JPH0897682A - プリセット受信機 - Google Patents

プリセット受信機

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JPH0897682A
JPH0897682A JP23491894A JP23491894A JPH0897682A JP H0897682 A JPH0897682 A JP H0897682A JP 23491894 A JP23491894 A JP 23491894A JP 23491894 A JP23491894 A JP 23491894A JP H0897682 A JPH0897682 A JP H0897682A
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JP
Japan
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preset
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switch
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JP23491894A
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English (en)
Inventor
Toshihito Sawai
利仁 澤井
Minoru Maehata
実 前畑
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワンタッチで記憶した周波数の放送波を受信
できるプリセット受信機に関し、プリセットメモリへの
周波数の記憶操作を容易にして、より便利なプリセット
受信機を提供する。 【構成】 複数のプリセットスイッチを有し、該プリセ
ットスイッチを操作した時に該プリセットスイッチに対
応したプリセットメモリに記憶された周波数を受信周波
数とするプリセット受信機において、前記プリセットス
イッチを指定するための指定手段と、受信周波数を掃引
し、受信可能な放送波を検出する放送波検出手段と、該
放送波検出手段により検出された放送波の周波数を前記
指定手段により指定されたプリセットスイッチに対応し
たプリセットメモリに記憶する周波数記憶手段とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信周波数信号を自動
的に記憶して、ワンタッチで記憶した周波数の放送波を
受信できるプリセット受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から受信機の操作性を高めるため各
種の機能が開発され、より便利な機能として自動的に受
信周波数を記憶してワンタッチで記憶した周波数の放送
波を受信できるオートプリセット機能付受信機が実現さ
れている。これは、受信周波数帯域を掃引受信して一定
レベル以上の電界強度のある受信可能な放送周波数をプ
リセットメモリに記憶し、プリセットメモリに対応した
プリセットスイッチを操作することによりプリセットメ
モリに記憶された受信周波数の放送波を受信する機能で
ある。そして、プリセットメモリ機能におけるプリセッ
トメモリへの受信周波数の記憶操作を、全てのプリセッ
トスイッチに対応して周波数順あるいは電界強度順に自
動的に行うもので、特に受信地域が変わる車載用受信機
では有用な機能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のオート
プリセット機能は、全てのプリセットスイッチに対して
プリセット動作が同時に行われるため、特定の1個ある
いは数個のプリセットスイッチに対応して記憶された受
信周波数を変更したい時には、マニュアル操作(受信周
波数を記憶したい周波数に変更した後、受信周波数をプ
リセットメモリに書き込む操作を行う)により記憶しな
おす必要があり面倒であった。また、プリセットスイッ
チと記憶周波数の関係は、オートプリセットの場合には
周波数順あるいは電界強度順にとなるため、後で特定の
プリセットスイッチに特定の周波数を記憶させたいと思
った時には、再びマニュアル操作によりプリセットしな
おす必要があるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題を解
決するもので、プリセットメモリへの周波数の記憶操作
を容易にして、より便利なプリセット受信機を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、複数のプリセットスイッチを有し、該プリセ
ットスイッチを操作した時に該プリセットスイッチに対
