JPH0535553B2 - - Google Patents

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JPH0535553B2
JPH0535553B2 JP61051884A JP5188486A JPH0535553B2 JP H0535553 B2 JPH0535553 B2 JP H0535553B2 JP 61051884 A JP61051884 A JP 61051884A JP 5188486 A JP5188486 A JP 5188486A JP H0535553 B2 JPH0535553 B2 JP H0535553B2
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JP
Japan
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plug
knob
lock
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flexible deformable
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JPS62208574A (ja
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Joji Fujimaki
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Toshiba TEC Corp
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Tokyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、充電式電気かみそりや携帯用充電式
電灯等の電気機器から出し入れされるプラグ刃を
有して、電気機器に移動自在に内蔵される電源プ
ラグに関する。
〔従来の技術〕
充電式電気かみそりに等に使用される電源プラ
グの構造は、近年に至り簡素化が進められてお
り、その一例が第14図および第15図に示され
ている。これらの図中1は一対の金属製プラグ刃
で、2はこれらの刃1をモールドにより前方に突
出させて固定した合成樹脂製のプラグ基台、3は
プラグ基台2の一面側部分によつて形成された薄
肉な可撓変形部、4は可撓変形部3の変形を許す
ための切欠溝、5は可撓変形部3の表面に一体に
突設された移動操作用の摘み、6は摘み5の基部
と可撓変形部3とにわたつて一体に突設されたロ
ツク凸部である。
この電源プラグは第15図に示すように摘み5
を充電式電気かみそり等の電気機器7の外部に突
出させて電気機器7に往復動自在に内蔵される。
そして、給電のためにプラグ刃1を電気機器7外
に突出させるには、摘み5を押込んで可撓変形部
3を可撓変形させると同時にロツク凸部6を電気
機器7の後側ロツク溝8より外してから、上記摘
み5により電源プラグ全体を前方に移動させれば
よい。こうして、プラグ刃1が所定の長さ電気機
器7から突出されると、電気機器7の前側ロツク
溝9にロツク凸部6が丁度対向して、可撓変形部
3がその弾性で復元すると同時に前側ロツク溝9
にロツク凸部6が係合されるから、コンセントに
プラグ刃1を差し込む際にプラグ刃1が電気機器
7内に押込まれないように、プラグ刃1の突出状
態が保持されるようになつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、以上の従来構造においては、プラグ基
台2の一部を利用して可撓変形部3を形成したか
ら、その長さがプラグ基台2の長さよりも短かい
ことに伴つて、変形中心からロツク凸部6までの
長さlが小さい。ところで、ロツク解除の操作力
を軽くするために、可撓変形部3はその可撓変形
が容易となるように適度なばね性を得る必要があ
り、そのためには可撓変形部3を薄肉に形成しな
ければならない。そうすると、可撓変形部3の強
度が小さくなつて破損のおそれが高いという問題
があつた。さらに、プラグ基台2の一面側部分で
形成される可撓変形部3に摘み5を突設したか
ら、摘み5の大きさがプラグ基台2の大きさより
小さく制限されてしまい、そのためプラグの出し
入れ操作がしずらい傾向があるとともに、摘み5
の強度が小さく破損のおそれが高いという問題が
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、プラグ刃をモールドにより前方に突
出させて固定した合成樹脂製のプラグ基台に、こ
の基台の後方に向けて略平板状の可撓変形部を一
