JPH0534734U - 車載用電子機器 - Google Patents

車載用電子機器

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JPH0534734U
JPH0534734U JP9105691U JP9105691U JPH0534734U JP H0534734 U JPH0534734 U JP H0534734U JP 9105691 U JP9105691 U JP 9105691U JP 9105691 U JP9105691 U JP 9105691U JP H0534734 U JPH0534734 U JP H0534734U
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cassette deck
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正典 宇都宮
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株式会社ケンウツド
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットデッキ部の再生動作中にチューナ部
を動作状態にして新しい放送受信周波数をサーチし、メ
モリするものである。 【構成】 放送受信周波数のサーチ機能及び受信周波数
のメモリ機能を有したチューナ部の出力信号とカセット
テープの記録再生機能を有したカセットデッキ部の出力
信号とを選択する切換回路と、上記カセットデッキの動
作状態によって上記切換回路の切換動作を制御するマイ
クロコンピュータとを備え、カセットデッキ部が再生動
作中、チューナ部のサーチ機能及びメモリ機能が動作す
るよう構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はカセットデッキ部とチューナ部とを有した車載用電子機器に係り、 特に、カセットデッキ部の再生動作中にチューナ部のサーチ及びメモリ機能を動 作させるのに好適な車載用電子機器に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の放送受信周波数のサーチ機能及び受信周波数のメモリ機能とを有したチ ューナ部と、カセットテープの記録再生機能を有したカセットデッキ部とを内蔵 した車載用電子機器は、受信チューナモードでは受信可能な放送受信周波数をサ ーチし、この放送受信周波数をマイクロコンピュータ(以下、単にマイコンとい う)内部のメモリ(RAM) に記憶し、任意に上記記憶した受信可能な放送受信周波 数を呼出し、この希望の放送局を受信して聴取していた。
【0003】 一方、車載用電子機器をカセットテープレコーダ動作モードに設定すると、車 載用電子機器のカセットデッキ部が動作状態になり、挿入したカセットテープか らの再生信号を聴取することができた。このカセットデッキ部の再生動作中は上 記チューナ部は非動作状態にあり、上記カセットデッキ部とチューナ部ちは独立 してそれぞれ決められた操作キーを操作して動作させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の車載用電子機器は車両で長距離移動をした場合、移動 した地域では既に車載用電子機器内部のメモリ(RAM) に記憶した放送受信周波数 では受信できず、移動後の地域では別の 放送受信周波数でないと受信でき ないことがあった。
【0005】 特に、カセットデッキ部を動作状態にしてカセットデッキ部から再生信号の音 楽などを聴取しながら長距離移動し、移動した地域で放送局の受信周波数を呼び 出して受信しようとした場合、放送受信周波数が変化していて放送受信できない ため、再度チューナ部のチューニング操作を行って新しい放送を受信するか、又 はチューナ部のサーチ機能を動作させて新しい放送受信周波数を選局しなければ いけないという欠点があった。
【0006】 上記、チューナ部のチューニング操作は車両走行中の運転上危険があって操作 不可能であり、また、チューナ部のサーチ機能を動作させて受信周波数を選局し てメモリするには、或る程度の時間を要するなど新しい受信周波数の操作設定が 煩わしいという欠点があった。
【0007】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 従来例の欠点を解消し、カセットデッキ部の再生動作中にチューナ部を動作状態 にして長距離移動後の新しい地域の放送受信周波数をサーチし、メモリすること ができる車載用電子機器を提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案の車載用電子機器は放送受信周波数のサーチ機能及び受信周波数のメ モリ機能を有したチューナ部と、カセットテープの記録再生機能を有したカセッ トデッキ部とを内蔵した車載用電子機器において、上記チューナ部の出力信号と 上記カセットデッキ部の出力信号とを選択する切換回路と、上記カセットデッキ 部の動作状態によって上記切換回路の切換動作を制御するマイコンとを備え、上 記カセットデッキ部が再生動作中、上記チューナ部の上記サーチ機能及びメモリ 機能が動作するよう構成したものである。