応したプリセットメモリに記憶された周波数を受信周波
数とするプリセット受信機において、前記プリセットス
イッチを指定するための指定手段と、受信周波数を掃引
し、受信可能な放送波を検出する放送波検出手段と、該
放送波検出手段により検出された放送波の周波数を前記
指定手段により指定されたプリセットスイッチに対応し
たプリセットメモリに記憶する周波数記憶手段とを有す
ることを特徴とするものである。
【0006】また、前記プリセットメモリに既に記憶さ
れている周波数を前記周波数記憶手段による記憶動作の
対象から除外する除外手段を設けたことを特徴とするも
のである。また、前記放送波検出手段は、周波数の掃引
を前記指定手段により指定されたプリセットスイッチに
対応したプリセットメモリに記憶された周波数に隣接す
る周波数から、該記憶された周波数から離れる方向に掃
引を開始し、指定されたプリセットスイッチの数の放送
波が検出された時に掃引を終了することを特徴とするも
のである。
【0007】また、前記指定手段は、前記プリセットス
イッチが2回連続して操作された時、該2回操作された
プリセットスイッチを指定し、該プリセットスイッチの
1回目の操作時点では受信周波数を該操作されたプリセ
ットスイッチに対応したプリセットメモリに記憶された
周波数に変更することを特徴とするものである。また、
複数のプリセットスイッチを有し、該プリセットスイッ
チを操作した時に該プリセットスイッチに対応したプリ
セットメモリに記憶された周波数を受信周波数とするプ
リセット受信機において、前記プリセットスイッチを選
択するための選択手段と、該選択手段により選択された
プリセットスイッチに対応したプリセットメモリに記憶
された周波数を入れ替える入替手段とを設けたことを特
徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、指定手段により指定されたプ
リセットスイッチに対応したプリセットメモリに、放送
波検出手段により検出された放送波が、周波数記憶手段
により記憶される。また、除外手段はプリセットメモリ
に既に記憶されている周波数をプリセットメモリへの記
憶対象から除外し、同じ周波数の記憶を防止する。
【0009】また、放送波検出手段は、指定されたプリ
セットスイッチに対応したプリセットメモリに記憶され
た周波数に隣接する周波数から掃引を開始するので、繰
り返して同じ操作を行えば、最終的には全受信周波数帯
域を掃引することとなり、希望の放送波を記憶できるこ
ととなる。また、プリセットスイッチを2回連続して操
作した時、指定手段は放送波を記憶する対象として該プ
リセットスイッチを指定するが、1回目の操作時点で、
受信周波数を操作されたプリセットスイッチに対応した
プリセットメモリに記憶された周波数とするので、プリ
セットスイッチが2回連続して操作されたかを判断して
から受信周波数を切り替えるより受信周波数の変更動作
が早く終る。
【0010】また、選択手段により選択されたプリセッ
トスイッチに対応したプリセットメモリに記憶された周
波数が入替手段により入れ替えられ、プリセットメモリ
への記憶順序を所望の順序に変えることができる。
【0011】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すプリセット受信機
のブロック図である。アンテナ(ANT)1は放送波を
受信し、高周波増幅回路(RF)2で放送波を選択し増
幅する。混合回路(MIX)3は、局部発振回路(L
O)4からの信号と高周波増幅回路2からの高周波信号
を混合し、中間周波数に周波数変換する。中間周波増幅
回路(IF)5は、混合回路3からの中間周波信号を増
幅する。検波回路(DET)6は、中間周波増幅回路5
からの中間周波信号を音声信号に変換する。低周波増幅
回路(AMP)7は、検波器回路6からの音声信号を増
幅し、スピーカ(SP)8から音響信号が出力される。
【0012】マイコン9は、受信周波数の制御等の受信
機の各種制御、プリセットメモリ13への周波数の書き
込み、読み出し動作の各種操作スイッチの入力処理等を
行う。受信周波数の制御は、局部発振回路4へ受信周波
数を指示する信号を出力することにより行う。これは、
局部発振回路4の発振周波数を制御するもので、局部発
振回路4を構成するPLL回路における可変分周回路に
分周比を出力することにより行う。また、プリセットメ
モリ13は、バックアップされた(電源スイッチがオフ
状態でも電源が供給され、記憶内容が消去されない)R
AM(Random Access Memory) から構成され、プリセッ
トスイッチ10に対応して決められたアドレスに周波数
を記録するように構成されている。
【0013】操作スイッチには、記憶している受信周波
数の呼び出しおよび特殊操作によりプリセットスイッチ
