JPH0536046U - 排気ブレーキ装置 - Google Patents

排気ブレーキ装置

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JPH0536046U
JPH0536046U JP8341391U JP8341391U JPH0536046U JP H0536046 U JPH0536046 U JP H0536046U JP 8341391 U JP8341391 U JP 8341391U JP 8341391 U JP8341391 U JP 8341391U JP H0536046 U JPH0536046 U JP H0536046U
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JP
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exhaust brake
vehicle
power relay
contact
switch
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JP8341391U
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誠 平野
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気ブレーキの働きが不必要なエンジンの回
転数が低回転の場合には、排気ブレーキの作動を停止さ
せ、車両走行時にエンジンが停止するのを防止する。 【構成】 車両の変速機がニュートラルの際に連動して
接点13bが開状態になるパワーリレー13と、前記車
両走行中のクラッチペダル又はアクセルペダルの踏み込
みに連動して開状態になるクラッチスイッチ17及びマ
イクロスイッチ18とを有し、接点13b、スイッチ1
7,18が閉状態の時に排気ブレーキを作動させる排気
ブレーキ装置において、開状態の時に、排気ブレーキの
作動を停止させるパワーリレー15と、車両のエンジン
の回転数が1000[回/分]以下になると、パワーリ
レー15の接点15bを開状態にするメータクラスタ1
4を接続し、排気ブレーキバルブ19を閉じさせて、排
気ブレーキの作動を停止させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トラック等の車両に装備される排気ブレーキ装置に関し、特にエン ジンの回転数に応じて排気ブレーキの作動・停止を制御する排気ブレーキ装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の排気ブレーキ装置は、フートブレーキの補助ブレーキ装置とし て用いられている。上記排気ブレーキ装置では、例えば車両がマニュアル・トラ ンスミッションの場合に、車両の変速機がニュートラルの時、クラッチペダル又 はアクセルペダルがドライバによって踏み込まれている時に、一時的に作動が解 除されており、それ以外のエンジン回転数全域における走行時に、排気ブレーキ が働いて車両の減速を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記排気ブレーキ装置では、エンジン回転数全域において、排気ブ レーキが働くため、例えばエンジンの回転数が低回転の場合でも排気ブレーキが 働き、車両のエンジンが停止してしまうという問題点があった。 本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、エンジンの回転数が低回転の場 合には、排気ブレーキの作動を停止させ、走行時にエンジンが停止するのを防止 する排気ブレーキ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するため、本考案では、車両の変速機がニュートラルの際に連 動して開状態になる第1の切換手段と、前記車両の走行中に所定ペダルの押下に 連動して開状態になる第2の切換手段とを有し、前記第1及び第2の切換手段が 閉状態の時に排気ブレーキを作動させる排気ブレーキ装置において、開状態の時 に、前記排気ブレーキの作動を停止させる第3の切換手段と、前記車両を走行さ せる駆動手段の駆動回転数が所定回転数以下になると、前記第3の切換手段を開 状態にする切換制御手段を具えた排気ブレーキ装置が提供される。
【0005】
【作用】
排気ブレーキの働きが不必要なエンジン回転数の低い領域での上記排気ブレー キ装置の作動を停止させる。 従って、エンジン回転数の低領域では、排気ブレーキが働らかなくなり、走行 時のエンジン停止を防ぐことができる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1乃至図2の図面に基づき説明する。 図1は、車両がマニュアル・トランスミッションの場合における本考案に係る 排気ブレーキ装置の構成を示す構成図である。図において、排気ブレーキ装置で は、電源10は、ヒューズ11を介してインターロックスイッチ12に接続され 、上記インターロックスイッチ12が閉状態のときに、このスイッチ12に接続 されたパワーリレー13のコイル13aを励磁し、接点13bを開状態にする。
【0007】 また、電源10は、ヒューズ16、パワーリレー13の接点13b、クラッチ スイッチ17及びマイクロスイッチ18を介してパワーリレー15のコイル15 aと接続されており、上記接点13b及び各スイッチ17,18が共に閉状態の ときに、パワーリレー15のコイル15aを励磁し、接点15bを閉状態にする 。
【0008】 さらに、電源10は、ヒューズ11及びメータクラスタ14を介してパワーリ レー15の接点15bと接続されており、上記メータクラスタ14及びパワーリ レー15の接点15bが共に閉状態のときにマグネットバルブ19及びインジケ ータランプ20を作動させる。 インターロックスイッチ12は、車両の図示しない変速機がニュートラルの際 に、これと連動して閉状態になるスイッチである。
【0009】 メータクラスタ14は、タコメータ等で検出されるエンジンの回転数が低回転 、例えば1000[回/分]以上で閉状態になるスイッチングトランジスタ等か らなっている。 クラッチスイッチ17は、車両の走行中にクラッチペダルが踏み込まれると、 これに連動して開状態になるスイッチである。
【0010】 マイクロスイッチ18は、車両の走行中にアクセルペダルが踏み込まれると、 これに連動して開状態になるスイッチである。 マグネットバルブ19は、排気ブレーキバルブ21を閉じさせ排気ブレーキを 作動させるとともに、上記排気ブレーキ作動時に発生する吸気騒音を低減させる インテークサイレンサバルブ22も閉じさせるものである。
【0011】 インジケータランプ20は、ドライバに排気ブレーキが作動していることを認 識させるためのものである。 次に、図1に示した排気ブレーキ装置の動作について説明する。 まず、車両の変速機がニュートラル状態の場合には、インターロックスイッチ 12は閉状態になり、これによりパワーリレー13のコイル13aは励磁し、接 点13bを開状態にする。このため、パワーリレー15のコイル15aには、電 流が供給されないので、励磁せず、接点15bは開状態になり、マグネットバル ブ19及びインジケータランプ20には、電流が供給されないので、これらバル ブ19及びランプ20は、作動されず、排気ブレーキは解除され、働かなくなる 。
【0012】 次に、上記変速機がニュートラル以外の状態で、かつ、エンジンの回転数が1 000[回/分]以上の場合には、インターロックスイッチ12は開状態に、メ ータクラスタ14は閉状態になる。このため、パワーリレー13のコイル13a には電流が供給されず、接点13bは閉状態になる。 ここで、クラッチペダル又はアクセルペダルが踏み込まれると、これに連動し てクラッチスイッチ17又はマイクロスイッチ18が開状態になるので、パワー リレー15のコイル15aには電流が供給されず、接点15bは開状態になる。 これにより、マグネットバルブ19及びインジケータランプ20には、電流が供 給されないので、排気ブレーキは一時的に解除され、車両の走行中に上記同様働 かなくなる。
【0013】 また、ここで、クラッチペダル、アクセルペダルのいずれもが踏み込まれてい ない時には、パワーリレー15のコイル15aは励磁し、接点15bは閉状態に なる。このため、マグネットバルブ19及びインジケータランプ20には、メー タクラスタ14及び接点15bを介して電流が供給される。これにより、インジ ケータランプ20は、点灯してドライバに排気ブレーキが作動していることを示 し、マグネットバルブ19は、作動してエアタンク23のエア圧をコントロール シリンダ24に送り、排気ブレーキバルブ21を閉じさせ、排気ブレーキを作動 させる。これと同時に、マグネットバルブ19は、コントロールシリンダ25に もエア圧を送り、インテークサイレンサバルブ22も閉じさせる。この排気ブレ ーキ装置では、排気ブレーキバルブ21によって、排気管26を閉状態にするこ とで、排気管26内の圧力が高くなり、排気行程時に上記圧力がピストン27を 押しもどそうとする力として働き、これがブレーキ力となり、車両の走行速度を 減速させることができる。
【0014】 また、車両の走行中にエンジンの回転数が1000[回/分]未満になる場合 には、メータクラスタ14は開状態になり、これによりパワーリレー15の接点 15bには電流が供給されなくなる。この場合にも上記同様、バルブ19及びラ ンプ20は、作動されず、排気ブレーキは解除され、働かなくなる。 従って、本実施例では、メータクラスタ14によって、パワーリレー15の接 点15bへの電流の供給を制御することができるので、エンジン回転数が100 0[回/分]未満で排気ブレーキが働らかなくなり、走行時のエンジン停止を防 ぐことができる。また、本実施例では、パワーリレーの耐久性を向上させること も可能である。
【0015】 図2は、車両がオートマティック・トランスミッションの場合における本考案 に係る排気ブレーキ装置の構成を示す構成図である。図2において、図1と同様 の構成部分は、説明の都合上、同一符号とする。 図において、排気ブレーキ装置では、電源10は、ヒューズ11を介してイン ターロックスイッチ12に接続され、上記インターロックスイッチ12が閉状態 のときに、このスイッチ12に接続されたパワーリレー13のコイル13a及び ダイオード31を介して接続されたパワーリレー15のコイル15aを励磁し、 接点13b,15bをともに開状態にする。
【0016】 また、電源10は、車両のスタータスイッチ30、ヒューズ16、パワーリレ ー13の接点13b、マイクロスイッチ18、パワーリレー15の接点15bを 介してマグネットバルブ19及びインジケータランプ20と接続されており、上 記スタータスイッチ30、接点13b、マイクロスイッチ18及び接点15bが 共に閉状態のときにマグネットバルブ19及びインジケータランプ20を作動さ せる。
【0017】 また、電源10は、ヒューズ11、メータクラスタ14及びダイオード32を 介してパワーリレー15のコイル15aと接続されており、上記メータクラスタ 14が閉状態のときに、パワーリレー15のコイル15aを励磁し、接点15b を開状態にする。 メータクラスタ14は、タコメータ等で検出されるエンジンの回転数が低回転 、例えば1000[回/分]以下で閉状態になるスイッチングトランジスタ等か らなっている。
【0018】 ダイオード31,32は、電流の逆流を防止するためのものである。 次に、図2に示した排気ブレーキ装置の動作について説明する。 まず、車両の変速機がニュートラル状態の場合には、インターロックスイッチ 12は閉状態になり、これによりパワーリレー13のコイル13a及びパワーリ レー15のコイル15aは励磁し、接点13b,15bを開状態にする。このた め、マグネットバルブ19及びインジケータランプ20には、電流が供給されな いので、これらバルブ19及びランプ20は、作動されず、排気ブレーキは解除 され、働かなくなる。
【0019】 次に、上記変速機がニュートラル以外の状態で、かつ、エンジンの回転数が1 000[回/分]を上回っている場合には、インターロックスイッチ12及びメ ータクラスタ14はともに開状態になる。このため、パワーリレー13のコイル 13a及びパワーリレー15のコイル15aには電流が供給されず、接点13b ,15bはともに閉状態になる。
【0020】 ここで、アクセルペダルが踏み込まれると、これに連動してマイクロスイッチ 18が開状態になるので、マグネットバルブ19及びインジケータランプ20に は、電流が供給されなくなり、排気ブレーキは一時的に解除され、車両の走行中 (スタータスイッチ30が閉状態)に上記同様働かなくなる。 また、ここで、アクセルペダルが踏み込まれていない時には、マイクロスイッ チ18は閉状態になるので、マグネットバルブ19及びインジケータランプ20 には、接点13b、マイクロスイッチ18及び接点15bを介して電流が供給さ れる。これにより、インジケータランプ20は、点灯してドライバに排気ブレー キが作動していることを示し、マグネットバルブ19は、作動してエアタンク2 3のエア圧をコントロールシリンダ24に送り、排気ブレーキバルブ21を閉じ させ、排気ブレーキを作動させる。これと同時に、マグネットバルブ19は、コ ントロールシリンダ25にもエア圧を送り、インテークサイレンサバルブ22も 閉じさせる。この排気ブレーキ装置では、排気ブレーキバルブ21によって、排 気管26を閉状態にすることで、排気管26内の圧力が高くなり、排気行程時に 上記圧力がピストン27を押しもどそうとする力として働き、これがブレーキ力 となり、車両の走行速度を減速させることができる。
【0021】 また、車両の走行中にエンジンの回転数が1000[回/分]以下になる場合 には、メータクラスタ14は閉状態になり、これによりパワーリレー15のコイ ル15aは励磁し、接点15bを開状態にするので、バルブ19及びランプ20 には電流が供給されなくなる。この場合にも上記同様、バルブ19及びランプ2 0は、作動されず、排気ブレーキは解除され、働かなくなる。
【0022】 従って、本実施例では、インターロックスイッチ12の他に、メータクラスタ 14によってもパワーリレー15の接点15bへの電流の供給を制御することが できるので、エンジン回転数が1000[回/分]以下で排気ブレーキが働らか なくなり、走行時のエンジン停止を防ぐことができる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、車両の変速機がニュートラルの際に連動し て開状態になる第1の切換手段と、前記車両の走行中に所定ペダルの押下に連動 して開状態になる第2の切換手段とを有し、前記第1及び第2の切換手段が閉状 態の時に排気ブレーキを作動させる排気ブレーキ装置において、開状態の時に、 前記排気ブレーキの作動を停止させる第3の切換手段と、前記車両を走行させる 駆動手段の駆動回転数が所定回転数以下になると、前記第3の切換手段を開状態 にする切換制御手段を具え、前記排気ブレーキの作動を停止させるので、エンジ ンの回転数が低回転の場合には、排気ブレーキの作動を停止させ、これによって 走行時にエンジンが停止するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両がマニュアル・トランスミッションの場合
における本考案に係る排気ブレーキ装置の構成を示す構
成図である。
【図2】車両がオートマティック・トランスミッション
の場合における本考案に係る排気ブレーキ装置の構成を
示す構成図である。
【符号の説明】
10 電源 12 インターロックスイッチ 13,15 パワーリレー 14 メータクラスタ 17 クラッチスイッチ 18 マイクロスイッチ 19 マグネットバルブ 20 インジケータランプ 30 スタータスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の変速機がニュートラルの際に連動
    して開状態になる第1の切換手段と、前記車両の走行中
    に所定ペダルの押下に連動して開状態になる第2の切換
    手段とを有し、前記第1及び第2の切換手段が閉状態の
    時に排気ブレーキを作動させる排気ブレーキ装置におい
    て、開状態の時に、前記排気ブレーキの作動を停止させ
    る第3の切換手段と、前記車両を走行させる駆動手段の
    駆動回転数が所定回転数以下になると、前記第3の切換
    手段を開状態にする切換制御手段を具え、前記排気ブレ
    ーキの作動を停止させることを特徴とする排気ブレーキ
    装置。
JP8341391U 1991-10-15 1991-10-15 排気ブレーキ装置 Withdrawn JPH0536046U (ja)

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JP8341391U JPH0536046U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 排気ブレーキ装置

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JP8341391U JPH0536046U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 排気ブレーキ装置

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JPH0536046U true JPH0536046U (ja) 1993-05-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015058926A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 いすゞ自動車株式会社 ハイブリッド車両、及びその制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19960208