JPH0230684Y2 - - Google Patents

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JPH0230684Y2
JPH0230684Y2 JP1984182549U JP18254984U JPH0230684Y2 JP H0230684 Y2 JPH0230684 Y2 JP H0230684Y2 JP 1984182549 U JP1984182549 U JP 1984182549U JP 18254984 U JP18254984 U JP 18254984U JP H0230684 Y2 JPH0230684 Y2 JP H0230684Y2
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box case
air
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case
hot air
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JP1984182549U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、加熱、暖房、焼入れ、焼付け、保温
等に用いる熱風を発生し且つ供給する温度コント
ロール装置付き熱風発生装置に関する。
(従来の技術) 従来におけるこの種の熱風発生装置としては、
第4図に示す如く、熱交換器4′を内蔵せる内箱
ケース3′と送風フアン5′とを送風管6’にて直
接接続し、送風フアン5′により吸引、送出され
た空気を内箱ケース3′内にて熱交換して送出せ
しめ、目的とする加熱、暖房、焼入れ、焼付け、
保温等に応じた温度コントローラーを配設したも
のが多く用いられており、このものは内箱ケース
3′並びに送出管9′の外表面を夫々断熱材10及
び保温材12、本体ケース1′で被覆して熱エネ
ルギーの損失を防止していた。しかし乍ら、この
ように断熱材を用いても熱エネルギーの損失を完
全に封じ込めることは出来ず、熱エネルギーの約
3割前後が断熱材を通して依然として外部に放出
され、又断熱材の熱容量が非常に大きいため熱効
率も悪く非経済的であるばかりではなく、火災、
火傷等の原因ともなり危険であつた。また使用温
度700℃のような高温の場合、単価の高い断熱材
を多量に使用するため、コスト高となる等の欠点
をも有していた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、熱交換器
により発生した輻射熱を外部に逸散させることな
く完全利用出来、経済性に優れ且つ安全で微妙な
温度制御機能を有する優れた熱風発生装置を得る
ことにある。
(問題を解決するための手段) 本考案は、熱交換器を内蔵する内箱ケースと、
前記内箱ケースとの間に通風間隙を確保して該内
箱ケースを完全に収納被覆する外箱ケースと、送
風管を介して上記通風間隙に送風する送風フアン
とを、本体ケース内に配設収納したものであり、
温度調整精度を高めるため、夫々センサーを用い
て熱交換器(電熱ヒーター)の電圧を自動制御し
たり、外気の取入れ量を自動制御したり、又送風
フアンのモーターの回転数を自動制御する装置を
用いる。
(作用) 本考案は、送風フアンによつて吸引、送出され
た空気が送風管を通つて外箱ケース内に送入さ
れ、外箱ケースと内箱ケースとの間に形成された
通風間隙を通過して送気吸入口より内箱ケース内
に入り、内箱ケース内に内蔵された熱交換器によ
つて熱交換され、充分に温度制御された熱風とな
つて送出管から外部に送出される。
(実施例) 本考案の実施の一例を図面に基いて説明する
と、1は本体ケースであり、内部に送風フアン
5、外箱ケース2、内箱ケース3を配設収納して
おり、下部にキヤスターを設けてある。
送風フアン5は、送風管6を介して外箱ケース
2に接続されており、フアンの回転によつてケー
ス本体1の内部及び外部の空気を吸引、送出して
外箱ケース2内に送入せしめる。
外箱ケース2は、通風間隙7を確保して内部に
内箱ケース3を収納被覆しており、上記送風フア
ン5によつて送り込まれた空気は、この通風間隙
7を通過して送気吸入口8より内箱ケース3内へ
と至る。
内箱ケース3は、熱交換器4を内蔵しており、
送気吸入口8より流入した空気を熱交換して熱風
送出管9から外部へと送出する。
また熱交換器4の熱エネルギーは、内箱ケース
3より輻射熱として放出されるが、通風間隙7内
にて、送風フアン5からの送風によつて直ちに内
箱ケース3内へと戻されるので、外箱ケースより
外側には殆ど放出されない。また熱風送出管9か
らの輻射熱も、送風フアン5に直接吸引されて次
工程へと送風されるので、断熱材を殆ど必要とし
ないが、上記熱風送出管9と送風フアン5とが比
較的離れている場合には、熱風送出管9にのみは
温調精度を高めるために断熱材10を設けた方が
良い。尚、本実施例では、吸入口ダンパー11の
自動開閉と送風フアン5の回転数制御とを温度セ
ンサーを併用して行つている。
(考案の効果) 本考案によれば、熱交換器を内蔵せる内箱ケー
スを、外周面に通風間隙を確保して外箱ケース内
に収納したので、熱交換器の熱エネルギーによる
内箱ケースからの輻射熱を、上記通風間隙にて直
ちに内箱ケース内へと強制送還することが出来、
輻射熱は外箱ケースよりも外側には殆ど放出され
ない。また僅かに放出されたとしても、送風フア
ンにより直ちに送風系に吸引されるので、本体ケ
ース外に放出されることはない。また熱風送出管
からの輻射熱も送風フアンにより直ちに吸引され
るので本体ケース外へは放出されない。
したがつて、熱交換器の熱エネルギーを外部に
放出させることなく完全利用することが出来、こ
れにより温調精度が向上すると共に昇温速度も大
幅に短縮されるから、極めて経済的であるうえ、
断熱材を殆んど必要としないので、軽量であると
共に、コストダウンが計れ低廉価で供給できる。
依つて、本考案は所期の目的を達成し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は縦断正面図、第2図は第1図のA−A線に
沿える縦断側面図、第3図は第1図のB−B線に
沿える横断平面図、第4図は従来例を示す縦断面
図である。 尚、図中、1……本体ケース、2……外箱ケー
ス、3……内箱ケース、4……熱交換器、5……
送風フアン、6……送風管、7……通風間隙、8
……送気吸入口、9……熱風送出管を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケースの内部に空隙をおいて外箱ケースと
    送風フアンとを配設し、熱交換器を内蔵した内箱
    ケースを前記外箱ケース内に収納して周囲に通風
    間隙を設けかつ完全に被覆せしめ、この内箱ケー
    スに送気吸入口と熱風送出管とを設け、前記送風
    フアンと通風間隙とを送風管で接続すると共に、
    通風間隙内の空気を送気吸入口から内箱ケース内
    へ送気せしめ、熱交換器で熱交換させた後、熱風
    送出管から外部へ送出するようにした熱風発生装
    置。
JP1984182549U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0230684Y2 (ja)

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JP1984182549U JPH0230684Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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JP1984182549U JPH0230684Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Publication Number Publication Date
JPS6196256U JPS6196256U (ja) 1986-06-20
JPH0230684Y2 true JPH0230684Y2 (ja) 1990-08-17

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ID=30740084

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JP1984182549U Expired JPH0230684Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54163060U (ja) * 1978-05-04 1979-11-15

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Publication number Publication date
JPS6196256U (ja) 1986-06-20

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