JPH04371754A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

Info

Publication number
JPH04371754A
JPH04371754A JP3147749A JP14774991A JPH04371754A JP H04371754 A JPH04371754 A JP H04371754A JP 3147749 A JP3147749 A JP 3147749A JP 14774991 A JP14774991 A JP 14774991A JP H04371754 A JPH04371754 A JP H04371754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
electric motor
outlet
child lock
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3147749A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2511209B2 (ja
Inventor
Naohiro Furuta
古田 直博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP3147749A priority Critical patent/JP2511209B2/ja
Publication of JPH04371754A publication Critical patent/JPH04371754A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2511209B2 publication Critical patent/JP2511209B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房装置、冷房装置、
冷暖房装置、除湿装置、送風装置または換気装置等の空
気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば暖房器本体の前面にお
いて開口した温風吹出口に、電動モータにより駆動され
る可動式のルーバを設けて、温風吹出口から吹き出され
る温風の吹出方向を変化させることによって、室内の温
度分布を向上させるようにした温風式の暖房装置(以下
従来技術と呼ぶ)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術に
おいては、使用者特に子供が温風吹出口に指を差し込ん
でルーバに触れていると、使用者の指がルーバにより長
い時間挟み込まれる可能性があった。本発明は、子供等
の使用者が可動式のルーバに指を長い時間挟まれること
を防止する空気調和装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】(請求項1)本発明は、
室内へ空調空気を吹き出す吹出口を有する対流用ダクト
と、前記吹出口に移動可能に取り付けられ、前記吹出口
から吹き出される空調空気の吹出方向を調節する可動式
のルーバと、前記ルーバを駆動する電動モータと、チャ
イルドロックモードを設定する設定部を有し、この設定
部により前記チャイルドロックモードに設定された時に
、前記電動モータヘの通電を停止する通電制御回路とを
備えた技術手段を採用した。
【0005】なお、チャイルドロックモードとは、暖房
運転、冷房運転または除湿運転の相互間の変更、室内の
設定温度の変更、空調機器の運転停止状態から運転状態
への変更などを禁止するモードを言う。
【0006】(請求項2)本発明は、室内へ空調空気を
吹き出す吹出口を有する対流用ダクトと、前記吹出口に
移動可能に取り付けられ、前記吹出口から吹き出される
空調空気の吹出方向を調節する可動式のルーバと、前記
ルーバを駆動する電動モータと、被検知物を検知する検
知部を有し、この検知部により前記被検知物が検知され
た時に、前記電動モータヘの通電を停止する通電制御回
路とを備えた技術手段を採用した。
【0007】(請求項3)本発明は、室内へ空調空気を
吹き出す吹出口を有する対流用ダクトと、前記吹出口に
移動可能に取り付けられ、前記吹出口から吹き出される
空調空気の吹出方向を調節する可動式のルーバと、前記
ルーバを駆動する電動モータと、この電動モータへの通
電量を検出する検出部を有し、この検出部で検出された
前記電動モータへの通電量が所定値以上の時に、前記電
動モータヘの通電を停止する通電制御回路とを備えた技
術手段を採用した。
【0008】
【作用】
(請求項1)本発明は、設定部でチャイルドロックモー
ドに設定されると、通電制御回路によって電動モータへ
の通電を自動的に停止することによって、ルーバが動か
ず子供等の使用者がルーバを触っていてもルーバに指を
挟まれることはない。
【0009】(請求項2)本発明は、検知部により吹出
口の近傍において子供等の使用者が検知されると、通電
制御回路によって電動モータへの通電を自動的に停止す
ることによって、ルーバが動かず子供等の使用者がルー
バを触っていてもルーバに指を挟まれることはない。
【0010】(請求項3)本発明は、ルーバに使用者の
指が挟み込まれると、ルーバが変位できないため電動モ
ータへの通電制御回路に過電流が生じる。この過電流、
すなわち電動モータへの通電量が所定値以上となってい
ることを検出部で検出すると、通電制御回路によって電
動モータへの通電を自動的に停止することによって、子
供等の使用者がルーバに指を長い時間挟まれることを防
げる。また、ルーバに異物が引っ掛かってルーバの変位
が妨げられている場合に、ルーバの変位を止めれるので
、ルーバおよび電動モータの故障や損傷を防げる。
【0011】
【実施例】本発明の空気調和装置を図1ないし図11に
示す実施例に基づき説明する。図1ないし図7は本発明
の第1実施例を示したものである。図1は空気調和装置
として採用されたガス温風式暖房装置の全体構造を示し
た図で、図2および図3はガス温風式暖房装置の機器本
体を示した図である。ガス温風式暖房装置1は、暖房機
器2を内蔵した機器本体3、および暖房機器2を制御す
るコンピュータ9から構成されている。暖房機器2は、
対流用ダクト4、対流用送風機5、ガスバーナ6、燃焼
用ダクト7およびガス供給管8から構成されている。
【0012】対流用ダクト4は、機器本体3内に組み込
まれ、機器本体3の背面で開口した空気吸入口41より
室内空気を吸入して、機器本体3の前面下部において開
口した温風吹出口42より室内に向かって温風を吹き出
す温風通路である。なお、空気吸入口41には、塵や埃
等の内部への流入を防ぐためにフィルター43が取り付
けられている。
【0013】一方、温風吹出口42には、図4ないし図
6にも示したように、温風吹出口42の開口度合および
温風の吹出方向を調節する可動式のルーバ44が取り付
けられ、リンク機構46(図6参照)を介して連結した
ギャドモータ45により運動する。ギャドモータ45は
、本発明の電動モータであって、機器本体3の下部に固
定されており、コンピュータ9に制御される駆動回路4
7により通電されると出力軸48が一定方向に回転し、
通電が停止されると回転が止まる。なお、ギャドモータ
45は、交流式モータであり、図1に示したように、駆
動回路47と2本の給電線471、472を介して接続
されている。リンク機構46は、図6に示したように、
ギャドモータ45の出力軸48の外周に嵌め合わされた
回転盤461、この回転盤461の回転変位を往復変位
に変換する連動板462、およびこの連結板462に連
結され、ルーバ44が固定された駆動軸463から構成
されている。この駆動軸463は、機器本体3の下部に
回動自在に支持されている。
【0014】対流用送風機5は、通電量に応じて回転速
度が変化するファンモータ51、およびこのファンモー
タ51により回転駆動され、対流用ダクト4内に室内に
向かう空気流を発生させる対流ファン52から構成され
ている。
【0015】ガスバーナ6は、対流用ダクト4内に組み
込まれ、対流用ダクト4内と連通する燃焼ケース61の
内部に燃焼プレート62を配した構造をしており、この
ガスバーナ6で発生する燃焼排気を対流用ダクト4内を
流れる室内空気と混合することにより空気加熱する。燃
焼プレート62の下流側には、火花放電により燃焼プレ
ート62から流出する燃料ガスと燃焼空気との混合気を
点火するスパーク電極63が配設されている。
【0016】燃焼用ダクト7は、機器本体3内に組み込
まれ、機器本体3の背面で開口した吸入口71より吸入
した室内空気とガス供給管8より導入された燃料ガスを
ガスバーナ6に供給する供給通路である。なお、吸入口
71は、前述のフィルター43により覆われている。
【0017】ガス供給管8は、ガスバーナ6に燃料ガス
を供給するガス通路であって、2つの電磁弁81、82
、ガバナ弁83、比例制御弁84およびノズル85を上
流側より順に設けている。
【0018】2つの電磁弁81、82は、ガス供給管8
の開閉を行うもので、通電(オン)されると開弁し、通
電が停止(オフ)されると閉弁する。ガバナ弁83は、
燃料ガスの供給圧力を一定にするものである。
【0019】比例制御弁84は、通電量に応じてガス供
給管8の開口度合を変化させることによって燃料ガスの
供給圧力を変更して、燃料ガスの供給量を調整するもの
である。ノズル85は、燃焼用ダクト7内で開口してお
り、ガス供給管8を流れてきた燃料ガスを燃焼用ダクト
7内に噴出する。
【0020】コンピュータ9は、本発明の通電制御回路
であって、運転スイッチ90、チャイルドロック設定部
91、サーモカップル92および温度センサ93の出力
に応じて、ギャドモータ45、ファンモータ51、スパ
ーク電極63、電磁弁81、82、比例制御弁84、お
よび設定温度や室内温度を表示する表示装置(図示せず
)を通電制御する。運転スイッチ90は、図2に示した
ように、機器本体3の上面に取り付けられ、暖房機器2
の運転開始および運転停止の指示をコンピュータ9に送
る。
【0021】図2に示したように、機器本体3の上面に
は、開閉蓋31が取り付けられ、この開閉蓋31を開け
ると設定温度を上昇させる温調スイッチ96や設定温度
を下降させる温調スイッチ97等の操作部が現れる。こ
れらの温調スイッチ96、97は、別々に操作されたと
きは設定温度を設定する温度設定手段を構成し、同時に
操作されたときはチャイルドロック設定部91として作
用し室内の設定温度の変更を禁止するとともに、運転ス
イッチ90が運転停止状態から運転開始状態に切り替わ
っても暖房機器2の運転開始を禁止するチャイルドロッ
クモードを設定する。このチャイルドロックモードを解
除する場合は、温調スイッチ96、97を再度同時に操
作すれば良い。
【0022】サーモカップル92は、燃焼プレート62
の下流側に取り付けられ、燃焼炎により起電力を生じ、
燃焼炎の酸欠状態等のようにガスバーナ6が異常燃焼中
か否かを検出するものである。温度センサ93は、燃焼
用ダクト7の吸入口71付近に取り付けられたサーミス
タ等の感温素子であって、室内の温度を検出するもので
ある。
【0023】図7はコンピュータ9の主な作動の一例を
表したフローチャートである。まず、運転スイッチ90
がオンされているか否かを判定する(ステップS1)。 運転スイッチ90がオンされていない(No)時、ステ
ップS1の制御を行い、運転スイッチ90がオンされて
いる(Yes)時、ギャドモータ45、ファンモータ5
1、スパーク電極63、電磁弁81、82等を通電(オ
ン)して暖房機器2の運転を開始する(ステップS2)
【0024】つづいて、温調スイッチ96、97が同時
に操作されているか否かを判定する(ステップS3)。 同時に操作されていない(No)時、ステップS3の制
御を行う。
【0025】ステップS3において、同時に操作されて
いる(Yes)時、チャイルドロックモードを設定し(
ステップS4)、駆動回路47をオフする。すなわち、
ギャドモータ45への通電を停止(オフ)する(ステッ
プS5)。その後に、温調スイッチ96、97が同時に
操作されているか否かを判定する(ステップS6)。同
時に操作されていない(No)時、ステップS6の制御
を行う。
【0026】ステップS6において、同時に操作されて
いる(Yes)時、チャイルドロックモードを解除し(
ステップS7)、駆動回路47をオンする。すなわち、
ギャドモータ45を再通電(オン)する(ステップS8
)。その後に、ステップS3の制御を行う。
【0027】なお、運転スイッチ90がオフからオンさ
れた時にチャイルドロックモードが設定されている時は
暖房機器2の運転を行わない。また、運転スイッチ90
がオンからオフされた時はチャイルドロックモードの設
定の有無に拘らず直ちに暖房機器2の運転を停止する。 さらに、ギャドモータ45への通電の停止時に、ファン
モータ51、電磁弁81、82への通電を停止して同時
に暖房運転を停止しても良い。
【0028】このガス温風式暖房装置1の作用を図1な
いし図6に基づき説明する。運転スイッチ90がオンさ
れると、暖房機器2の運転が開始される。すなわち、フ
ァンモータ51、スパーク電極63、電磁弁81、82
が通電されて、対流ファン52の吸引力によって燃焼ケ
ース61内に燃料ガスおよび室内空気が吸引され、ガス
バーナ6で燃焼が開始され、温風吹出口42から室内に
温風が吹き出される。
【0029】なお、暖房機器2の運転開始時には、駆動
回路47がオンされて、駆動回路47から2本の給電線
471、472を介してギャドモータ45に電力が供給
される。よって、ギャドモータ45もオンされるので、
出力軸48の回転に伴って回転盤461が出力軸48と
同方向に回転する。そして、この回転盤461の回転変
位を連動板462によって往復変位に変換して駆動軸4
63に伝える。したがって、ルーバ44が全開位置(図
4参照)→半開位置(図5参照)→閉位置(図6参照)
→半開位置(図5参照)→全開位置(図4参照)の順に
往復運動して、温風吹出口42の開口度合および温風の
吹出方向が変更される。
【0030】このとき、例えば室内の設定温度を設定す
る目的で、使用者が温調スイッチ96、97のうちどち
らか一方を操作すると、コンピュータ9は使用者に設定
された設定温度と温度センサ93で検知される室内温度
との差に基づいて暖房機器2の暖房能力を制御する。例
えば、ファンモータ51の通電量を変更して対流ファン
52の送風量を変更したり、比例制御弁84の通電量を
変更してガス供給管8のノズル85から噴出するガス量
を変更したりすることによりガスバーナ6の燃焼能力を
変更する。
【0031】ここで、子供のいたずらによる設定温度の
上昇等を防止する目的で、温調スイッチ96、97を同
時に操作するとチャイルドロックモードを設定する。こ
のとき、温調スイッチ96、97のうちどちらか一方を
操作することによる室内の設定温度の変更等が禁止され
る。すなわち、子供が温調スイッチ96、97をいたず
らしても室内温度が変更されないので、室内の過熱状態
を防止できる。
【0032】また、チャイルドロックモードが設定され
ている場合には、コンピュータ9によって駆動回路47
への通電を停止し、ギャドモータ45の制御を不可能と
する。このため、子供がルーバ44を触っていてもルー
バ44が動かないのでルーバ44により子供の指が挟み
込まれることはない。
【0033】図8ないし図10は本発明の第2実施例を
示した図で、図8はガス温風式暖房装置の制御装置を示
したブロック図で、図9は機器本体の前面を示した図で
ある。このガス温風式暖房装置1の制御装置は、チャイ
ルドロック設定部91の代わりに赤外線センサ94を備
える。
【0034】赤外線センサ94は、本発明の検知部であ
って、機器本体3の前面に取り付けられ、発光素子98
および受光素子99から構成されている。発光素子98
は、例えば赤外線発光ダイオード等からなり、機器本体
3の前方に向かって赤外線を放出する。受光素子99は
、例えばフォトトランジスタ等からなり、機器本体3の
前方例えば50cm以内の検知範囲内に入った子供等の
使用者で反射した赤外線を検知する。
【0035】また、この実施例のルーバ44による温風
吹出口42の開口度合および温風の吹出方向の変更方法
は、室内温度に関するファジィ変数と作動継続時間に関
するファジィ変数とに基づいたファジィ制御規則によっ
て、ルーバ44を全閉位置(図4参照)、半開位置(図
5参照)または全閉位置(図6参照)へ変更するように
駆動回路47をコンピュータ9で制御している。
【0036】図10はコンピュータの主な作動の一例を
表したフローチャートである。なお、第1実施例と同一
の作動は同番号を付し説明を省く。ステップS2の制御
を行った後に、赤外線センサ94の受光素子99が子供
等の使用者を検知しているか否かを判定する(ステップ
S11)。子供等の使用者を検知していない(No)時
、ステップS11の制御を行う。
【0037】ステップS11において、子供等の使用者
を検知している(Yes)時、駆動回路47をオフする
。すなわち、ギャドモータ45への通電を停止(オフ)
する(ステップS12)。その後に、赤外線センサ94
の受光素子99が子供等の使用者を検知しているか否か
を判定する(ステップS13)。子供等の使用者を検知
していない(No)時、駆動回路47を制御可能とする
。すなわち、ギャドモータ45を制御可能とする(ステ
ップS14)。その後に、ステップS11の制御を行う
。ステップS13において、子供等の使用者を検知して
いる(Yes)時、ステップS13の制御を行う。
【0038】なお、運転スイッチ90がオンからオフさ
れた時は直ちに暖房機器2の運転を停止する。また、ギ
ャドモータ45は、赤外線センサ94の受光素子99が
子供等の使用者を検知しなくなってから設定時間経過し
てから制御可能としても良い。さらに、ギャドモータ4
5への通電の停止時に、ファンモータ51、電磁弁81
、82への通電を停止して同時に暖房運転を停止しても
良い。
【0039】以上により、この実施例においては、赤外
線センサ94の受光素子99により温風吹出口42の前
方に子供等の使用者を検知した時にギャドモータ45を
オフすることによってルーバ44の動きを止める。この
ため、子供等の使用者がルーバ44を触っていてもルー
バ44に指を挟まれることはなく安全である。
【0040】図11および図12は本発明の第3実施例
を示した図で、図11はガス温風式暖房装置の制御装置
を示したブロック図である。このガス温風式暖房装置1
の制御装置は、ギャドモータ45と駆動回路47とを接
続する2本の給電線471、472のうちの一方の給電
線472に設けられた検出抵抗951、および検出抵抗
951の両端の電位差を基準電圧と比較する比較器95
2を有する過電流検出回路95を備える。この過電流検
出回路95は、本発明の検出部であって、検出抵抗95
1の両端の電位差が基準電圧以上に上昇した際にコンピ
ュータ9に検出信号を送る。コンピュータ9は、検出信
号を入力したときに2本の給電線471、472に過電
流を検出している状態であると判定する。
【0041】図12はコンピュータの主な作動の一例を
表したフローチャートである。なお、第1実施例と同一
の作動は同番号を付し説明を省く。ステップS2の制御
を行った後に、過電流を検出しているか否かを判定する
(ステップS21)。過電流を検出していない(No)
時、ステップS21の制御を行う。
【0042】ステップS21において、過電流を検出し
ている(Yes)時、駆動回路47をオフする。すなわ
ち、ギャドモータ45への通電を停止(オフ)する(ス
テップS22)。その後に制御を終了する。
【0043】以上により、この実施例においては、ルー
バ44に使用者の指が挟み込まれると、ルーバ44が移
動できないためギャドモータ45への給電線471、4
72に過電流が生じる。この過電流を過電流検出回路9
5で検出してギャドモータ45をオフすることによって
、子供等の使用者がルーバ44に指を長い時間挟まれる
ことを防止できる。また、ルーバ44に異物が引っ掛か
ってルーバ44の移動が妨げられている場合に、ルーバ
44の動きを止めれるので、ルーバ44およびギャドモ
ータ45の故障や損傷を防止できる。
【0044】(変形例)本実施例では、本発明をガス温
風式暖房装置に採用したが、本発明を電気ヒータ、温水
式加熱器等の他の熱源を設けた暖房装置を採用しても良
い。他の熱源を設けた暖房装置として、例えば、バーナ
で燃焼することにより発生した排気ガスと吸入した室内
空気とを熱交換させて、室内空気を加熱する熱交換器を
設けたFF式の温風暖房装置を採用しても良い。
【0045】また、本発明を冷房装置、冷暖房装置、除
湿装置、扇風機等の送風装置または換気扇等の換気装置
等の空気調和装置に採用しても良い。本実施例では、電
動モータとしてギャドモータ45を用いたが、ステッピ
ングモータ、直流モータ等を用いても良い。
【0046】第1実施例では、チャイルドロックの設定
や解除を温調スイッチ96、97を同時に操作すること
により行ったが、チャイルドロックの設定や解除を専用
のスイッチを操作することにより行っても良く、またそ
の他のスイッチを同時に操作することにより行っても良
い。
【0047】検知部としては、第2実施例の他に、透過
形光電スイッチ、近接スイッチまたは超音波センサ等の
非接触式のセンサ、タッチスイッチ等の有接触式のセン
サ、体温を感知する感温素子や熱映像を撮る赤外線カメ
ラ等を用いても良い。また、検知部を機器本体の前面だ
けでなく、側面や背面にも設けても良く、さらに壁部や
家具等に設けても良い。
【0048】第3実施例では、通電量検出回路として過
電流検出回路を用いたが、通電量検出回路としてその他
の通電電流検出回路を用いても良い。
【0049】
【発明の効果】
(請求項1)本発明は、子供等の使用者が可動式のルー
バを触っていてもルーバに指を挟まれることを防止でき
るので安全性に優れた空気調和装置を提供できる。
【0050】(請求項2)本発明は、子供等の使用者が
可動式のルーバを触っていてもルーバに指を挟まれるこ
とを防止できるので安全性に優れた空気調和装置を提供
できる。
【0051】(請求項3)本発明は、子供等の使用者が
ルーバに長い時間指を挟まれることを防止できるので安
全性に優れた空気調和装置を提供できる。また、ルーバ
に異物が引っ掛かってルーバの変位が妨げられている場
合に、ルーバの変位を止めれるので、ルーバおよび電動
モータの故障や損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例にかかるガス温風式暖房装置の全体
構造を示した構造図である。
【図2】ガス温風式暖房装置の機器本体の前面を示した
斜視図である。
【図3】ガス温風式暖房装置の機器本体の背面を示した
斜視図である。
【図4】ルーバの開位置を示した正面図である。
【図5】ルーバを半開位置を示した側面図である。
【図6】ルーバの閉位置を示した正面図である。
【図7】第1実施例にかかるコンピュータの主な作動の
一例を表したフローチャートである。
【図8】第2実施例にかかるガス温風式暖房装置の制御
装置を示したブロック図である。
【図9】第2実施例にかかるガス温風式暖房装置の機器
本体の前面を示した斜視図である。
【図10】第2実施例にかかるコンピュータの主な作動
の一例を表したフローチャートである。
【図11】第3実施例にかかるガス温風式暖房装置の制
御装置を示したブロック図である。
【図12】第3実施例にかかるコンピュータの主な作動
の一例を表したフローチャートである。
【符号の説明】
1  ガス温風式暖房装置(空気調和装置)4  対流
用ダクト 9  コンピュータ(通電制御回路) 42  温風吹出口 44  ルーバ 45  ギャドモータ(電動モータ) 91  チャイルドロック設定部 94  赤外線センサ(検知部) 95  過電流検出回路(検出部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)室内へ空調空気を吹き出す吹出
    口を有する対流用ダクトと、(b)前記吹出口に移動可
    能に取り付けられ、前記吹出口から吹き出される空調空
    気の吹出方向を調節する可動式のルーバと、(c)前記
    ルーバを駆動する電動モータと、(d)チャイルドロッ
    クモードを設定する設定部を有し、この設定部により前
    記チャイルドロックモードに設定された時に、前記電動
    モータヘの通電を停止する通電制御回路とを備えた空気
    調和装置。
  2. 【請求項2】  (a)室内へ空調空気を吹き出す吹出
    口を有する対流用ダクトと、(b)前記吹出口に移動可
    能に取り付けられ、前記吹出口から吹き出される空調空
    気の吹出方向を調節する可動式のルーバと、(c)前記
    ルーバを駆動する電動モータと、(d)被検知物を検知
    する検知部を有し、この検知部により前記被検知物が検
    知された時に、前記電動モータヘの通電を停止する通電
    制御回路とを備えた空気調和装置。
  3. 【請求項3】  (a)室内へ空調空気を吹き出す吹出
    口を有する対流用ダクトと、(b)前記吹出口に移動可
    能に取り付けられ、前記吹出口から吹き出される空調空
    気の吹出方向を調節する可動式のルーバと、(c)前記
    ルーバを駆動する電動モータと、(d)この電動モータ
    への通電量を検出する検出部を有し、この検出部で検出
    された前記電動モータへの通電量が所定値以上の時に、
    前記電動モータヘの通電を停止する通電制御回路とを備
    えた空気調和装置。
JP3147749A 1991-06-20 1991-06-20 空気調和装置 Expired - Fee Related JP2511209B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3147749A JP2511209B2 (ja) 1991-06-20 1991-06-20 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3147749A JP2511209B2 (ja) 1991-06-20 1991-06-20 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04371754A true JPH04371754A (ja) 1992-12-24
JP2511209B2 JP2511209B2 (ja) 1996-06-26

Family

ID=15437278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3147749A Expired - Fee Related JP2511209B2 (ja) 1991-06-20 1991-06-20 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2511209B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004271040A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Sharp Corp 暖房器具の設定温度制御装置
CN105091221A (zh) * 2015-07-31 2015-11-25 广东美的制冷设备有限公司 空调器控制系统、空调器和空调器控制方法
CN111043736A (zh) * 2019-12-31 2020-04-21 广东美的制冷设备有限公司 空调器的控制方法、空调器及可读存储介质

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61178145U (ja) * 1985-04-25 1986-11-06
JPH02197748A (ja) * 1989-01-27 1990-08-06 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機の制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61178145U (ja) * 1985-04-25 1986-11-06
JPH02197748A (ja) * 1989-01-27 1990-08-06 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機の制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004271040A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Sharp Corp 暖房器具の設定温度制御装置
CN105091221A (zh) * 2015-07-31 2015-11-25 广东美的制冷设备有限公司 空调器控制系统、空调器和空调器控制方法
CN111043736A (zh) * 2019-12-31 2020-04-21 广东美的制冷设备有限公司 空调器的控制方法、空调器及可读存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2511209B2 (ja) 1996-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2751994B2 (ja) フィルタ目詰まり検知方法
JP2511219B2 (ja) 空気調和装置用フィルタ目詰まり検知装置
JPH04371754A (ja) 空気調和装置
JP2716881B2 (ja) 空気調和装置
JP6374838B2 (ja) 暖房装置
JPH05157360A (ja) 暖房装置
JP2809568B2 (ja) 温風暖房機
JPH03123520A (ja) 暖房装置
KR950002641B1 (ko) 온풍 난방기
JP3167912B2 (ja) 温風暖房機
JP7049132B2 (ja) 燃焼ファン装置、燃焼装置
JP2650655B2 (ja) 温風暖房機
JP2732443B2 (ja) 温風暖房機
JP2615354B2 (ja) 温風暖房機
JPH04113165A (ja) 暖房機
JP2566046B2 (ja) 温風暖房機
JP2530023Y2 (ja) 空気調和機
JPH0641082Y2 (ja) 温風暖房機の安全装置
JPH05157358A (ja) 暖房装置
JPH0573978B2 (ja)
JPH0692841B2 (ja) 温風暖房機
JPH05157359A (ja) ガス燃焼装置
JPH06281258A (ja) Ff式ガス温風暖房機
JPH01179862A (ja) 温風暖房機
JPH0689939B2 (ja) 温風暖房機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees