JP2011217812A - 温風供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤使用による異常過熱を迅速に検出可能とすし、また、誤使用、送風異常および加熱異常による過熱を1個のセンサで検出可能とする。
【解決手段】蓋体20によって開閉可能とした収容空間21を有する本体10と、本体10の収容空間21を臨む吹出口45に連通する送風通路36と、送風通路36を通して収容空間21内へ空気を供給する送風手段(ファン47)と、送風手段47により供給する空気を加熱する加熱手段(ヒータ48)と、を備えた温風供給装置において、収容空間21内から臨む吹出口45を含む送風通路36内の吹出領域R3に、送風手段47および加熱手段48の正常運転時の温度より高い異常過熱状態になったことを検出する異常検出手段(第1サーモスタット49)を配設し、異常検出手段49が異常過熱状態を検出すると、加熱手段48への通電を遮断または抑制することを特徴とする温風供給装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、食器類を温風により乾燥させる食器洗い乾燥機を含む食器乾燥機や、器具を温風により滅菌する滅菌機などの温風供給装置に関するものである。
この種の温風供給装置は、蓋体によって開閉可能な収容空間を形成した本体を備えている。この本体には、収容空間を臨むように開口した吹出口が設けられ、この吹出口から収容空間内へ送風ファンによって空気が供給される。また、収容空間内に供給される空気は、加熱ヒータによって所定温度に加熱した温風とされる。
温風供給装置は、本体が樹脂製であるため、温風が高温となった異常過熱状態になると溶損する可能性がある。この異常過熱は、送風ファンの異常により風量が低下したり、加熱ヒータの再結合などにより生じる。なお、加熱ヒータの再結合とは、加熱ヒータ線の一部が断線し、その一端が通電可能な非断線部分に接触した状態をいう。この場合、加熱ヒータ線は、断線前の全長より、再結合状態での全長の方が短くなるため、加熱量が増大する。これらの場合、送風通路を含む樹脂成形部品が過熱により溶損する可能性がある。また、送風ファンおよび加熱ヒータが正常に動作していても、フキンなどによって吹出口が覆われるという誤使用があると、送風通路の吹出領域が高温になったり、吹出口とフキンとの間の僅かな隙間から集中的に温風が送出されることにより、樹脂成形部品が溶損する可能性がある。
この異常過熱を防止するために、例えば特許文献1では、加熱ヒータの近傍に温度センサの1つであるサーモスタットを配設し、予め設定した異常過熱判断温度を検出すると、加熱ヒータによる加熱を停止する構成としている。また、特許文献2では、加熱ヒータの上部(下流側)をカバーで覆い、このカバーの温風が吹き付けられる位置に温度センサを配設し、この温度センサによる検出値に基づいて加熱ヒータおよび送風ファンを制御する構成としている。
これらの温風供給装置は、動作を停止する際に、加熱ヒータとファンとを同時に停止したり、加熱ヒータを停止した後、所定時間後に送風ファンを停止する。前者の場合、加熱ヒータの周囲の空気がオーバーシュートにより昇温するため、サーモスタットや温度センサが停止動作を行う異常過熱判断温度を高く設定する必要がある。また、後者の場合においても、ユーザが動作を停止する際に電源コードを商用電源から抜くという意図しない使用方法を行う可能性があるため、前者と同様に異常過熱判断温度を高く設定する必要がある。
このように、これら特許文献1,2の温風供給装置は、サーモスタットや温度センサによって検出する異常過熱判断温度を高く設定する必要があるため、送風ファンによる風量低下や、加熱ヒータ再結合による異常過熱を検出することができない。また、吹出口が完全に遮蔽されている場合には、異常過熱を検出することは可能であるが、隙間から温風が収容空間へ吹き出すことが可能な場合には、やはり異常過熱を検出できない。
また、特許文献3では、ヒータへの吸込側に第1温度センサを配設するとともに、ヒータからの吹出側に第2温度センサを配設し、これらの検出温度に基づいてヒータをオンオフ制御する構成とした温風供給装置が記載されている。この温風供給装置は、第1および第2温度センサの検出値のうち、一方でも第1および第2のしきい値を越えるとヒータによる加熱を停止するため、送風ファンによる風量低下や、再結合による異常過熱を検出することは可能であるように考える。
