JP2510369Y2 - 曲げ金型 - Google Patents

曲げ金型

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JP2510369Y2
JP2510369Y2 JP1990047612U JP4761290U JP2510369Y2 JP 2510369 Y2 JP2510369 Y2 JP 2510369Y2 JP 1990047612 U JP1990047612 U JP 1990047612U JP 4761290 U JP4761290 U JP 4761290U JP 2510369 Y2 JP2510369 Y2 JP 2510369Y2
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JP
Japan
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mold
work
bending
die
upper mold
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JP1990047612U
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JPH046314U (ja
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武司 矢尾
守 杉本
Original Assignee
株式会社アマダメトレックス
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、例えば防音壁としてワークを折曲げるた
めの曲げ金型に関する。
(従来の技術) 従来、ワークを折曲げて第3図,第4図に示されてい
るような防音壁WLとするには、V曲げ加工用金型を用い
て、段曲げ部WDと鋭角曲げ部WBとを2工程にて折曲げて
いた。
(考案が解決しようとする課題) ところで、ワークを防音壁WLに折曲げるにはV曲げ加
工金型を用いて2工程に折曲げているため、ワークを最
終的に防音壁WLとするまでにワークを反転させる必要が
ある。そのために、ワーク反転装置が必要であった。
また、折曲げを行なっている加工中のワークの位置決
めが非常に難かしく、かつ2工程による曲げ金型の交換
が必要であった。
この考案の目的は、上記問題点を改善するため、曲げ
金型の交換を行なわずに、容易に段曲げ加工と鋭角曲げ
を1つの曲げ金型で行ない、曲げ時間の短縮化を図った
曲げ金型を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、プレス
ブレーキにおける上部テーブルに装着される上部金型と
下部テーブルに装着される下部金型とを備えてなる曲げ
金型において、前記上部金型と協働してワークの第1の
折曲げ加工を行う第2の下部金型を上面に備え、かつ前
記下部金型と協働してワークの第2の折曲げ加工を行う
第2の上部金型を下面に備えた金型を前記上部金型と下
部金型との間に上下動可能に配置して設け、前記上部金
型と第2の下部金型とによってワークの折曲げ加工を行
うべく前記金型を上下動するための流体圧力シリンダ
を、前記上部金型側に設けてなるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は上部金型の左側半分の正面図を示し、右側半
分はセンタCLを中心にして左右対称であるため省略して
ある。第2図は第1図における左側面図である。
第1図および第2図を参照するに、例えばプレスブレ
ーキの上部テーブル1における下部には第2上部金型3
が設けられている。この第2上部金型3の両側には、T
字形状の支持ブロック5が例えばボルトなどにより固定
されている。
この支持ブロック5の上部には左右両側へ突出した支
持プレート7が複数のボルト9で取付けられており、こ
の支持プレート7の突出した部分の下部には流体圧シリ
ンダ11が設けられている。この流体圧力シリンダ11に装
着されたピストンロッド13の下部には可動ブロック15が
設けられている。
この可動ブロック15の内側(第1図において右側)に
おける前後には左右方向へ延伸したガイドプレート17F,
17Bが設けられ、複数のボルト19により前記可動ブロッ
ク15に取付けられている。しかも、ガイドプレート17F,
17Bの下端は前記支持ブロック5のT字部5Tに係止し、
それ以上下方へは下降しないようになっている。
前記支持ブロック5の内側に設けられていると共にガ
イドプレート17F,17Bにおける間の内側には上部を第2
下部金型21とし、下部を第1上部金型23として一体化さ
れた金型25が複数のボルト27で取付けられている。
一方、前記第1上部金型23の下方位置には、プレスブ
レーキの下部テーブル29上に第1下部金型31が設けられ
ている。そして、前記上部テーブル1と下部テーブル29
のいずれか一方が上下動し、他方が固定されている。本
実施例では上部テーブル1を固定し、下部テーブル29を
図示省略の流体圧シリンダにより上下動されるものとす
る。なお、下部テーブル29を流体圧シリンダで上下動さ
せる機構はすでに公知であるため詳細な説明を省略す
る。
上記構成により、第3図,第4図に示した防音壁WL
加工する際、まず複数の段曲げ部WDを折曲げる。すなわ
ち、ワークWを第2下部金型21上に載置して、流体圧シ
リンダ11を作動させると、ピストンロッド13を介して可
動ブロック15が上下動される。回動ブロック15にはガイ
ドプレート17F,17Bを介して第2下部金型21と第1上部
金型23を一体化した金型25が取付けられているので、可
動ブロック15の上下動により第2下部金型21が上下動さ
れることになる。
したがって、第2上部金型3と第2下部金型21との協
働によりワークWに段曲げ加工が行なわれることとな
る。
