JPH0742319Y2 - 葉煙草乾燥用ヒータの排気管 - Google Patents

葉煙草乾燥用ヒータの排気管

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JPH0742319Y2
JPH0742319Y2 JP1990046016U JP4601690U JPH0742319Y2 JP H0742319 Y2 JPH0742319 Y2 JP H0742319Y2 JP 1990046016 U JP1990046016 U JP 1990046016U JP 4601690 U JP4601690 U JP 4601690U JP H0742319 Y2 JPH0742319 Y2 JP H0742319Y2
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JP
Japan
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heater
pipe
drying
exhaust pipe
tobacco
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JP1990046016U
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JPH046698U (ja
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良明 前川
美昭 君島
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Japan Tobacco Inc
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Japan Tobacco Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は温風を葉煙草乾燥ハウス内に吹込む葉煙草の乾
燥用ヒータに係わり、特に、移動式のヒータにおいて、
燃焼排気ガスをハウス内に吸込むことを防止するのに便
利な葉煙草乾燥用ヒータの排気管に関する。
[従来の技術] 畑で収穫された葉煙草は乾燥して重量を減じた状態で出
荷される。
このように葉煙草を乾燥するには、一般に、ビニールハ
ウス等に葉煙草を吊し、ハウス内に温風を吹込み葉煙草
を高温に保っていた。
この種の乾燥用ヒータが実開昭60-65595号公報に提案さ
れている。
実開昭60-65595号公報に提案された乾燥用ヒータは、燃
焼器具の一端に外気導入管を設け、他端に熱風を供給す
る熱風供給管を設け、外気導入管から熱交換器を経由し
て熱風供給管に空気を送るためのファンを燃焼器具の上
部に設けたものである。
また、熱供給源としてガスバーナが用いられており、燃
焼ガスの排気管には上方に高く延びる煙突が取付けられ
ている。
[考案が解決しようとする課題] 上記した乾燥用ヒータは外気吸入管から排気ガスを吸込
むと排気ガスがハウス内に吹込まれ、葉煙草に匂いが付
くため、煙突の出口を高くする必要があり煙突は固定さ
れていた。
また、乾燥前の葉煙草は重いため、収穫される畑の近く
で乾燥することが輸送に有利となり、乾燥ハウスは畑に
建設される場合が多く、葉煙草乾燥用ヒータは移動式の
ものが望ましく上記のように煙突の固定されたものは移
動に不便であるという問題があった。
さらに、煙突出口と外気吸入管との位置関係が固定され
ているため、風向きによっては排気ガスが外気吸入管か
ら吸込まれる恐れがあった。
本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、
葉煙草の乾燥用ヒータを移動するのに便利な葉煙草乾燥
用ヒータの排気管を提供することを目的とする。
また、この考案の他の目的は風向きに応じて排気ガス出
口の位置を容易に変えられる葉煙草乾燥用ヒータの排気
管を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本考案の葉煙草乾燥用ヒータの排気管は、屋外に設置さ
れ燃焼熱により熱した空気を葉煙草乾燥ハウス内に吹込
む葉煙草乾燥用ヒータの本体から下方に延びるパイプに
回動自在にL字形の接手を接続し、その接手にパイプを
水平方向に取付けたものである。
[作用] 本考案の葉煙草乾燥用ヒータの排気管によれば接手に取
付けられたパイプが低い位置で回動可能となっており、
排気ガス出口の位置を風向きに応じて排気ガスが空気吸
入口から吸込まれないように変えることができる。
そして、パイプは低い位置にあるので、任意の回動位置
に容易に固定することができる。
また、高い位置に排気管が固定されていないので葉煙草
乾燥用ヒータの移動が容易である。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。第1
図は本考案の実施例を示す斜視図である。
図において1はヒータ本体であり、前方の脚8,8と後方
の脚7,7に支えられ自立する。
3はヒューエルタンクでありヒータ本体1の側面に固定
されている。
4はエアーインレットカバーであり、ヒータ本体1に設
けられた空気取入れ口を防塵用の網で覆っている。
5は温風供給管であり、ハウス内に延びるビニール製の
ダクト11が接続される。
10は燃焼した排気ガスが放出される排気管のパイプであ
り、取外し可能となっている。
第2図(a)および(b)に詳しく示すように、ヒータ