しかしながら、この特許文献3では、誤使用により収容空間での温風供給(送風)が妨げられることによる異常過熱を迅速に検出することはできない。即ち、この特許文献3の吹出口は、収容空間の下側に位置する底部空間を経て屈曲した位置に設けられている。そのため、収容空間にフキンなどが収容された場合、底部空間の上方が塞がれる。その結果、底部空間が異常過熱により昇温した後、吹出口近傍が昇温することにより、第2温度センサが、異常過熱状態を検出できる。よって、その第2温度センサが異常過熱を検出するまでの間に、底部空間を形成する樹脂成形部品が溶損する可能性がある。
実開平6−31648号公報 実用新案登録第2595754号公報 特許第3649641号公報
本発明では、誤使用による異常過熱を迅速に検出可能な温風供給装置を提供することを第1の課題とする。また、誤使用、送風異常および加熱異常による過熱を1個のセンサで検出可能な温風供給装置を提供することを第2の課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の温風供給装置は、蓋体によって開閉可能とした収容空間を有する本体と、この本体の収容空間を臨む吹出口に連通する送風通路と、この送風通路を通して前記収容空間内へ空気を供給する送風手段と、この送風手段により供給する空気を加熱する加熱手段と、を備えた温風供給装置において、前記収容空間内から臨む前記吹出口を含む前記送風通路内の吹出領域に、前記送風手段および前記加熱手段の正常運転時の温度より高い異常過熱状態になったことを検出する異常検出手段を配設し、この異常検出手段が異常過熱状態を検出すると、前記加熱手段への通電を遮断または抑制する構成としている。
この温風供給装置の制御方法は、送風手段による空気を加熱手段で加熱して前記吹出口から前記収容空間内に供給し、前記送風手段および前記加熱手段の正常運転時の温度より高い異常過熱状態になったか否かを前記異常検出手段で検出し、前記異常検出手段が異常過熱状態を検出すると、前記加熱手段への通電を遮断または抑制するものである。
この温風供給装置は、収容空間を臨む吹出口が塞がれると、まず、収容空間内から臨む吹出口を含む送風通路内の吹出領域が昇温する。そして、本発明では、この吹出領域に異常検出手段を配設しているため、迅速に異常を検出することができる。また、送風ファンの異常により風量が低下したり、加熱ヒータが断線後に再結合したりすると、吹出口から供給される温風の温度が上昇する。その結果、これらの異常も迅速に検出することができる。そして、異常検出手段が異常過熱状態を検出すると、加熱手段への通電を遮断または抑制するため、確実に樹脂成形部品の溶損を防止できる。
この温風供給装置では、前記異常検出手段は、前記収容空間へ供給される温風温度を検出する温度センサであり、この温度センサの検出部は、少なくとも温風供給方向上流側の面が壁部により遮蔽されていることが好ましい。このようにすれば、通常運転時に温風が温度センサに直接当たらないため、検出温度を低くできる。その結果、異常過熱と判断するためのしきい値(異常過熱判断温度)との温度差を大きくすることができる。よって、誤検出の可能性を低減できるとともに、高い分解能の温度センサを必要としないためコストダウンを図ることができる。
この場合、前記温度センサの検出部の温風供給方向下流側の面は壁部によって遮蔽しない露出面であり、この露出面を前記収容空間に面することが好ましい。このようにすれば、温風供給方向下流側の温度上昇を迅速に検出できる。
または、前記異常検出手段は、前記収容空間へ供給される温風風量を検出する風量センサであり、この風量センサは、予め設定した前記送風手段による許容風量の範囲内であるか否かにより、異常過熱状態を検出することが好ましい。このようにすれば、吹出口が塞がれた状態を迅速に検出できる。また、風量が低下したり増大したりするという送風手段の異常を迅速に検出できる。
また、これらの温風供給装置では、前記送風通路の吹出領域は、前記加熱手段を配設した上流側の加熱領域より平面視で横幅が広く形成されており、前記異常検出手段を、前記送風通路の吹出領域の前記加熱領域の温風供給方向延長線上に配設することが好ましい。
または、前記異常検出手段を、前記送風通路の吹出領域の最も風量が多い部分に配置することが好ましい。
このようにすれば、異常検出手段による検出精度を向上できる。
さらに、前記吹出口から前記異常検出手段までの距離は、前記加熱手段から前記異常検出手段までの距離より短いことが好ましい。このようにすれば、異常検出手段によって異常過熱と判断する温度は、加熱手段のオーバーシュートを考慮する必要がない。よって、異常過熱判断温度を低く設定できる。その結果、異常検出手段による検出精度を更に向上できる。
そして、前記加熱手段の近傍に、該加熱手段の異常加熱を検出する温度検出手段を更に設けることが好ましい。このようにすれば、加熱手段の異常を迅速に検出できるため、安全性を向上できる。
