-29 2016-12-08 サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 車両用空気調和装置
JP2016222098A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 車両用空気調和装置
FR3083954A1 (fr) * 2018-07-12 2020-01-17 Valeo Systemes Thermiques Cadre de radiateur electrique d'une installation de ventilation, de chauffage et/ou de climatisation d'un vehicule automobile

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8696419B2 (en) Ventilation fan unit with a heater
DE60130989D1 (de) Sitz mit temperaturregelung und belueftung, und sicherheitssystem fuer ein fahrzeug
JP6029850B2 (ja) 加熱装置
US6169850B1 (en) Air heating device
JPH0668920U (ja) 空気調和装置
KR101330107B1 (ko) 전기자동차용 공조장치 및 그 제어방법
JP3120194B2 (ja) 温風機
CN218864480U (zh) 暖风机
JPH0648274Y2 (ja) 給湯器の安全装置
CN115727537A (zh) 暖风机
JP6535878B2 (ja) ふとん乾燥機
JPH02143030A (ja) 暖房器
JP3967281B2 (ja) 温風暖房機
JPH03123520A (ja) 暖房装置
JP3033426U (ja) ガスファンヒータ
JP6611680B2 (ja) 壁掛型暖房機
JP3871788B2 (ja) 燃焼機器の過熱防止装置
JP3014630U (ja) 結露防止構造を有する空調装置
JPS6117312Y2 (ja)
JPH0532960U (ja) 電気温風機の安全装置
JPH07190492A (ja) 電気温風機
JPH0728523Y2 (ja) 温風吹出しストーブ
JP3904164B2 (ja) 車両用燃焼式ヒータの異常過熱時燃焼停止装置
JPH0335962Y2 (ja)
JPS5851559Y2 (ja) 暖房機の安全装置取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970703