10に対応したプリセットメモリ13を指定・選択する
ための複数個(本実施例では6個)のプリセットスイッ
チ(PT・SW)10、オートプリセット動作を行うた
めのオートプリセットスイッチ(ATP・SW)11、
プリセットスイッチ10に対応したプリセットメモリ1
3の記憶内容を入れ替えるための変更スイッチ(変更S
W)12等がある。
【0014】次に本実施例におけるプリセット動作を説
明する。図2は、本実施例に係る動作状態遷移図であ
る。 〔全メモリオートプリセット〕オートプリセットスイッ
チ11を2回連続して操作すると、全メモリオートプリ
セット動作が行われる。即ち、マイコン9は、全周波数
帯域を掃引するよう局部発振回路4を制御し、受信可能
放送波(周波数)を探索する。そして、検出された放送
波の周波数が各々のプリセットスイッチ10に対応する
各プリセットメモリ13に、周波数の低い方から順にま
たは受信感度の高い順に(本実施例では6局)自動的に
記憶させる。
【0015】〔指定メモリオートプリセット〕オートプ
リセットスイッチ11を操作し、次に所望のプリセット
スイッチ10を操作(複数個でも可)し、続いて再度オ
ートプリセットスイッチ11を操作すると、指定メモリ
オートプリセット動作が行われる。即ち、操作したプリ
セットスイッチ10をマイコン9が記憶し、操作された
プリセットスイッチ10に対応するプリセットメモリ1
3に、他のプリセットメモリ13に既に記憶されている
周波数を除外した受信可能な周波数が記憶される。
【0016】〔個別メモリオートプリセット〕所望のプ
リセットスイッチ10を2回連続して操作すると、個別
メモリオートプリセット動作が行われる。即ち、操作さ
れたプリセットスイッチ10に対応するプリセットメモ
リ13に、既に記憶されている周波数に隣接する周波数
から掃引を始め、次に検出された放送波の周波数で且つ
他のプリセットメモリ13に既に記憶されている周波数
を除外した周波数が記憶される。
【0017】〔プリセット受信〕所望のプリセットスイ
ッチ10を1回操作すると、プリセット受信動作が行わ
れる。即ち、操作されたプリセットスイッチ10に対応
するプリセットメモリ13に記憶されている周波数の放
送波が受信される。 〔プリセットメモリ変更〕変更スイッチ12を操作し、
次に所望のプリセットスイッチ10を複数個操作し、続
いて再度変更スイッチ12を操作すると、プリセットメ
モリ変更動作が行われる。即ち、操作したプリセットス
イッチ10が2個の場合は、2個のプリセットスイッチ
10に対応するプリセットメモリ13に記憶されている
周波数が入れ替えられる。また、3個以上のプリセット
スイッチ10を操作すると、順送りに(第1のプリセッ
トスイッチにA放送局、第2のプリセットスイッチにB
放送局、第3のプリセットスイッチにC放送局が対応し
て記憶されている時に変更処理を行うと、第1のプリセ
ットスイッチにB放送局、第2のプリセットスイッチに
C放送局、第3のプリセットスイッチにA放送局が対応
して記憶される)入れ替えられる。
【0018】次に本実施例におけるスイッチの操作処理
を説明する。図3は、本実施例に係るスイッチの操作処
理を示すフローチャートである。スイッチ類には、プリ
セットスイッチ10、オートプリセットスイッチ11、
変更スイッチ12の他に、受信周波数を1ステップ毎に
検索するチューニングスイッチ、一定レベル以上の電界
強度を有する受信周波数のみを検索するサーチスイッチ
あるいは電源スイッチ等が設けられている。
【0019】このスイッチ操作処理は、プリセット受信
機が電源スイッチがONされ動作状態となり、いずれか
のスイッチが操作された時点よりこの処理が割込み処理
により開始される。ステップS11では、オートプリセ
ットスイッチ11が操作されたかどうかを判断し、操作
されていればステップS12に移る。ステップS12で
は、いずれかのスイッチが操作されたかどうかを判断
し、操作されていなければステップS13に移る。ステ
ップS13では、スイッチ操作のない状態が5秒間経過
されたかどうかを判断し、5秒間経過していれば本処理
を終了し、5秒間経過していなければステップS12に
戻りステップS12・ステップS13の処理を繰り返
す。ステップS12で、いずれかのスイッチが操作され
ればステップS14に移る。ステップS14では、オー
トプリセットスイッチ11が操作されたかどうかを判断
し、オートプリセットスイッチ11が操作されていれ
ば、全メモリオートプリセット動作処理を行う。
【0020】ステップS14で、オートプリセットスイ
ッチ11が操作されていないと判断されれば、ステップ
S15に移る。ステップS15では、プリセットスイッ
チ10が操作されたかどうかを判断し、プリセットスイ
ッチ10が操作されいなければスイッチ操作(オートプ