本発明の温風供給装置では、収容空間内から臨む吹出口を含む送風通路内の吹出領域に異常検出手段を配設しているため、吹出口が塞がれるという異常を迅速に検出できる。また、送風ファンの異常により風量が低下したり、加熱ヒータが断線後に再結合した場合でも、異常検出手段を配設した吹出領域が昇温するため、これらの異常も迅速に検出できる。その結果、確実に樹脂成形部品の溶損を防止できる。
本発明の実施形態に係る食器乾燥機を示す断面斜視図である。 蓋体を開放した状態を示す断面図である。 本体とカゴとトレーの分解斜視図である。 (A)は図1の要部拡大斜視図、(B)は図2の要部拡大断面図である。 食器乾燥機の送風通路と各部品の構成を示す概略図である。 食器乾燥機の各状態でのセンサ温度と収容空間温度を示す図表である。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態に係る温風供給装置である食器乾燥機を示す。この食器乾燥機は、収容空間21内に温風を供給することにより、内部に収容した食器類を乾燥させるものである。食器乾燥機は、収容空間21を開閉する蓋体20を有する乾燥機本体10を備えている。この乾燥機本体10の内部にはダクト部材35が配設され、このダクト部材35内の送風通路36に、送風手段である送風ファン47と加熱手段である加熱ヒータ48とが配設されている。
本実施形態の食器乾燥機は、図5に示すように、送風ファン47および加熱ヒータ48による温風供給動作の安全性のレベルを3段階で分けて、最も安全性が高い第1段階を1つの異常検出手段である第1サーモスタット49で制御する。また、第2段階を第1温度検出手段である第2サーモスタット54によって制御する。さらに、最も安全性が低い第3段階を第2温度検出手段である温度ヒューズ55によって制御する構成としている。
図1および図2に示すように、乾燥機本体10は、受皿状をなす下ケース11と、下ケース11の上端開口を閉塞する上ケース12とを備えた平面視矩形状のものである。これらケース11,12は、耐熱温度がTr1の樹脂(例えば耐熱温度が130℃のPP(ポリプロピレン))によって形成した樹脂成形部品である。
上ケース12の背面側中央には、上向きに突出した吹出口配設部13が設けられている。この吹出口配設部13の両側には、正面側(収容空間21)に向けて突出するガイド部14が設けられている。このガイド部14の上部は、円弧状に湾曲した曲面部となっている。
図3に示すように、上ケース12の上面部15は、正面左側に向けて下向きに傾斜した形状をなし、その最も下方に位置する部分に排水孔16が設けられている。乾燥機本体10には、この排水孔16の下部に位置するように排水容器17が配設されている。この排水容器17は、乾燥機本体10の正面から水平方向に着脱可能である。
上ケース12の上面部15には、収容空間21内へ向けて上向きに突出する5個の凸部18a〜18eが設けられている。これら凸部18a〜18eは、トレー65を位置決めする役割をなし、背面側中央と、4隅の近傍に設けられている。そのうち、背面側中央に位置する凸部18aは、吹出口45の側に位置するカゴ61の下端枠の下部に位置し、フキンがカゴ61に掛けられた場合に吹出口45を完全に覆うことを防止する役割をなす。この凸部18aは、吹出口45より横幅が小さく、吹出口45の下部に位置する収容空間21の後壁部である吹出口配設部13の下部13aにかけた隅部に設けられている。
上ケース12の上面部15には、凸部18b〜18eの横方向外側に、カゴ61の脚部64を位置決めする位置決め凹部19が設けられている。そのうち、正面側に位置する位置決め凹部19,19は、その正面側にトレー65の突出部68を位置させるために、正面側に延ばして形成されている。
この乾燥機本体10の上ケース12の上面部15には、背面側に固着した第1蓋部材22と、この第1蓋部材22に対して回動可能に配設した第2および第3蓋部材27,31とからなる蓋体20が配設されている。この蓋体20は、乾燥機本体10の上部をドーム状に囲繞することにより、乾燥機本体10の上面部15とで収容空間21を形成する。即ち、乾燥機本体10の上面部15は、収容空間21の底壁部を構成する。なお、蓋体20は、透明度が高く耐熱温度がTr2の樹脂(例えば耐熱温度が89℃のPS(ポリスチレン))によって形成した樹脂成形部品である。
