JP2887321B2 - 温風暖房装置 - Google Patents
温風暖房装置Info
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- JP2887321B2 JP2887321B2 JP1024183A JP2418389A JP2887321B2 JP 2887321 B2 JP2887321 B2 JP 2887321B2 JP 1024183 A JP1024183 A JP 1024183A JP 2418389 A JP2418389 A JP 2418389A JP 2887321 B2 JP2887321 B2 JP 2887321B2
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- Japan
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- air
- outlet
- air passage
- hot
- heating element
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、暖房家具等の蹴込み部にビルトインされる
温風暖房装置に関するものである。
温風暖房装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の温風暖房装置は、例えば実公昭62−19
60号公報や実開昭63−57464号公報に示されるように、
第３図のような構造になっていた。
60号公報や実開昭63−57464号公報に示されるように、
第３図のような構造になっていた。
すなわちケース１内の後部に、モータにて駆動される
ファン２と、吹出風路３と、この吹出風路３内に設けた
発熱体４から構成されており、外気吸込口（図示せず）
から吸込まれた空気は、流し台５の蹴込み部６を通り、
内部吸込口７を通ってケース１内へ入ってファン２で加
圧され、吹出風路３を通り発熱体４で加熱され温風吹出
口８より温風として吹出されるようになっていた。
ファン２と、吹出風路３と、この吹出風路３内に設けた
発熱体４から構成されており、外気吸込口（図示せず）
から吸込まれた空気は、流し台５の蹴込み部６を通り、
内部吸込口７を通ってケース１内へ入ってファン２で加
圧され、吹出風路３を通り発熱体４で加熱され温風吹出
口８より温風として吹出されるようになっていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら最近の流し台５は省スペースという観点
から、その蹴込み部６の高さは低くなる傾向であり、こ
のような構造のものでは吹出した温風が流し台５の扉下
端9aや、床面10に直接当たるため、一般に塩化ビニール
等の耐水性には優れているが耐熱性にやや劣る材料や接
着剤が使われている場合が多い扉９や床面10が変色した
り変形するという問題があった。また温風温度をそれら
の耐熱温度以下（例えば60℃）まで下げると人体に当た
った時に冷風感があるという問題があった。
から、その蹴込み部６の高さは低くなる傾向であり、こ
のような構造のものでは吹出した温風が流し台５の扉下
端9aや、床面10に直接当たるため、一般に塩化ビニール
等の耐水性には優れているが耐熱性にやや劣る材料や接
着剤が使われている場合が多い扉９や床面10が変色した
り変形するという問題があった。また温風温度をそれら
の耐熱温度以下（例えば60℃）まで下げると人体に当た
った時に冷風感があるという問題があった。
つまり、温風吹出し時に、温風吹出口８の上下8a、8b
で渦が発生し、その部分が負圧となり、それに温風が引
っ張られて上下方向に拡がり扉下端9aや床面10に温風が
直接当たるためである。
で渦が発生し、その部分が負圧となり、それに温風が引
っ張られて上下方向に拡がり扉下端9aや床面10に温風が
直接当たるためである。
そこで、本発明は暖房家具等の蹴込み部に設置して運
転しても扉下端や床面の温度を上げることなく暖房能力
の高い温風暖房装置を得ることを目的としている。
転しても扉下端や床面の温度を上げることなく暖房能力
の高い温風暖房装置を得ることを目的としている。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の温風暖房装置はケ
ースと、このケース前面に設けられ温風吹出口と外気吸
込口とを有した前面パネルと、前記ケース内に配した送
風機と、この送風機の風下側に位置し、前記温風吹出口
へ通じる吹出風路と、この吹出風路内に位置する発熱体
とを備え、前記吹出風路は、上部仕切板と下部仕切板と
によって上段吹出風路、中段吹出風路、下段吹出風路に
３分割され、この中段吹出風路内に発熱体を配置し、上
