JPH05347380A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH05347380A
JPH05347380A JP3019637A JP1963791A JPH05347380A JP H05347380 A JPH05347380 A JP H05347380A JP 3019637 A JP3019637 A JP 3019637A JP 1963791 A JP1963791 A JP 1963791A JP H05347380 A JPH05347380 A JP H05347380A
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vcs
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circuit
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Yasumi Kurashima
保美 倉島
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Abstract

(57)【要約】 【構成】半導体チップ上にVCS発生回路4を高電位側
電源のバスライン1の両端に位置し、かつ前記バスライ
ンも同一の位置3にて電源電位給電を行っている。 【効果】配線による電位降下によりVCSの電位はVC
S発生回路4の近傍にて最も高く、その中央で最も低く
なる。一方、高電位側電源のバスライン1の電位は、同
様に配線の電位降下のためバスラインの両端で最も高
く、その中央でも低くなる。VCSの配線による電圧降
下を約20mV、前記電源バスライン1の配線による電
圧降下を約30mVとし、説明上ECL回路の接続され
た定電位側電源の電位上昇はないものとすると、論理振
幅は高電位側電源のバスライン1の両端に比べて中央は
約5%減少し、その分出力のローレベルは上昇すること
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特にバイポーラ型の半導体集積回路の同一の高電位側電
源バスラインに接続された複数のECL回路(Emit
ter Coupled Logic)およびCML回
路(Current Mode Logic)の出力レ
ベル均一化に関する。
【0002】
【従来の技術】バイポーラ型の半導体集積回路では、図
3(a)に示すようなECL回路の定電流源の定電流制
御用電圧(以下VCSと称す)入力端子16に、図3
(b)に示すようなVCS発生回路により定電位側電源
12を基準として発生されるVCSを供給することで定
電流源回路の定電流(以下ICSと称す)を制御してい
る。即ち、ICSは定電位側電源12とVCSとの電位
差およびトランジスタQ4のベース・エミッタ間電圧お
よび抵抗R3により決定される。
【0003】一方出力端子13の出力レベルはICSと
抵抗R1とで決定される電圧,高電位側電源11の電
位,およびトランジスタQ1のベース・エミッタ間の電
圧(以下Vfと称す)によって決定される。この際、従
来のバイポーラ型半導体集積回路では複数のECL回路
の接続された高電位側電源11のバスラインの電位供給
位置と、ECL回路にVCSを供給するVCS発生回路
の配置位置とは相関なく決定されていた(例えば、ナシ
ョナルセミコンダクタ社におけるECLゲートアレイの
出力部:THE ASPECT GATE ARRAY
DESIGNMANUAL(8−3,8−12,8−
14,8−18)参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3(a)に示した従
来のECL回路では、ICSが高電位側電源11から定
電位側電源12に向けてトランジスタQ4を通して流れ
るため、トランジスタQ4の電流増幅率をhとすると、
トランジスタQ4のベースにはICS/hの電流がVC
S発生回路の負荷電流として流れる。VCS発生回路が
複数のECL回路にVCSを供給する場合、負荷電流に
よる配線での電位効果によって、VCSの電位はVCS
発生回路に近いほど高く、遠いほど低くなる。
【0005】一方、ECL回路のICSは、該回路の接
続された高電位側電源11から定電位側電源12に流れ
込むため、複数のECL回路が同一の高電位側電源のバ
スラインに接続された場合、ICSによる配線の電位効
果により、前記高電位側電源11のバスラインの電位は
電位供給位置から低い程高く、遠いほど低くなる。
【0006】また、図3(a)において、ICSはVC
Sと定電位側電源12の電位との電位差および抵抗R3
によって決定されており、さらに該ECL回路の出力レ
ベルは、このICSと抵抗R1とで決定される電圧,高
電位側電源11の電位,およびトランジスタQ1のVf
によって決定される。
【0007】従来、多数のECL回路に接続されるVC
S発生回路の配置位置と高電位側電源のバスラインの電
位供給位置とは相関なく決定されていたため、VCSの
配線による電位降下と、前記電源バスラインの配線によ
る電位降下にも相関がない。したがって、高電位側電源
11の電位とICSが位置により異なるため出力レベル
も場所により異なることになり、回路の電気特性が位置
依存性を有し、LSI全体で揃わないという欠点があっ
た。
【0008】たとえば、ECLゲートアレイのように多
数のECL出力回路が同一の電源バスラインに接続され
るLSIにおいて、図4(a)に示すように、VCS発
生回路4bと該回路の接続される高電位側電源のバスラ
イン1の電位供給位置3とを配置し、VCSの配線によ
る電圧降下を約20mV、前記電源バスライン1の配線
による電圧降下を約30mVとし、説明上ECL回路の
接続された定電位側電源の電位上昇はないものとする。
【0009】このとき、VCSと前記各電源バスライン
の電位は位置により、図4(b)のようになり、配線に
よる電位降下及び電位上昇のないときのVCSと定電位
側電源12の電位差を1.2Vとし、ECS回路の電流
供給トランジスタのベース・エミッタ間の電圧を0.8
Vとすると、論理振幅は位置により約5%変動すること
になる。したがって高電位側電源のバスライン1が約3
0mV電圧降下することを考慮すると、該ECL回路の
出力振幅を約1Vとしたとき前記5%の変動が約50m
Vに相当するため、位置によりハイレベルで約30m
V、ローレベルで約80mVの変動が生じることにな