第1蓋部材22は、乾燥機本体10の両側面部から背面部にかけて延びる平面視略U字形状をなす。この第1蓋部材22の側面には、乾燥機本体10の側面中央に位置するように第1ヒンジ接続部23が設けられている。また、第1蓋部材22の背面下端には、吹出口配設部13と両側のガイド部14にかけて嵌る嵌合凹部24が設けられるとともに、その上方に横方向に所定間隔をもって位置するスリットからなる排気孔25が設けられている。さらに、第1蓋部材22の背面上端には、図2に示すように、外向きに突出する第1遮蔽部26が外向きに突設されている。
第2蓋部材27は、第1蓋部材22の外側に回動可能に配設されるもので、側面視略扇型形状をなす側面と、側面視円弧状に湾曲された外面とを有する平面視略U字形状をなす。この第2蓋部材27の側面先端には、第1ヒンジ接続部23に回動可能に接続する第2ヒンジ接続部28が設けられている。また、第2蓋部材27の外面には、図2に示す開放状態での下端に、閉塞状態で第1遮蔽部26と所定間隔をもって位置する第1遮蔽対向部29が設けられている。さらに、第2蓋部材27の外面には、開放状態での上端に外向きに突出する第2遮蔽部30が設けられている。
第3蓋部材31は、第2蓋部材27の外側に回動可能に配設されるもので、第2蓋部材27と同様の平面視略U字形状をなす。この第3蓋部材31の側面先端には、第1ヒンジ接続部23に回動可能に接続する第3ヒンジ接続部32が設けられている。また、第3蓋部材31の外面には、開放状態での下端に、閉塞状態で第2遮蔽部30と所定間隔をもって位置する第2遮蔽対向部33が設けられている。さらに、第3蓋部材31の外面には、開放状態での上方に開閉するための操作部34が外向きに突設されている。
この蓋体20は、第3蓋部材31の操作部34を操作して閉塞すると、図1に示すように、第3蓋部材31の側面および外面の閉塞回動方向先端の縁が、乾燥機本体10の上面部15に当接した状態をなす。そして、この閉塞状態では、各遮蔽部26,30と遮蔽対向部29,33が所定間隔をもって位置し、収容空間21内と機外との断熱を図る。また、第3蓋部材31を開閉操作すると、各ヒンジ接続部23,28,32内に形成した周知の連動構造により、第2蓋部材29を連動して開方向および閉方向に回動させる。
ダクト部材35は、図1および図4(A)に示すように、乾燥機本体10の内部の略中央から背面側上部の吹出口配設部13にかけて延びる略横J字形状のものである。このダクト部材35は、ダクト本体37と、このダクト本体37の下部を覆う下カバー38と、ダクト本体37の上部を覆う上カバー39とを備え、これらで筒状に囲まれた内部が送風通路36を構成する。ダクト本体37は、耐熱温度がTr3の樹脂(例えば耐熱温度が235℃のSPS(シンジオタクチックポリスチレン))によって形成した樹脂成形部品である。下カバー38は、ダクト本体37より耐熱温度が高い金属成形部品である。上カバー39は、ダクト本体37と同一材料で形成した樹脂成形部品である。
図4(A)および図5に示すように、ダクト部材35は、乾燥機本体10の上面部15に沿って水平方向に延びる第1通路部40を備えている。この第1通路部40は、ダクト本体37と下カバー38によって四角筒状に形成されている。また、ダクト部材35は、吹出口配設部13の背部で垂直上向きに延びる第2通路部41を備えている。この第2通路部41は、ダクト本体37と上カバー39により、第1通路部40より横幅が広い四角筒状に形成されている。また、第2通路部41は、第1通路部40から流入した温風が衝突する外面下部を、所定曲率の湾曲部42としている。さらに、ダクト部材35は、吹出口配設部13に向けて水平方向に延びる第3通路部43を備えている。この第3通路部43は、ダクト本体37と上カバー39により、第2通路部41と同一幅の四角筒状に形成されている。また、第3通路部43は、第2通路部41から流入した温風が衝突する外面上部を、所定角度で傾斜する傾斜部44としている。そして、本実施形態では、第3通路部43の先端を、収容空間21を臨む吹出口45としている。この吹出口45には、横方向に所定間隔をもってルーバーが形成されている。
送風ファン47は、送風通路36を通して収容空間21内へ空気を供給するもので、軸方向から吸い込んだ空気を径方向に送出するシロッコファンからなる。この送風ファン47は、送風通路36の第1通路部40の端部に位置するように、下カバー38に配設されている。
加熱ヒータ48は、送風ファン47の送風方向下流側に位置するように第1通路部40内に配設され、送風ファン47により供給される空気を所定温度に加熱するものである。この加熱ヒータ48は、線条のヒータ線を螺旋状に巻回したものである。
これら送風ファン47および加熱ヒータ48を配設した送風通路36は、第1通路部40内が送風する空気を加熱する加熱領域R1を構成する。また、第2通路部41内が加熱した温風を横方向に拡散させる拡散領域R2を構成する。さらに、第3通路部43内が収容空間21内に温風を供給する吹出領域R3を構成する。そして、この第3通路部43(吹出領域R3)は、図4(B)に薄墨を付して示すように、収容空間21から臨むことが可能な領域である。
