JPH0311368Y2 - - Google Patents

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JPH0311368Y2
JPH0311368Y2 JP1985190029U JP19002985U JPH0311368Y2 JP H0311368 Y2 JPH0311368 Y2 JP H0311368Y2 JP 1985190029 U JP1985190029 U JP 1985190029U JP 19002985 U JP19002985 U JP 19002985U JP H0311368 Y2 JPH0311368 Y2 JP H0311368Y2
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JP
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muffler
engine
exhaust
air
side cover
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JP1985190029U
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JPS6297215U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はマフラーをエンジンルームに内装した
エンジンの排風装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来、送風フアンを有するエンジンでエンジン
ルームの上部にマフラーを設けたもの、及びマフ
ラーをエンジンルーム内に冷却風の流動方向に対
して直交させて設け、マフラーをその長さ方向に
沿う断熱風洞内に収納し、該風洞のマフラー吸気
口側下部に冷却風導入口を設け、マフラーの排気
側端部を越えた部位の側板に排気口を設けたもの
は既に知られている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記既知のエンジン上部にマフラーを配設した
ものは、エンジンを冷却して高熱になつた排風が
すべて高温になつている上部にあるマフラーの回
りを通過するので、エンジンやマフラー等を側面
カバーと上面カバーで覆つた場合、該上面カバー
が著しい高温になり、それに手を触れると火傷を
した。
また、マフラーをその長さ方向に沿う断熱風洞
内に収容したものは、鉄板により風洞を形成した
上、更に断熱層を付加する加工をも施す必要があ
り、その構成が著しく複雑になつてコスト高にな
ると共に取付けも面倒であり、その上排風はマフ
ラーの長さ方向に過熱されながら流動するので冷
却効果が低かつた。
更に、前記風洞は側面カバーとは別体であり、
かつ別個にエンジンに取付けられていたので、整
備点検作業が困難であつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、前部に後方へ送風する送風フアンを
有するエンジンにおいて、上面カバー及び側面カ
バーによりエンジンルームを構成し、該エンジン
ルーム内の後部上方にマフラーを前後方向にする
と共に前記側面カバーに接近させて収納し、該側
面カバーにマフラーの下部に侵入して排風を上下
に分ける排風ガイド板を取付け、上記側面カバー
の排風ガイド板で分けられる上部と下部に排風窓
を設け、上方の排風窓を前記マフラーに直接対面
させると共に該マフラーの略全長に亘らせること
により排風をマフラーの下部に設けた排風ガイド
板でマフラーより下方とマフラーを含む上方とに
分けると共にマフラーの側部の排風窓から外部に
排出するようにして前述の問題点を解決した。
(ホ) 作用 送風フアンは冷却空気を後方へ送込み、エンジ
ンで加熱された空気のうち、下部のものは排風ガ
イド板によりマフラーの下方から上昇するのを阻
止されて下方の排風窓から外部に排出され、排風
ガイド板より上方でマフラーにより加熱された空
気はその側部に近接した排風窓から下方から排風
が上昇しない状態で直ちに外部へ排出され、側面
カバーの温度が過度に上昇することがない。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を図面について説明すると、
1はクラツチハウジングに取付けてシヤーシ2上
に塔載したエンジンであつて、下部側面カバー
3,3と、着脱可能な上部側面カバー5,5と上
面カバー6とによりエンジンルームを構成してお
り、エンジン1の前部に軸支した送風フアン7は
ベルト8により回転駆動され、その前部に立設し
たラジエータ9の周りと、上下の側面カバー3,
3,5,5及び上面カバー6との間を閉鎖して気
密になるようにし、ラジエータ9の前部にはバツ
テリー10及びエアクリーナー11を設けてあ
る。
また、前記エンジン1の一側上部に設けたマフ
ラー12の排気管13は一方の上部側面カバー5
の中間部の切欠部に向けて開口している。
そして、前記下部側面カバー3,3のエンジン
1と対応する部位には打ち欠いて形成した多数の
スリツトからなる排風窓15,15を設け、上部
側面カバー5,5のマフラー12と対応する部位
には網16を張設した排風窓17,17を設けて
あり、上部側面カバー5,5の内側面には前記マ
フラー12のやや下部に向かうと共に後部を下向
きに折曲部18aに形成した排風ガイド板18,
18を固定してある。
而して、エンジン1が作動している間、前記送
風フアン7が外気を吸入してエンジン1に向けて
圧送しており、排風ガイド板18,18はエンジ
ン1によつて加熱された空気をその下面により上
昇しないように誘導すると共に上部側面カバー
5,5の内側面に沿つて上昇することを阻止し、
それにより加熱空気が下方の排風窓15から矢印
イ,ロで示すように排出され、前方からマフラー
12の周りに流入した空気は該マフラー12によ
り更に加熱されるが、エンジン1により加熱され
た空気は前記排風ガイド板18,18によりその
上昇を阻止されるので、エンジンルームの上部に
高温の空気が滞留することがなく、円滑に上方の
上部側面カバー5,5の排風窓17,17から矢
