JPH04114507A - ラジオ受信機付音響再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 プリンセットメモリへの周波数の記憶動作を自動時に行
うオートストア機能を有するラジオ受信機付音響再生装
置において、音響再生装置動作中にオートストア動作を
行わせることにより、常時適切な受信周波数がプリセッ
トメモリへ記憶されているようにする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ラジオ受信機に関し、特にプリセット受信機
能を有するラジオ受信機に関する。

［従来の技術］ 従来より、プリセット機能を有する受信機がその受信周
波数選択操作が容易なことから普及している、特に車載
用では広く普及している。このプリセット機能はプリセ
ットスイッチに対応したプリセットメモリに受信周波数
を記憶しておき、プリセットスイッチが操作された時に
対応したプリセットメモリに記憶された受信周波数で受
信動作を行うものである。さらに、便利な機能としてオ
ートストア機能がある。これは受信周波数帯域を掃引し
、所定電界強度以上の放送波の周波数を前記プリセット
メモリに自動的に記憶させる機能で、受信地域がよく変
わる車載用ラジオ受信機では非常に便利なものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

このオートストア機能は非常に便利なものであるが、車
載用ラジオ受信機では、自動車の移動にともない受信可
能周波数が非常によく変わるため、その度、極端な場合
にはラジオ受信機を動作する度にプリセットメモリの内
容を変更する必要がある。特に遠隔地に行った場合に、
普段はテーププレーヤを再生していて、交通情報を聞く
必要が生じた場合にラジオ受信機に切り換えることが多
いが、自動車は移動しているため、交通情報を聞くため
にラジオ受信機に切り換える度にオートストア操作を行
う必要が生じて、面倒であるばかりか、受信可能となる
まで時間がかかる（オートストア動作時間が必要）問題
、またオートストア操作を忘れて不適な放送波を受信し
てしまうという問題があった。

（課題を解決するための手段〕 本発明はこのような問題を解決するもので、複数の所望
の受信周波数を複数の対応するプリセットスイッチに対
応させてプリセットメモリに記憶し、該ブリセントスイ
ッチが操作された時に対応して記憶された受信周波数を
受信するようにしたプリセット機能を有するラジオ受信
機と記録媒体に記録された信号を再生する音響再生装置
とからなるラジオ受信機付音響再生装置において、受信
周波数帯域を掃引し、所定電界強度以上の放送波の周波
数を前記プリセットメモリに自動的に記憶させるオート
ストア手段と、前記音響再生装置が動作している時に前
記オートストア手段を動作させるオートストア始動手段
とを有することを特徴とするものである。

〔作　用］ 音響再生装置が動作している時には、オートストア始動
手段によりオートストア手段が動作されて自動的にオー
トストア動作が行われるため、常にその場所における受
信可能な放送周波数がプリセットメモリに記憶される。

〔実施例〕

次に本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は、本発明の実施例を示す構成図である。

ｌは音響再生装置であるテーププレーヤ、２はアンテナ
、３はラジオ受信機、４はテーププレーヤ１からの信号
とラジオ受信機３からの信号を選択して増幅器５に送出
する切換スイッチで、該切換スイッチ４で選択された信
号が増幅器５で増幅されてスピーカ６より音声信号とし
て再生される。

７はマイクロコンピュータであり、テーププレーヤｌ動
作（再生、早送、巻戻）およびラジオ受信機３の受信周
波数の制御、切換スイッチ４の制御を行う。受信周波数
の設定は、例えばＰＬＬシンセサイザ受信機におけるＰ
ＬＬ回路のプログラマブルデバイダの分周比（Ｎ値）を
設定する公知の構成で実現できる。８は受信周波数を記
憶するプリセットメモリでプリセットスイッチ１０に対
応して受信周波数（あるいはＮ値等の受信周波数に対応
した値）が記憶される。９はテーププレーヤ１およびラ
ジオ受信機３のどちらの信号をスピーカ６より再生させ
るかを選択する選択スイッチである。