第3通路部43内には、収容空間21へ供給される温風温度が正常運転時の温度より高い異常過熱状態になったことを検出する異常検出手段として、温度センサの1つである第1サーモスタット49が配設されている。この第1サーモスタット49は、吹出口45からの距離が、加熱ヒータ48からの距離より短い位置に配設されている。また、第1サーモスタット49は、金属製の外装体によって覆われたブロック状をなす検出部を構成する。本実施形態の第1サーモスタット49は、検出部の内部に熱膨張率が異なる2種の薄板金属が貼り合わせて配設され、温度変化に伴って湾曲するバイメタルサーモスタットなどの自動復帰型のものである。そして、第1サーモスタット49は、予め設定した異常過熱判断温度を検出することにより、加熱ヒータ48への通電を遮断した後、温度が低下すると再び通電可能な状態に自動的に復帰する。
この第1サーモスタット49は、収容空間21に面する吹出口45に配設されている。具体的には、第1サーモスタット49の配設部50が、吹出口45を構成するダクト本体37の先端の略中央に設けられている。第1サーモスタット配設部50は、温風供給方向の上流側に、上カバー39の壁面まで延びる第1遮蔽壁部51を備えている。この第1遮蔽壁部51の両側には、収容空間21に向けて延びる一対の第2遮蔽壁部52,52が設けられている。第2遮蔽壁部52,52の先端、即ち収容空間21に面する温風供給方向下流側には、第1サーモスタット49の検出部の下部を位置決めするための位置決め壁部53が設けられ、検出部が露出するように構成されている。
この第1サーモスタット配設部50を形成したダクト本体37の先端中央は、図5に示すように、本実施形態の送風通路36の第3通路部43において、加熱ヒータ48を配設した上流側の加熱領域R1の温風供給方向延長線上で、かつ、最も風量が多い部分である。また、第1サーモスタット配設部50は、樹脂製のダクト本体37に一体成形されているため、その熱伝導度が、第1サーモスタット49の検出部より小さい。よって、第1サーモスタット配設部50に配設した第1サーモスタット49の検出部には、収容空間21に供給する温風が遮蔽壁部51,52により直接当たらない。その結果、第1サーモスタット49が遮蔽壁部51,52を介して検出する正常運転時の検出温度Tnと、異常過熱判断温度Tu1とに、温度差(余裕度)を持たせることができる。
また、本実施形態では、第1通路部40内の加熱ヒータ48の下流側近傍に、加熱ヒータ48の異常加熱を検出する第1温度検出手段として第2サーモスタット54が配設されるとともに、第2温度検出手段として温度ヒューズ55が配設されている。第2サーモスタット54は、第1サーモスタット49が動作する異常過熱判断温度Tu1より高い異常過熱判断温度Tu2を検出すると加熱ヒータ48への通電を遮断し、温度降下により自動的に通電可能な状態に復帰する第1サーモスタット49と同様のものである。温度ヒューズ55は、第2サーモスタット54が動作する異常過熱判断温度Tu2より高い異常過熱判断温度Tu3を検出すると加熱ヒータ48への通電を遮断し、その後は通電可能な状態に復帰しないものである。
乾燥機本体10の正面には操作パネル56が配設され、その背部(内部)に制御基板57が配設されている。この制御基板57には、送風ファン47を駆動するファン駆動回路58と、加熱ヒータ48を駆動するヒータ駆動回路59とが実装されている。また、制御基板57には、これら駆動回路58,59を介して送風ファン47および加熱ヒータ48をオンオフ制御するマイコン60が実装されている。なお、ヒータ駆動回路59は、第1サーモスタット49、温度ヒューズ55および第2サーモスタット54が直列に接続され、いずれかが異常過熱状態を検出することにより、加熱ヒータ48への通電を遮断する構成としている。
図1乃至図3に示すように、乾燥機本体10の収容空間21には、食器類を配置するカゴ61と、食器類から滴下する水を受けるトレー65とが、着脱可能に配置される。
カゴ61は、金属(SUS304)製の線条部材を屈曲および接合することにより形成したものである。このカゴ61は、平面視で乾燥機本体10の上面部15より小さい下枠部62と、平面視で上面部15より大きい上枠部63とを備えている。上枠部63は、正面側が上面部15上に位置し、背面側が吹出口45より背面側に位置する。また、カゴ61には、下枠部62が上面部15より所定間隔をもって上方に位置するように、4隅に下向きに突出する脚部64が設けられている。これら脚部64は、上面部15の位置決め凹部19内に配置されることにより、カゴ61を収容空間21内の所定位置に位置決めして配置できる。