【0009】
【作用】
この考案によれば、車載用電子機器のチューナ部の出力信号とカセットデッキ 部の出力信号とを選択する切換回路を設け、上記カセットデッキ部が動作状態に ある時、このカセットデッキ部の動作状態をマイコンは判断して上記切換回路を カセットデッキ部出力側に設定し、カセットデッキ部からの再生信号を出力する ことができる。
【0010】 一方、車載用電子機器のチューナ部が動作状態にあり、上記カセットデッキ部 が非動作状態にある時、マイコンは上記カセットデッキ部が非動作状態であるこ とを判断し、上記切換回路をチューナ部出力側に制御してチューナ部からの放送 受信信号を出力することができる。
【0011】 この様に、カセットデッキ部出力とチューナ部出力とを切換回路で切り換えて 出力することができるので、上記カセットデッキ部またはチューナ部が同時に動 作状態であっても出力が混信することを防止することができる。
【0012】 この様に構成した車載用電子機器は、カセットデッキ部が再生動作中、カセッ トデッキ部からの再生信号は上記切換回路を介して出力されるが、一方、上記カ セットデッキ部の再生状態をマイコンが判断し、マイコンはチューナ部を制御し て放送受信周波数をサーチする選局動作状態に設定し、新しい放送局の受信可能 な放送受信周波数をサーチする。このサーチした放送受信周波数はマイコン内部 のメモリ(RAM) に記憶される。
【0013】 上記、チューナ部のサーチ機能及びメモリ機能は新しい放送局の受信可能な全 受信周波数を順次サーチしてメモリすることができ、車載用電子機器がカセット デッキ部の動作モードからチューナ部動作モードに変えた時、マイコンは切換回 路を制御してチューナ部出力側に設定し、一方、チューナ部の選局は上記サーチ してマイコンのメモリ(RAM) に記憶された放送受信可能な周波数を呼び出して容 易にチューニングすることができ、このチューニング受信信号を上記切換回路を 介して出力することができる。
【0014】 この様に、車載用電子機器がカセットデッキ部の再生動作中、チューナ部のサ ーチ機能及びメモリ機能とが動作して受信可能な新しい放送受信周波数をメモリ することができるので、車両が長距離移動して別の放送受信周波数地域に入って 車載用電子機器をカセットデッキ部動作モードからチューナ部動作モードに設定 しても、直にメモリした受信可能な放送受信周波数を呼び出して受信聴取するこ とができる。
【0015】
【実施例】
この考案に係る車載用電子機器の実施例を図1及び図2に基づいて説明する。 図1は構成を示したブロック図であり、図2は動作を説明するフローチャートで ある。図において、1はカセットデッキ部であり、このカセットデッキ部1の再 生オーディオ信号の出力は切換回路に供給され、一方、このカセットデッキ部1 の動作状態を示すカセットプレイ信号はマイコンに供給される。
【0016】 2はマイコンであり、このマイコン2は周知のように基本的にはCPU2b,ROM2d, RAM2e 及び入力ポート2a、出力ポート2cより構成され、ROM2d にはCPU2b を制御 するプログラムが書き込まれており、CPU2b はこのプログラムに従って入力ポー ト2aより必要とされる外部データを取り込んだり、又はRAM2e との間でデータの 授受を行なったりしながら演算処理し、必要に応じて処理データを出力ポート2c より出力する。
【0017】 3は受信アンテナ、4はサーチ機能及びメモリ機能を有したチューナ部であり 、このチューナ部4の受信出力信号は切換回路に供給される。5はカセットデッ キ部1出力とチューナ部4出力とを選択して切り換える切換回路であり、この切 換回路5の切換制御はマイコン2からの制御信号によって制御され、切り換え制 御された出力信号は増幅器6を介して出力端子7に出力される。
【0018】 この様に構成された車載用電子機器のカセットデッキ部1及びチューナ部4の 動作を図2のフローチャートにより説明する。
【0019】 車載用電子機器がカセットデッキ部1動作モードに設定され、カセットデッキ 部1が再生動作してカセットテープから再生信号を再生して出力すると、このカ セットデッキ部1からの再生動作状態を示す信号がマイコン2に供給され、マイ コン2は切換回路5をカセットデッキ部1出力側接点に接続するよう制御し、カ セットデッキ部1で再生されたオーディオ出力信号が切換回路5を介して出力端 子7に出力される。
【0020】 一方、マイコン2は上記カセットデッキ部1の再生動作状態を判断し(ステッ プS1)、カセットデッキ部1が再生動作中であるにも拘らず、マイコン2は制御 信号をチューナ部4に供給し、チューナ部4をチューナ選局動作状態に制御する (ステップS2)。