第3図,第4図には段曲げ部WDが複数備えられている
ため、ワークWを所定の位置に位置決めして、第2上部
金型3と第2下部金型21との協働で複数回段曲げ加工が
行なわれる。
次いで、ワークWを第1下部金型31上に載置すると共
に、流体圧シリンダ11を作動させて、第2下部金型21を
上昇せしめることにより第2下部金型21の上端を第2上
部金型3の下端に密着させる状態にする。この状態にお
いて、下部テーブル29を上下動せしめることにより、第
1上部金型23と、第1下部金型29との協働でワークWの
両側に鋭角曲げ加工が行なわれて鋭角曲げ部WBが形成さ
れることとなる。
このように、第1上部金型23には、第2上部金型3と
第2下部金型21とが備えられているから、ワークWに第
2上部金型3と第2下部金型21との協働で段曲げ加工を
行ない、さらに、第1上部金型23と第1下部金型31との
協働で鋭角曲げ加工を一連にて行なうことができる。し
かも、段曲げ加工と鋭角げ加工は金型を交換することな
く、短時間で容易に行なうことができる。
なお、この考案は、上述した実施例に限定されること
なく、適宜な変更を行なうことにより、その他の態様で
実施し得るものである。例えば本実施例では上部テーブ
ル3を固定し、下部テーブル29を上下動する例で説明し
たが、下部テーブル29を固定し、上部テーブル3を上下
動せしめても対応可能である。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本考案は、プレスブレーキにおける上部テーブル
(1)に装着される上部金型(3)と下部テーブル(2
9)に装着される下部金型(31)とを備えてなる曲げ金
型において、前記上部金型(3)と協働してワーク
(W)の第1の折曲げ加工を行う第2の下部金型(21)
を上面に備え、かつ前記下部金型(31)と協働してワー
ク(W)の第2の折曲げ加工を行う第2の上部金型(2
3)を下面に備えた金型(25)を前記上部金型(3)と
下部金型(31)との間に上下動可能に配置して設け、前
記上部金型(3)と第2の下部金型(21)とによってワ
ーク(W)の折曲げ加工を行うべく前記金型(25)を上
下動するための流体圧力シリンダ(11)を、前記上部金
型(3)側に設けてなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案においては、上
部金型3と下部金型31との間に上下動可能に配置した金
型25は上部金型3側に設けた流体圧シリンダ11によって
上下動されるものであり、上動されたときには、前記上
部金型3と協働してワークWに第1の折曲げ加工を行う
ことができるものである。
そして、上部金型3と金型25とを流体圧シリンダ11の
作用によって密着した状態に保持して、下部金型31と金
型25とを協働せしめることにより、ワークWに第2の折
曲げ加工を行うことができるものである。
したがって、本考案によれば、上部金型3と金型25と
によってワークWの複数箇所に第1の折曲げ加工を繰り
返すとき、流体圧シリンダ11の作動によって金型25の上
下動を繰り返すものであり、プレスブレーキにおける上
部テーブル1又は下部テーブル29を上下動する必要がな
く、ワークWに対する第1の折曲げ加工を能率よく行う
ことができるものである。
また、ワークWに対する第1の折曲げ加工終了後に
は、下部金型31と金型25との協働によってワークWに第
2の折曲げ加工を行うものであり、金型交換の必要がな
いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る曲げ金型の正面図、第2図は第
1図における左側面図、第3図は板状のワークから折曲
げられた防音壁の平面図、第4図は第3図における1V−
1V線に沿った拡大図である。 3……第2上部金型、5……支持ブロック 7……支持プレート、11……流体圧シリンダ 15……可動ブロック、21……第2下部金型 23……第1上部金型、31……第1下部金型

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレスブレーキにおける上部テーブル
    (1)に装着される上部金型(3)と下部テーブル(2
    9)に装着される下部金型(31)とを備えてなる曲げ金
    型において、前記上部金型(3)と協働してワーク
    (W)の第1の折曲げ加工を行う第2の下部金型(21)
    を上面に備え、かつ前記下部金型(31)と協働してワー
    ク(W)の第2の折曲げ加工を行う第2の上部金型(2
    3)を下面に備えた金型(25)を前記上部金型(3)と
    下部金型(31)との間に上下動可能に配置して設け、前
    記上部金型(3)と第2の下部金型(21)とによってワ
    ーク(W)の折曲げ加工を行うべく前記金型(25)を上
    下動するための流体圧シリンダ(11)を、前記上部金型
    (3)側に設けてなることを特徴とする曲げ金型。
JP1990047612U 1990-05-09 1990-05-09 曲げ金型 Expired - Lifetime JP2510369Y2 (ja)

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JPH046314U JPH046314U (ja) 1992-01-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5335138U (ja) * 1976-08-31 1978-03-28
JPS54118439U (ja) * 1978-02-07 1979-08-18

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JPH046314U (ja) 1992-01-21

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