次に、マイクロコンピュータ７の動作を説明する。第２
図は、マイクロコンピュータ７の動作を示すもので、以
下本図に沿って説明する。電源を入れるとステップＳ１
に移りラジオ受信機３が選択されているか、つまりラジ
オ受信機３の出力信号がスピーカ６より再生されるよう
選択されているか判断する。尚、電源投入時には電源遮
断前の状態が記憶されており、この記憶内容に応じて判
断する。ステップＳ１でラジオ受信機選択と判断されれ
ば、ステップＳ２に移り、ラジオ受信機３の出力信号が
スピーカ６から再生されるよう、またテーププレーヤ１
の出力信号がスピーカ６がら再生されないよう、切換ス
イッチ４をラジオ受信機３側に切り換える。そして、ス
テップＳ２からステップＳ３に移り、選択スイッチ９が
操作されたか判断し、操作されるまでステップＳ３の処
理を行い、操作されたらステップｓ４に移る。また、ス
テップＳ１でテーププレーヤｌが選択されていると判断
された時、またはステップＳ３で選択スイッチ９が操作
されたと判断された時には、ステップＳ４に移る。そし
て、ステップＳ４ではテーププレーヤｌの出力信号がス
ピーカ６から再生されるよう、またラジオ受信機３の出
力信号がスピーカ６から再生されないよう、切換スイッ
チ４をテーププレーヤ１側に切り換え、ステップＳ５に
移る。ステップＳ５では、オートストア動作を行い、ス
テップＳ６に移る。このオートストア動作は、受信周波
数帯域を掃引し、所定電界強度と比較して該所定電界強
度以上の電界強度の放送波のある周波数を記憶し、そし
て掃引終了後記憶した受信周波数を電界強度順に並べ（
ソート）、そしてその順にプリセットメモリ８に記憶す
る動作である。ステップＳ６では選択スイッチ９が操作
されたか判断し、操作されたならステップＳ２に移り、
操作されていなけれればステップＳ７に移る。

ステップＳ７では、ステップＳ５の処理が終わってから
の所定時間が経過したかどうか判断され、経過していな
ければステップＳ６に移り、経過していればステップＳ
５に移る。つまり、テーププレーヤ１動作中は一定時間
間隔でステップＳ５のオートストア動作が行われる。

以上詳細に説明したように、本実施例によれば、テープ
プレーヤｌ動作中に所定時間毎に自動的にオートストア
動作が行われるため、常に最適な受信周波数がプリセッ
トメモリに記憶される。

尚、本実施例では音響再生装置としてテーププレーヤを
用いたが、デジタルオーディオ装置等の音響再生装置に
も適用でき、またＡＭ受信機、ＦＭ受信機複合機でも、
またテレビ受像機との複合機でも適用できる。

また、本実施例の第２図において、テーププレーヤｌ動
作中にはステップＳ５でだけラジオ受信機３の電源を供
給することにより、消費電力を削減することができる。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように本発明によると、音響再生装
置が動作している時には、オートストア始動手段により
オートストア手段が動作されて自動的にオートストア動
作が行われるため、常にその場所における受信可能な放
送周波数がプリセットメモリに記憶される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例を示す構成図、第２図はマイ
クロコンピュータ７の動作を示すフローチャートである
。 図中、１はテーププレーヤ、２はアンテナ、３はラジオ
受信機、４は切換スイッチ、５は増幅器、６はスピーカ
、７はマイクロコンピュータ、８はプリセットメモリ、
９は選択スイッチ、１０はプリセットスイッチである。 出　願　人　富士通テン株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の所望の受信周波数を複数の対応するプリセッ
   トスイッチに対応させてプリセットメモリに記憶し、該
   プリセットスイッチが操作された時に対応して記憶され
   た受信周波数を受信するようにしたプリセット機能を有
   するラジオ受信機と記録媒体に記録された信号を再生す
   る音響再生装置とからなるラジオ受信機付音響再生装置
   において、 受信周波数帯域を掃引し、所定電界強度以上の放送波の
   周波数を前記プリセットメモリに自動的に記憶させるオ
   ートストア手段と、 前記音響再生装置が動作している時に前記オートストア
   手段を動作させるオートストア始動手段とを有すること
   を特徴とするラジオ受信機付音響再生装置。