段吹出風路および下段吹出風路には発熱体を通過しない
空気を通して温風吹出口の上部および下部より吹出すと
ともに、上段吹出風路は、その風路内に入った空気を絞
って前記温風吹出口の上部から吹出すように構成した厨
房家具などの下部に設置するものである。
ースと、このケース前面に設けられ温風吹出口と外気吸
込口とを有した前面パネルと、前記ケース内に配した送
風機と、この送風機の風下側に位置し、前記温風吹出口
へ通じる吹出風路と、この吹出風路内に位置する発熱体
とを備え、前記吹出風路は、上部仕切板と下部仕切板と
によって上段吹出風路、中段吹出風路、下段吹出風路に
３分割され、この中段吹出風路内に発熱体を配置し、上
段吹出風路および下段吹出風路には発熱体を通過しない
空気を通して温風吹出口の上部および下部より吹出すと
ともに、上段吹出風路は、その風路内に入った空気を絞
って前記温風吹出口の上部から吹出すように構成した厨
房家具などの下部に設置するものである。
作用 上記構成により、厨房家具等の蹴込み部に設置して運
転しても、吹出口からの温風は発熱体を通って中段吹出
口風路からの高温風とこの高温風をサンドイッチするよ
うに発熱体をバイパスする上段吹出風路と下段吹出風路
からの低温風から成るので、高温風が温風吹出口の上下
に発生する渦に引っ張られて上下方向に拡がることがな
く、扉下端や床面には低温風が当たるので温度を低くお
さえることができるものである。
転しても、吹出口からの温風は発熱体を通って中段吹出
口風路からの高温風とこの高温風をサンドイッチするよ
うに発熱体をバイパスする上段吹出風路と下段吹出風路
からの低温風から成るので、高温風が温風吹出口の上下
に発生する渦に引っ張られて上下方向に拡がることがな
く、扉下端や床面には低温風が当たるので温度を低くお
さえることができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第１図，第２図において、11は流し台で、この流し
台11の下部の蹴込み部12には温風暖房装置13が設置され
ている。この温風暖房装置13のケース14の前面には温風
吹出口15と外気吸込口16を有した前面パネル17が取り付
けられている。
る。第１図，第２図において、11は流し台で、この流し
台11の下部の蹴込み部12には温風暖房装置13が設置され
ている。この温風暖房装置13のケース14の前面には温風
吹出口15と外気吸込口16を有した前面パネル17が取り付
けられている。
またケース13内の後部に、モータ（図示せず）にて駆
動されるファン18を備え、19はこのファン18から温風吹
出15まで通じる吹出風路で上部仕切板20と下部仕切板21
によって上段吹出風路19a、中段吹出風路19b、下段吹出
風路19cに３分割され、発熱体22は、中段吹出風路19b内
に取付けられている。
動されるファン18を備え、19はこのファン18から温風吹
出15まで通じる吹出風路で上部仕切板20と下部仕切板21
によって上段吹出風路19a、中段吹出風路19b、下段吹出
風路19cに３分割され、発熱体22は、中段吹出風路19b内
に取付けられている。
上部仕切板20は温風吹出口15に向かって斜めに上って
取付けられており、下部仕切板21は温風吹出口15に向か
って斜めに下がって取付けられている。
取付けられており、下部仕切板21は温風吹出口15に向か
って斜めに下がって取付けられている。
次に、この一実施例の構成における作用を説明する。
外部吸込口16より吸込まれた空気は蹴込み部12内を通っ
て内部吸込口23から温風暖房装置本体13内へ入りファン
18によって加圧され、吹出風路19へ入ってここで上段吹
出風路19a中段吹出風路19bと下段吹出風路19cに３分割
される。上段吹出風路19aに入った空気は絞られて、温
風吹出口15の上部から吹出され、中段吹出風路19bに入
った空気は発熱体21によって加熱され高温風となって温
風吹出口15の中部から吹出され、下段吹出風路19cに入
った空気は絞られて、温風吹出口15の下部から吹出され
る。
外部吸込口16より吸込まれた空気は蹴込み部12内を通っ
て内部吸込口23から温風暖房装置本体13内へ入りファン
18によって加圧され、吹出風路19へ入ってここで上段吹
出風路19a中段吹出風路19bと下段吹出風路19cに３分割
される。上段吹出風路19aに入った空気は絞られて、温
風吹出口15の上部から吹出され、中段吹出風路19bに入
った空気は発熱体21によって加熱され高温風となって温
風吹出口15の中部から吹出され、下段吹出風路19cに入
った空気は絞られて、温風吹出口15の下部から吹出され
る。
その結果、温風吹出口15の下上に渦が発生しにくく、
発生しても高温風は上下の低温風によってサンドイッチ
されているので渦に引っ張られて上下に拡がることがな
