JPH0426844Y2 - - Google Patents

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JPH0426844Y2
JPH0426844Y2 JP1986163399U JP16339986U JPH0426844Y2 JP H0426844 Y2 JPH0426844 Y2 JP H0426844Y2 JP 1986163399 U JP1986163399 U JP 1986163399U JP 16339986 U JP16339986 U JP 16339986U JP H0426844 Y2 JPH0426844 Y2 JP H0426844Y2
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JP
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discharge pipe
opening
wind direction
hot air
air
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JP1986163399U
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JPS6369951U (ja
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はハウス暖房や塗装乾燥等に利用される
可搬式温風発生装置に関する。
(従来の技術) 従来の可搬式温風発生装置は、例えば、実開昭
59−36449号公報に記載されているように吐出管
に固定式の風向板が設けられたものであつた。そ
のため、従来の可搬式温風発生装置では、温風の
吹出方向が一方向に限定されるので、広い範囲に
温風を吹出すことができないという問題があつ
た。そこで、近時、吐出管に動力により揺動する
風向板を設けることが提案されているが、燃焼装
置で加熱された温風を吹出口から吹出す方式の可
搬式温風発生装置では、温風の吹出口付近が高温
になるので、この部分に風向板駆動用モータを取
付けるとその熱により該モータの巻線が焼損して
使用することができなくなるという問題があつ
た。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は従来の可搬式温風発生装置が有する上
述のような問題点に鑑みて考案したもので、その
目的とするところは、吐出管に装着した風向板駆
動用モータの巻線が熱により焼損することがない
コンパクトな可搬式温風発生装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための手段として、本考案
の可搬式温風暖房機では、燃料タンクを備えた台
車と;前記台車上に略水平に固定され、かつ内部
に燃焼装置と送風機とを設けた筒体と;前記筒体
の先端に装着された吐出管と;前記吐出管の温風
吹出口に温風吹出方向と直交する方向に配置して
設けられた回転軸と;前記回転軸に固着された風
向板と;前記吐出管の側面に設けられ、かつ前記
回転軸にリンク機構を介して連結された風向板駆
動用モータと;からなり、前記風向板駆動用モー
タを回転させることにより前記風向板を周期的に
揺動させることができるように形成した可搬式温
風発生装置において、前記吐出管の側面に開口部
を設け、該開口部の外面側を空気吸入口を形成し
たカバーで覆い、該カバー内に前記吸入口から前
記開口部に至る空気流入路を形成すると共に該空
気流入路内に前記風向板駆動用モータを配置し、
かつ前記開口部の内面側に温風の流速を速める風
圧板を設け、温風の流れによつて生じる負圧によ
つて外気が前記空気吸入口から空気流入路を経て
開口部より吐出管内に流入するように形成した構
成を採用した。
(作用) 本考案の可搬式温風発生装置は、前記のように
構成したので、これを使用するときは、燃焼装置
と送風機を作動させると共に風向板駆動用モータ
により風向板を周期的に揺動させながら温風を吐
出管の温風吹出口から吹出させることになるが、
温風は風向板により周期的に吹出方向が変更され
るので、広い範囲に亘つて均一に加熱することが
できる。又、本考案では、開口部の内面側に温風
の流速を速める風圧板を設けて、開口部付近の温
風の流速を速めて開口部付近が負圧になるように
形成しているので、外気が空気吸入口から空気流
入路及び開口部を経て吐出管内に流入することに
なるが、空気流入路内に風向板駆動用モータを配
置させているので、該モータは常に外気により冷
却されることになり、これによりモータの巻線温
度の上昇を防止することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案実施例の可搬式温風発生装置を
示す斜視図、第2図は同可搬式温風発生装置に装
着する吐出管を示す斜視図、第3図は同吐出管の
内部を示す斜視図、第4図は吐出管部分を示す断
面図である。
図において1は筒体であり、内部には燃焼装置
2と送風機3とが設けられている。
4は台車であり、台車4には前記燃焼装置2と
接続された燃料タンク5が備えられると共に上部
には前記筒体1が略水平になるようにして固定さ
れている。
6は吐出管であり、前後端が開口され、かつ、
温風吹出口7には風向板8が上下方向に三枚設け