リセットスイッチ11、プリセットスイッチ10以外の
スイッチ操作)が操作ミスであると判断し、ステップS
16に移り操作ミスである旨を表示して本処理を終了す
る。
【0021】ステップS15で、プリセットスイッチ1
0が操作されたと判断されれば、ステップS17に移
る。ステップS17では、操作されたプリセットスイッ
チ10がどのプリセットスイッチ10かをメモリに記憶
し、ステップS18に移る。ステップS18では、引き
続いていずれかのスイッチが操作されたかどうかを判断
し、操作されていなければステップS19に移る。ステ
ップS19では、スイッチ操作のない状態が5秒間経過
されたかどうかを判断し、5秒間経過していれば本処理
を終了し、5秒間経過していなければステップS18に
戻りステップS18・ステップS19の処理を繰り返
す。ステップS18で、いずれかのスイッチが操作され
たと判断されれば、ステップS20に移る。ステップS
20では、オートプリセットスイッチ11が操作された
かどうかを判断し、操作されていなければステップS1
5に戻りステップS15〜ステップS20の処理を繰り
返す。ステップS20で、オートプリセットスイッチ1
1が操作されたと判断されれば、指定メモリオートプリ
セット動作処理を行う。
【0022】また、ステップS11で、オートプリセッ
トスイッチ11が操作されていないと判断されればステ
ップS21に移る。ステップS21では、プリセットス
イッチ10が操作されたかどうかを判断し、操作されて
いればステップS22に移る。ステップS22では、受
信周波数を操作されたプリセットスイッチ10に対応す
るプリセットメモリ13に記憶されている周波数に切り
替え、ステップS23に移る。ステップS23では、再
度プリセットスイッチ10が操作されたかどうかを判断
し、操作されていれば個別メモリオートプリセット動作
処理を行う。
【0023】また、ステップS23で、プリセットスイ
ッチ10が操作されていないと判断されれば、ステップ
S24に移る。ステップS24では、プリセットスイッ
チ10の無操作時間が1秒間経過したかどうかを判断
し、1秒間経過していなければステップS23に戻り、
ステップS23・ステップS24の処理を繰り返す。ま
た、プリセットスイッチ10の無操作時間が1秒間経過
していれば、ステップS25に移り、ステップS22で
切り替えた受信周波数の放送波を受信して音声出力し
(周波数切替時には音声出力を遮断しているので、この
遮断状態を解除する)、本処理を終了する。
【0024】また、ステップS21で、プリセットスイ
ッチ10が操作されていないと判断されれば、ステップ
S26に移る。ステップS26では、変更スイッチ12
が操作されたかどうかを判断し、変更スイッチ12が操
作されていなければステップS27に移る。ステップS
27では、操作された他のいずれかのスイッチに応じた
処理を行い本処理を終了する。
【0025】ステップS26で、変更スイッチ12が操
作されたと判断されればステップS28に移る。ステッ
プS28では、いずれかのスイッチが操作されたかどう
かを判断し、操作されていなければステップS29に移
る。ステップS29では、スイッチ操作のない状態が5
秒間経過されたかどうかを判断し、5秒間経過していれ
ば本処理を終了し、5秒間経過していなければステップ
S28に戻りステップS28・ステップS29の処理を
繰り返す。
【0026】ステップS28で、いずれかのスイッチが
操作されたと判断されればステップS30に移る。ステ
ップS30では、プリセットスイッチ10が操作された
かどうかを判断し、プリセットスイッチ10が操作され
いなければスイッチ操作が操作ミスであると判断し、ス
テップS31に移り、操作ミスである旨を表示して本処
理を終了する。
【0027】ステップS30で、プリセットスイッチ1
0が操作されたと判断されれば、ステップS32に移
る。ステップS32では、操作されたプリセットスイッ
チ10をメモリに記憶し、ステップS33に移る。ステ
ップS33では、引き続いていずれかのスイッチが操作
されたかどうかを判断し、操作されていなければステッ
プS34に移る。ステップS34では、スイッチ操作の
ない状態が5秒間経過されたかどうかを判断し、5秒間
経過していれば本処理を終了し、5秒間経過していなけ
ればステップS33に戻りステップS33・ステップS
34の処理を繰り返す。ステップS33で、いずれかの
スイッチが操作されたと判断されれば、ステップS35
に移る。ステップS35では、変更スイッチ12が操作
されたかどうかを判断し、操作されていなければステッ
プS30に戻りステップS30〜ステップS35の処理
を繰り返す。ステップS35で、変更スイッチ12が操
作されたと判断されれば、プリセットメモリ変更処理を
行う。