【0021】 上記、チューナ選局動作状態のチューナ部4は受信可能の放送受信周波数をサ ーチして選局し、この選局した放送受信周波数がマイコン2のメモリ(RAM2e) に 記憶されている放送受信周波数以外の新しい放送局の放送受信周波数かどうかを 判断し(ステップS3)、新しい放送受信周波数であればメモリ(RAM2e) に記憶す ることができる(ステップS4)。
【0022】 この様に、車載用電子機器がカセットデッキ部1動作モードで再生動作中は、 上記フローチャートのステップS1〜S4の処理を続けて常に新しい放送局の放送受 信周波数を追及メモリして行くことができる。
【0023】 即ち、車両でカセットデッキ部1からの再生信号を聴取しながら長距離移動し 、以前にメモリした受信周波数が使用できない新しい放送受信周波数地域に移動 して車載用電子機器をチューナ部4動作モードに変更すると、カセットデッキ部 1が非動作状態になったことをマイコン2は判断し、切換回路5をチューナ部4 出力側接点に切り換え、チューナ部4からの受信出力信号を出力端子7に出力す るよう設定し、上記車両での移動後の新しい受信可能なメモリした放送受信周波 数をワンタッチで呼出して容易に放送受信することができる。
【0024】 車両の長距離移動による放送受信局の受信周波数の変化のため、再度チューナ 部4のチューニング操作を時間を掛けて行う必要が無く、使用者は運転に集中し ながらでもカセットデッキ部1動作モードからチューナ部4動作モードに変更し て新しい放送局の受信周波数を受信することができる。
【0025】 以上、カセットデッキ部1の動作中にチューナ部4のサーチ機能及びメモリ機 能を動作させるよう説明したが、上記カセットデッキ部1で無く、例えばCDプレ ーヤなど他のソースからの音楽ソースや音声出力を聴取している場合でも、この 考案の上記チューナ部4のサーチ機能及びメモリ機能を動作させることができる のは当然、明白なことである。
【0026】
【考案の効果】
この考案に係る車載用電子機器は前述のように、カセットデッキ部動作モード でカセットテープの再生信号を聴取しながら、又は他のソースからの再生信号を 聴取しながら、チューナ部のサーチ機能及びメモリ機能を動作させることができ るので、車両の長距離移動による放送受信周波数の変化に対応して新しい放送受 信周波数を常に受信サーチしてメモリすることができ、チューナ部動作モードの 設定により、即座に新しい受信可能の放送局を呼出して聴取することができると いう効果がある。
【0027】 また、車両の長距離移動による新しい放送受信周波数の受信設定に対し、従来 のように時間を掛けてチューニング操作をする必要が無くなるので、チューニン グ操作の煩わしさが解消され、チューナ部動作モード時の使用が容易になり放送 情報を任意の放送局から聴取することができるという効果がある。
【0028】 しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成することができるため実施も 容易であるなどの優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る車載用電子機器の実施例を示し
たブロック図である。
【図2】この考案の動作を説明したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 カセットデッキ部 2 マイクロコンピュータ(マイコン) 3 受信アンテナ 4 チューナ部 5 切換回路 6 増幅器 7 出力端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送受信周波数のサーチ機能及び受信周
    波数のメモリ機能を有したチューナ部と、カセットテー
    プの再生機能を有したカセットデッキ部とを内蔵した車
    載用電子機器において、 上記チューナ部の出力信号と上記カセットデッキ部の出
    力信号とを選択する切換回路と、上記カセットデッキ部
    の動作状態によって上記切換回路の切換動作を制御する
    マイクロコンピュータとを備え、上記カセットデッキ部
    が再生動作中、上記チューナ部の上記サーチ機能及びメ
    モリ機能が動作するよう構成したことを特徴とする車載
    用電子機器。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865698U (ja) * 1981-10-29 1983-05-04 アルパイン株式会社 ラジオ付きテ−プレコ−ダ
JPS62248191A (ja) * 1986-04-21 1987-10-29 Alpine Electron Inc カセツトデツキ付ラジオ受信機
JPH04114507A (ja) * 1990-09-04 1992-04-15 Fujitsu Ten Ltd ラジオ受信機付音響再生装置

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