本体1の底板に設けられた排気ガス吐出し孔1aに開口部
が連通するようにパイプ12が締着されている。
パイプ12の下部円筒部12aにはプレート14の円形穴が回
動自在に嵌合し、プレート14はねじ15,15…で接手13に
締着されている。
プレート14と接手13は排気ガス吐出し孔1aから円筒部13
aに至るガス流路を形成している。
円筒部13aにはパイプ10が差込まれて取付けられる。
パイプ10はSUS304で作られており、一例としてその内径
は80mm、長さは1000mmである。
ヒータ本体1内にはエアーインレットカバー4を通して
取入れた空気を熱交換器を経由して温風供給管5から排
出するように送る温風送風用のファンが配置されてい
る。
上記熱交換器にはヒューエルタンク3に貯蔵された灯油
をバーナで燃焼させて発生する熱が供給され燃焼ガスは
パイプ10より放出される。
上記温風送風用のファン、着火用グロープラグおよび灯
油を供給する燃料ポンプの電源は直流12Vであり、コン
トロールパネル2から延びるケーブルにより供給され、
また、コントロールパネル2内のスイッチ類によりオン
オフ制御される。
ヒータ本体の片側に配置された脚7および8にはピン9,
9が立設され、また、ヒータ本体の上部片側にはブラケ
ット6,6が対向して固定されている。
上記ピン9,9およびブラケット6,6は夫々トラクタの3点
支持装置の左右ロワーリンクとアッパーリンクに係止可
能であり、トラクタへの取付け具を構成する。
上記構成において、葉煙草の乾燥用ヒータは排気管10を
取外した状態で3点支持装置を介してトラクタ後部に取
付けられて葉煙草乾燥ハウスに運ばれる。
そして、トラクタに装着状態で運ばれたヒータ本体をハ
ウス外に定置させ、ハウス内に延びるダクト11を温風供
給管5に接続する。また、排気管10を排気口に取付け、
トラクタのバッテリーをコントロールパネル2の端子に
接続する。
そして、温風送風用のファンおよび灯油を供給する燃料
ポンプを起動し、着火用グロープラグによりバーナを点
火して温風をダクト11に設けられた多数の小孔からハウ
ス内に吹込む。
ハウス内の空気温度は上昇して葉煙草を短時間に乾燥す
ることができる。
排気ガスが空気取入れ口から吹込まれないように、排気
管のパイプ10の出口が風下となる位置にパイプ10を回動
させて位置決めする。
パイプ10の位置が低いので任意の回動位置で固定でき
る。
[考案の効果] 以上、説明したように本考案の葉煙草乾燥用ヒータの排
気管は排気ガス出口の向きを自由に設定できるので、ヒ
ータの設置場所や設置の向きの自由度が高められる。
また、枯れ草等の燃えやすいものから排気ガス出口を離
すことが可能である。
さらに、ヒータの移動が容易であり、畑等に建設された
乾燥用ハウスでの利用に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図(a)は
同実施例における排気管の部分を示す正面図、第2図
(b)は同実施例における排気管の部分を示す側面図で
ある。 1……ヒータ本体、2……コントロールパネル、3……
ヒューエルタンク、4……エアーインレットカバー、5
……温風供給管、6……ブラケット、7,8……脚、9…
…ピン、10……パイプ、11……ダクト、12……パイプ、
13……接手、14……プレート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−38040(JP,U) 実開 昭52−118249(JP,U) 実開 昭57−202885(JP,U) 実開 昭56−162184(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋外に設置され燃焼熱により熱した空気を
    葉煙草乾燥ハウス内に吹込む葉煙草乾燥用ヒータの本体
    から下方に延びるパイプに回動自在にL字形の接手を接
    続し、その接手にパイプを水平方向に取付けた葉煙草乾
    燥用ヒータの排気管。
JP1990046016U 1990-04-28 1990-04-28 葉煙草乾燥用ヒータの排気管 Expired - Lifetime JPH0742319Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990046016U JPH0742319Y2 (ja) 1990-04-28 1990-04-28 葉煙草乾燥用ヒータの排気管

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH046698U JPH046698U (ja) 1992-01-22
JPH0742319Y2 true JPH0742319Y2 (ja) 1995-10-04

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52118249U (ja) * 1976-03-05 1977-09-07
JPS5338040U (ja) * 1976-09-08 1978-04-03
JPS56162184U (ja) * 1980-04-30 1981-12-02
JPS6120134Y2 (ja) * 1981-06-22 1986-06-17

Also Published As

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JPH046698U (ja) 1992-01-22

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