られている。各風向板8は温風吹出方向と直交す
る方向に配置された回転軸9に固着されている。
回転軸9は一端が吐出管6に回転可能に取付けら
れると共に、他端は吐出管6を貫通させて外部に
突出させている。そして、吐出管6から突出させ
た回転軸9と風向板駆動用モータ10とをリンク
機構11を介して連結させ、前記モータ10を回
転させることにより前記風向板8を周期的に揺動
させるように形成している。
12は開口部であり、吐出管6の側面に2個形
成させている。
13は前記開口部12の内面側に形成された風
圧板であり、負圧を大きくするため下流側の断面
積を大きく形成させている。
14は前記開口部12の外面側を覆うカバーで
あり、先端側には空気吸入口15を形成させてい
る。そして、該カバー14内には空気吸入口15
から前記開口部12に至る空気流入路16を形成
し、該空気流入路16に、前記風向板駆動用モー
タ10を配置させている。
したがつて、本実施例の温風発生装置を使用す
るときは、燃焼装置2に点火し送風機3を作動さ
せて吐出管6の温風吹出口7から温風を吹出すこ
とになるが、本実施例では吐出管6にモータ10
により揺動する風向板8を設けているので、温風
を周期的に広範囲に亘つて吹出すことができる。
又、温風を温風吹出口7から吹出す際、風圧板1
3と吐出管6の内面との間を通過する温風により
開口部12付近が負圧になり開口部12から吐出
管6内に外気が導入されるが、本実施例では前記
空気流入路16内にモータ10を配置させている
のでモータ10の巻線は常時外気により冷却され
た状態になり、巻線が焼損することはない。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲における
設計変更等があつても本考案に含まれる。
(考案の効果) 以上説明してきたように本考案の可搬式温風暖
房機では、風向板を風向板駆動用モータで強制的
に揺動させるように形成しているから、温風を広
い範囲に亘つて吹出すことができるし、又、吐出
管の吹出口付近は温度が高くなり通常の状態では
吐出管の外面に取付けたモータの巻線が焼けて使
用することができなくなるが、本考案では、該モ
ータをカバー内の空気流入路内に配置させてモー
タの巻線を常時外気により冷却するように形成し
ているので、巻線が焼損してモータが破損するこ
とがなく、そのため可搬式温風発生装置をコンパ
クトに製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の可搬式温風発生装置を
示す斜視図、第2図は同可搬式温風発生装置に取
付ける吐出管を示す斜視図、第3図は同吐出管の
内部を示す斜視図、第4図は吐出管部分を示す断
面図である。 1……筒体、2……燃焼装置、3……送風機、
4……台車、5……燃料タンク、6……吐出管、
7……温風吹出口、8……風向板、9……回転
軸、10……風向板駆動用モータ、11……リン
ク機構、12……開口部、13……風圧板、14
……カバー、15……空気吸入口、16……空気
流入路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 燃料タンクを備えた台車と;前記台車上に略水
    平に固定され、かつ内部に燃焼装置と送風機とを
    設けた筒体と;前記筒体の先端に装着された吐出
    管と;前記吐出管の温風吹出口に温風吹出方向と
    直交する方向に配置して設けられた回転軸と;前
    記回転軸に固着された風向板と;前記吐出管の側
    面に設けられ、かつ前記回転軸にリンク機構を介
    して連結された風向板駆動用モータと;からな
    り、前記風向板駆動用モータを回転させることに
    より前記風向板を周期的に揺動させることができ
    るように形成した可搬式温風発生装置において、 前記吐出管の側面に開口部を設け、該開口部の
    外面側を空気吸入口を形成したカバーで覆い、該
    カバー内に前記空気吸入口から前記開口部に至る
    空気流入路を形成すると共に該空気流入路内に前
    記風向板駆動用モータを配置し、かつ前記開口部
    の内面側に温風の流速を速める風圧板を設け、温
    風の流れによつて生じる負圧によつて外気が前記
    空気吸入口から空気流入路を経て開口部より吐出
    管内に流入するように形成したことを特徴とする
    可搬式温風発生装置。
JP1986163399U 1986-10-25 1986-10-25 Expired JPH0426844Y2 (ja)

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JPS6369951U JPS6369951U (ja) 1988-05-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5914674U (ja) * 1982-07-19 1984-01-28 篠原 良晃 ゴルフパツト練習器
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JPS6023641U (ja) * 1983-07-26 1985-02-18 ミサワホ−ム株式会社 空調換気扇

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