JPH02143030A

JPH02143030A - 暖房器

Info

Publication number: JPH02143030A
Application number: JP29702588A
Authority: JP
Inventors: Giichi Kuroda; 義一黒田; Kazuhiko Yugawa; 湯川　和彦; Haruhiko Mitsufuji; 三藤　晴彦; Masahito Izumikawa; 雅人泉川
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1988-11-24
Filing date: 1988-11-24
Publication date: 1990-06-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、電気カーペットの如き面状発熱体で構成され
た、送風停止検知装置を備える暖房器、詳しくは面状発
熱体の一面のみならず他面も利用し、他面に設けた送風
路への送風量を均一に分布させることができ、かつ全面
での熱交換が可能な暖房器に送風停止検知装置を設けた
ものである。

（従来の技術）この種の先行技術としては、本願出願人によって既に提
出された特願昭６３年第１５６０８１号が存在する。

この暖房器は、面状に配設した発熱体の片面を放熱パネ
ル面とし、その発熱体の他面に、第１の送風路と、この
第１の送風路に連通ずる整ｆｔ翼を設けた第２の送風路
とを通して送風を行う送風マットを設けた構成となって
おり、各送風路に風を送風することにより風が熱を吸収
して、その暖められた空気が吐出口の全面から均一に室
内へ排出され、それに伴って、対流が発生し、熱の輻射
。

熱の伝導および熱の対流の３要素により快適な暖房が得
られるようになっている。

また、他面内において整流翼により送風量が均一に分布
することとなるため、表面温度ムラが防止でき、かつ全
面での熱交換を行うことができるようにしている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記構成の暖房器においては使用が異常
状態となってしまった場合、つまり送風機が停止したり
、送風機の吸込口が塞がれてしまったり、あるいは送風
マットの吐出口が塞がれてしまい送風が停止、減少した
ような場合、それを検知して送風を停止させる装置が設
けられていないため、放熱パネル面の温度が上昇したり
、表面温度ムラが発生したりし、異常状態下でもＴＩ房
器が作動するという課題があった。

本発明はこのようなことに鑑み提案されたもので、その
目的とするところは、使用中が異常状態である場合、送
風の停止ないし減少を検知し、発熱体や送風機の電源を
切断し異常状態での使用を中止させるようにした暖房器
を提供することにある。

また、他の目的とするところは、別途に発熱体を設けな
くとも電源構成用の抵抗を発熱体と兼用し得る暖房器を
提供することにある。

（課題を解決するための手段）本発明は、面状に配設した発熱体の片面を放熱面とし、
その発熱体の他面に、送風機からの風が送られてくる第
１の送風路と、この第１の送風路と連通ずる整流翼を設
けた第２の送風路とを遥して送風を行う送風マットを設
けてなる暖房器において、異常時に前記発熱体および送
風機の電源をＯＦＦする送風停止検知装置を設け、この
送風停止検知装置は前記送風機の風の流路に設けられ、
かつ異常を検知する発熱体と、この発熱体と並設された
感熱センサーとを設けて構成することにより、上記目的
を達成している。

また、同暖房器において、前記発熱体を電源構成用の抵
抗と兼用することにより上記他の目的を達成している。

（作用）（１）　　本発明では所定構造を前提とした暖房器にお
いて、異常時に前記発熱体および送風機の電源をＯＦＦ
する送風停止検知装置を設け、この送風停止検知装置は
前記送風機の風の流路に設けられ、かつ異常を検知する
発熱体と、この発熱体と並設された感熱センサーを設け
、感熱センサーは温度上界に伴いその抵抗値が変化する
のを利用し、ヒータと送風回路に挿入されたリレーの接
点を開放して電源をＯＦＦするようにしている。

（２）また、本発明では同構造の暖房器において、発熱
体を電源構成用の抵抗と兼用することにより、別途発熱
体を設けなくても良いようにしている。

（実施例）第１図（ａ）は本発明の一実施例にかかる暖房器の外観
斜視図、（ハ）図は一部を切欠いて内部構造を示す説明
図である。

しかして、本発明おける電気カーペット等の面状の暖房
器ｌは、上面が放熱面である放熱パネル２と送風マット
３とが貼着されるように形成されるとともに、同暖房器
１の一部にコントローラ部４と電源プラグ５とを有する
送風機６が設けられている。

