JPH0536062B2 - - Google Patents

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JPH0536062B2
JPH0536062B2 JP2147794A JP14779490A JPH0536062B2 JP H0536062 B2 JPH0536062 B2 JP H0536062B2 JP 2147794 A JP2147794 A JP 2147794A JP 14779490 A JP14779490 A JP 14779490A JP H0536062 B2 JPH0536062 B2 JP H0536062B2
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JP
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luminescent
weight
silica gel
rotation
inorganic porous
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Toyomi Sawara
Takao Ooshika
Kyotaka Nakagawa
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Toyo Riken Corp
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Toyo Riken Corp
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は発光作用と消臭作用とを兼ね備えた発
光消臭剤に関する。更に詳細に述べれば、本発明
は例えば自動車の車内や、トイレ等、臭気のこも
る狭い室内での臭気を消しながら、夜間の暗い時
に、自動車の車内における吸殻入れの位置や、ト
イレのスイツチの位置を明らかにするなどの目的
に使用できる発光消臭剤に関する。
従来の技術 発光作用を有する物質および消臭作用を有する
物質はそれぞれ従来から使用されてきた。消臭剤
としては、例えばB型シリカゲル等の多孔質担体
に、液体香料、グリコール類、場合によつては更
にアルコール類または水等を吸収させたものが使
用されてきた。また、発光剤としては、例えば蓄
光顔料と接着剤とを混合し、ペイント状としたも
のが発光作用を必要とする場所に塗布された。し
かしながら、発光作用と消臭作用とを兼ね備えた
発光消臭剤はこれまで存在しなかつた。
発明が解決しようとする課題 上記のように発光作用と消臭作用の両作用を必
要とするときは二種類の物質を使用しなければな
らなかつた。このような二種類の物質が一種類の
物質で用が足りれば非常に便利である。本発明は
このような便利性の追求からなされた。例えば臭
気のこもるような狭い自動車の車内で、灰皿の中
にこのような発光消臭剤がいれてあれば、これが
消臭作用をあらわすと同時に、暗い時の灰皿の位
置を示す標識ともなつて非常に便利である。発光
作用と消臭作用とは全く異なる作用であるために
両作用を兼備した剤を製造するというような考え
はこれまでになかつた。本発明はこのような課題
を解決することを目的とする。
問題を解決するための手段及び作用 本発明者らは、無機多孔質担体、蓄光顔料、蛍
光顔料、香料などの組合せについて種々検討の結
果、無機多孔質担体の内部に液状の消臭作用を有
する物質を含浸させ、その表面を発光作用を有す
る物質の微粉末で覆つた物を製造するか、或いは
内部を液状の消臭作用を有する物質を含浸させた
無機多孔質担体と、表面を発光作用を有する物質
の微粉末で覆つた無機多孔質担体との混合物を製
造することによつて、上記のような目的が達成さ
れることを見出して本発明を完成した。
無機多孔質担体としてはシリカゲル(主にB型
シリカゲル)、アルミナシリカゲルまたはケイ酸
カルシウムなどが使用できる。蓄光顔料としては
燐光性硫化亜鉛が市販されているのでこれが便利
に使用できる。蛍光顔料も例えばシンロイヒカラ
ーなどの商品名で市販されているものが使用出来
る。消臭作用を有する物質としては液体香料を使
用するがグリコールの混合液として使用すること
が望ましい場合もある。
本発明の発光消臭剤の製造法の概略を述べると
つぎのとおりである。
比重4.1、粒度5〜25μの蓄光顔料(燐光性硫化
亜鉛)を単独または平均粒径3.5〜4.5μの蛍光顔
料と混合して、これを10〜20%のポリビニルアル
コール(重合度約500)水溶液或いは10〜20%の
ポリビニルピロリドンのグリコール溶液に撹拌し
ながら徐々に加え、顔料を充分に分散させる。
一方、無機多孔質担体を入れた回転式反応容器
に、液体香料および上記の蓄光顔料分散液を一気
に加え回転を開始する。
添加後、無機多孔質担体の表面が乾燥する迄、
回転式反応容器の回転を続ける。この際、液体の
吸収が早すぎると、不均一なコーテイングおよび
香料の吸収が起こるばかりでなく、無機多孔質担
体の磨耗による破損が増加する。また、反対に液
体の吸収が遅すぎると蓄光顔料が分離して、前記
コーテイングが不均一になるばかりでなく、生産
性が悪化する。
このような液体の吸収時間は無機多孔質担体の
種類、液体香料と同時に使用するときのグリコー
ルの種類ならびに組成、或いは回転容器の形状な
らびに大きさによつて大きく変化する。グリコー
ル類としてはエチレングリコール、プロピレング
リコール或いはジプロピレングリコールなどが使
用できるが、これらの種類ならびに添加量を変え
ることによつて香料の蒸発速度が変わるばかりで
なく、粒状消臭剤製造時に発熱によつて起こる無
機多孔質担体の破損を防止することが出来る。こ
の際得られる生成物は粒状であるが、その粒径は
使用した無機多孔質担体の粒度に左右される。
例えばケイ酸カルシウムとしてフロライトRM
−30、RM−40、RM−100等が市販されている
が、例えばフロライトRM−40(粒径3〜4mm.
見掛け比重0.225の多孔質担体)を使用した場合、
これとほぼ同じ大きさの生成物が得られる。すな
わち香料、グリコール、水分(ポリビニルアルコ
ールの10%水溶液からの水分等)の液体部分は無
機多孔質担体の内部に吸収され、蓄光顔料や蓄光
顔料等の固体部分は担体表面に吸着される。この
際ポリビニルアルコールは無機多孔質担体の表面
に蛍光顔料、蓄光顔料或いはそのいずれかを固定
させるための接着剤的な役目を果たす。
また、B型シリカゲルとしては粒度5〜10メツ
シユ、見掛け比重0.48〜0.56のものが市販されて
おり、これを無機多孔質担体として使用した場
合、これとほぼ同じ大きさの生成物が得られる。
またフロライトとB型シリカゲルの液体に対す
る吸収能力に大きな差があることは、それらの見
掛け比重から明らかである。すなわちフロライト
はB型シリカゲルよりはるかに大きな吸収能力が
あり、その結果フロライトを使用した一段法によ
る発光消臭剤の生産はB型シリカゲルのそれより
も容易である。
次に本発明の発光消臭剤の製造法の種々の態様
について説明する。
1 ケイ酸カルシウム(フロライト)を使用する
場合 (1) 一段法 撹拌機付容器に、液体香料2〜15重量%
(好ましくは5〜10重量%)をとり、これを
撹拌しながら蛍光顔料の微粉末0.3〜2.5重量
%(好ましくは0.3〜0.5重量%)を徐々に加
え充分に分散させる。
これにポリビニルアルコールの10〜20%水
溶液を15〜40重量%(好ましくは22〜25重量
%)、エチレングリコールを0〜20重量%
(好ましくは0〜10重量%)、蓄光顔料の微粉
末5〜25重量%(好ましくは6〜12.5重量
%)を順番に加え、全体が乳液状になるまで
充分に撹拌する(但し、用途に応じて蛍光顔
料を除外する場合もある)。
一方において回転式反応容器にフロライト
RM−40を60〜40重量%(好ましくは53〜44
重量%)とり、これに前述した蛍光顔料と蓄
光顔料の混合乳液或いは蓄光顔料だけを含ん
だ乳液を出来るだけ速やかに加え、回転を開
始する。
回転式反応容器中のフロライトの表面が乾
いてくると回転を中止し、4〜5mmφの粒状
生成物(100重量%)を取り出す。
(2) 二段法 撹拌機付容器に、ポリビニルアルコールの
10〜20%水溶液を10〜50重量%(好ましくは
15〜45重量%)とり、これを撹拌しながら蓄
光顔料10〜20重量%(好ましくは11〜15重量
%)、もしくはこれと蛍光顔料0.1〜2.5重量
%(好ましくは0.3〜0.5重量%)の混合粉末
を徐々に加え、充分に分散させる。
一方において、回転式反応容器にフロライ
トRM−40を70〜30重量%(好ましくは60〜
44重量%)とり、これに前述した蓄光顔料単
独或いは蛍光顔料と蓄光顔料との混合乳液を
出来るだけ速やかに加え、回転を開始する。
回転式反応容器中のフロライトの表面が乾
いてくると回転を中止し、4〜5mmφの粒状
生成物(100重量%)を取り出す。…1−(2)
−A 次に回転式反応容器にフロライトRM−40
を50〜40重量%とる。更にエチレングリコー
ルを20〜40重量%、液体香料15〜5重量%を
混合し、一気に回転式反応容器に加えると同
時に回転を開始する。
回転式反応容器中のフライトの表面が乾い
てくると回転を中止し、4〜5mmφの粒状生
成物(100重量%)を取り出す。…1−(2)−
B 1−(2)−Aと1−(2)−Bとを適当な割合で混合
し、最終目的とする発光消臭剤を得る。
2 B型シリカゲルを使用する場合 (1) 一段法 撹拌機付容器に液体香料1〜4重量%(好
ましくは2〜3重量%)をとり、これを撹拌
しながら蛍光顔料の微粉末0.3〜2.5重量%
(好ましくは0.3〜0.5重量%)を徐々に加え、
充分に分散させる。これにポリビニルアルコ
ールの10〜20重量%水溶液を5〜20重量%
(好ましくは9〜15重量%)、蓄光顔料の微粉
末5〜15重量%(好ましくは6〜10重量%)
を順番に加え、全体が乳液状になるまで充分
に撹拌する(但し、用途に応じて蛍光顔料を
除外する場合もある)。
一方において、回転式反応容器に5〜10メ
ツシユのB型シリカゲルを55〜75重量%(好
ましくは62.5〜67重量%)とり、回転させな
がら液体香料5〜12重量%(好ましくは7〜
9重量%)を出来るだけ速やかに加える。
約10分経過後回転を一時中止し、前述した
蛍光顔料と蓄光顔料との混合乳液或いは蓄光
顔料だけを含んだ乳液を出来るだけ速やかに
加え、回転を開始する。
回転式反応容器中のシリカゲルの表面が乾
いてくると回転を中止し、5〜10メツシユの
粒状生成物(100重量%)を取り出す。
(2) 二段法 撹拌機付容器に、ポリビニルアルコールの
10〜20%水溶液を10〜50重量%(好ましくは
10〜13重量%)ならびにエチレングリコール
5〜15重量%(好ましくは10〜13重量%)と
り、これを撹拌しながら蓄光顔料0.1〜2.5重
量%(好ましくは0.3〜0.5重量%)の混合微
粉末を徐々に加え、充分に分散させる。
一方において、回転式反応容器に5〜10メ
ツシユのB型シリカゲルを55〜75重量%(好
ましくは60〜65重量%)とり、これに前述し
た蓄光顔料単独或いは蛍光顔料と蓄光顔料と
の混合乳液を出来るだけ速やかに加え、回転
を開始する。
回転式反応容器中のシリカゲルの表面が乾
いてくると回転を中止し、5〜10メツシユの
粒状生成物(100重量%)を取り出す。…2
−(2)−A 次に回転式反応容器に5〜10メツシユのB
型シリカゲル60〜75重量%をとる。更にエチ
レングリコールを10〜30重量%、液体香料8
〜15重量%を混合し、一気に回転式反応容器
に加えると同時に回転を開始する。
回転式反応容器中のシリカゲルの表面が乾
いてくると回転を中止し、5〜10メツシユの
粒状生成物(100重量%)を取り出す。…1
−(2)−B 2−(2)−Aと2−(2)−Bとを適当な割合で混合
し、最終目的とする発光消臭剤を得る。
このようにして得られた本発明の発光消臭剤
は、そのまま所要の場所に置くか、あるいは多孔
な性の透明な袋いれて所要の場所に置いて発光と
消臭との性能を発揮させることができる。
実施例 次に本発明の発光消臭剤の製造法を実施例をあ
げて具体的に説明するが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。
実施例 1 撹拌機付容器にポリビニルアルコール(重合度
500)の10%水溶液17.22Kgおよび液体香料5Kgを
とり、これを撹拌しながら燐光性硫化亜鉛の微粉
末5.56Kgに徐々に加え、充分に分散させた。
一方において、回転式反応容器にフロライト
RM−40(徳山ソーダ株式会社製ケイ酸カルシウ
ム、2CaO・3Si2O・mSiO2・nH2O、粒度40〜50
mmφ)22.22Kgをとり、これに前述した燐光性硫
化亜鉛の分散液を出来るだけ速やかに加え、回転
を開始した。
回転開始から約30分経過した後、フロライトの
表面が乾いてきた時に回転を中止し、4〜5mmφ
の生成物50Kgを回転式反応容器から取り出した。
実施例 2 撹拌機付容器に、ポリビニルアルコール(重合
度350)の10%水溶液22.2Kgとり、これを撹拌し
ながら燐光性硫化亜鉛の微粉末5.6Kgを徐々に加
え、充分に分散させた。
一方において、回転式反応容器にフロライト
RM−40を22.2Kgとり、これに前述した燐光性硫
化亜鉛の分散液を出来るだけ速やかに加え、回転
を開始した。
回転開始から約25分経過した後、フロライトの
表面が乾いてきた時に回転を中止し、4〜5mmφ
の生成物50Kgを回転式反応容器から取り出した
(生成物A)。
次に回転式反応容器にフロライトRM−40を
22.2Kgとつた。
更に、エチレングリコール21.7Kg、液体香料5
Kg、水溶性染料の4%水溶液1.1Kgを混合し、一
気に回転式反応容器に加えると同時に回転を開始
した。
回転開始から約25分経過後、フロライトの表面
が乾いてきた時に回転を中止し、4〜5mmφの生
成物を得た(生成物B)。
次に生成物Bの50Kgに、生成物Aの21.5Kgを加
え10分間回転反応容器の中で混合を継続した。混
合生成物71.5Kgを回転式反応容器から取り出し
た。
なお、生成物A:Bの割合は30:70である。
実施例 3 撹拌機付容器に、ポリビニルアルコール(重合
度500)の20%水溶液7.6Kgおよびエタノール4.55
Kgとり、これを撹拌しながら燐光性硫化亜鉛の微
粉末7.55Kgに徐々に加え、充分に分散させた。
一方において、回転式反応容器にフロライト
RM−40の30.3Kgをとり、これに前述した燐光性
硫化亜鉛の分散液を出来るだけ速やかに加え、回
転を開始した。
約25分を経過した後、フロライトの表面が乾い
てきた時に回転を中止し、4〜5mmφの生成物50
Kgを回転式反応容器から取り出した。
この生成物21.5Kgを実施例2の生成物Bの50Kg
と10分間回転反応容器の中で混合し、4〜5mmφ
の混合生成物71.5Kgを得た。
実施例 4 撹拌機付容器に、ポリビニルアルコール(重合
度500)の10%水溶液15Kgおよび香料2Kgをとり、
これを撹拌しながら燐光性硫化亜鉛の微粉末12.5
Kgを徐々に加え、充分に分散させた。
一方において、回転式反応容器にB型シリカゲ
ル(5〜10メツシユ、見掛け比重:0.53)62.5Kg
をとり、回転させながら、液体香料8Kgを速やか
に加えた。
約10分経過後、回転式反応容器の回転を一時中
止し、前記燐光性硫化亜鉛の分散液(香料を含
む)を出来るだけ速やかに加え、再び回転を開始
した。
約10分経過後、シリカゲルの表面が乾いてきた
時に回転を中止し、5〜10メツシユの生成物100
Kgを回転式反応容器から取り出した。
実施例 5 撹拌機付容器に、ポリビニルアルコール(重合
度500)の10%水溶液12.5Kgおよびエチレングリ
コール12.5Kgをとり、これを撹拌しながら燐光性
硫化亜鉛の微粉末12.5Kgを徐々に加え、充分に分
散させた。
一方において、回転式反応容器にB型シリカゲ
ル(5〜10メツシユ、見掛け比重:0.53)62.5Kg
をとり、これに前記燐光性硫化亜鉛の分散液を出
来るだけ速やかに加え、回転を開始した。
約30分経過後、シリカゲルの表面が乾いてきた
時に回転を中止し、5〜10メツシユの生成物100
Kgを回転式反応容器から取り出した(生成物C)。
次に回転式反応容器にB型シリカゲル70Kgをと
つた。
更にエチレングリコール15.71Kg、液体香料
13.54Kg、水溶性染料の4%水溶液0.75Kgを混合
し、一気に回転式反応容器に添加すると同時に回
転を開始した。
約25分経過後、シリカゲルの表面が乾いてきた
時に回転を中止し、5〜10メツシユの生成物100
Kgを回転式反応容器から取り出した(生成物D)。
次に、回転式反応器に生成物Cの30Kgおよび生
成物Dの70Kgを加え、約10分間回転を継続した。
5〜10メツシユの生成物100Kgを回転式反応容器
から取り出した。
なお、このものの生成物C:Dの混合割合は
30:70である。
実施例 6 撹拌機付容器に、液体香料5Kgをとり、これを
撹拌しながら蛍光顔料シンロイヒカラーFR−
55N(シンロイヒ株式会社製)の微粉末0.25Kgを
徐々に加え、充分に分散させた。
これにポリビニルアルコール(重合度500)の
10%水溶液15.25Kg、エチレングリコール2Kg、
燐光性硫化亜鉛の微粉末5Kgを順番に加え、全体
が乳液状になるまで良く撹拌した。
一方において、回転式反応容器にフロライト
RM−40を22.5Kgをとり、これに前述した蛍光顔
料と蓄光顔料(燐光性硫化亜鉛)の混合乳液を出
来るだけ速やかに加え、回転を開始した。
回転開始から約40分経過した後、フロライトの
表面が乾いてきた時に回転を中止し、4〜5mmφ
の生成物50Kgを取り出した。
実施例 7 撹拌機付容器に、液体香料1Kgおよびシンロイ
ヒカラーFR−55Nの微粉末0.25Kgを徐々に加え、
充分に分散させた。
これにポリビニルアルコール(重合度500)の
10%水溶液6.5Kgおよび燐光性硫化亜鉛の微粉末
6.25Kgを順番に加え、全体が乳液状になるまで良
く撹拌した。
一方において、回転式反応容器にB型シリカゲ
ル32Kgをとり、回転させながら液体香料の4Kgを
出来るだけ速やかに加えた。約10分経過後、回転
を一時中止し、前述した蛍光顔料と蓄光顔料(燐
光性硫化亜鉛)の混合乳液を出来るだけ速やかに
加え、回転を開始した。
回転開始から約30分経過した後、シリカゲルの
表面が乾いてきた時に回転を中止し、5〜10メツ
シユの生成物50Kgを取り出した。
実施例 8 撹拌機付容器に、液体香料5Kgをとり、これを
撹拌しながら蛍光顔料シンロイヒカラーFR−
55Nの0.15Kgを徐々に加え、充分に分散させた。
これにポリビニルアルコール(重合度500)の
10%水溶液11.35Kg、エチレングリコール2Kgお
よび燐光性硫化亜鉛の微粉末5Kgを徐々に加え、
乳液状になるまで撹拌を継続した。
一方において、回転式反応容器にフロライト
RM−40を26.5Kgとり、これに前述した蛍光顔料
と蓄光顔料の分散液を出来るだけ速やかに加え、
回転を開始した。
回転開始から約40分経過した後、フロライトの
表面が乾いてきた時に回転を中止し、4〜5mmφ
の生成物50Kgを取り出した。
実施例 9 撹拌機付容器に液体香料2Kgをとり、これを撹
拌しながら、蛍光顔料シンロイヒカラーFR−
55Nの0.3Kgを徐々に加え、充分に分散させた。
これにポリビニルアルコール(重合度500)の
10%水溶液8.7Kg、エチレングリコール8Kgおよ
び燐光性硫化亜鉛の微粉末6Kgを順番に加え、全
体が乳液状になるまで良く撹拌した。
一方において、回転式反応容器に5〜10メツシ
ユのB型シリカゲル67Kgをとり、回転させながら
液体香料8Kgを出来るだけ速やかに加えた。
約10分経過後、回転を一時中止し、前述した蛍
光顔料と蓄光顔料の混合乳液を出来るだけ速やか
に加え、回転を開始した。
回転式反応容器中のシリカゲルの表面が乾いて
きた時に回転を中止し、5〜10メツシユの粒状生
成物100Kgを取り出した。
発明の効果 本発明により発光作用と消臭作用とを兼ね備え
た、便利に使用することができる発光消臭剤を提
供することが出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 無機多孔質担体の内部に液状の消臭作用を有
    する物質を含浸させ、その表面を発光作用を有す
    る物質の微粉末で覆つたことを特徴とする発光消
    臭剤。 2 無機多孔質担体として、B型シリカゲル、ア
    ルミナシリカゲルおよびケイ酸カルシウムからな
    る群から選ばれた担体を使用する請求項1記載の
    発光消臭剤。 3 発光作用を有する物質として蓄光顔料または
    蛍光顔料を単独または混合して使用する請求項1
    記載の発光消臭剤。 4 液状の消臭作用を有する物質としてこれを単
    独またはグリコール類の混合液として使用する請
    求項1記載の発光消臭剤。 5 内部を液状の消臭作用を有する物質を含浸さ
    せた無機多孔質担体と、表面を発光作用を有する
    物質の微粉末で覆つた無機多孔質担体とを混合し
    たことを特徴とする発光消臭剤。 6 無機多孔質担体として、B型シリカゲル、ア
    ルミナシリカゲルおよびケイ酸カルシウムからな
    る群から選ばれた担体を使用する請求項5記載の
    発光消臭剤。 7 発光作用を有する物質として蓄光顔料または
    蛍光顔料を単独または混合して使用する請求項5
    記載の発光消臭剤。 8 液状の消臭作用を有する物質としてこれを単
    独またはグリコールの混合液として使用する請求
    項5記載の発光消臭剤。 9 内部を液状の消臭作用を有する物質を含浸さ
    せた無機多孔質担体と、表面を発光作用を有する
    物質の微粉末で覆つた無機多孔質担体との混合割
    合を50〜5:50〜95とした請求項5記載の発光消
    臭剤。
JP2147794A 1990-06-06 1990-06-06 発光消臭剤 Granted JPH0440960A (ja)

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