体に延設して、この可撓変形部の前記プラグ基台
と反対側の後端部における一面に、移動操作用の
摘みを一体に突設するとともに、上記一面および
上記摘みの突出基部にわたつて上記プラグ刃の突
出状態を保持するロツク凸部を一体に設けること
によつて、上記従来の問題点を解決したものであ
る。
〔作用〕
上記解決手段を備えた電源プラグは、ロツク凸
部が突設される可撓変形部をプラグ基台の後方に
一体に延設したから、この変形部の長さがプラグ
基台の大きさに制限されることがない。これによ
り、適度のばね性を有するとともに、強度が向上
されるように可撓変形部の厚みおよび長さを大き
くできる。そして、上記可撓変形部のプラグ基台
と反対側の後端部における一面に、移動操作用の
摘みおよびこの摘みの突出基部から上記一面にわ
たるロツク凸部を設けたから、この摘みを、操作
し易く、かつ大きな強度を得られる大きさにして
プラグ基台とは無関係に設けることができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を示す第1図から第13図中
11は、前ケース部材11aと後ケース部材11
bとからなる本体ケースで、その前ケース部材1
1aの上部外面には外刃12が着脱自在にねじ込
んで取付けられている。この本体ケース11には
第2図に示したように、上記外刃2の内面に摺接
する図示しない内刃を回転させるモータ13と、
蓄電池14と、この蓄電池14の電力をモータ1
3に供給するスイツチ15(第12図および第1
3図参照)と、蓄電池14に対して電力を補充す
るためのトランスや抵抗等を備える充電回路16
とが内蔵されている。
なお、上記スイツチ15は、例えばダブルプツ
シユ式のものであつて、第12図および第13図
に示したように固定のスイツチ本体17と、この
本体17に内蔵のばねで外向きに付勢された進退
自在な動作部に17aに係合する凹部18aを有
したスイツチ摘み18と、この摘み18を必要に
より固定する摘みロツク部材19とから形成され
ていう。合成樹脂製のスイツチ摘み18は前ケー
ス部材11aを貫通して設けられているととも
に、その先端側に互いに平行な係合溝20をう有
している。そして、摘みロツク部材19は、合成
樹脂製により第9図に示すように互いに向い合う
枢軸部19aを有して略コ字形状に形成されてい
るとともに、その枢軸部19aを上記係合溝20
の中間位置に形成してある係合孔20aに回動自
在に係合させて、スイツチ摘み18に取付けられ
ている。この摘みロツク部材19は弾性変形とと
もに節度感を伴つて係合溝20に係脱されるもの
である。そして、図示の例では摘みロツク部材1
9を回動して第10図および第12図に示したよ
うに上向きに配置することにより、前ケース部材
11aに当接してスイツチ摘み18の押込みを阻
止し、かつ摘みロツク部材19を回動して第11
図および第13図に示したように下向きに配置す
ることにより、前ケース部材11aに形成した凹
部11c内への摘みロツク部材19の挿入を伴つ
てスイツチ摘み18の押込みを許すようになつて
いる。したがつて、以上のように摘みロツク部材
19を例えば上下に反転することによつてスイツ
チ摘み18のロツクとその解除をする構造によれ
ば、摘みロツク部材19によるスイツチ摘み18
のロツク状態が、ロツク解除操作以外の外力の作
用時に不用意に解除されるおそれを防止できる。
また、摘みロツク部材19を上向きにした時に表
となる一面は平坦であつて、この面には例えば
「DONOT」なる表示を付してあるとともに、摘
みロツク部材19を下向きにした時に表となる一
面も平坦であつて、この面にも例えば「PUSH」
なる表示を付してあり、これらの表示により誤操
作を防止するようになつている。
また、上記本体ケース11には、その一側壁1
1dと上記モータ13等の内蔵部品との間に設け
られた細長い空間に、本実施例に係る電源プラグ
21が移動自在に内蔵されている。この電源プラ
グ21は、一対の金属製プラグ刃22と、プラグ
基台23と、可撓変形部24と、摘み25と、ロ
ツク凸部26とから形成されている。なお、本実
施例の電源プラグ21は上記蓄電池14への充電
用のものとして使用される。
プラグ基台23は弾性を有するとともに滑り易
い性質を有するポリアセタールなどの合成樹脂製
であつて、これのモールドによつてプラグ刃22
が前方に突出させて固定されている。なお、第1
図中23aは上記充電回路16とプラグ刃22と
を電気的に接続する板ばね製接片27が通る溝で
ある。そして、プラグ基台23の後面には後方に
向けて延出する可撓変形部24が一体に突設され
ている。可撓変形部24は略平板状をなしてお
り、その厚みは機械的強度を得るために比較的厚