また、放熱パネル２においては、天板７の上面に線式の
ヒータ８が面状であって略ジグザグ状に配線され、その
上面にはアルミシートからなる均熱シート９、さらにそ
の上面にはポリエステル等から成る表面材１０が貼着さ
れ発熱体１１が形成されている。

さらに、プラスチック等で形成された送風マット３は、
底板１２から突出した強度部材を兼ねた整流翼１３によ
り第２の送風路１５が形成されるとともに、第２の送風
路と連通した第１の送風路１４が形成され、上述の発熱
体１１を有する放熱パネル２と接合されている。

また、送風機６は、モータ１６（後述する第２図。

第３図、第４図参照）を駆動させるためのコントローラ
部４と電源プラグ５とを有するとともに、ファン１７が
モータ１６の回転に従動するように軸止され、ファン１
７の回転により空気が吸込口１８から流入し、第１の送
風路１４および整流翼１３によって形成された第２の送
風路１５を経て温風が吐出口１９から排出される。

なお、第１図中、１５ａは暖房器１の吐出口を示す。

第２図は送風機６部分の拡大図で、図中１８は前述の吸
込口、１９はファン上ケースであり、また、２０は送風
機６の吐出口であり、第１の送風路１４へつながるもの
である。

第３図は送風機６からファン上ケース１９を取り除いた
状態を示し、送風機６はモータ１６を備えている。また
、図中２１はファン上板である。

第４図は、さらに送風機６からファン上板１７を取り除
き、その内部構造を示している。すなわち、送風機６の
吐出口２０近くの送風路２０ａには、送風停止検知装置
としてのセンサーユニット２２が設置され、このセンサ
ーユニット２２はモータ１６とリード線２３で接続され
ており、また、リード線２４．コネクター２５も接続さ
れており、かつコントローラー（図示せず）と接続可能
となっている。

なお、１６ａはモータ固定板である。また、矢印ａはモ
ータ１６を回転させ、ファン１７を介し生じた風の流れ
方向を示す。

しかして、センサーユニット２２には、第５図（ａ）に
示すように、基！ＬＰ上に抵抗２６と感熱センサー２７
が互に近接し、かつ風の流れに沿って並設されている。

この感熱センサー２７は、一定の送風が確保されている
間はその送風により冷却されており、通常の抵抗値であ
るが、送風が停止または減少すると抵抗２６の発熱の影
響を受けて温度上昇し、抵抗値は減少する。このように
この感熱センサー２７の温度による抵抗変化を電気的に
検出し、ヒータ８と送風機６の電源を後述する第７図（
ａＪに示す回路を介してＯＦＦするようになっている。

第５図は■）はセンサーユニット２２の他の実施例で、
感熱センサー２７を抵抗２６の上流側近傍に並設し、こ
れらは風の流れ方向に対し略直交する向きに配設されて
いる。

この例では送風が有る場合は、抵抗２６の影響をほとん
ど受けず、送風の有無による感熱センサー２７の抵抗変
化を大きくすることができ、悪魔アップを図ることがで
きる。

第５図（Ｃ）は、更に別の実施例で、この実施例では感
熱センサー２７の四方を抵抗２６で囲んで設置すること
により、送風が停止した場合には急速に感熱センサー２
７が温度上昇し、抵抗値は減少する。

従って、この場合、送風停止を速く検知することができ
る。

第６図（ａ）は、センサーユニット２２に並設された抵
抗２６と感熱センサー２７とを伝熱ＦｆＪ、２８の両端
で巻き付けて、熱結合したものである。この場合、送風
が停止した場合には、速く、しかも確実に抵抗２６の発
熱を感熱センサー２７に伝熱し、送風停止を検知するこ
とができる。

第６図（ｂ）は、第６図（ａ）で示した伝熱板２８の一
側面にフィン２８ａを切り起こして、送風中は効率良く
伝熱板２８を冷却し、抵抗２６から感熱センサー２７へ
の伝熱を少なくするため、送風の有無による感熱センサ
ー２７の抵抗変化を大きくするので、送風停止を遠く、
しかも確実に検知することができる。

第７図（ａ）は、送風の停止または減少したことを検知
し、面状のヒータ８と送風機６の電源をＯＦＦするため
の回路の一例である。

センサーユニット２２における感熱センサー２７は、回
路図上では、サーミスターＴｈに相当し、また、抵抗２
６は、モータパワー電源用降圧抵抗Ｒ，に相当し、この
抵抗Ｒ５はファン通電時は発熱するので、送風路内に設
置して冷却する方が良いが、このモータパワー電源用降
圧抵抗Ｒ１を発熱体として兼用することができる。なお
、Ｌ、、［５，は第１第２のリレーＡ、　Ｂのコイル、
また、（ｂ）図はサーミスターＴｈの特性を示す。

この構成で、送風が停止または減少する場合にはサーミ
スターＴｈの抵抗値減少を検出して、第１のリレーＡ、
第２のリレーＢを介して送風機用モータ１６とヒータ８
をＯＦＦすることができる。

また、モータコントロール電源用降圧抵抗Ｒ。

を発熱体として兼用することもできる。この抵抗Ｒ１は
ファンの負荷変動によって、電流値の変動が少ないので
、常時、一定量の発熱量を保つため、より正確に送風の
有無を検出することができる。

（発明の効果）以上のように、面状に配設した発熱体の片面を放熱面と
し、その発熱体の他面に、送風ｌからの風が送られてく
る第１の送風路と、この第１の送風路と連通ずる整流翼
を設けた第２の送風路とを通して送風を行う送風マット
を設けてなる暖房器において、異常時に前記発熱体およ
び送風機の電源をＯＦＦする送風停止検知装置を設け、
この送風停止検知装置は前記送風機の風の流路に設けら
れ、かつ異常を検知する発熱体と、この発熱体と並設さ
れた感熱センサーとを設けて構成された本発明によれば
、 ■　モータの停止、吸込口の塞ぎ、吐出口の塞ぎなど、
いろいろな原因による送風停止を、いずれの原因であっ
ても、１つのセンサーで検出し、異常での使用による各
部の温度上昇による危害や故障を防ぐことができる。

■　送風の停止、減少を速く、正確に検知することがで
きる効果がある。

また、 ■　電源構成用の降圧抵抗を送風路に設置することによ
り、通常使用時の温度上昇を防止すると共に、別途に発
熱体を設けなくても、降圧抵抗を発熱体として兼用する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の一実施例の外観斜視図、（ｂ）
は部分切欠き内部構造説明図、第２図ないし第４図は送
風機の構造を示す説明図、第５図（ａ）〜（Ｃ１および
第６図（ａ）、　（ｂ）は送風停止検知装置きしてのセ
ンサーユニットのそれぞれ異なる態様例、第７図（ａ）
は送風停止検知装置としての一回路例、（ｂ）は同上の
回路に用いられるサーミスタの特性図を示す。１・・・暖房器　　　　２・・・放熱バ名ル３・・・送
風マット　　４・・・コントローラ部５・・・電源プラ
グ　　６・・・送風機６”　・・第２の送風機　７・・
・天板８・・・ヒータ　　　　　８”　・・第２のヒー
タ９・・・均熱シー１−　　１０・・・表面材１１・・
・発熱体　　　　１２・・・底板１３・・・整流翼１４・・・第１の送風路としてのヘッダ一部通路１５・
・・第２の送風路　１６・・・モータ１７・・・ファン
　　　　１８・・・吸込口１９、２０・吐出口　　　　
２１・・・ファン上仮２２・・・センサーユニット２３、２４・リード線　　　２５−・・コネクター２６
・・・抵抗　　　　　２７・・・感熱センサーＲ９・・
モータパワー電源用降圧抵抗Ｒ２・・モータコントロール電源用降圧抵抗Ｔｈ　　・
・サーミスタ第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）面状に配設した発熱体の片面を放熱面とし、その
発熱体の他面に、送風機からの風が送られてくる第１の
送風路と、この第１の送風路と連通する整流翼を設けた
第２の送風路とを通して送風を行う送風マットを設けて
なる暖房器において、異常時に前記発熱体および送風機
の電源をＯＦＦする送風停止検知装置を設け、この送風
停止検知装置は前記送風機の風の流路に設けられ、かつ
異常を検知する発熱体と、この発熱体と並設された感熱
センサーとを備えたことを特徴とする暖房器。
（２）面状に配設した発熱体の片面を放熱面とし、その
発熱体の他面に、送風機からの風が送られてくる第１の
送風路と、この第１の送風路と連通する整流翼を設けた
第２の送風路とを通して送風を行う送風マットを設けて
なる暖房器において、前記発熱体を電源構成用の抵抗と
兼用したことを特徴とする暖房器。