印ハで示すように外部に排出され、一部は折曲部
18aの後部からその上面に沿つて矢印ニで示す
ように下方の排風窓15から排出される。
また、前記排風ガイド板18,18の後部を下
方へ折曲してあるので、加熱空気が上記折曲部1
8aにより下方へ誘導されて排出され、エンジン
ルームの上部に加熱空気が停滞するのをより一層
防止することができる。
更に、前記上部側面カバー5,5は、上部を上
面カバー6の外側上部の溝に係合し、後方下部の
フツクスプリング21を支持ピン20に加圧嵌合
し、前方下部のフツク23をレバー22の回動に
よりピン25に係合させることにより着脱するこ
とができるようになつている。
なお、図面中、26はマフラーカバーである。
(ト) 考案の効果 本考案は前述のように前部に後方へ送する送風
フアン7を有するエンジン1において、上面カバ
ー6及び着脱可能な側面カバー5によりエンジン
ルームを構成し、該エンジンルーム内の後部上方
にマフラー12を前後方向にすると共に前記側面
カバーに接近させて収納し、該側面カバー5にマ
フラー12の下部に侵入して排風を上下に分ける
排風ガイド板18を取付け、上記側面カバーの排
風ガイド板18で分けられる上部と下部に排風窓
15,17を設け、上方の排風窓17を前記マフ
ラー12に直接対面させると共に該マフラー12
の略全長に亘らせたので、エンジン1で加熱され
た空気中、排風ガイド板18より下方のものはそ
の下面により誘導されて下方の排風窓15から円
滑に排出されて上昇することが少なく、かつ、排
風ガイド板18と側面カバーとの間から加熱空気
が上昇しないので、エンジンルームの後方上部に
吹き込まれた排風は、マフラー12により更に加
熱されるが、マフラーの略全長に亘る上方の排風
窓17から直ちにかつ確実に排出されることとな
り、上面カバー6が著しく加熱されるのを防止す
ることができる。
また、高温になつているマフラー12の回りの
排風はその略全長に亘ると共に近接した上方の排
風窓から急速に排出されるので、熱交換効率を向
上することができ、これによつても前記上面カバ
ー6が過熱されるのを防止することができる。
更に、エンジン1やマフラー12を整備点検す
る場合、側面カバーを取外すと、排風ガイド板1
8を側面カバーとともに取出すことができ、作業
を容易にかつ迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図はエンジン塔載部の側面図、第2図は第1
図のA−A断面図、第3図は第1図のB−B断面
図、第4図は側面カバーを取外した状態の側面図
である。 1……エンジン、7……送風フアン、12……
ラジエータ、15,17……排風窓、18……排
風ガイド板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前部に後方へ送風する送風フアン7を有するエ
    ンジン1において、上面カバー6及び着脱可能な
    側面カバー5によりエンジンルームを構成し、該
    エンジンルーム内の後部上方にマフラー12を前
    後方向にすると共に前記側面カバーに接近させて
    収納し、該側面カバー5にマフラー12の下部に
    侵入して排風を上下に分ける排風ガイド板18取
    付け、上記側面カバーの排風ガイド板18で分け
    られる上部と下部に排風窓15,17を設け、上
    方の排風窓17を前記マフラー12に直接対面さ
    せると共に該マフラー12の略全長に亘らせたこ
    とを特徴とするエンジンの排風装置。
JP1985190029U 1985-12-10 1985-12-10 Expired JPH0311368Y2 (ja)

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JP1985190029U JPH0311368Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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JP1985190029U JPH0311368Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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Publication Number Publication Date
JPS6297215U JPS6297215U (ja) 1987-06-20
JPH0311368Y2 true JPH0311368Y2 (ja) 1991-03-19

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ID=31142866

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JP5896872B2 (ja) * 2012-09-26 2016-03-30 株式会社クボタ 作業車

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JPS585077B2 (ja) * 1978-10-12 1983-01-28 松下電器産業株式会社 衣類乾燥機
JPS60216021A (ja) * 1984-04-09 1985-10-29 Yamaha Motor Co Ltd 発動発電機の排気装置

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JPS585077U (ja) * 1981-07-02 1983-01-13 旭硝子株式会社 可変色液晶表示装置
JPS59164475U (ja) * 1983-04-20 1984-11-05 芝浦メカトロニクス株式会社 発動発電機の冷却装置

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JPS6297215U (ja) 1987-06-20

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