トレー65は、収容空間21の底壁部である乾燥機本体10の上面部15上に着脱可能に配設されるものである。このトレー65は、正常配置状態で上面部15の排水孔16に向けて下向きに傾斜した形状をなし、その部分に排水部66が形成されている。また、トレー65には、上面部15の凸部18a〜18eに嵌合する上向きに窪んだ位置決め凸部67が設けられている。さらに、本実施形態のトレー65は、収容空間21にカゴ61を配設した状態で、カゴ61の下部から取り出しおよび差し込み可能な構成としている。具体的には、トレー65は、その横幅がカゴ61の脚部64,64間より小さく形成され、そのトレー差込方向手前には、横方向に突出する突出部68が設けられている。これら突出部68,68は、横方向の先端間の幅がカゴ61の脚部64,64間の幅より大きく形成され、正常配置状態で、上面部15の位置決め凹部19においてカゴ61の脚部64の正面側に位置する。
次に、食器乾燥機の異常過熱判断温度Tu1〜Tu3の設定について説明する。
送風ファン47および加熱ヒータ48は、商用電源からの100Vの電力供給により、マイコン60がファン駆動回路58およびヒータ駆動回路59を介して動作される。図6に示すように、送風ファン47は、標準設定での風量がW1であり、製造誤差、使用環境、供給電力の変動などによる許容動作範囲の風量がW2〜W3である(W2<W1<W3)。加熱ヒータ48は、標準設定(320W)での加熱量がH1であり、許容動作範囲の加熱量がH2〜H3である(H2<H1<H3)。
このような正常運転の許容動作範囲において、送風ファン47が最高風量W3で加熱ヒータ48が最低加熱量H2の場合が、最も収容空間21内、特に吹出口45の上方のドーム温度が低くなる下限条件であり、この下限条件では樹脂成形部品の溶損の可能性はない。また、送風ファン47が最低風量W2で加熱ヒータ48が最高加熱量H3の場合が、最も収容空間21内、特に吹出口45の上方のドーム温度が高くなる上限条件であり、この上限条件では樹脂成形部品の溶損の可能性がある。この上限条件を想定して電力供給を110Vとし、送風ファン47をこの状態での下限の107.8Vで動作させるとともに、加熱ヒータ48を402.7Wで動作させると、ドーム温度は79℃まで昇温する。この際、第1サーモスタット配設部50での検出温度Tn3は、遮蔽壁部51,52が形成されている場合に98℃であり、遮蔽壁部51,52が形成されていない場合に104℃である。
そして、第1から第3の温度検出手段が異常過熱と判断するためのしきい値(異常過熱判断温度Tu1〜Tu3)は、第1サーモスタット49が最も低く、温度ヒューズ55が最も高く設定されている(Tu1<Tu2<Tu3)。温度ヒューズ55の異常過熱判断温度Tu3は、上限動作状態で送風ファン47が停止された後のオーバーシュートによる昇温を考慮して、従来と同様に高く設定(例えば192℃)している。同様に、第2サーモスタット54の異常過熱判断温度Tu2も高く設定(例えば145℃)している。また、第1サーモスタット49の異常過熱判断温度Tu1は、ドーム温度が79℃となる上限動作状態での検出温度Tn3(98℃)より高く、異常過熱状態を検出して加熱ヒータ48への通電を遮断した場合の収容空間21内のドーム温度が耐熱温度Tr2(89℃)より低くなる温度(例えば120℃)に設定している。
ここで、通常の使用環境で最も異常過熱が生じる可能性が高いのは、使用者がフキンをカゴ61に掛けるという誤使用である。上限動作状態で誤使用され、平衡するまで動作させた場合(フキン掛i)、収容空間21内のドーム温度は蓋体20の耐熱温度Tr2を越える。この際の第1サーモスタット配設部50での検出温度Tn4は139℃である。そこで、本実施形態では、第1サーモスタット49の異常過熱判断温度Tu1を120℃に設定している。これにより、加熱ヒータ48は、第1サーモスタット49が異常過熱判断温度Tn1である120℃を検出(検出温度Tn5)すると、オフ(遮断)される(フキン掛ii)。その結果、収容空間21の内部温度は、88℃までしか昇温しない。よって、ユーザがフキンをカゴ61に掛けるという誤使用をしても、蓋体20を含む乾燥機本体10が溶損する前に、加熱ヒータ48を遮断できる。
また、第1サーモスタット49の異常過熱判断温度Tu1、即ち第1サーモスタット配設部50での検出温度Tnは、図示のように、遮蔽壁部51,52を形成している場合と形成していない場合とで異なり、遮蔽壁部51,52を形成していない場合の方が高い。しかも、第1サーモスタット49は、製品毎に測定誤差(約±5℃)がある。そして、異常過熱判断温度Tu1である120℃と、遮蔽壁部51,52を設けていない場合の検出温度Tn3とは、温度差が小さいため誤検出が生じる可能性がある。よって、本実施形態では、第1サーモスタット配設部50に遮蔽壁部51,52を設けることにより、異常過熱判断温度Tu1と通常運転中の検出温度Tnとの差を設け、検出精度を向上できるようにしている。
さらに、何らかの異常によって送風ファン47の下限値を下回る風量W4(電圧78V)で動作し、かつ、加熱ヒータ48が上限値で動作するという異常動作状態が生じることがある。この場合、平衡するまで動作を継続しても収容空間21内は63℃までしか昇温しないため、蓋体20が溶損する可能性はない。しかし、この状態では、送風通路36内が異常過熱判断温度Tu2,Tu3を下回った異常過熱状態になる。この異常動作状態での第1サーモスタット49の配設部50の検出温度Tn6は、遮蔽壁部51,52が形成されている場合に127℃であり、遮蔽壁部51,52が形成されていない場合に140℃である。よって、本実施形態では、送風ファン47の異常を迅速に検出して加熱ヒータ48の動作を停止できる。
なお、加熱ヒータ48が断線後に再結合することによる異常動作状態も、送風ファン47の異常と同様にして迅速に検出して動作を停止できる。
このように構成した食器乾燥機は、収容空間21を臨む吹出口45が塞がれると、まず、収容空間21内から臨む吹出口45を含む送風通路36内の第3通路部43(吹出領域R3)が昇温する。そして、本発明では、第3通路部43に第1サーモスタット49を配設しているため、迅速に異常を検出することができる。また、送風ファン47の異常により風量が低下したり、加熱ヒータ48が断線後に再結合したりすると、吹出口45から供給される温風の温度が上昇する。その結果、これらの異常も迅速に検出することができる。そして、異常検出手段が異常過熱状態を検出すると、加熱ヒータ48への通電を遮断するため、確実に樹脂成形部品の溶損を防止できる。
また、第1サーモスタット配設部50は、温風供給方向上流側の面を第1遮蔽壁部51により遮蔽しているため、通常運転時の検出温度Tnを低くできる。その結果、この通常検出温度Tnと異常過熱判断温度Tu3との温度差を大きくすることができる。よって、誤検出の可能性を低減できるとともに、高い分解能の温度センサを必要としないためコストダウンを図ることができる。一方、第1サーモスタット配設部50は、温風供給方向下流側の面を遮蔽しない露出面とし、収容空間21に面するように構成しているため、収容空間21側の温度上昇を迅速に検出できる。よって、フキンを掛けるという誤使用を迅速に検出できる。
しかも、第1サーモスタット49は、送風通路36の狭い加熱領域R1の延長線上に配置しているため、異常過熱状態を精度よく検出できる。また、そのなかでも第3通路部43の最も風量が多い部分に配置しているため、更に検出精度を向上できる。さらに、吹出口45から距離を加熱ヒータ48からの距離より短い箇所に配置しているため、第1サーモスタット49によって異常過熱と判断する温度Tu1は、加熱ヒータ48のオーバーシュートを考慮する必要がない。よって、異常過熱判断温度Tu1を低く設定できるため、第1サーモスタット49による検出精度を更に向上できる。そして、加熱ヒータ48の近傍には、更に異常加熱を検出するための第2サーモスタット54と温度ヒューズ55を配設しているため、加熱ヒータ48の急激な異常加熱も迅速に検出できる。よって、使用上の安全性を十分に確保できる。
なお、本発明の温風供給装置は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、異常検出手段として温度センサの1つである第1サーモスタット49を配設し、加熱ヒータ48への通電を直接遮断する構成としたが、サーミスタを配設し、マイコン60を介して加熱ヒータ48への通電を遮断または通電を抑制する構成としてもよい。
また、前記実施形態では、異常検出手段として温度センサを配設したが、送風ファン47による温風風量を検出する風量センサを配設してもよい。この風量センサは、例えば許容(正常)風量として最低風量W2と最高風量W3とを設定しておく。このようにすれば、送風ファン47に異常が生じたことを迅速に検出できる。また、吹出口45の正面にフキンが掛けられたことを迅速に検出できる。具体的には、フキン掛けによる誤使用状態は、フキンによって吹出口45が完全に塞がれると、風量センサの検出値が最低風量を下回るため、検出可能である。また、フキンと吹出口45の間に隙間がある場合、通風可能な面積が小さくなり、隙間の近傍では風量が許容風量の範囲を上回り、隙間から離れた部位では風量が許容風量の範囲を下回る。よって、許容風量の範囲内であるか否かにより、異常を確実に検出できる。
