JPH0535610Y2 - - Google Patents

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JPH0535610Y2
JPH0535610Y2 JP8779485U JP8779485U JPH0535610Y2 JP H0535610 Y2 JPH0535610 Y2 JP H0535610Y2 JP 8779485 U JP8779485 U JP 8779485U JP 8779485 U JP8779485 U JP 8779485U JP H0535610 Y2 JPH0535610 Y2 JP H0535610Y2
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は2つの異なるレベルの微小信号を増幅
し所定の等しいレベルに調整するためのレベル調
整器、特にその可変定電流源の省電力化と回路構
成の簡略化を図るための改良に関する。
B 考案の概要 可変定電流源における2つの利得制御電流の和
と比ICNT1+ICNT2,ICNT1/ICNT2とを夫々設定する回
路が、上記電流源の電源と接地間に直列に接続さ
れており、ICNT1+ICNT2の設定回路中の誤差増幅回
路部がICNT1/ICNT2の設定回路中の定電流源で駆動
されるようになつているレベル調整器である。
C 従来の技術 2つのレベルの異なる信号を等しい所定のレベ
ルに増幅する方法としては、従来から各増幅器の
利得を別々に調整する方法と、ステレオ増幅器な
どに見られるバランス調整とボリユーム調整のよ
うに2つの増幅器の利得の比と和を独立に調整す
る方法とがある。
前者の方法は簡単な構成で実施できるが、後者
の方法の方が容易かつ厳密に2つの出力信号のバ
ランスとレベルとを調整できる利点がある。
後者の方法を実施するには2連の中点付半固定
抵抗器を用いる等の他に、第2図に示す如く相互
コンダクタンス増幅器1,2と可変定電流源3と
の組み合せから成る調整手段を使用するものがあ
る。上記増幅器はその利得が利得制御電流ICNT1
ICNT2に比例しているので、この電流の和と比とを
独立に調整できる可変定電流源3と組み合せれば
2チヤンネルの増幅器の利得のバランスとレベル
を独立に調整できる。
第3図は前記可変定電流源3の従来の回路構成
を例示するもので、4は2つの利得制御電流の和
ICNT1+ICNT2の設定回路で、トランジスタQ7
Q14、可変抵抗R1、定電流源I4、直流電源Eから
成り、(1)式で示すようにICNT1+ICNT2を設定でき
る。
ICNT1+ICNT2=VR/R1 ……(1) 5は利得制御電流ICNT1/ICNT2の設定回路で、ト
ランジスタQ1〜Q6、抵抗R2,R3、定電流源I5
I6から成り、(2)式で示すように、ICNT1/ICNT2を設
定できる。
ICNT1/ICNT2=(I0+ΔV/R2)(I0−ΔV/R2
……(2) またトランジスタQ1,Q2のベース・エミツタ
間電圧VBEの差はQ3,Q4のそれと等しいので(3)式
が成立する。
ICNT1/ICNT2=I1/I2 ……(3) 更にI1+I2,I1−I2は夫々(4),(5)式であらわさ
れる。
I1+I2=2I0 ……(4) I1−I2=2ΔV/R2 ……(5) (3)〜(5)式より前記(2)式が導出される。
(1)及び(2)式よりICNT1+ICNT2はVR,R1で、
ICNT1/ICNT2はΔV,I0,R2により相互に独立に設
定できることは明らかである。
D 考案が解決しようとする問題点 第2図及び第3図に示す従来のレベル調整器は
半固定抵抗器等の機械的な操作の代りに電圧値や
電流値という電気的な量で調整でき、調整の自動
化の可能性があるが、本来の増幅器以外の特殊な
定電流源が必要であり、この定電流源部分の省電
力化が問題となつている。
本考案の目的はかかる従来の問題点を解決する
ため、調整容易で省電力化を図つたレベル調整器
を提供するにある。
E 問題点を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するため、前記可変定
電流源回路において、前記2つの利得制御電流の
比を設定する回路と、前記2つの利得制御電流の
比を設定する回路とを電源と接地間との間に直列
に接続配置したことを特徴とする。
F 作用 ICNT1CNT2の設定回路において、誤差増幅回路
部は電流I4ではなく、2I0によつて駆動されるよ
うになり、そのための定電流源I4及び抵抗R3は省
略できる。
G 実施例 以下図面に示す実施例を参照して本考案を説明
すると、第1図に示す本考案の実施例において第
2図及び第3図と同一符号は同一又は類似の回路
及び素子をあらわす。
第1図と第3図との比較から明らかなように、
第1図の回路ではICNT1+ICNT2の設定回路4と
ICNT1/ICNT2の設定回路5とが電源Vcと接地間に
直列に接続配置されており、かつICNT1+ICNT2に設
定回路4においてトランジスタQ7〜Q11より成る
誤差増幅回路部はICNT1/ICNT2の設定回路5の定電
流源I5,I6による2I0によつて駆動され、定電流源
I4及び抵抗R1は省略されていて、このことは次の
ような本考案者の研究結果による。
即ち、第3図のICNT1+ICNT2の設定回路4におい
て、誤差増幅回路部Q7〜Q11は定電流源I4により
駆動されている。一方、ICNT1/ICNT2の設定回路5
において、電源Vcより抵抗R3を通してトランジ
スタQ3,Q4に流れ込んでいる電流I3はトランジ
スタQ1,Q2のベース電流が無視できるので、電
位差ΔVにかかわらず常に定電流2I0となつてい
る。
従つて2I0=i4となるようにi4及びI0を調整すれ
ば、i4の代りに前記誤差増幅回路部をこの2I0で駆
動することができる訳で、そのため本考案の回路
では前記設定回路4から定電流源I4及び抵抗R3
除去して、設定回路5とを、電源Vcと接地間に
直列に接続している。
利得制御電流ICNT1,ICNT2は夫々相互コンダクタ
ンス増幅器1,2に与えられ、2つの異なるレベ
ルの信号Vi1,Vi2を等しい所定のレベルに調整す
る。
H 考案の効果 以上説明した所から明らかなように本考案によ
れば、可変定電流源の消費電流を従来の構成に比
べて低減できるため、これを含むレベル調整器の
省電力化が実現でき、しかも回路素子数も減少さ
れ、また電流ICNT1,ICNT2を制御できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図はレベル調整器を示すブロツク図、第3図はそ
の可変定電流源を示す回路図である。 1,2……相互コンダクタンス増幅器、3……
可変定電流源、4……ICNT1+ICNT2の設定回路、5
……ICNT1/ICNT2の設定回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの利得制御電流を供給し、該電流の和と比
    とを夫々独立に設定可能な可変電流源と、上記利
    得制御電流源に対応した利得を有する2つの相互
    コンダクタンス増幅器とから成り、上記可変定電
    流源における利得制御電流の和を設定する回路
    と、該電流の比を設定する回路とを上記電流源の
    電源と接地間に直列に接続配置したことを特徴と
    するレベル調整器。
JP8779485U 1985-06-10 1985-06-10 Expired - Lifetime JPH0535610Y2 (ja)

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JP8779485U JPH0535610Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

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JPS61202919U JPS61202919U (ja) 1986-12-20
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