JPS6225628Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6225628Y2
JPS6225628Y2 JP1980129365U JP12936580U JPS6225628Y2 JP S6225628 Y2 JPS6225628 Y2 JP S6225628Y2 JP 1980129365 U JP1980129365 U JP 1980129365U JP 12936580 U JP12936580 U JP 12936580U JP S6225628 Y2 JPS6225628 Y2 JP S6225628Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
shaped heating
heating element
heater
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980129365U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5754838U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980129365U priority Critical patent/JPS6225628Y2/ja
Publication of JPS5754838U publication Critical patent/JPS5754838U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6225628Y2 publication Critical patent/JPS6225628Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、送風機および複数の板状発熱体を備
えてこれら板状発熱体の使用数により例えば
「強」運転および「弱」運転をなす温風暖房器に
関する。
この種温風暖房機はフアンヒータとも称されて
おり、従来第1図に示したように、上下に相離間
する一対のマイカヒータ等の板状発熱体a1,a2
後方に送風機bを設けて、板状発熱体a1又はa1
よびa2で暖められた空気を強制的に暖房器本体c
外に送り出して暖房をなすように構成されてい
る。
この構成において発熱体a1〜a3は板状であるか
ら、これらで吹出される風を整流して出すことが
できる。
ところで、暖房器本体cには送風機bの故障等
異常時に対処して板状発熱体a1,a2への通電を停
止させるサーモスタツト等の安全装置dを設けて
いる関係で、「弱」運転時でも安全装置dが迅速
に動作できるように、「弱」運転時および「強」
運転時に使用される一方の板状発熱体a1が安全装
置d側に配置され、かつ「強」運転時にのみ使用
される他方の板状発熱体a2が上記板状発熱体a1
下方に配置されている。
したがつて、このような板状発熱体a1,a2の配
置によれば、「弱」運転時において第2図に示し
たように、送風領域Xのうち同図中斜線で示した
下側部Yが冷風領域となり、温風領域Zが小さく
なる欠点がある。
本考案は上記の事情のもとに案出されたもの
で、その目的は、安全装置の迅速な動作が損われ
ることを防止できるとともに、「弱」運転時にお
ける温風領域を送風領域に略近似することができ
るようにした温風暖房器を提供することにある。
以下本考案を第3図〜第6図に示した一実施例
を参照して説明する。
図中1は暖房器本体で、その前面部には吹出口
2を設けてあり、この吹出口2には本実施例の場
合吹出しルーバ2aを取付けてある。なお、3は
暖房器本体1の下面に脚固定部材4を介して取付
けた脚で、例えばこの脚3に対し暖房器本体1は
最大60゜まで矢印方向に傾むけ得るようになつて
いる。この暖房器本体1内の例えば後部には横流
フアン等の送風機5を収納してあり、この送風機
5は上記吹出口2に向けて送風を行うようになつ
ている。そして、暖房器本体1内には吹出口2と
送風機5側とにわたつて上下に対向する遮熱板
6,7を内装してあり、これら上下遮熱板6,7
間に送風路8を形成している。この送風路8内、
つまり吹出口2と送風機5との間には複数例えば
2個の板状発熱体9,10を上下に相離間して配
設してある。板状発熱体9,10は本実施例の場
合いずれもマイカ板Aに発熱線Bを巻装してなる
所謂マイカヒータであるが、上側の板状発熱体9
は通気部11を有した構造をなし、下側の板状発
熱体10は通気部を備えない。なお、通気部11
は本実施例の場合は一個の通孔よりなるが、複数
の通孔又は少なくとも一つの凹欠溝等により形成
しても差支えない。そして、これら板状発熱体
9,10のワツト数は例えば同じであり、上側の
板状発熱体9は「強」運転時にのみ通電して使用
され、かつ下側の板状発熱体10は「強」および
「弱」運転時にいずれも通電して使用されるよう
になつている。また、暖房器本体1には最上位の
板状発熱体9の上方において安全装置12を取付
けてある。この安全装置12はサーモスタツトや
温度ヒユーズ等であり、本実施例の場合は上側の
遮熱板6に支持板13を介して取付けてある。そ
して、遮熱板6には安全装置12および上側の板
状発熱体9における通気部11と対向する通孔6
aを開設してある。さらに、暖房器本体1の前面
又は上面等には運転状態切換スイツチ14を設け
てあり、このスイツチ14により複数の板状発熱
体9,10の使用数を設定するようになつてい
て、本実施例の場合「強」運転、「弱」運転の切
換えをなすようにしてある。なお、第6図に示し
た電気回路を説明すれば、16は電源プラグで、
その両端子は、上記スイツチ14の共通端子14
a、「弱」運転用端子14b、送風機5および安
全装置12からなる直列回路で接続してあり、そ
して上記スイツチ14の「強」運転用端子14c
は安全装置12に板状発熱体9を介して接続し、
また上記送風機5には板状発熱体10を並列接続
してある。
しかして、この温風暖房器の使用に当つて、運
転状態切換スイツチ14の共通端子14aを
「弱」運転用端子14bに接続すると、送風機5
および下側の板状発熱体10に通電されて所謂
「弱」運転となり、板状発熱体10で暖められた
空気が送風機5により吹出口2から強制的に吹出
されるものである。そして、運転状態切換スイツ
チ14の共通端子14aを「強」運転用端子14
cに接続すると自動的に端子14bにも接続通電
され、送風機5および上下板状発熱体9,10に
通電されて所謂「強」運転となり、板状発熱体
9,10で暖められた空気が送風機5により吹出
口2から強制的に吹出されるものである。
なお、「強」「弱」いずれの運転状態においても
板状発熱体9,10が、吹出される風を整流する
ことは勿論である。
ところで、上記「弱」運転時および「強」運転
時における送風領域は同じであるが、特に「弱」
運転時における温風領域は、この際に空気を暖め
る板状発熱体10が「強」運転時にのみ通電され