くしてあるにも拘らず、容易に可撓変形できるよ
うにプラグ基台23の奥行き寸法よりも!?かに長
く形成されている。なお、本実施例は可撓変形部
24をその面とプラグ刃22の面とが互いに直角
となるような配置にして設けたが、これに限らず
プラグ刃22の面と平行となるような配置にして
設けてもよい。摘み25は略T字形状をなして可
撓変形部24のプラグ基台23と反対側の後端部
(自由端部)における一面に一体に突設されてい
る。ロツク凸部26は前記後端部において可撓変
形部24の上記一面および摘み25の突出基部に
わたつて一体に突設されている。そして、上記可
撓変形部24、摘み25、ロツク凸部26は、プ
ラグ基台23の上下両面および左右両面で形取ら
れる外形の後方延長域内に略納められている。
このような電源プラグ21は、その摘み25を
本体ケース11に設けた案内溝28(第3図およ
び第5図参照)をスライド自在に挿通するととも
に、その可撓変形部24を自己の弾性力で上記一
側壁11dの内面に圧設して、本体ケース11に
内蔵されている。そして、案内溝28の一端側に
は直角に交差してロツク溝29が設けられている
とともに、案内溝28の他端側にも直角に交差し
てロツク溝30が設けられている。ロツク溝2
9,30には上記ロツク凸部26が係脱自在であ
るともに、ロツク凸部26がいずれかのロツク溝
29または30に係合して電源プラグ21を固定
するようになつている。なお、31は本体ケース
11と一体のプラグ案内壁である。
そして、電源プラグ21の非使用状態では第5
図および第6図に示すように電源プラグ21は、
そのロツク凸部26をプラグ基台23に対して後
側(なお、本体ケース11への図示の組込み状態
では上側)のロツク溝30に係合させて、プラグ
刃22を本体ケース11内に没入した状態のプラ
グ刃没入位置に固定されている。このような状態
から、第2図、第3図および第8図に示したよう
にプラグ刃22を本体ケース11外に突出させる
には、まず、摘み25を押込むことにより可撓変
形部24を撓ませ、それによつてロツク凸部26
を今まで係合していたロツク溝30から外す。こ
の場合、可撓変形部24の可撓中心となるプラグ
基台23の付根からロツク凸部26までの長さL
(第6図参照)は、プラグ基台23の大きさに制
約されることなく大きいから、その可撓変形が容
易であり、格別大きな操作力を必要とすることな
く摘み25を押込むことができる。次ぎに、この
ようなロツク解除後に、摘み25を介して第7図
に示すように電源プラグ21全体を本体ケース1
1の底側に向けて移動させることにより、プラグ
刃22を本体ケース11から突出させることがで
きる。そして、プラグ刃22の所定の突出が完了
すると同時に、ロツク凸部26が丁度ロツク溝2
9に対向するから、可撓変形部24がその弾性力
で復元されて上記一側壁11d内面に圧設するに
伴つて、ロツク凸部26がロツク溝29に係合さ
れる。これにより、電源プラグ21がプラグ刃突
出位置に固定されるから、次ぎにコンセントに電
源プラグ21を差込み接続する際の抵抗で、プラ
グ刃22が本体ケース11内に没入されることが
防止される。また、電源プラグ21をプラグ刃没
入位置に配置するには上記の手順と逆の手順で、
まずロツク凸部26をロツク溝29から外してか
らロツク溝30に係合させればよい。
また上記電源プラグ21は、プラグ基台23の
後方に一体に延出させてロツク凸部26が突設さ
れる可撓変形部24を設けた構成であるから、可
撓変形部24の長さがプラグ基台23の大きさに
制限されることがなく、その厚みおよび長さを大
きくできる。これにより、可撓変形部24を適度
のばね性を有して形成できることと相まつて、可
撓変形を容易にするための手段として可撓変形部
24を薄肉に形成する必要がないから、その強度
を向上できる。そして、摘み25をプラグ基台2
3ではなく可撓変形部24の一面に設けたから、
この摘み25を、プラグ基台23に無関係に形成
できる。これにより、摘み25を大きな強度を得
られ大きさにして設けることができる。したがつ
て、以上により電源プラグ21の可撓変形部24
および摘み25の破損を防止できる。そして、既
述のように摘み25をプラグ基台23の大きさに
無関係に大形化できるから、その操作性を向上で
きる。
なお、本実施例においては可撓変形部24、摘
み25、ロツク凸部26を、プラグ基台23の外
形の後方延長域内に納めたから、プラグ基台23
の縦幅または横幅と同じ幅で本体ケース11に内
蔵できる。したがつて、図示実施例の場合には本
体ケース11の横幅C(第3図および第4図参照)
が大きくならず、本体ケース11の小形化を実現
できる。ちなみに、第14図および第15図に示