【0028】次に、全メモリオートプリセット動作処理
について説明する。図4は、マイコン9の行う全メモリ
オートプリセット処理を示すフローチャートである。ス
テップT1では、受信周波数をプリセット受信機の受信
帯域の最低受信周波数に設定してステップT2に移る。
即ち、受信帯域の最低周波数から最高周波数までを掃引
して、受信周波数帯域の全域に渡って放送波を検索する
ために行うための処理である。ステップT2では、放送
波が検出されたかどうかを判断し、検出されればステッ
プT3に移る。この放送波の検出は、中間周波増幅回路
5の出力信号レベルにより判断できる。ステップT3で
は、検出された放送波の周波数およびその電界強度をメ
モリに記憶し、ステップT4に移る。また、ステップT
2で、放送波が検出されていないと判断されれば、ステ
ップT4に移る。
【0029】ステップT4では、受信周波数を1ステッ
プアップし、ステップT5に移る。即ち、受信周波数を
局間周波数分(例えばAM放送では9KHz)増加す
る。ステップT5では、受信周波数が最高受信周波数を
越えたかどうかを判断し、最高受信周波数を越えていな
ければステップT2に戻り、ステップT2〜ステップT
5の処理を繰り返す。つまり、プリセット受信機の受信
帯域の全域に渡って最低局間周波数毎に放送波を探索
し、放送波の有無確認と検出した放送波の周波数と電界
強度の記憶を行う。また、ステップT5で、受信周波数
が最高受信周波数を越えていると判断されれば、ステッ
プT6に移る。ステップT6では、検出し記憶した放送
波の周波数および電界強度から電界強度順に上位6局を
選択し、各々のプリセットスイッチ10に対応するプリ
セットメモリ13に周波数順あるいは電界強度順に記憶
して本処理を終了する。
【0030】以上のように本動作処理によれば、プリセ
ットスイッチ10に対応する各プリセットメモリ13の
全てに、周波数の低い方から順にまたは受信感度の高い
順に(本実施例では6局)、自動的に、検出した放送波
の周波数が記憶される。次に、指定メモリオートプリセ
ット動作処理について説明する。図5は、マイコン9の
行う指定メモリオートプリセット処理を示すフローチャ
ートである。
【0031】ステップU1では、指定したプリセットメ
モリ数(n)を演算し、ステップU2に移る。即ち、プ
リセットスイッチ10が何個操作されたかを数え(ステ
ップS17で記憶したプリセットスイッチ10の数を数
える)、指定したプリセットメモリ数(n)を記憶す
る。ステップU2では、受信周波数を指定したプリセッ
トメモリ13(指定したプリセットメモリ13の内の任
意の1つ)が既に記憶している周波数に設定し、ステッ
プU3に移る。これは、指定したプリセットメモリ13
が既に記憶している周波数から掃引を開始するために行
うものである。
【0032】ステップU3では、放送波の有無を判断
し、放送波が有ればステップU4に移り、無ければステ
ップU6に移る。ステップU4では、検出された放送波
がプリセットメモリ13に記憶済の周波数かどうかを判
断し、どのプリセットメモリ13にも記憶されていなけ
ればステップU5に移り、記憶されていればステップU
6に移る。ステップU5では、検出された放送波の周波
数および電界強度を記憶し、ステップU6に移る。ステ
ップU6では、指定したプリセットメモリ数(n)に対
応するn局の放送波を検出し、記憶できたかどうかを判
断し、n局を記憶できていなければステップU7に移
り、またn局記憶できていればステップU10に移る。
ステップU7では、受信周波数を1ステップアップ(受
信周波数を局間周波数分増加する)し、ステップU8に
移る。
【0033】ステップU8では、受信周波数が、指定し
たメモリが記憶していた周波数になったかどうかを判断
し、一致すればステップU9に移り、一致しなければス
テップU3に戻り、ステップU3〜U8の処理を繰り返
す。即ち、指定したメモリが記憶していた周波数から検
索を始め、受信周波数を局間周波数毎に増加して行き
(受信帯域の最高周波数に達すれば、次は最低周波数に
する)、周波数帯域全域を一巡するとステップU9に移
る。ステップU9では、検出し記憶した周波数を、指定
されたプリセットメモリ13に記憶し、本処理を終了す
る。また、ステップU10では、記憶した周波数を指定
されたプリセットスイッチ10に対応するプリセットメ
モリ13に記憶し、本処理を終了する。即ち、全周波数
帯域を探索して、指定されたプリセットスイッチ10と
同数のn局の放送波が検出された場合は、指定されたプ
リセットメモリ13の全てに新たな周波数が記憶され、
また検出された放送波がn局に満たない場合は、指定さ
れたプリセットスイッチ10に対応するプリセットメモ
リ13の内、検出された放送波の数のプリセットメモリ
13だけに新たな周波数が記憶される(他は指定される