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
は、半導体チップの一主面に配置され複数のECL回路
が接続された複数の高電位側電源バスラインを有するバ
イポーラの半導体集積回路において、前記ECL回路の
定電流源の定電流制御用定電圧発生回路を前記高電位側
電源バスラインの電位を供給するこの近傍に配置して構
成されている。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1(a)は本発明の第1の実施例であり、多数の
ECL出力回路が同一の電源バスラインに接続されたL
SIの出力部における、VCS発生回路とECL回路の
接続される高電位側電源のバスラインの電位供給位置の
関係を示し、図1(b)は、この際のVCS,前記バス
ラインの電位,ECL回路の出力レベル,定電位側電源
電圧の位置依存性を示す。
【0012】VCS発生回路4を高電位側電源のバスラ
イン1の両端に位置し、かつ前記バスラインも同一の位
置3にて電源電位給電を行っている。このため、配線に
よる電位降下によりVCSの電位はVCS発生回路4の
近傍にて最も高く、その中央で最も低くなる。一方、高
電位側電源のバスライン1の電位は、同様に配線の電位
降下のためバスラインの両端で最も高く、その中央でも
低くなる。VCSの配線による電圧降下を約20mV、
前記電源バスライン1の配線による電圧降下を約30m
Vとし、説明上ECL回路の接続された定電位側電源の
電位上昇はないものとすると、論理振幅は高電位側電源
のバスライン1の両端に比べて中央は約5%減少し、そ
の分出力のローレベルは上昇することになる。
【0013】一方高電位側電源電位は同バスライン1の
両端に比べて中央は約30mV降下する。したがって論
理振幅を1Vとすると、ハイレベルは高電位側電源のバ
スライン1の両端に比べて中央は約30mV加工する
が、ローレベルでは、高電位電源の電源降下と論理振幅
減少の相殺により、高電位側電源のバスライン1の両端
より中央部が約20mV上昇するにとどまる。よって、
ハイレベルの位置による変動は従来と変化ないが、ロー
レベルに関しては80mVから20mVへ大幅な減少が
可能である。
【0014】図2(a)は本発明の第2の実施例のVC
S発生回路とECL回路の接続される高電位側電源のバ
スラインの電位供給位置の関係を示し、図2(b)は、
この際のVCS,前記バスラインの電位,ECL回路の
出力レベル,定電位側電源電位の位置依存性を示す(第
1の実施例と同じく多数のECL出力回路が同一の電源
バスラインに接続されたLSIの出力部を想定してい
る)。高電位側電源のバスライン1aの電位は、バスラ
イン上の2箇所で供給され、VCS発生回路4aは前記
電位供給位置3aと同一の位置に配置している。
【0015】したがって、VCSと高電位側電源のバス
ラインの電位がいずれも、前記バスライン電位供給位置
3aにいて最も高く、その間およびバスライン1a両端
で最も低くなる。このため出力ローレベルにおいてVC
Sの配線による電位降下のため論理振幅が減少するの
と、前記バスライン1aの電位上昇が互いに打ち消し合
い、従来に較べてECL回路の出力ローレベルの位置依
存性を減少させることが可能であり、前記第1の実施例
と同様の降下が期待できる。本実施例では、第1の実施
例と比べて、電源電位供給位置とECL回路が近いた
め、電位降下が小さく出力レベルの位置依存性がより小
さくなる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数のE
CL回路が接続された高電位側電源のバスラインの電位
供給位置と前記ECL回路に接続されるVCS発生回路
の接続位置を、同一箇所とすることにより、ECL回路
の出力ローレベルの位置依存性を減少させることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例の高電位側電源
の電位供給位置とVCS発生回路のレイアウト図であ
り、(b)はそれぞれの電位の位置依存性を示した図で
ある。
【図2】(a)は本発明の第2の実施例の高電位側電源
の電位供給位置とVCS発生回路のレイアウト図であ
り、(b)はそれぞれの電位の位置依存性を示した図で
ある。
【図3】(a)はバイポーラ型半導体集積回路において
一般的に使用されているECL回路の回路図であり、
(b)は同じく一般的に使用されているVCS発生回路
の回路図である。
【図4】(a)は従来の高電位側電源の電位供給位置と
VCS発生回路のレイアウト図であり、(b)はそれぞ
れの電位の位置依存性を示した図である。
【符号の説明】
1,1a 高電位側電源バスライン 2,2a ECL回路郡 3,3a 高電位側電源電位供給位置 4,4a VCS発生回路 5 チップ外周 6,6a 高電位側電源バスライン電位 7,7a ECL回路出力ハイレベル 8,8a ECL回路出力ローレベル 9,9a VCS電位 10 定電位側電源バスライン電位

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップの一主面に配置され複数の
    ECL回路が接続された複数の高電位側電源バスライン
    を有するバイポーラの半導体集積回路において、前記E
    CL回路の定電流源の定電流制御用定電圧発生回路を前
    記高電位側電源バスラインの電位を供給するこの近傍に
    配置することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記定電流制御用定電圧発生回路は、前
    記ECL回路が両側を挟む位置に配置されていることを
    特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5858751A (ja) * 1981-10-05 1983-04-07 Hitachi Ltd 集積回路装置
JPS58142559A (ja) * 1982-02-19 1983-08-24 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
JPS63306642A (ja) * 1987-06-08 1988-12-14 Nec Corp 集積回路装置

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