JPH04132366U - 電気温風機 - Google Patents

電気温風機

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Publication number
JPH04132366U
JPH04132366U JP3729591U JP3729591U JPH04132366U JP H04132366 U JPH04132366 U JP H04132366U JP 3729591 U JP3729591 U JP 3729591U JP 3729591 U JP3729591 U JP 3729591U JP H04132366 U JPH04132366 U JP H04132366U
Authority
JP
Japan
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temperature
hot air
detection means
heat
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP3729591U
Other languages
English (en)
Inventor
謙 浅川
Original Assignee
シヤープ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by シヤープ株式会社 filed Critical シヤープ株式会社
Priority to JP3729591U priority Critical patent/JPH04132366U/ja
Publication of JPH04132366U publication Critical patent/JPH04132366U/ja
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 吸込口2と吹出口3とを空気流通路4を介し
て連通し、前記吸込口2側には送風装置5を設け、前記
吹出口3側には流通ダクト8と、該流通ダクト8の後方
には、保持枠6によって正特性の感熱発熱体7を保持
し、前記流通ダクト8内に温度検知手段9を臨設し、直
接温風が当たらないよう仕切る。 【効果】 温風が温風検知手段に直接あたると通常温度
と異常温度の幅を大きく取れないが、温度検知手段を流
通ダクト内に臨設し仕切を設けることにより、異常検知
温度の設定に幅を持たせることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
この考案は、温風温度の異常を検知する温度検知手段を有する電気温風機に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、温風温度の異常を検知する温度検知手段、例えば負特性の感熱素子を内 設する電気温風機は図4に示すように、本体10の内部に形成された空気流通路 13を介して連通している吸込口11と吹出口12を本体の前後面に設けている 。本体上部の前記吸込口11側には、送風装置14、本体下部の前記吹出口12 側には正特性の感熱発熱体16、前記感熱発熱体16を保持する保持枠15、前 記吹出口12と保持枠15と接続し、且つ前記感熱発熱体16を固定する流通ダ クト17、前記流通ダクト17内に設けられた温度検知手段である負特性の感熱 素子18を配設している。温度検知手段18は実使用時に於いて、例えば、吹出 口12に温風の吹き出しを閉塞するような障害物(布団、カーテン等)が接近或 は密着した場合に流通ダクト17内の温度上昇を検知して通電を遮断するために 用いられている。温度検知手段18は、通常、図4,5(a)(b)に示すよう に、流通ダクト17の流通路上に取付けられる。前記流通ダクト17は、耐熱性 樹脂による成形品である場合が多い。そのため、前記温度検知手段18は吹出口 12付近の異常温度上昇を感知し、吹出口12周囲の本体10の温度上昇を未然 に防止し、本体10の材料が樹脂等で構成されている場合は、その変形を防ぐた めでもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の構成による温度検知手段18のような取付け方であると、通 常の使用状態に於いても、常に高温の温風を直接受けることとなり、図6に示す ように、通常状態の温度と異常状態の温度との差(温度上昇値Δt)を十分に取 ることができず、異常検知温度の決定幅が小さいという欠点があった。これら欠 点は、送風装置14の回転数の公差の下限、感熱発熱体16の公差の上限等に容 易に影響を受けてしまうため、通常の使用状態に於いても温風温度のわずかな上 昇によって温度検知手段18が異常検知し、通電を遮断する可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記したような問題点を解決するために、本考案は、吸込口と吹出口とを空気 流通路を介して連通し、前記吹出口側には、送風装置を配設し、前記吹出口側に は、流通ダクトと、該流通ダクトの後方には、保持枠によって正特性の感熱発熱 体が保持されている電気温風機に於いて、該感熱発熱体からの温風温度の異常を 検知する温度検知手段を流通ダクト内に臨設し、感熱発熱体を介して発生する温 風が温度検知手段に直接当たることを阻止するように仕切を設ける。
【0005】
【作用】
図2(a)(b)に示すように、温度検知手段9は流通ダクト8の空気流通路 上部に隔壁によって遮られ、通常の使用状態に於いても温風を直接受けることが ないため、隔壁内部の通常の雰囲気温度にとどまる。そして、吹出口が何らかの 異常状態によって、閉塞された場合に、温風は流通ダクト8内に滞留し、隔壁内 の温度検知手段9は、直接その温風を受け、異常検知設定温度付近まで急激に上 昇すると、異常温度と検知し、通電を遮断する。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1及び図2(a)(b)に沿って説明する。図1は本考案 による実施例の断面図であり、本体1の内部に形成された空気流通路4を介して 連通している吸込口2と吹出口3を本体前後面に配設している。本体上部前記吸 込口側には送風装置5を設置し、本体下部吹出口側には、正特性の感熱発熱体7 、前記感熱発熱体7を保持する耐熱性絶縁材料で形成された保持枠6、前記吹出 口3と保持枠6を接続し、且つ前記感熱発熱体7を固定する耐熱性絶縁材料で形 成された流通ダクト8、前記流通ダクト8に設けられた温度検知手段9である負 特性の感熱素子が配設されている。送風装置5により吸込口2から吸い込まれた 空気は、空気流通路4を経て、感熱発熱体7を通過することによって、温風とな り流通ダクト8から吹出口3を通って外部へ吹き出される。温度検知手段9は図 2(a)(b)に示すように流通ダクト8の流路より上部に隔壁を介して取付け られ、直接、温風にあたらないため隔壁内の雰囲気温度にとどまる。吹出口3の 前面に障害物(カーテン、又は、布団等)が不意に接近或は密着した場合又は、 洗濯物等の乾燥のため故意に接近或は密着させた場合は、吹出口3から吹き出さ れるべき温風は、流通ダクト8内に滞留し、隔壁内の温風検知手段9に直接あた るため、異常温度を検知することになる。
【0007】 以上のような構成であれば、図3に示すように、温度検知手段9の通常状態と 異常状態(吹出口閉塞状態)の温度上昇値(Δt)の幅を大きく設定でき異常検 知温度の設定幅に余裕が生まれる。
【0008】
【考案の効果】
本考案の構成によると、異常検知温度の設定幅に余裕が生じられ、これにより 吹出口3の異常状態の度合いにも幅を持たせることが可能となる。又、本体の材 料の耐熱性に応じて設定することができ、熱による変形等にも対応することが可 能となり、送風装置5、或は正特性の感熱発熱体7の公差に関しても、ある程度 の設計的余裕を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図
【図2】aは、本考案の温度検知手段に係る要部詳細図
bは、本考案の温度検知手段に係る側面断面図
【図3】本考案の通常状態と吹出口閉塞状態の温度上昇
グラフ
【図4】従来技術の断面図
【図5】aは、従来技術の温度検知手段に係る要部詳細
図bは、従来技術の温度検知手段に係る側面断面図
【図6】従来技術の通常状態と吹出口閉塞状態の温度上
昇グラフ
【符号の説明】
2 吸込口 3 吹出口 4 空気流通路 5 送風装置 6 保持枠 7 正特性の感熱発熱体 8 流通ダクト 9 温度検知手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口と吹出口とを空気流通路を介して
    連通し、前記吸込口側には送風装置を配設し、前記吹出
    口側には流通ダクトと、該流通ダクトの後方には保持枠
    によって正特性の感熱発熱体が保持されている電気温風
    機に於いて、該感熱発熱体からの温風温度の異常を検知
    する温度検知手段を流通ダクト内に臨設し、感熱発熱体
    を介して発生する温風が温度検知手段に直接当ることを
    阻止するように仕切を設けたことを特徴とする電気温風
    機。
JP3729591U 1991-05-24 1991-05-24 電気温風機 Pending JPH04132366U (ja)

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JPH04132366U true JPH04132366U (ja) 1992-12-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219157B2 (ja) * 1972-06-01 1977-05-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219157B2 (ja) * 1972-06-01 1977-05-26

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