JPS608571Y2 - 温風式採暖器具 - Google Patents

温風式採暖器具

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JPS608571Y2
JPS608571Y2 JP1238180U JP1238180U JPS608571Y2 JP S608571 Y2 JPS608571 Y2 JP S608571Y2 JP 1238180 U JP1238180 U JP 1238180U JP 1238180 U JP1238180 U JP 1238180U JP S608571 Y2 JPS608571 Y2 JP S608571Y2
Authority
JP
Japan
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hot air
heater
control element
generation unit
temperature
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Expired
Application number
JP1238180U
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English (en)
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JPS56114317U (ja
Inventor
富夫 有川
伸盛 桑原
隆士 後藤
光男 高井
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ヒータを有する温風発生ユニットから、マッ
トとこのマットを覆うマットカバーよりなる端末器に温
風を送り込むことにより、端末器の部分で採暖を行なう
ようにした温風式採暖器具に関するもので、温風発生ユ
ニット内に、ヒータで加温された温風温度を感知してヒ
ータへの通電を制御する制御素子を設けることにより、
コントローラ部で設定された温風温度を常に保つことが
できる温風式採暖器具を提供しようとするものである。
以下、本考案をその実施例を示す図面にもとづいて説明
する。
第1図において、1は温風発生装置を有する温風発生ユ
ニット、2は温風温度を制御するコントローラ部、3は
表面に多数の凹凸を有するマットで、このマット3は軟
質ウレタンフオーム等で熱プレスして成型したものの表
面に綿布を熱溶着することにより構成されている。
4はマット3を覆うマットカバーで、このマットカバー
4はナイロンタック等の生地を使用し、かつその通気度
は6 CC/Sec/にf(以下のものとして、直接使
用者の身体に温風を感じさせないようにしている。
5は前記マット3とマットカバー4よりなる端末器6と
、温風発生ユニット1とを流体的に連結するフレキシブ
ルホース等の連結部である。
第2図は本実施例の温風式採暖器具の使用状態を示した
もので、この第2図に示すように、使用者7は端末器6
上に寝ることにより、採暖することができる。
すなわち、温風発生ユニット1から吐出した温風はフレ
キシブルホース等の連結部5を通って矢印で示すように
端末器6内に流入する。
そしてこの温風はマット3の表面に設けた多数の凸部8
の間を流れて、マットカバー4の端部に設けた温風吐出
口9より外部に出るもので、端末器6内を流れる温風の
熱により使用者7は採暖することができる。
この場合、マットカバー4はその通気度を極力おさえて
いるため、前記温風吐出口9を設けることにより、使用
者7が端末器6上に寝たときに、温風の逆流をおさえる
ことができる。
またマット3の裏面には多数の凸起8を設けているため
、この凸起8により使用者の身体に適度の刺激を与え、
かつ温熱が加味されて血行をよくすることができる。
第3図は温風発生ユニット1の内部構造を示したもので
、10は温風発生ユニット1の外箱、11は外箱10内
に設置したファンケーシングで、このファンケーシング
11内にはファン12を装備している。
13はファン12の円周方向に位置してファンケーシン
グ11に設けた開口で、この開口13の延長上には温風
経路を構成する風洞14を設けている。
15は風洞14内に設置した熱交換機能を有するヒータ
、16はヒータ15より風下側に設けた温風制御板で、
この温風制御板16には温風温度を感知する制御素子を
取り付けている。
17は温風吐出口である。第4図は温風発生ユニット1
の吸排気経路を示したもので、18はファン12を回転
させるモータで、このモータ18は低騒音の静音設計の
必要性から4極モータを使用し、かつその回転数を11
00〜1500rpm程度におさえて、風量バランスを
とりつつ、低騒音化を実源し、就寝時における騒音を2
5dB以下とした。
またヒータ15は複数枚のマイカヒータを使用し、室温
追随性のない正特性ヒータとしている。
前記マイカヒータの1枚当りのW密度は2.5W/ci
t以下とすることにより、温風温度の平均化をはかり、
さらに複数枚のマイカヒータは風の流れと平行に配置す
ることにより、ファン12の圧力損失を低減させるとと
もに側風効果をもたせている。
19は前記温風制御板16に取り付けたサーモスタット
で、このサーモスタット19は、万一ヒータ15が何ら
かの原因で断線した場合に、室内の冷えた空気が端末器
6内に送風されるのを未然に防止する機能を有するもの
で、20℃以下の冷風になると、サーモスタット19は
モータ18の回転を停止させる。
20はサーモスタット19の近傍に設けた正特性サーミ
スタ、負特性サーミスタ等の制御素子で、この制御素子
20はヒータ15で加温された温風温度を感知してヒー
タ15への通電を制御し、前記コントローラ部2で設定
された温風温度を常に保つものである。
21は制御素子20より風下側に設けた温度過昇防止用
温度ヒユーズである。
第5図は風洞14内へのヒータ15および温風制御板1
6の装着状態を示したもので、ヒータ15は風洞14の
上面に設けた開口部22を介して風洞14内に設置する
また温風制御板16は風洞14の側面に設けた開口部2
3を介して風洞14内に設置する。
なお、24はヒータ15より延出したリード線である。
第6図は風洞14内における制御素子20の感熱の仕方
を示したもので、ある任意の高さHに位置した制御素子
20は、高さHを変えることにより、制御素子20の外
郭温度が微妙に変化する。
これは、ファン12からの風が一定でも風洞14内にお
いてヒータ15を通過するときに、センタ一部と風洞壁
側とでは流速の変化をきたすからである。