く、蹴込み部12が低くても高温風が、流し台11の扉下端
24aや床面25に直接当たることがない。したがって扉24
や床面25の材料や接着剤の耐熱温度が低くても、それら
が変色したり変形したりしないという効果がある。
発生しても高温風は上下の低温風によってサンドイッチ
されているので渦に引っ張られて上下に拡がることがな
く、蹴込み部12が低くても高温風が、流し台11の扉下端
24aや床面25に直接当たることがない。したがって扉24
や床面25の材料や接着剤の耐熱温度が低くても、それら
が変色したり変形したりしないという効果がある。
また発熱体22や高温風の通る中段吹出風路19bの上下
の上段吹出風路19aと下段吹出風路19cには発熱体22をバ
イパスした低温の空気が通るのでケース14の温度は低く
抑えられる。したがって蹴込み部12の高さが低くても、
流し台11の底面11aや床面25の温度も低く抑えられるの
で蹴込み部12が低くても設置でき、温風暖房装置本体13
の高さも低くでき省スペース化が可能となる。また、外
気吸込口を本体前面に設け、本体上面に開口部がないた
め、上段吹出風路の冷風で温風暖房装置本体上部が低温
に保て、かつ開口部がないために、暖気を好むごきぶり
や鼠などの糞などの混入もなく、衛生面や腐食による電
気性能の劣化を防止できる。また、吹出風路を、上部仕
切板、下部仕切板を用い３分割し、中段吹出風路内に発
熱体を設けているので、上段、下段の冷風と中段の温風
は完全に分離され、中段の温風温度が上下段の冷風で下
がることがなく、発熱体や送風機も、小型、省電力で高
温の温風を出すことができる。
の上段吹出風路19aと下段吹出風路19cには発熱体22をバ
イパスした低温の空気が通るのでケース14の温度は低く
抑えられる。したがって蹴込み部12の高さが低くても、
流し台11の底面11aや床面25の温度も低く抑えられるの
で蹴込み部12が低くても設置でき、温風暖房装置本体13
の高さも低くでき省スペース化が可能となる。また、外
気吸込口を本体前面に設け、本体上面に開口部がないた
め、上段吹出風路の冷風で温風暖房装置本体上部が低温
に保て、かつ開口部がないために、暖気を好むごきぶり
や鼠などの糞などの混入もなく、衛生面や腐食による電
気性能の劣化を防止できる。また、吹出風路を、上部仕
切板、下部仕切板を用い３分割し、中段吹出風路内に発
熱体を設けているので、上段、下段の冷風と中段の温風
は完全に分離され、中段の温風温度が上下段の冷風で下
がることがなく、発熱体や送風機も、小型、省電力で高
温の温風を出すことができる。
発明の効果 以上のように本発明は、吹出風路を上段吹出風路、中
段吹出風路、下段吹出風路と上下３分割し中段吹出風路
内に発熱体を設けた構成であるので吹出温風は中段の高
温風を上下段の低温風でサンドイッチする構成となり高
温風が直接、厨房家具等の蹴込み部の扉下端や床面に吹
付けることがないので扉や床面の材料や接着剤の耐熱温
度が低くても、それらが変色したり変形したりしないと
いう効果がある。また発熱体や高温風の通る中段吹出風
路の上下の上段吹出風路と下段吹出風路には発熱体をバ
イパスした低温の空気が通り、温風暖房装置本体のケー
スの温度は低く抑えられるためケース上下の厨房家具底
面や床面の温度も上らず低く抑えられるので蹴込み部が
低くても設置でき、温風暖房装置本体の高さも低くで
き、省スペース化が可能となる。また、上段吹出風路内
部を流れる空気を絞るようにしているので、温風吹出口
の上部で渦が発生しにくく、中段の高温風が渦に引っ張
られて上に拡がることがない。
段吹出風路、下段吹出風路と上下３分割し中段吹出風路
内に発熱体を設けた構成であるので吹出温風は中段の高
温風を上下段の低温風でサンドイッチする構成となり高
温風が直接、厨房家具等の蹴込み部の扉下端や床面に吹
付けることがないので扉や床面の材料や接着剤の耐熱温
度が低くても、それらが変色したり変形したりしないと
いう効果がある。また発熱体や高温風の通る中段吹出風
路の上下の上段吹出風路と下段吹出風路には発熱体をバ
イパスした低温の空気が通り、温風暖房装置本体のケー
スの温度は低く抑えられるためケース上下の厨房家具底
面や床面の温度も上らず低く抑えられるので蹴込み部が
低くても設置でき、温風暖房装置本体の高さも低くで
き、省スペース化が可能となる。また、上段吹出風路内
部を流れる空気を絞るようにしているので、温風吹出口
の上部で渦が発生しにくく、中段の高温風が渦に引っ張
られて上に拡がることがない。
【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明の一実施例における温風暖房装置を流
し台の蹴込み部に組込み設置した状態の縦断面図、第２
図は同温風暖房装置を流し台の蹴込み部に組込み設置し
た状態の斜視図、第３図は従来の温風暖房装置を流し台
の蹴込み部に組込み設置した状態の縦断面図である。 14……ケース、15……温風吹出口、16……外気吸込口、
17……前面パネル、18……ファン（送風機）19……吹出
風路、19b……中段吹出風路、20……上部仕切板（仕切
板）、21……下部仕切板（仕切板）、22……発熱体。
し台の蹴込み部に組込み設置した状態の縦断面図、第２
図は同温風暖房装置を流し台の蹴込み部に組込み設置し
た状態の斜視図、第３図は従来の温風暖房装置を流し台
の蹴込み部に組込み設置した状態の縦断面図である。 14……ケース、15……温風吹出口、16……外気吸込口、
17……前面パネル、18……ファン（送風機）19……吹出
風路、19b……中段吹出風路、20……上部仕切板（仕切
板）、21……下部仕切板（仕切板）、22……発熱体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−147039（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−115941（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F24H 3/04 302
Claims (1)
- 【請求項１】ケースと、このケース前面に設けられ温風
吹出口と外気吸込口とを有した前面パネルと、前記ケー
ス内に配した送風機と、この送風機の風下側に位置し、
前記温風吹出口へ通じる吹出風路と、この吹出風路内に
位置する発熱体とを備え、前記吹出風路は、上部仕切板
と下部仕切板とによって上段吹出風路、中段吹出風路、
下段吹出風路に３分割され、この中段吹出風路内に発熱
体を配置し、上段吹出風路および下段吹出風路には発熱
体を通過しない空気を通して温風吹出口の上部および下
部より吹出すとともに、上段吹出風路は、その風路内に
入った空気を絞って前記温風吹出口の上部から吹出すよ
うに構成した厨房家具などの下部に設置する温風暖房装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1024183A JP2887321B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 温風暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1024183A JP2887321B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 温風暖房装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02203156A JPH02203156A (ja) | 1990-08-13 |
| JP2887321B2 true JP2887321B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=12131224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1024183A Expired - Fee Related JP2887321B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 温風暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2887321B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2482548A (en) * | 2010-08-06 | 2012-02-08 | Dyson Technology Ltd | A fan assembly with a heater |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61147039U (ja) * | 1985-03-06 | 1986-09-10 | ||
| JPS6250456U (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-28 |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP1024183A patent/JP2887321B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02203156A (ja) | 1990-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |