JPH0692841B2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JPH0692841B2
JPH0692841B2 JP63016662A JP1666288A JPH0692841B2 JP H0692841 B2 JPH0692841 B2 JP H0692841B2 JP 63016662 A JP63016662 A JP 63016662A JP 1666288 A JP1666288 A JP 1666288A JP H0692841 B2 JPH0692841 B2 JP H0692841B2
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air
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combustion
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佳司 石川
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フィルタを備えた吸込口から吸入した空気を
バーナや電気ヒータ等の加熱装置によって加熱して、吹
出口から吹出す温風暖房機に関する。
[従来の技術] 屋内で使用される温風暖房機では、温風の上昇力による
自然対流によって暖房効果を向上させるために温風を下
方に向かって吹出すものが多く、そのために吹出口は吸
込口より下方のケーシングに設けられ、吸込口は逆にケ
ーシングの上方の開口部となるものが多い。また、屋内
を循環する空気の汚れ等を取除くために、各種のフィル
タを備えたものがあり、フィルタとしては、例えば活性
炭フィルタのように紙を使用したものや、樹脂等の耐熱
性の低い材料が多く使用されている。そして、フィルタ
には、通常は加熱前の空気としてほぼ室温程度の温度の
空気が通過している。
[発明が解決しようとする課題] このような温風暖房機では、例えば空気を室内に循環さ
せる対流ファンが故障したり、誤って暖房機のプラグを
コンセントから抜いてしまったりして対流ファンが停止
すると、吸込口から吸込まれていた室内空気が停止し
て、逆に温風暖房機内の加熱した熱気が吸込口からケー
シング外へ流出するため、フィルタには加熱した空気が
通過する。そのため、フィルタが変質したり変形した
り、場合によってはフィルタが発火することが考えら
れ、フィルタを加熱した空気から保護できないという問
題点がある。
本発明は、吸込口にフィルタを備えた温風暖房機におい
て、対流ファンが停止した場合等に、加熱した空気から
フィルタを保護することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ケーシングに吸込口と吹出口とを設け、前記
ケーシングの内部には熱源と送風機とを備えるとともに
前記吸込口にはフィルタが備えられ、前記吸込口から吸
込む空気を前記熱源によって加熱して前記吹出口から吹
出す温風暖房機において、前記フィルタは、前記熱源に
よって加熱された空気が通過するのを防止するためのフ
ィルタ保護手段を介して前記吸込口に備えられ、該フィ
ルタ保護手段は温度上昇を感知して作動することを技術
的手段とする。
[作用] 本発明の温風暖房機では、吸込口と吹出口とが配された
ケーシングの内部に、熱源と送風機とが設けられ、運転
時には、吸込口から吸込まれた空気は、熱源によって加
熱されて吹出口から吹出される。運転中に送風機が何ら
かの原因で停止すると、ケーシング内の空気は過熱す
る。過熱した空気が吸込口に及ぶと、フィルタ保護手段
が温度上昇を感知して作動し、熱源によって加熱された
空気がフィルタを通過するのを防止する。
[発明の効果] 本発明では、送風機の停止等によってケーシング内の加
熱された空気が吸込口付近に及ぶと、フィルタ保護手段
は加熱された空気がフィルタを通過するのを防止する。
従って、フィルタは保護される。
[実施例] 次に本発明を実施例に基づいて説明する。
第2図は本発明の温風暖房機としてのガスファンヒータ
1の構成を示すもので、このガスファンヒータ1は、空
気循環路10と、燃料供給路20と、制御装置30とから構成
される。
空気循環路10はケーシング10aによって形成され、フィ
ルタ部11を備えた吸込口12からは、送風機としての対流
ファン13の作動によって空気が吸込まれる。また、燃焼
用空気は、燃焼用ファン14によって混合室15へ導かれ、
ノズル21から噴出される燃料ガスと混合されてバーナ16
で燃焼され、燃焼ガスは空気混合室17で吸込口12から吸
込まれた空気と混合されて温風吹出口18から吹出され
る。
フィルタ部11は、第1図に示すとおり、吸込口12からケ
ーシング10a内へ物品の異物が入らないようにするため
に、ケーシング10aの内側から溶接によってケーシング1
0aに接合されたラスメタル11aと、ハニカム形状の活性
炭フィルタ11bとからなる。
活性炭フィルタ11bは、ガスファンヒータ1の背面2に
設けられたフィルタケース19に着脱可能に収納され、ガ
スファンヒータ1が配置される室内の空気が、対流ファ
ン13によってケーシング10a内に吸込まれるときに、空
気を活性化炭素繊維によってろ過し、臭気や有害ガスな
どの分子を吸着させる。
フィルタケース19は、軸19aを中心にして揺動可能な蝶
番19bで相互に連結されたフィルタ収納部19cと支持部19
dとからなり、支持部19dはリベットや取付けねじ等の固
定材19eによって吸込口12の下側のケーシング10aの背面
2に固定されている。
フィルタ収納部19cの上端には、第3図にも示すとお
り、弾性変形する例えば樹脂による係止部19fが設けら
れ、フィルタ収納部19cは吸込口12の上方のケーシング1
0aの背面2に固定された固定用金具12aと係合すること
によって固定されている。そしてフィルタ収納部19cに
は、図示しない弾性部材によって開方向に作用する力が
常時与えられている。
固定用金具12aは、例えば形状記憶合金やバイメタル等
の温度によって形状が変化する金属によって形成され
た、本発明のフィルタ保護手段で、対流ファン13が停止
して吸込口12から空気が吸込まれなくなり、ケーシング
10a内に過熱した空気が充満するような場合に、その空
気の温度を感知して、第4図に示すように係止部19fを
開放するように変形する。
さらに本実施例では、フィルタケース19内の温度を検知
するためのサーミスタ12bが備えられている。サーミス
タ12bは、活性炭フィルタ11bが過熱するような場合にバ
ーナ16の燃焼を停止するために設けられ、その検知信号
を後述する制御装置30へ送出する。これによって、活性
炭フィルタ11bが熱気によって過熱することを防止させ
ることができ、活性炭フィルタ11bの変質、変形等を未
然に防止することができる。
燃料供給路20は、図示しない燃料供給源から供給される
燃料ガスをガス管22によって前述のノズル21へ導くもの
で、ガス管22中には、燃料供給路20の上流側から元電磁
弁23、主電磁弁24、ガバナ25、比例弁26がそれぞれ設け
られ、比例弁26には流量調整ねじ27を備えたバイパス28
が備えられている。
制御装置30は、第5図に示すとおり、制御回路40と安全
回路41とからなり、制御回路40には、使用者によって操
作される暖房スイッチ31および室温コントローラ32とを
ケーシング10aの図示しない操作部に、また室温を検出
するための室温センサ34をケーシング10aの背面2にそ
れぞれ備え、さらに、ケーシング10a内には、バーナ16
の燃焼による炎の温度を検出するためのサーモカップル
35と、点火のためのスパーカ36とがバーナ16の近くに備
えられている。
制御回路40は、図示しない電源プラグを電灯線コンセン
トに差込むことにより常時供給される電力により作動す
るもので、暖房スイッチ31を操作すると、所定のシーケ
ンスでスパーカ36を作動させ、各電磁弁を開いて燃料ガ
スをバーナ16へ供給して燃焼を開始させるとともに、対
流ファン13によって室内の空気を循環させて、暖房運転
を行う。
また、制御回路40では、操作された室温コントローラ32
の設定状態および室温センサ34による検出温度に基づい
て比例弁26を通電し、さらにサーモカップル35の出力に
応じて前述の燃焼用ファン14を制御するとともに、対流
ファン13を制御する。
さらに、制御回路40は、ケーシング10aのフィルタケー
ス19内に設けたサーミスタ12bからの温度検知信号に基
づいてバーナ16の燃焼を停止させるために、元電磁弁23
および主電磁弁24閉じるとともに、燃焼用ファン14も停
止させる。これは、前述のとおり対流ファン13が回転し
なくなったときには、空気循環路10をなすケーシング10
a内の温度が上昇し、バーナ16でそのまま燃焼が行われ
ると吸込口12に備えられたフィルタ部11が変質したり変
形したりして、最悪の場合には発火することがありうる
ために安全回路41が作動する前にバーナ16の燃焼を停止
させてさらに安全を確保するためである。
安全回路41は、ケーシング10a内の空気循環路10の温度
が、所定の温度に上昇したときに燃焼を停止するための
回路で、所定温度に上昇すると接点が開くオーバーヒー
トスイッチ42を備えている。そして通常の温度では、オ
ーバーヒートスイッチ42が閉じているため制御回路40か
らの信号に従って元電磁弁23および主電磁弁24とを通電
して燃料供給を行い、何らかの原因で温度が上昇すると
各電磁弁への通電を停止して燃料供給を停止することに
よって、バーナ16の燃焼を中止させる。
以上の構成からなる本実施例のガスファンヒータ1は、
次のとおり作動する。
暖房スイッチ31がONにされると燃焼用ファン14が回転を
開始し、点火用の所定回転数になるとスパーカ36が作動
される。そしてスパーカ36の作動が検知されると元電磁
弁23と主電磁弁24とが開き、さらに比例弁26には点火用
の電流値が通電される。すると燃料ガスはノズル21から
噴出され、燃焼用ファン14によって供給される燃焼用空
気と混合室15で混合されて、バーナ16で点火される。
サーモカップル35によって着火が検知されると、スパー
カ36は作動を停止し、その後は室温コントローラ32の設
定状態と室温センサ34の検出信号とによって比例弁26が
制御され、サーモカップル35の出力信号に応じて燃焼用
ファン14が制御される。
一方、対流ファン13はサーモカップル35によって着火が
検知されると回転を開始し、燃焼用ファン14と同様にサ
ーモカップル35の出力信号に応じて制御される。このと
き、吸込口12からは活性炭フィルタ11bによって浄化さ
れた空気が吸込まれ、空気混合室17でバーナ16の燃焼に
よって生成された燃焼ガスと混合されて、適切な風量に
制御された温風となって温風吹出口18から吹出される。
吹出された温風は、室内の空気を加熱して、次第に室温
を上昇させる。室内の空気は室温センサ34によって逐次
検知されて、その検知信号に基づいてバーナ16での燃焼
量が制御され、それに伴って対流ファン13も制御され
る。
暖房運転中に、例えば対流ファン13が故障して、あるい
は誤ってプラグをコンセントから抜いてしまって、対流
ファン13が停止してしまった場合には、対流ファン13に
よって空気が吸込まれていた吸込口12では空気が吸込ま
れなくなり、空気混合室17内の空気はバーナ16の燃焼に
よって生成された燃焼ガスで満たされるため、温度が異
常に上昇する。このとき、フィルタケース19内に設けら
れたサーミスタ12bは、この異常温度を検知して検知し
た温度を温度信号として制御回路40に伝送する。すると
制御回路40は、元電磁弁23および主電磁弁24とを閉じる
ための信号を安全回路41へ送出し、同時に燃焼用ファン
14を停止させる。その結果、バーナ16は燃焼を停止する
ため、その後は空気混合室17内の温度上昇がなくなる。
一方、対流ファン13が停止したとき、空気混合室17の加
熱された熱気はラスメタル11aを通過して、活性炭フィ
ルタ11bに及ぶ。このとき、固定用金具12aは、熱気を感
知して変形し、係止部19fを開放する。すると、フィル
タ収納部19cは弾性力により吸込口12から遠ざかり、熱
気は活性炭フィルタ11bを通過することなく、ケーシン
グ10a外へ流出する。従って、活性炭フィルタ11bは熱気
から保護されるため、変質、変形したり、発火したりす
ることが未然に防止される。
第6図から第8図に本発明の第2実施例を示す。説明を
簡略化するために、上記実施例と同一機能物には同一番
号を付す。
この実施例ではフィルタ保護手段として複数のダンパ50
を用いて、ケーシング10a内が過熱したときに活性炭フ
ィルタ11bへの熱気を遮断する。これらのダンパ50は、
それぞれ支持軸51によって回動可能に支持されていて、
ダンパ50と一体回動する駆動片52に連結された連結リン
ク53によって連動する。そして、アクチュエータ54がケ
ーシング10a内の熱気を感知すると駆動リンク55によっ
ては駆動される。
アクチュエータ54は、第7図に示すとおり、円筒コイル
形状をした形状記憶合金56を使用したもので、熱気を感
知すると第8図に示す記憶形状になり、駆動リンク55を
駆動して、活性炭フィルタ11bの内面を覆って熱気が通
過するのを防止する。
以上の実施例では、ガスバーナを熱源としたが、他の燃
料や電気ヒータでもよく、FF式のバーナでもよい。ま
た、フィルタを塵や埃をろ過するものとしてもよい。
以上のとおり本発明の温風暖房機では、対流ファンが作
動しなくてケーシング内の温度が上昇した場合には、ケ
ーシング内の加熱された空気がフィルタを通過するのを
防止できるため、フィルタを熱から保護することができ
る。従って、安全に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すガスファンヒータの側面
図、第2図は本実施例のガスファンヒータの構成を示す
概略構成図、第3図および第4図は本実施例の要部を示
す断面図、第5図は本実施例の制御装置を示すブロック
図、第6図から第8図は本発明の他の実施例のガスファ
ンヒータを示し、第6図は側面図、第7図はアクチュエ
ータの要部を示す断面図、第8図はその作動時を示す断
面図である。 図中、10a…ケーシング、11b…活性炭フィルタ(フィル
タ)、12…吸込口、12a…固定用金具(フィルタ保護手
段)、18…温風吹出口(吹出口)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングに吸込口と吹出口とを設け、前
    記ケーシングの内部には熱源と送風機とを備えるととも
    に前記吸込口にはフィルタが備えられ、前記吸込口から
    吸込む空気を前記熱源によって加熱して前記吹出口から
    吹出す温風暖房機において、 前記フィルタは、前記熱源によって加熱された空気が通
    過するのを防止するためのフィルタ保護手段を介して前
    記吸込口に備えられ、該フィルタ保護手段は温度上昇を
    感知して作動することを特徴とする温風暖房機。
JP63016662A 1988-01-27 1988-01-27 温風暖房機 Expired - Fee Related JPH0692841B2 (ja)

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JPH0726761B2 (ja) * 1988-12-20 1995-03-29 三菱電機株式会社 温風暖房機
JP6303804B2 (ja) * 2014-05-21 2018-04-04 株式会社ノーリツ 暖房装置

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