JPH0631648U - 温風発生装置 - Google Patents

温風発生装置

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Publication number
JPH0631648U
JPH0631648U JP6985592U JP6985592U JPH0631648U JP H0631648 U JPH0631648 U JP H0631648U JP 6985592 U JP6985592 U JP 6985592U JP 6985592 U JP6985592 U JP 6985592U JP H0631648 U JPH0631648 U JP H0631648U
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JP
Japan
Prior art keywords
thermostat
duct
air
heater
substrate
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Pending
Application number
JP6985592U
Other languages
English (en)
Inventor
年紀 水本
Original Assignee
松下精工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下精工株式会社 filed Critical 松下精工株式会社
Priority to JP6985592U priority Critical patent/JPH0631648U/ja
Publication of JPH0631648U publication Critical patent/JPH0631648U/ja
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 90度風向変更するダクト内のヒータ組下部
に風向板を設置して、温風温度の均一化を図り、サーモ
スタットの誤動作を防ぐ。 【構成】 送風装置2の送風口2aと連通して接続さ
れ、風向を変更するダクト4内に設けたヒータ組3の終
端に温度過昇防止用サーモスタット13を設け、この下
部に風向板15をヒータ基板10と嵌合するように設け
ることにより、温度のばらつきを少なくして通常使用時
における温度過昇防止用サーモスタット13の誤動作を
防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、食器乾燥機に使用される温風発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に食器乾燥機には、温度過昇防止用サーモスタットを備えた温風発生装置 が内蔵されている。
【0003】 従来、この種の温風発生装置は、図3に示すような構成であった。図に示すよ うに食器乾燥機の本体101は送風装置102と加熱用ヒータ組103と、ダク ト104とからなる温風発生装置を内蔵している。また本体101の上部に水受 板105を固定し、この水受板105のうえに食器類を収納する水切篭112を 載置し、さらに、水受板105の上方空間を覆う蓋106を本体101に開閉可 能に取り付けている。水受板105には前記温風発生装置からの温風を吹き出す 吹出口107が形成されている。前記ヒータ組103は電気絶縁性の矩形状基板 108と、基板108に等間隔に巻き付けたヒータ線109と、基板108の終 端に設置された温度過昇防止用サーモスタット113および温度ヒューズ114 とで形成されている。送風装置102と吹出口107はダクト104にて連通し て接続され、ダクト104により送風装置102の吹出風を略90度風向変更し て、前記吹出口107へと温風が案内される。
【0004】 上記構成において、ヒータ線109に通電すると、ヒータ線109の発熱によ り生じた熱気がファンモータ110の送風により吹出口107より温風を庫内1 11に送り込んで、水切篭112に載置された食器類を乾燥させている。また、 ファンモータ110が故障してヒータ線109が過熱するような場合には、温度 過昇防止用サーモスタット113または温度ヒューズ114が作動して通電を停 止し、火災などの危険を未然に防止できるものであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の温風発生装置では、過熱用ヒータ組103が90度風向変更 するダクト104内に納められているため、ダクト104内では温度分布が不均 一となり、基板108に設置された温度過昇防止用サーモスタット113周囲に 温度のばらつきが生じて平常使用時でも誤動作するという課題があった。
【0006】 本考案は上記課題を解決するもので、温度過昇防止用サーモスタット113の 温度のばらつきを小さくし、平常使用時の誤動作を無くした温風発生装置を提供 することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、本体に内蔵されている送風装置と、この 送風装置の送風口と連通して接続される送風方向を略90度の方向に変更するダ クトと、このダクト内に収納されるヒータ組とを有し、このヒータ組は送風方向 と略平行に置かれた平板状の基板と、この基板に巻き付けられたヒータ線と、こ のヒータ線とともに前記基板の端部に巻き付けられた温度過昇防止用サーモスタ ットとで形成され、この温度過昇防止用サーモスタット下部に前記基板と嵌合す る風向板を突設した構成としたものである。
【0008】
【作用】
本考案は上記した構成により、温度過昇防止用サーモスタットの略下部に風向 板を設けることにより、風向変更するダクト内の風速分布を整えて、温度過昇防 止用サーモスタットにむらなく温風を通過させることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図1および図2を参照しながら説明する。
【0010】 図に示すように、食器乾燥機の本体1には温風発生装置として送風装置2と、 空気過熱用のヒータ組3と、送風装置2の風を上方向に導くダクト4を内蔵して いる。本体1の上部には水受板5が固定され、この水受板5の上方空間を覆い、 食器篭6を収納する収納室8を形成している。水受板5には前記温風発生装置か らの温風を収納室8に送り込む吹出口9が形成されている。ダクト4にはヒータ 組3が内蔵され、送風装置2の送風口2aと吹出口9とを連通して接続し、送風 方向を略90度の角度で変更するものである。ヒータ組3は矩形の一部を切り欠 いた基板10と、この基板10に略等間隔で巻き付けたヒータ線11と、基板1 0の終端に設置された温度過昇防止用サーモスタット13と温度ヒューズ14で 形成されている。また、前記温度過昇防止用サーモスタット13の下部に前記基 板10に嵌合する風向板15が突設されている。
【0011】 上記構成において送風装置2とヒータ線11に通電すると、ヒータ線11に加 熱された空気は送風装置2により吹出口9から温風が収納室8に送り込まれる。 このとき、送風装置2より吐出された風はダクト4内で送風方向を変えられるた め、風速分布のばらつきは大きくなる。また、温度過昇防止用サーモスタット1 3は基板10の終端に設置しているため、温度のばらつきの影響を非常に受けや すい。しかし、温度過昇防止用サーモスタット13の略下部に風向板15を設置 しているため、常に安定した風量を温度過昇防止用サーモスタット13に供給す ることができ、(表1)に示すように平常時の温度のばらつきを少なくして誤動 作を生じないようにすることができるものである。
【0012】
【表1】
【0013】 このように本考案の実施例の温風発生装置によれば、送風装置の連通する略9 0度の角度で風向変更するダクト内にヒータ組を設け、基板に設けた温度過昇防 止用サーモスタットの下部に風向板を突設しているので、ダクト内の風の乱れを 少なくして風向変更が可能となるため、サーモスタットに当たる温風温度を略均 一に保つことができ、平常時の誤動作を防止することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上の実施例から明らかなように、本考案によれば風向方向を変更するダクト 内にヒータ組を設け、ヒータ組の下部に位置する風向板により、温度過昇防止用 サーモスタットへの温風温度を均一に保つことが可能で、通常使用時に温度過昇 防止用サーモスタットの誤動作を防ぐことができるという効果のある温風発生装 置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の乾燥機の温風発生装置の断
面図
【図2】同ヒータ組の正面図
【図3】従来の乾燥機の温風発生装置の断面図
【符号の説明】
1 本体 2 送風装置 2a 送風口 3 ヒータ組 4 ダクト 10 基板 11 ヒータ線 13 温度過昇防止用サーモスタット 15 風向板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に内蔵されている送風装置と、この送
    風装置の送風口と連通して接続される送風方向を略90
    度の方向に変更するダクトと、このダクト内に収納され
    るヒータ組とを有し、このヒータ組は送風方向と略平行
    に置かれた平板状の基板と、この基板に巻き付けられた
    ヒータ線と、このヒータ線とともに前記基板の端部に巻
    き付けられた温度過昇防止用サーモスタットとで形成さ
    れ、この温度過昇防止用サーモスタット下部に前記基板
    と嵌合する風向板を突設した温風発生装置。
JP6985592U 1992-10-07 1992-10-07 温風発生装置 Pending JPH0631648U (ja)

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JP6985592U JPH0631648U (ja) 1992-10-07 1992-10-07 温風発生装置

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JP6985592U JPH0631648U (ja) 1992-10-07 1992-10-07 温風発生装置

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JPH0631648U true JPH0631648U (ja) 1994-04-26

Family

ID=13414848

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JP6985592U Pending JPH0631648U (ja) 1992-10-07 1992-10-07 温風発生装置

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JP (1) JPH0631648U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011217812A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Zojirushi Corp 温風供給装置
JP2014226148A (ja) * 2013-05-17 2014-12-08 象印マホービン株式会社 温風供給装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011217812A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Zojirushi Corp 温風供給装置
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