前の周波数が記憶されたままの状態)。
【0034】以上のように本動作処理によれば、指定さ
れたプリセットスイッチ10に対応するプリセットメモ
リ13に、プリセットメモリ13に記憶されていた周波
数を除外した周波数が、自動的に、記憶される。次に、
個別メモリオートプリセット動作処理について説明す
る。図6は、マイコン9の行う個別メモリオートプリセ
ット処理を示すフローチャートである。
【0035】ステップV1では、受信周波数を1ステッ
プアップ(局間周波数分増加する)し、ステップV2に
移る。即ち、スイッチ操作処理(図3)で、受信周波数
は操作されたプリセットスイッチ10に対応するプリセ
ットメモリ13に記憶されている周波数に設定されてい
るので、このステップS22の処理により、受信周波数
は操作されたプリセットスイッチ10に対応するプリセ
ットメモリ13に記憶されている周波数に局間周波数を
加えた周波数となる。
【0036】ステップV2では、放送波の有無を判断
し、放送波が検出できればステップV3に移り、検出で
きなければステップV5に移る。ステップV3では、検
出された放送波がプリセットメモリ13に記憶済の周波
数かどうかを判断し、記憶されていなければステップV
4に移り、記憶されていればステップV5に移る。ステ
ップV4では、受信周波数を指定されたプリセットスイ
ッチ10に対応するプリセットメモリ13に記憶し、本
処理を終了する。
【0037】ステップV5では、受信周波数を1ステッ
プアップ(局間周波数分増加する)し、ステップV6に
移る。ステップV6では、受信周波数が、指定されたプ
リセットメモリ13に記憶されていた周波数になったか
どうかを判断し、記憶されていた周波数であれば本処理
を終了し、異なればステップV2に戻る。即ち、指定さ
れたプリセットメモリ13に記憶されていた周波数の隣
の周波数から探索を始め、プリセットメモリ13に記憶
されていない周波数を検出すると指定されたプリセット
メモリ13に記憶し、周波数帯域全域を探索してもプリ
セットメモリ13に記憶されていない放送波が検出され
なければ、指定されたプリセットメモリ13の記憶内容
は変更しない。
【0038】以上のように本動作処理によれば、指定さ
れたプリセットスイッチ10に、プリセットメモリ13
に記憶されていない新たな放送波の周波数が自動的に記
憶される。次に、プリセットメモリ変更処理について説
明する。図7は、マイコン9の行うプリセットメモリ変
更処理を示すフローチャートである。
【0039】ステップW1では、指定されたプリセット
メモリ13の記憶内容(周波数)の入替処理を行い、本
処理を終了する。即ち、ステップS32で記憶されたプ
リセットスイッチ10に対応するプリセットメモリ13
に記憶されている周波数を、指定したプリセットスイッ
チ10が2個のときは入れ替え、3個以上のときは順送
りに入れ替えて、本処理を終了する。
【0040】以上のように本動作処理によれば、指定さ
れたプリセットスイッチ10に対応したプリセットメモ
リ13に記憶された周波数が自動的に入れ替えられる。
以上詳細に説明したように、本実施例によれば、全プリ
セットメモリ13への周波数の記憶、任意の複数のプリ
セットメモリ13への周波数の記憶、各プリセットメモ
リ13への周波数の記憶、プリセットメモリ13に記憶
された周波数の入れ替えが簡単な操作で行うことができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プリセッ
トスイッチを指定する簡単な操作で、指定したプリセッ
トメモリに記憶された周波数を変更することができる。
また、記憶周波数の変更時には、プリセットメモリに記
憶されている周波数は新たに記憶されないので、同じ周
波数の2重記憶が防止される。
【0042】また、放送波検出手段は、指定されたプリ
セットスイッチに対応したプリセットメモリに記憶され
た周波数に隣接する周波数から掃引を開始するので、記
憶された周波数が気に入らなかった場合、繰り返して同
じ操作を行えば、最終的には全受信周波数帯域を掃引す
ることとなり、希望の放送波の記憶操作が簡単にでき
る。
【0043】また、プリセットスイッチを2回連続して
操作した時、指定手段は放送波を記憶する対象として該
プリセットスイッチを指定するが、1回目の操作時点
で、受信周波数を操作されたプリセットスイッチに対応
したプリセットメモリに記憶された周波数とするので、
プリセットスイッチが2回連続して操作されたかを判断
してから受信周波数を切り替えるより受信周波数の切替
動作を素早く行うことができる(受信放送波の音声再生
出力タイミングが早くなる)。
【0044】また、プリセットメモリを選択するという
簡単な操作でプリセットメモリに記憶された周波数が入
れ替えられ、周波数を所望のプリセットメモリへ容易に
記憶させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプリセット受信機のブ
ロック図である。
【図2】本実施例に係る動作状態遷移図である。
【図3】本実施例に係るスイッチの操作処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】全メモリオートプリセット処理を示すフローチ
ャートである。
【図5】指定メモリオートプリセット処理を示すフロー
チャートである。
【図6】個別メモリオートプリセット処理を示すフロー
チャートである。
【図7】プリセットメモリ変更処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 アンテナ(ANT) 2 高周波増幅回路(RF) 3 混合回路(MIX) 4 局部発振回路(LO) 5 中間周波増幅回路(IF) 6 検波回路(DET) 7 低周波増幅回路(AMP) 8 スピーカ(SP) 9 マイコン 10 プリセットスイッチ(PT・SW) 11 オートプリセットスイッチ(ATP・SW) 12 変更スイッチ(変更SW) 13 プリセットメモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプリセットスイッチを有し、該プ
    リセットスイッチを操作した時に該プリセットスイッチ
    に対応したプリセットメモリに記憶された周波数を受信
    周波数とするプリセット受信機において、 前記プリセットスイッチを指定するための指定手段と、 受信周波数を掃引し、受信可能な放送波を検出する放送
    波検出手段と、 該放送波検出手段により検出された放送波の周波数を前
    記指定手段により指定されたプリセットスイッチに対応
    したプリセットメモリに記憶する周波数記憶手段とを有
    することを特徴とするプリセット受信機。
  2. 【請求項2】 前記プリセットメモリに既に記憶されて
    いる周波数を前記周波数記憶手段による記憶動作の対象
    から除外する除外手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のプリセット受信機。
  3. 【請求項3】 前記放送波検出手段は、周波数の掃引を
    前記指定手段により指定されたプリセットスイッチに対
    応したプリセットメモリに記憶された周波数に隣接する
    周波数から、該記憶された周波数から離れる方向に掃引
    を開始し、指定されたプリセットスイッチの数の放送波
    が検出された時に掃引を終了することを特徴とする請求
    項1記載のプリセット受信機。
  4. 【請求項4】 前記指定手段は、前記プリセットスイッ
    チが2回連続して操作された時、該2回操作されたプリ
    セットスイッチを指定し、該プリセットスイッチの1回
    目の操作時点では受信周波数を該操作されたプリセット
    スイッチに対応したプリセットメモリに記憶された周波
    数に変更することを特徴とする請求項1記載のプリセッ
    ト受信機。
  5. 【請求項5】 複数のプリセットスイッチを有し、該プ
    リセットスイッチを操作した時に該プリセットスイッチ
    に対応したプリセットメモリに記憶された周波数を受信
    周波数とするプリセット受信機において、 前記プリセットスイッチを選択するための選択手段と、 該選択手段により選択されたプリセットスイッチに対応
    したプリセットメモリに記憶された周波数を入れ替える
    入替手段とを設けたことを特徴とするプリセット受信
    機。
JP23491894A 1994-09-29 1994-09-29 プリセット受信機 Withdrawn JPH0897682A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7559071B2 (en) 2001-02-09 2009-07-07 Funai Electric Co., Ltd. Broadcasting receiver having operation mode selection function

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US7559071B2 (en) 2001-02-09 2009-07-07 Funai Electric Co., Ltd. Broadcasting receiver having operation mode selection function

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