さらに、異常検出手段としては、赤外線センサを使用してもよい。このようにすれば、フキンによって吹出口45が塞がれるという誤使用を確実に検出できる。
さらにまた、前記実施形態では、第1サーモスタット49を送風通路36の第3通路部43の最も風量が多い部分(図5中濃い薄墨領域)に配置したが、風量が少ない部分(図5中薄い薄墨領域)に配設してもよい。勿論、送風通路36の形状は、希望に応じて変更が可能である。
そして、前記実施形態では、本発明の温風供給装置として、食器類を乾燥させる食器乾燥機を適用して説明したが、収容空間21内に所定の器具を収容させて温風により滅菌する滅菌機であっても同様の作用および効果を得ることができる。
10…乾燥機本体
20…蓋体
21…収容空間
22,27,31…第1蓋部材
35…ダクト部材
36…送風通路
45…吹出口
47…送風ファン(送風手段)
48…加熱ヒータ(加熱手段)
49…第1サーモスタット(異常検出手段)
51…第1遮蔽壁部
52…第2遮蔽壁部
54…第2サーモスタット(温度検出手段)
55…温度ヒューズ(温度検出手段)
61…カゴ
65…トレー
40…第1通路部(加熱領域R1)
41…第2通路部(拡散領域R2)
43…第3通路部(吹出領域R3)

Claims (9)

  1. 蓋体によって開閉可能とした収容空間を有する本体と、この本体の収容空間を臨む吹出口に連通する送風通路と、この送風通路を通して前記収容空間内へ空気を供給する送風手段と、この送風手段により供給する空気を加熱する加熱手段と、を備えた温風供給装置において、
    前記収容空間内から臨む前記吹出口を含む前記送風通路内の吹出領域に、前記送風手段および前記加熱手段の正常運転時の温度より高い異常過熱状態になったことを検出する異常検出手段を配設し、この異常検出手段が異常過熱状態を検出すると、前記加熱手段への通電を遮断または抑制することを特徴とする温風供給装置。
  2. 前記異常検出手段は、前記収容空間へ供給される温風温度を検出する温度センサであり、この温度センサの検出部は、少なくとも温風供給方向上流側の面が壁部により遮蔽されていることを特徴とする請求項1に記載の温風供給装置。
  3. 前記温度センサの検出部の温風供給方向下流側の面は壁部によって遮蔽しない露出面であり、この露出面を前記収容空間に面するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の温風供給装置。
  4. 前記異常検出手段は、前記収容空間へ供給される温風風量を検出する風量センサであり、この風量センサは、予め設定した前記送風手段による許容風量の範囲内であるか否かにより、異常過熱状態を検出することを特徴とする請求項1に記載の温風供給装置。
  5. 前記送風通路の吹出領域は、前記加熱手段を配設した上流側の加熱領域より平面視で横幅が広く形成されており、前記異常検出手段を、前記送風通路の吹出領域の前記加熱領域の温風供給方向延長線上に配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の温風供給装置。
  6. 前記異常検出手段を、前記送風通路の吹出領域の最も風量が多い部分に配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の温風供給装置。
  7. 前記吹出口から前記異常検出手段までの距離は、前記加熱手段から前記異常検出手段までの距離より短いことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の温風供給装置。
  8. 前記加熱手段の近傍に、該加熱手段の異常加熱を検出する温度検出手段を更に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の温風供給装置。
  9. 蓋体によって開閉可能とした本体の収容空間から臨む吹出口を含む送風通路内の吹出領域に異常検出手段を配設した温風供給装置の制御方法であって、
    送風手段による空気を加熱手段で加熱して前記吹出口から前記収容空間内に供給し、
    前記送風手段および前記加熱手段の正常運転時の温度より高い異常過熱状態になったか否かを前記異常検出手段で検出し、
    前記異常検出手段が異常過熱状態を検出すると、前記加熱手段への通電を遮断または抑制することを特徴とする温風供給装置の制御方法。
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