した従来例の場合にはプラグ基台の一面からの摘
みの突出高さ分が、本体ケースの例えば横幅を小
さくする場合において障害となるものである。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本発明は充電式電気かみそり以外の電気機器
に出し入れ自在に内蔵して取付けられる電源プラ
グにも実施可能であり、その他、本発明の実施に
当たつては、発明の要旨に反しない限り、プラグ
基台、プラグ刃、可撓変形部、摘み、ロツク凸部
等の具体的な構造、形状、位置等は、上記一実施
例に制約されることなく、種々の態様に構成して
実施できることは勿論である。
〔発明の効果〕
上記特許請求の範囲に記載の構成を要旨とする
本発明によれば、プラグ基台と一体の可撓変形部
および摘みを、プラグ基台の大きさに制約される
ことなく形成でき、強度が大きい可撓変形部およ
び摘みを得られることによつて、これらの破損を
防止できるとともに、可撓変形部に適度なばね性
を得、かつ摘みを取扱い易い大きさとできること
により、操作性を向上できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第13図は本発明の一実施例を示
し、第1図は斜視図、第2図は充電式電気かみそ
りをその前ケース部材を取り外して示し斜視図、
第3図および第4図は夫々異なる方向から見た上
記充電式電気かみそりの斜視図、第5図は上記充
電式電気かみそりの一部側面図、第6図から第8
図は第5図中A−A線に沿つて示す夫々異なる状
態の断面図、第9図はスイツチ摘みと摘みロツク
部材との分解斜視図、第10図および第11図は
組立てられたスイツチ摘と摘みロツク部材との
夫々異なる状態における斜視図、第12図はスイ
ツチロツク状態を示すスイツチ部分の断面図、第
13図はスイツチON状態を示すスイツチ部分の
断面図である。第14図および第15図は従来例
を示し、第14図は斜視図、第15図は電気かみ
そりに取付けた状態の断面図である。 21……電源プラグ、22……プラグ刃、23
……プラグ基台、24……可撓変形部、25摘
み、26……ロツク凸部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電気機器から出し入れされるプラグ刃を有し
    て上記電気機器に移動自在に内蔵された電源プラ
    グにおいて、上記プラグ刃をモールドにより前方
    に突出させて固定した合成樹脂製のプラグ基台
    に、この基台の後方に向けて略平板状の可撓変形
    部を一体に延設して、この可撓変形部の前記プラ
    グ基台と反対側の後端部における一面に、移動操
    作用の摘みを一体に突設するとともに、上記一面
    および上記摘みの突出基部にわたつて上記プラグ
    刃の突出状態を保持するロツク凸部を一体に設け
    たことを特徴とする電源プラグ。
JP5188486A 1986-03-10 1986-03-10 電源プラグ Granted JPS62208574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5188486A JPS62208574A (ja) 1986-03-10 1986-03-10 電源プラグ

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JP5188486A JPS62208574A (ja) 1986-03-10 1986-03-10 電源プラグ

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Publication Number Publication Date
JPS62208574A JPS62208574A (ja) 1987-09-12
JPH0535553B2 true JPH0535553B2 (ja) 1993-05-26

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JP5188486A Granted JPS62208574A (ja) 1986-03-10 1986-03-10 電源プラグ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4713687U (ja) * 1971-03-15 1972-10-18

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JPS62208574A (ja) 1987-09-12

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