JPH0535897U - ブロツク移動装置 - Google Patents

ブロツク移動装置

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JPH0535897U
JPH0535897U JP8907491U JP8907491U JPH0535897U JP H0535897 U JPH0535897 U JP H0535897U JP 8907491 U JP8907491 U JP 8907491U JP 8907491 U JP8907491 U JP 8907491U JP H0535897 U JPH0535897 U JP H0535897U
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frame
block
hydraulic jack
removable
upper frame
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JP8907491U
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繁 三根生
秀昌 飯島
敏夫 福井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抄紙機の用具替えのために、フロントフレー
ムの上部フレーム及び下部フレームの間に設けられたブ
ロックを容易に移動できるようにする。 【構成】 フロントフレームの上部フレーム1aと下部
フレーム1bとの間にはアーム12で連結されたブロッ
ク11が配置されている。アーム12には油圧ジャッキ
15の軸13が嵌挿されている。油圧ジャッキ15を作
動させ、上部フレーム1aと下部フレーム1bとの間の
隙間を拡げた状態でブロック11を軸13を中心に回転
させ、上部及び下部フレームの間から移動させる。その
後油圧ジャッキ15を降下させ、上部フレーム1a、下
部フレーム1bの間の隙間を利用して用具替えを行な
う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は抄紙機の用具取替え用ブロックに適用されるブロック移動装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
図4はプレスパートの第1段プレス1Pのフロントフレームにリムーバブルブ ロックを取付けた状態を示している。図においてフロントフレーム1は上部フレ ーム1aと下部フレーム1bとに分割されており、これらフレーム1aと1bと の間の隙間には2組のリムーバブルブロック6が適当な間隔を隔てて取付けられ ている。ところで、このリムーバブルブロック6には一般に1体型と分割型とが あり、図に示すものは分割型を示している。
【0003】 前記装置において第1段プレスのボトムロールサイドの用具の1つ、例えばエ ンドレスフエルト5を取替える時は次の操作を必要とする。即ち、先ず2組のリ ムーバブルブロック6の間でフレーム1aと1bとの隙間に設けられた油圧ジャ ッキをジャッキアップして上部フレーム1aを持ち上げる。この操作によりフレ ーム1a,1b間の隙間が開くので、リムーバブルブロック6を取出した後、油 圧ジャッキ7を弛める。この時、図3に線図的に示すように、フロントフレーム の上部フレーム1aはバックフレーム2にビーム3を介して片持ち支持され、ビ ーム3のバックフレーム2の外側に突出した部分3aはバックフレーム2に取付 けられた複数のボルト4によりプレロードがかけられているので、ジャッキ7を 弛めても上部フレーム1aは下降せず、開いた隙間位置を保持できる。こうして 形成された隙間を介して取替えるべき用具、例えばエンドレスフエルト5を取外 し、次いで開いている隙間より新しいエンドレスフエルト5を入れ込むことによ りエンドレスフエルト5を取替えることができる。なお、エンドレスフエルト以 外の用具、例えばロール等も同様の手順で取替えることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記装置にあっては前述の用具を取替える作業のためにリムーバ ブルブロックを人手にて取除こうとすると、一体化した重いリムーバブルを2〜 3人で取外すか、或いはこのリムーバブルブロックを複数個に分割して軽くして 1人で取扱えるようせねばならない。このことから前者は省力化に反し、後者は リムーバブルブロックを複数個製作する必要があり、製作コストが嵩む等の問題 があった。 そこで本考案は、リムーバブルブロックの取外し時の省力化及び製作コスト低 減を図るためにリムーバブルブロックを取除かず、移動するだけで簡単に用具を 取替えることができるようにして前記従来の課題を解決しようとするものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、抄紙機の用具替え等のためにフロントフレームの上部及び 下部フレームの間に設けられた一対のブロックを取外すことができるようにした 装置において、前記一対のブロックを取外さずに移動させる手段を設けてなるも ので、これを課題解決のための手段とするものである。
【0006】
【作用】
本考案ではリムーバブルブロックを取除くことなく、用具替えに邪魔にならな い場所にリムーバブルブロックを主として油圧ジャッキにより移動させるだけで あるため、省力化が可能となり、更に一体化したリムーバブルブロックを使用出 来るのでコストの低減を図ることができる。なお、この移動時リムーバブルブロ ックの回転は人手にて行なうが、軽く回転するので1人で十分である。またリム ーバブルブロックの回転をアクチュエータにて行なうことも出来る。更に移動し たリムーバブルブロックとこれらを連結するアームは下部フレームの上面より若 干上下部フレーム間の隙間内に突出するだけであるので、用具を取替えるための スペースを十分に確保することが出来る。
【0007】
【実施例】
以下本考案を図面の実施例について説明すると、図1(a)は本考案に係る実 施例によるブロック移動装置を図4に示す従来の1P用フレームに取付けた状態 を示している。図に示すように、フロントフレーム1の上部フレーム1aと下部 フレーム1bとの間の隙間には2組の一体化したブロック11とこれらブロック 11を連結するアーム12及びフレーム1aを持上げる軸13とアーム12を持 上げるフランジ14を備えた油圧ジャッキ15が取付けられている。またアーム 12には軸13のまわりに回転し得るように軸13に嵌込して構成されていると 共に、軸13の軸方向に移動可能なように取付けられている。
【0008】 前記構成の装置において、フエルト5を入替える時は図1(a)の状態から油 圧ジャッキ15をジャッキアップして軸13を上昇させ、上部フレーム1aを持 ち上げる。この時図1(b)に示すようにフランジ14はまだアーム12には当 っていない。更にジャッキアップすると、フランジ14が図1(c)に示すよう にアーム12に当接し、その後リムーバブルブロック11を持ち上げる。この作 動によりブロック11は上下部フレーム1a,1b間に浮く。図1(c)の状態 にした後、人手にてリムーバブルブロック11を90度回転させ、図2のように リムーバブルブロック11を上下部フレーム1a,1bの間から移動させる。次 に油圧ジャッキ15を弛めると図3に示すように軸13、フランジ14は下降し 、アーム12が下部フレーム1bの上面に乗り停止する。この時上部フレーム1 aは従来のものと同様に下部フレーム1bとの間に開いた隙間を維持することが できる。そしてこの時生じたスペースを通じてフエルト5の入替えを行なう。入 替え完了後、前述と逆の順序にて図1(a)の状態に戻す。なお、図1(a)で は油圧ジャッキ15は待機位置となっており、軸13の先端は上部フレーム1a の下面には当っていない。
【0009】
【考案の効果】
以上詳細に説明した如く本考案によれば、リムーバブルブロックを取外すこと なく簡単にエンドレスフエルトやロール等の用具を取替えることができる。また このブロックの移動は主として油圧ジャッキにて行ない、ブロックの回転のみを 人手で行なうのでブロック移動時大きな省力化が可能となり、またブロックを一 体化することが出来るで、装置のコストダウンにもなる等の優れた効果を奏する ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)(c)は本考案の実施例に係るブ
ロック移動装置による用具取替え時の作動順序を示す図
である。
【図2】同上装置においてブロックを移動した状態図で
ある。
【図3】同上装置において用具取替え状態の説明図であ
る。
【図4】プレスパートの第1段プレスのフロントフレー
ムにリムーバブルブロックを取付けた状態を示す側面図
である。
【図5】同上第1段プレスの一対のフレームの関係を線
図的に示す正面図である。
【符号の説明】
1a 上部フレーム 1b 下部フレーム 6 リムーバブルブロック 11 一体化ブロック 12 アーム 15 油圧ジャッキ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抄紙機の用具替え等のためにフロントフ
    レームの上部及び下部フレームの間に設けられた一対の
    ブロックを取外すことができるようにした装置におい
    て、前記一対のブロックを取外さずに移動させる手段を
    設けたことを特徴とするブロック移動装置。
JP1991089074U 1991-10-04 1991-10-04 ブロック移動装置 Expired - Fee Related JP2537542Y2 (ja)

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JPH0535897U true JPH0535897U (ja) 1993-05-14
JP2537542Y2 JP2537542Y2 (ja) 1997-06-04

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7061820B1 (ja) * 2021-11-17 2022-05-02 株式会社小林製作所 抄紙機のフレーム開放装置
JP7061821B1 (ja) * 2021-11-17 2022-05-02 株式会社小林製作所 抄紙機のフレーム開放装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5113525U (ja) * 1974-07-19 1976-01-31

Patent Citations (1)

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JP7061820B1 (ja) * 2021-11-17 2022-05-02 株式会社小林製作所 抄紙機のフレーム開放装置
JP7061821B1 (ja) * 2021-11-17 2022-05-02 株式会社小林製作所 抄紙機のフレーム開放装置

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Publication number Publication date
JP2537542Y2 (ja) 1997-06-04

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