JPS602525Y2 - 据置型温風暖房機 - Google Patents

据置型温風暖房機

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Publication number
JPS602525Y2
JPS602525Y2 JP4120279U JP4120279U JPS602525Y2 JP S602525 Y2 JPS602525 Y2 JP S602525Y2 JP 4120279 U JP4120279 U JP 4120279U JP 4120279 U JP4120279 U JP 4120279U JP S602525 Y2 JPS602525 Y2 JP S602525Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
duct
temperature sensor
volume control
ventilation
Prior art date
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Expired
Application number
JP4120279U
Other languages
English (en)
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JPS55140961U (ja
Inventor
章二 岩崎
Original Assignee
三洋電機株式会社
鳥取三洋電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社, 鳥取三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP4120279U priority Critical patent/JPS602525Y2/ja
Publication of JPS55140961U publication Critical patent/JPS55140961U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS602525Y2 publication Critical patent/JPS602525Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案はふとん等の乾燥機能を有する据置型温風暖房機に
関する。
一般にふとん乾燥機や衣類乾燥機は電気ヒータや電動フ
ァンを組合せて構成しているが、電力消費量が2000
W以下のもののため乾燥能力に制限があり、たとえば冬
ふとんの上下を乾かすのに数時間を費し、時間、電気代
がかかりすぎていた。
一方除湿機や据置型空調機にアダプターという型式で乾
燥機能を付加する試みもあるが、取り扱いが面倒な上、
本来の目的である空調や除湿の機能と乾燥機能とでは兼
用できる点もあるが過熱や圧力増大に対する保護が行な
いにくく、安心して使える状態になりにくい。
又、逆にこれらの保護をアダプターに設けると、アダプ
ターが複雑かつ大型、大重量となり好ましくない。
本案は上述の点に鑑みなされたもので、以下図面に基づ
いて本案を詳細に検討する。
第1図は本案実施例の据置型温風暖房機の断面図で、1
は石油燃焼器を含む熱交換器で、室外に設置された吸排
気管2から外気を取り込み別途供給される霧状の石油(
図示せず)を内部で燃焼させ、排気ガスを再び吸排気管
2で室外に放出する。
尚この熱交換器1には過熱防止用リミッタ3が組込まれ
ている。
4は電動のファンで室内の空気を取り入れ熱交換器1に
向けて送風する。
5は熱交換器1の周囲を通過する事によって暖ためられ
た風を機体外部に送り出す吹出口で、スリット6.6・
・・と、互いに連動する複数の風量調節弁7.7・・・
を有しており、吹出口5から送り出される風の量が制御
出来るようになっている。
8は機体外部に向けて開口9を有するダクトで、例えば
この間口9に、一端に通気性の空気袋10を備えた外付
ダクト11を着脱自在に接続し、乾燥したいふとんの間
にこの空気袋10を挿入することでふとん乾燥機の機能
を働かせるものである。
12はダクト8の内部の温度を検出する温度センサで、
特に35℃から7Cf’C程度の温度範囲に敏感になる
ように設定しである。
13はダクト9の端部に設けられた通風遮断弁で、通常
はダクト9を閉じるように設定しである。
14は機器の状態を室内暖房と乾燥用とに切換える切換
レバーで、風量調節弁7,7・・・をスプリング15を
介して、又通風遮断弁13を連結棒16を介して同時に
操作することができるようになっている。
17はプランジャーで、先端が風量調節弁7,7・・・
に接続されたワイヤ18を、通電された時に吸引する。
19は制御盤でこの据置型温風暖房機の電源等機能の一
切を司どる制御回路やスイッチ等が組込まれており、外
気に連通ずるくりぬき部には室温センサ20が設けられ
ている。
次に動作について説明する。
本体を暖房機として使用する場合は、切換レバー14を
室内暖房のみに設定する。
ファン4によって送られた空気は熱交換器1の周囲を通
過することによって暖められ、スリット6.6・・・と
風量調節弁7,7・・・の間を通って室内(機体外部)
へ放出される。
この時制御盤19は室温センサ20からのデータを受け
とって燃焼量やファンの回転数を制御し、快適な室温に
なるよう制御する。
又ダクト8は通風遮断弁13によってふさがれている。
次に乾燥器として用いる場合、ダクト8に外付ダクト1
1等を接続し切換レバー14を乾燥用に切換える。
これにより風量調節弁7,7・・・はスリット6.6・
・・に押しつけられ吹出口をふさぎ、一方通風遮断弁1
3は回転し、ダクト8は通風できるようになり、さらに
制御盤19は室温センサ20からのデータより温度セン
サ12からのデータを優先して処理するようになる。
温風はダクト8を通って空気袋10に送られるが、室内