実験によると、H=O〜25771mにおいて、40℃
〜80℃まで変化することがわかった。
このことは、どんなヒータを使用しても同じ事が言える
もので、例えばマイカヒータ等で側風効果を上げても、
また正温度特性抵抗素子等で行なっても、制御素子20
の受ける温風温度を均一温度にすることは困難で、この
問題を解決するには、風速の均一化、圧力損失の均一化
、ヒータの熱分布の均−化等をはかつてバランスをとる
しかない。
第7図は制御素子20を示したもので、この制御素子2
0はA、 B、 C寸法が共に1−以下の極めて熱容量
の小さいものである。
またヒータ15の前方における風速の変化は、実験によ
れば、2?7L/S〜6m/S程度までバラツキがある
ので、この風速の変化の中で40degの温度差を制御
素子20に均一に感熱させるのは困難である。
そこで本実施例は第8図に示すように、制御素子20を
温風制御板16に取り付ける場合、制御素子20の足部
20aは極めて不安定であるため、制御素子20の足部
20aをシリコンワニスチューブ等のかためのチューブ
25に挿入し、かつ制御素子20の感熱部20bを絶縁
するために可撓性を有する絶縁チューブ26を制御素子
20を覆うようにかぶせ、その後、これらを銅板、アル
ミニウム板、黄銅板等の熱伝導性のよい2つの金属板2
7.28でかしめ、そして一方の金属板27に設けた突
起27aを温風制御板16の孔16aに嵌入することに
より、取り付けたものである。
なお、2つの金属板27.28同志の固定は、他方の金
属板28に設けた突起28aを一方の金属板27に設け
た孔27bに嵌入させて折り曲げることにより行なって
いるもので、これにより、一方の金属板27は制御素子
20の感熱部20bに密着する。
第9図は制御素子20を温風制御板16に取り付けた状
態を示したもので、H寸法は金属板27.28がない状
態で風速が最も速い所に位置させる。
これは、制御素子20の絶縁を行なう絶縁チューブ26
により制御素子20の感度が鈍くなるため、前記位置に
設定したものである。
また一方の金属板27の幅Fと他方の金属板28の奥行
寸法Gとの関係は第10図に示すようにF>Gとし、か
つ、一方の金属板27の受熱面に温風の流れが当たるよ
うに、一方の金属板27の受熱面を温風の流れと垂直方
向に配設している。
このように一方の金属板27の受熱面を広くとることに
より、ヒータ15で熱交換された温風を平均化して感熱
することができる。
なお、第11図に示すように一方の金属板27の受熱面
を温風の流れと平行に配設した場合は、一方の金属板2
7の均熱効果が実験的に半減するものである。
このように本考案の実施例においては、ヒータ15で熱
交換された温風温度に風速の変化によりバラツキが生じ
たとしても、制御素子20の外郭温度を均一に保つこと
ができ、その結果、制御素子20の外郭温度に対する抵
抗変化は第12図に示すように直線的となり、風洞14
の温風吐出口17からは均一な温風を送ることができる
なお、第10図イは正特性サーミスタの特性を示し、口
は負特性サーミスタの特性を示す。
以上のように本考案によれば、制御素子とそれを保持し
た金属板を温風発生ユニットの温風経路内でヒータより
も風下側に設けるとともに、金属板の受熱面が温風の流
れと対向するように垂直方向に配置したので、風速の変
化により若干の温風温度にバラツキが生じても、制御素
子外郭温度を略均−に保つことができる。
その結果、制御素子外郭温度に対する抵抗変化が例えば
第12図に示すように直線的となり、温風温度を自在に
制御でき、コントローラで選択した温度を常に略一定に
保つことができる温風式採暖具が提供できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す温風式採暖器具の斜視
図、第2図は同採暖器具の使用状態を示す一部断面側面
図、第3図は同採暖器具における温風発生ユニットの概
略図、第4図は同温風発生ユニットの縦断面図、第5図
は同ユニットの風洞内へのヒータおよび温風制御板の装
着状態を示す分解斜視図、第6図は同風洞の概略図、第
7図は同採暖器具における制御素子の斜視図、第8図は
同制御素子の温風制御板への取付状態を示す分解斜視図
、第9図〜第11図は同制御素子の感熱方法を示す概略
図、第12図は同制御素子の抵抗一温度特性図である。 1・・・・・・温風発生ユニット、2・・・・・・コン
トローラ部、3・・・・・・マット、4・・・・・・マ
ットカバー、5・・・・・・連結部、6・・・・・・端
末器、15・・・・・・ヒータ、20・・・・・・制御
素子、27・・・・・・金属板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータを有する温風発生ユニットと、前記温風発生ユニ
    ットを制御するコントローラ部と、マットとこのマット
    を覆うマットカバーよりなる端末器と、この端末器と前
    記温風発生ユニットとを流体的に連結する連結部と、前
    記温風発生ユニット内に設けられ、かつ前記ヒータで加
    温された温風温度を感知してヒータへの通電を制御する
    制御素子と、この制御素子を保持した金属板とを備え、
    前記制御素子と金属板を温風発生ユニットの温風経路内
    のヒータよりも風下側に設けるとともに、この金属板の
    受熱面を温風の流れと垂直方向に配設してなる温風式採
    暖器具。
JP1238180U 1980-02-01 1980-02-01 温風式採暖器具 Expired JPS608571Y2 (ja)

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JP1238180U JPS608571Y2 (ja) 1980-02-01 1980-02-01 温風式採暖器具

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JP1238180U JPS608571Y2 (ja) 1980-02-01 1980-02-01 温風式採暖器具

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Publication Number Publication Date
JPS56114317U JPS56114317U (ja) 1981-09-02
JPS608571Y2 true JPS608571Y2 (ja) 1985-03-27

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