る他の板状発熱体9の下方に配置されていること
により、略送風領域に近似したものとなり、従来
の如く冷風領域を形成することがない。すなわ
ち、「強」「弱」いずれの運転状態でも温風領域が
同じとなるものである。
さらに、「強」運転時において安全装置12は
これに近い上側の板状発熱体9の熱を感知して、
例えば送風機5の故障や吹出口・吸気口の閉塞時
等の異常時に迅速に作動する。そして、「弱」運
転時において安全装置12は、下側の板状発熱体
10の熱に感応して作動する訳であるが、上側の
板状発熱体9には安全装置12と対向する通気部
11を設けてあるから、上側板状発熱体9に邪魔
されることなくその通気部11を介して下側板状
発熱体10の熱に感応できる。したがつて、上記
板状発熱体9,10の配置に拘わらず「強」
「弱」いずれの運転状態でも、異常時においては
安全装置12は迅速に作動できるものである。
なお、上記一実施例は2段階の熱量切換えをな
すものであるが、本考案は3個の板状発熱体を設
けて3段階の熱量切換えを行うようにしたものに
も実施でき、この場合通気部は最下位の板状発熱
体を除く他の板状発熱体の全てに設けることは言
うまでもない。その他、本考案の実施に当つては
その要旨に反しない限り、暖房器本体、吹出口、
送風機、板状発熱体、運転状態、切換スイツチ、
安全装置、通気部等の具体的な構造、形状、位置
等は、上記一実施例に制約されるものではなく
種々構成して実施できることは勿論である。
本考案は以上説明したように、送風機および安
全装置を設けた暖房器本体内に、安全装置の下方
に対向して複数の板状発熱体を設け、かつ全ての
運転状態において共通に通電使用される板状発熱
体を最も下位に配置するとともに、この最下位の
板状発熱体の上方に配置した他の板状発熱体は、
安全装置と対向する位置に通気部を有して上記最
下位の板状発熱体の上方に正対配置したことを特
徴とする温風暖房器である。したがつて、本考案
によれば、吹出される風を整流しつつ加熱する複
数の板状発熱体の上記配置により、「弱」運転時
における温風領域を送風領域に略近似させ得、如
何なる運転状態においても温風領域を略等しくで
きるとともに、最下位の板状発熱体の上方に正対
配置した他の板状発熱体に設けた通気部によつて
如何なる運転状態における異常時にも最上位の板
状発熱体の上方に配置された安全装置を迅速に動
作させることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の温風暖房器の断面図、第2図は
同暖房器の温風送風分布を示す図、第3図〜第6
図は本考案の一実施例を示し、第3図は断面図、
第4図a,bおよび第5図a,bは夫々異なる板
状発熱体を示し、同図aは平面図、同図bは夫々
a図中のC−Cに沿う断面図、第6図は電気回路
図である。 1……暖房器本体、2……吹出口、5……送風
機、9,10……板状発熱体、11……通気部、
12……安全装置、14……運転状態切換スイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面部に吹出口を有した暖房器本体と、この本
    体内に収納した送風機と、この送風機と上記吹出
    口との間の送風路において上下に相離間して暖房
    器本体に内装した複数の板状発熱体と、これら板
    状発熱体の使用数を設定する運転状態切換スイツ
    チと、最上位の板状発熱体の上方において暖房器
    本体に取付けた安全装置とを具備し、全ての運転
    状態において共通に通電使用される板状発熱体を
    最も下位に配置するとともに、この最下位の板状
    発熱体の上方に配置した他の板状発熱体は、上記
    安全装置と対向する位置に通気部を有して上記最
    下位の板状発熱体の上方に正対配置してあること
    を特徴とする温風暖房器。
JP1980129365U 1980-09-11 1980-09-11 Expired JPS6225628Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980129365U JPS6225628Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980129365U JPS6225628Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5754838U JPS5754838U (ja) 1982-03-31
JPS6225628Y2 true JPS6225628Y2 (ja) 1987-06-30

Family

ID=29489718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980129365U Expired JPS6225628Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6225628Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839554U (ja) * 1971-09-14 1973-05-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839554U (ja) * 1971-09-14 1973-05-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5754838U (ja) 1982-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6225628Y2 (ja)
JPH0447541Y2 (ja)
JPS598097Y2 (ja) 空気調和装置
JPS629445Y2 (ja)
JPH0645791Y2 (ja) 電気温風機
JPH0116997Y2 (ja)
JPS5825216Y2 (ja) 温風強制循環式こたつ
JP3245979B2 (ja) 温風暖房装置
JPH0634204A (ja) 温風暖房装置
CN210772767U (zh) 一种带双温控器的室内加热器
JPS5810904Y2 (ja) 暖房装置
JPS6130122Y2 (ja)
JPS5845603Y2 (ja) ヘア−ドライヤ
CN220507036U (zh) 用于空调器的电加热装置及空调室内机
JP2930055B2 (ja) 温風暖房装置
JPS5825221Y2 (ja) 温風強制循環式こたつ
JPS6130125Y2 (ja)
CN211739471U (zh) 屋顶机的风机装置及具有其的屋顶机
JPH038895Y2 (ja)
JP2759840B2 (ja) 電気暖房器
JP2887321B2 (ja) 温風暖房装置
JPH0718154Y2 (ja) セラミックヒータ
JPS5952335B2 (ja) 温風機用ヒ−タ
JPS6333050B2 (ja)
JPS6223362Y2 (ja)