に送られる時と異なり重負荷となって温度が上昇しやす
い。
切換レバー14が操作され、一定の時間(たとえば2〜
川分)が経過した後、温度センサ12によって一定の温
度(たとえば35℃以上)が確認されないときは、無負
荷もしくは事故があったとして制御盤19から警報が発
せられる。
又、ダクト8内が65℃以上になったことを温度センサ
12によって測定されると、制御盤19はプランジャ1
7に電流を与える。
プランジャ17は風量調節弁7,7・・・をワイヤ18
で引っばるので、プランジャ17の吸引力とスプリング
15の力のつりあった分だけ風量調節弁7,7・・・は
動き、このために生じた風量調節弁7,7・・・とスリ
ット6.6・・・との隙間を通って温風は室内に吹き出
される。
これにより機器は軽負荷となって温度の上昇がさまたげ
られる。
又熱交換器1が過熱されるような場合には過熱防止用リ
ミッタ3の働きで燃焼が停止される。
第2図は本案の他の実施例を示す要部断面図で、暖房機
がマイクロコンピュータ等で制御されている時に特に有
効なもので、第1図と対応する場所には同じ番号が附し
である。
図に於て21は回転翼固定装置付の送風ファンで通常(
即ち温風機としてのみ利用する場合)は回転翼が固定さ
れてダクト8の通風を遮断している。
22はダクト8の内部から機体の外部へ突出している温
度センサで、外付ダクト(図示せず)をこのダクト8に
接続すると温度センサ22はダクトB内の温度のみを検
出することができる。
23は可逆式のステップモータで風量調節弁7,7・・
・の開閉を行なう。
第1図で説明した切換レバー14に対応するものは第2
図には電気回路で形成されるために単なるスイッチとし
て制御盤19に組込まれており、図示していない。
第2図の実施例の場合、たとえば次のように動作する。
まず、電源をONにすると風量調節弁7.7・・・が全
開になるまでステップモーター23を駆動し、全開にな
ったところで送風ファン21の回転翼を固定し、温度セ
ンサ22によって室温を検出して燃焼状態や風量を制御
し所定の室温に保つ。
即ち電源を投入すると必ず暖房機として働くようにセッ
トされる。
次にこの暖房機の運転中に制御盤19の乾燥用スイッチ
を入れると、送風ファン21の回転翼の固定が解放され
、送風ファン21は回転をはじめる。
次いでステップモータ23が回転して風量調節弁7,7
・・・を略全閉の状態とする。
このあと室温より約45℃高い温度で一定時間乾燥し、
温度の上昇の仕方や送風圧力の変化又は単に時間設定(
タイマ)によって乾燥動作を自動的に終了し、暖房機モ
ードに復帰する。
又乾燥動作において温度が上昇しないとか、送風ファン
の圧力が検出されないなどの軽負荷検出や過熱が検出さ
れた時はステップモータ23に信号が送られ風量調節弁
7,7・・・が開状態になったり、暖房機モードに自動
的に復帰したり、燃焼が停止したりする。
以上のように本案は、燃焼によって生じた熱を放射する
熱交換器と、熱交換器に向けて送風するファンと、ファ
ンによって送風された空気を機体外部に送り出す風量調
節弁を備えた吹出口と、機体の外部に向けて開口を有し
、通常は通風を遮断している送風遮断手段を備えたダク
トと、そのダクト内部に設けられた温度センサと、ダク
トの通風があるときに温度センサーの出力に応じて風量
調節弁を制御する制御手段とを具備しているので、安全
で大出力で必要以上に場所をとらない乾燥が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案一実施例の据置型温風暖房機の断面図、第
2図は本案の他の実施例の要部断面図である。 図に於て1は熱交換器、4はファン、5は吹出口、7,
7・・・は風量調節弁、8はダクト、9は開口、12,
22は温度センサ、13は通風遮断弁、14は切換レバ
ー、19は制御盤、21は回転翼固定装置付の送風ファ
ン、23はステップモータである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼によって生じた熱を放射する熱交換器と、熱交換器
    に向けて送風するファンと、ファンによって送風された
    空気を機体外部に送り出す風量調節弁を備えた吹出口と
    、機体の外部に向けて開口を有し、通常は通風を遮断し
    ている送風遮断手段を備えたダクトと、そのダクト内部
    に設けられた温度センサと、ダクトの通風があるときに
    温度センサの出力に応じて吹出口の風量調節弁を制御す
    る制御手段とを具備してなる据置型温風暖房機。
JP4120279U 1979-03-28 1979-03-28 据置型温風暖房機 Expired JPS602525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4120279U JPS602525Y2 (ja) 1979-03-28 1979-03-28 据置型温風暖房機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4120279U JPS602525Y2 (ja) 1979-03-28 1979-03-28 据置型温風暖房機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55140961U JPS55140961U (ja) 1980-10-08
JPS602525Y2 true JPS602525Y2 (ja) 1985-01-24

Family

ID=28911347

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JP4120279U Expired JPS602525Y2 (ja) 1979-03-28 1979-03-28 据置型温風暖房機

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