JP2009535876A - ラジオチューナのユーザインタフェース - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の同調機能から一つの同調機能を単一のボタンで選択できるラジオを提供する。
【解決手段】種々の搬送周波数の複数の信号成分を含む信号を受信するレシーバと、複数の受信信号成分から特定の搬送周波数の信号成分を選択するチューナ104とを備え、ユーザ入力手段101を備えるユーザインタフェースを有し、第1時間長さより短い期間にわたりユーザ入力手段101が作動されると、チューナ104を第1同調モードで動作させ、第1時間長さより長く第2時間長さより短い期間にわたりユーザ入力手段が作動されると、チューナ104を第2同調モードで動作させ、少なくとも第2時間長さにわたりユーザ入力手段101が作動されると、チューナ104を第3同調モードで動作させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザが選択できる3つの異なる同調モードを有するラジオに関する。詳細には、本発明は、単一ボタンまたはキーを有するラジオであって、これらボタンまたはキーは、その作動されている時間長さに応じて3つの同調モードのうちから1つの同調モードが選択されるのに用いられるものである、ラジオに関する。
ラジオによってユーザは高周波数搬送波を変調することにより放送されるオーディオ信号を聴くことができる。各放送局は特定周波数の搬送波を用いる。したがって、ユーザは特定のラジオ放送局を選択し、その放送局によって使用される搬送周波数にラジオを「同調させる」ことによって聴くことができる。このプロセスは一般に、ラジオ内の所望の搬送周波数を有しない信号を減衰する選択フィルタの周波数応答を変更することにより達成される。次に、選択された周波数は復調され、スピーカに供給される。
ラジオによってはダイヤルを用いて特定の周波数に同調させることができるものもある。ユーザは、利用できる周波数範囲を進むように、ダイヤルを回す。一般に、ダイヤルを時計方向に回すと選択周波数は高くなり、反時計方向に回すと選択周波数は低くなる。より最新のラジオはボタンまたはキーを用いる傾向があり、例えば、一方のボタンまたはキーは選択周波数が高く、他方のボタンまたはキーは選択周波数が低い。しかし、このような手動方式は、ユーザが異なるラジオ放送局間をすばやく切り換えることを望む場合には不便である。例えば、ユーザは、現在聴いている放送局で広告が放送されているとき、あるいは嫌いな歌または不愉快なラジオ司会者を避けるために、放送局を切り換えることを望む場合もある。このような状況においては、多くの場合、ユーザは多数の異なる放送局の間をすばやく正確に切り換えて、各放送局によって放送されている内容を確認することを望む。ユーザはまた、短時間経過後に元の放送局に戻ることを望む場合もある。これは、例えば、広告による中断がやがて終わるためのような場合である。ラジオを手動で同調させる処理は、特にユーザが周波数範囲の最低周波数で放送している放送局から最高周波数で放送している放送局に切り換える(またはこの逆)ことを望む場合に、時間を要する。また手動同調は不正確であり、ユーザが所望の放送局から高品質で受信する前に、その放送局の放送周波数付近で微細な周波数調整をしなければならないこともある。
この問題は、ユーザが頻繁に聴く放送局の周波数をユーザが指定できるようにすることによって解決されてきた。例えば、ラジオには、ユーザが特定の放送局に割り当てできる多数のボタンが設けられてもよい。ユーザがこれらの放送局の1つからの放送を聴くことを望む場合、ユーザは指定されたボタンを押し、ラジオはその放送局の搬送周波数に同調する。一般に、ラジオを該当する周波数に同調させ、その後に特定ボタンを所定の時間長さ押すことによって、ユーザはそのボタンを特定の放送局に割り当てる。
しかし、ユーザはまた、指定された放送局と異なるラジオ放送局を聴くことを望む場合もある。例えば、ユーザが旅行中の場合、現在地の地元ラジオ放送局の放送を聴いて、現地の最新の交通事情を受信することを望む場合もある。このような地元の放送局は指定されたラジオ放送局ではなく、したがって、割り当てられたボタンを有しない。ユーザがラジオ周波数を手動で調整することは可能である。しかし、この処理は上述のとおり時間を要する可能性がある。また、ラジオ放送局を手動で探索することは、その放送局が使用する搬送周波数をユーザが知らない場合はより時間を要することになる。さらに、有効な周波数範囲を手動で探索することは、ユーザがその時間に別の仕事に専念していることもあるため、不都合なこともある。実際、ユーザは自動車を運転中である場合、ラジオ放送局を手動で探索することは、ユーザの注意を道路からそらしてしまい、実に危険な状態になるおそれがある。
この問題の解決策として、ラジオによっては、ラジオ周波数範囲全体を自動的に探索し、所定の品質の信号を受信すると検索を中止する機能を備えるものもある。したがって、この機能を作動させると、ユーザは支障なく他の仕事に集中できる。ユーザが聴くことを望まない放送局にラジオが同調する場合、ユーザはその放送局の周波数から探索処理を再開できる。例えば、自動探索機能を作動させるボタンを再度押すことによって、再開できる。
しかし、自動探索処理は要求される放送局を識別しない場合がある。例えば、ユーザが聴くことを望む放送局の放送がその放送局を選択する探索処理にとっては不十分な品質で受信されるとしても、その品質はユーザには受け入れられるものである。同様に、要求される放送局の放送の受信は、例えばユーザが谷間やトンネルを通過して車を運転している場合に、一時的に劣った品質であることもある。また、自動探索機能は指定周波数付近を微細に調整するのには適さない。したがって、ラジオはさらに、ユーザが周波数を手動で変更する手段を備える必要がある。
ラジオがユーザに提供できる様々な同調機能の数により、ボタンまたはスイッチの数が多くなり過ぎるおそれがある。例えば、カーラジオでは、ボタンの数は、好ましくは最小限に維持されるべきである。それは、まず第1にラジオのサイズを最小にすべきであり、第2には、ラジオ放送局を切り換えるためにいずれのボタンを押すべきかの選択をユーザに強いることなく、車の運転に集中する状態を維持できるようにすべきであるからである。
したがって、ユーザがラジオの様々な同調機能を操作できる、改良されたシステムを提供する必要がある。
本発明の一実施形態によれば、種々の搬送周波数の複数の信号成分を含む信号を受信するレシーバと、この複数の受信信号成分から特定の搬送周波数の信号成分を選択するチューナとを備えたラジオが提供される。このラジオは、ユーザ入力手段を備えるユーザインタフェースを有する。このラジオは、また、第1時間長さよりも短い期間にわたりユーザ入力手段が作動されると、チューナを第1同調モードで動作させ、第1時間長さよりも長く第2時間長さよりも短い期間にわたりユーザ入力手段が作動されると、チューナを第2同調モードで動作させ、少なくとも第2時間長さにわたりユーザ入力手段が作動されると、チューナを第3同調モードで動作させるように構成される。
好ましくは、ラジオはさらに、ユーザ入力手段が作動されている時間長さを判別し、この判別に応じてチューナに制御信号を送るように構成された、同調モード選択手段を備える。
チューナは、好ましくは、同調モード選択手段からの制御信号を受け取ると、これに応答して3つの同調モードのうちの1つで動作するように構成される。
ラジオは、少なくとも1つの搬送周波数からなる搬送周波数群を記憶するように構成されたメモリを備えてもよい。チューナは第1同調モードで動作すべきであると同調モード選択手段が判別すると、記憶された搬送周波数を特定する制御信号をチューナに送るように、同調モード選択手段が構成されてもよい。
チューナが第1同調モードで動作する場合、複数の受信信号成分から、制御信号内で特定された搬送周波数の信号成分を選択するように、チューナが構成されてもよい。
チューナが第2同調モードで動作する場合、所定の品質しきい値よりも高い信号品質を有する選択された信号成分が受信されるまで、増加する搬送周波数の信号成分を繰返し選択するように、チューナが構成されてもよい。
チューナが第3同調モードで作動する場合、ユーザ入力手段が作動されている間は、増加する搬送周波数の信号成分を繰返し選択し、ユーザ入力手段が作動されていない間は、ユーザ入力手段が非作動になった時点で選択された信号成分を選択し続けるように、チューナが構成されてもよい。
第1時間長さは1秒であってもよく、第2時間長さは2秒であってもよい。
好ましくは、ユーザ入力手段は、ユーザによって押されると作動になり、ユーザによって解放されると非作動になるボタンである。
本発明を詳細に理解するために、以下の図面を参照する。
本発明の一実施形態によれば、ラジオの種々の同調機能をから一つの同調機能を選択するために、単一のボタンが用いられる。種々の同調機能は、例えば、周波数範囲全体にわたる手動探索、周波数範囲全体にわたる自動探索、および事前定義された周波数間を切り換えるステッピング機能であってもよい。これらの機能は例示の目的のみで示されており、本発明の実施形態では、ユーザは装置の任意の適切な機能から単一の機能を選択できる。例えば、本発明により、ユーザは、カセットプレーヤ、CDプレーヤ、ラジオなどのオーディオデバイスの様々な操作モードから選択できる。
本発明の実施形態によれば、適正な時間長さにわたり単一のボタンを押すことによって、ユーザはラジオの種々の同調機能間から一つの同調機能を選択できる。ボタンは、好ましくは、押されて押し続けられ、解放されるとはね返る型式のものである。したがって、ボタンがどの程度の時間押されているか、つまりユーザによっていずれの同調機能が選択されたかを判別することは、ラジオにとって容易である。本発明の実現はボタンに関して主として説明されるが、ユーザが装置を制御できるようにする任意の適切な手段、例えば、タッチパッド、スイッチ、キー、リモートコントロールなどの手段を用いて本発明が実現されることは理解されるべきである。
本発明を実現するラジオは、好ましくは、ユーザに多くの異なる同調機能またはモードを提供する。例えば、ユーザはラジオを特定の周波数に手動で同調させることができるべきである。
ラジオはまた、自動周波数探索機能を有するべきであり、この探索機能では、ラジオは有効周波数範囲全体にわたって自動で走査し、所定のしきい値よりも高い品質の信号が受信されると、探索プロセスを中止する。しきい値は一般に、ラジオの視聴者全体が許容できる受信品質に一致するように選択される。
通常、自動探索は現在の周波数で開始し、残りの周波数範囲にわたり高周波数の方向に走査し、その後、周波数範囲の最高周波数に達すると、周波数範囲の最低周波数から高周波数の方向に走査を開始する。例えば、周波数変調(FM)信号については、有効周波数範囲は87.5MHzから108MHzまで広がる。ユーザが表1のチャンネル3を聴いており、自動周波数探索機能を選択する場合、ラジオは周波数99.7MHz〜108MHzにわたって探索し、その後、87.5MHzから高周波数の方向に探索する。ラジオが十分は品質の信号を受信すると、ラジオは探索を中止し、スピーカを通してその信号を放送する。必要な時間長さにわたって同調ボタンを押すことにより自動周波数探索モードをユーザが再選択してもよく、探索手順は現在の周波数から開始する。ラジオが同調される周波数は、ディスプレイ上に表示される。同様に、ラジオが有効周波数範囲にわたって走査するとき、ラジオが探索する周波数もまた表示される。
またラジオによって、ユーザは特定のラジオ放送局を指定できるべきである。例えば、表1はロンドンに在住するユーザが指定できるラジオ放送局を列挙している。
Figure 2009535876
ユーザが頻繁に聴く特定の周波数を指定するために、任意の数のチャンネルをユーザに提供するラジオもある。各チャンネルに対して指定されたボタンを有するラジオもある。例えば、ユーザが4つのラジオ放送局を指定できるラジオは、各チャンネル当たり1つのボタン、すなわち4つのボタンを有するものもある。しかし、本発明を実現するラジオは、好ましくは、ユーザに「切換え(ステッピング)」同調機能を提供し、これにより、ユーザは単一のボタンを押すことによって種々のチャンネルを「切り換わること(ステップ)」ができる。ラジオはチャンネル番号順または代わりに周波数順にチャンネル間をステップするように構成されてもよい。一般に、ステッピング機能は、ラジオが現在同調されているチャンネルから「切換え」を開始する。例えば、ユーザが表1に従ってチャンネルを指定しており、ラジオがチャンネル2に同調されている場合、ステッピング機能を引き起こすように適切な時間長さにわたり同調ボタンを押すと、ステッピング機能はラジオをチャンネル3に同調させる。適切な時間長さである1秒間同調ボタンを押すことによって、ラジオがチャンネル4に同調する。ラジオが指定周波数の1つに同調しない場合、ステッピング機能はチャンネル1に「切り換わる」。代わりに、ラジオは現在の周波数に最も近い指定周波数を有するチャンネルに切り換わってもよい。
図1に、全体を100で示す適切なラジオの例を示す。ラジオは、チューナ104、ディスプレイ106およびスピーカ105などの全てのラジオに共通の従来の構成要素を備える。ラジオはさらに、ボタン101、タイマ102および同調機能選択装置103を備える。ボタン101は、好ましくは、上述のようなプッシュボタンであり、タイマ102に連結されている。タイマ102は、ボタン101が押されると始動し、解放されると停止する。同調機能選択装置103はタイマ102を監視する。次に、同調機能選択装置103は、ボタンが押されていた時間長さに応じて、あるいは、ボタンが解放されていない場合は、ボタンが最初に押された時からの経過時間の長さに応じて、該当する周波数選択機能を選択する。次に、同調機能選択装置103はチューナ104に適切な信号を送り、これにより、ラジオは、特定の周波数に同調し、または特定の同調機能に従って有効周波数範囲にわたって探索する。受信信号の範囲からチューナによって再生(回復)されたオーディオ信号は、スピーカ105に渡される。同様に、ディスプレイ106は現在スピーカ105に供給されている受信信号の搬送周波数を表示する。
同調機能選択装置103はメモリを含むか、またはメモリに接続され、このメモリは指定された周波数のデータベース、例えば表1に列挙されたデータベースを記憶する。ユーザがステッピング機能を選択すると、同調選択装置は、チューナが選択すべき周波数を判別し、チューナに送られた信号中のその周波数を識別する信号を含む。
図1はラジオの関連する機能構成要素を、個別の機能ブロックとして示す簡単な図である。この図は単に例示の目的で示されたものであり、様々な機能は個別に、または組み合わせて実現することもできることは理解されるべきである。同様に、別の構成要素が実際のラジオには含まれること(例えば、受信信号を復調する回路)、およびこれらの構成要素は簡単化の目的で図1では省略されていることは理解されるべきである。本発明はラジオのいずれの特定の構成にも限定されないが、ユーザに同調機能を提供する任意のラジオに適用可能である。
図2は本発明に従ったラジオの動作方法を示す。ステップS201では、ユーザは指定されたボタンを押して同調機能を選択する。ステップS202では、タイマが始動して、ボタンが押された時間長さを監視する。ステップS203では、ユーザが同調ボタンを解放したか否かをラジオが判別する。解放した場合、ステップS204に進み、ボタンが押されていた時間長さtがT秒より短いか否かが判別される。短い場合、ステップS205に進み、第1同調機能に従ってラジオは動作する。図2では、この第1同調機能は「切換え」機能であり、この機能は、次の指定された放送局の周波数にラジオが同調する機能である。
ステップS204における条件が真でない場合、ステップS206に進む。ステップS206では、T秒よりも長い時間であるが、T秒よりも短い時間長さでボタンが押されていたか否かが判別される。この条件を満たす場合、ステップS207に進み、第2同調機能に従ってラジオは動作する。この場合、第2同調機能は自動周波数探索機能である。
ステップS206の質問に対する答えが「no」である場合、ステップS208に進む。ステップS208では、ラジオは3つの同調機能のいずれでも動作しない。代わりに、現在の周波数に同調された状態を維持する。
ステップS203において、ボタンが解放されていない場合、ステップS209に進む。ステップS209では、ボタンがT秒の間またはそれ以上の時間にわたり押されているか否かが判別される。この条件を満たす場合、ステップS210における第3同調機能でラジオが動作する。この場合、第3同調モードは手動周波数探索機能であり、これにより、ユーザによってボタンが解放されるまで、ラジオが周波数をインクリメントする。インクリメントしている周波数は、周波数が自動的にインクリメントするときと同様の方法で、ディスプレイ106に表示される。ボタンが解放されると、ステップS204およびS206を通ってステップS208に進む。ステップS208では、ラジオは3つの同調機能のいずれでも動作しない。すなわち、ユーザが手動周波数探索機能においてボタンを解放すると、ラジオは現在の周波数に同調された状態を維持する。
大部分のユーザは、おそらく、ボタンが押されたとき、チャンネルまたは周波数がインクリメントされるのがより直感的であると認識するものであるが、そうではなく、単一のボタンはチャンネルまたは周波数も同様にデクリメントさせる。さらに、単一のボタンは実際には、有効なチャンネルおよび周波数の全てにアクセスすることが要求されるだけであるが、好ましくは、2つのボタン(一方は選択された周波数をインクリメントし、他方は選択された周波数をデクリメントする)を有する。
時間長さTおよびTは、好ましくは、人間の応答時間に対応するように選択される。したがって、これら時間長さは、対応するためにはあまり短すぎもせず、またいらいらするほど長過ぎもしない。また、TとTとの差は、ユーザが、同調モードのこれら時間差内で、ラジオの機能を正確に選択できるのに十分である必要がある。TおよびTの適切な値は、それぞれ、例えば1秒および2秒である。
同調モードは、図2の方法に示される順にアクセスされる必要はない。しかし、ユーザがボタンを解放すると手動探索が停止するため、通常、そのモードのいずれかの最も長い時間長さにわたって同調ボタンが押されることを、手動周波数探索の選択は要求する。
本発明によるラジオは、およそ3つの異なる同調機能または他の適切な機能を提供できる。ユーザは、単一のボタンおよび上述の方法を用いて、任意の数の種々の機能から1つの機能を選択してもよい。
本発明は、ユーザがラジオの種々の同調機能から1つの同調機能を選択できる、改良された構成を提供する。詳細には、本発明により、複数の種々の同調機能から1つの同調機能を選択するために、単一のボタンまたは他の適切なユーザ選択装置が用いられる。これは特に、スペースが制限される小型装置、およびカーラジオのような、有利には単一の多機能ボタンがユーザインタフェースを単純化し、これにより道路から注意をそらす頻度を最小限にするような用途に有利である。
本明細書において、本出願者はここに記載された個々の特徴を、当業者に共通の一般知識に照らして全体としてこのような特徴または組み合わせが本明細書に基づいて実行可能である限り、このような特徴または特徴の組み合わせが本明細書に開示されたすべての問題を解決するか否かに関係なく、および特許請求の範囲に限定されることなく、それぞれ個別およびこのような特徴を2つ以上の任意の組み合わせで開示している。本出願人は、本発明の構成はこのような特徴のいずれかまたは特徴の組み合わせから成ってもよいことを示している。上述の説明に照らして、当業者には、本発明の範囲内で様々な変形形態が実現可能であることは明らかであろう。
本発明によるラジオを示す図である。 本発明によるラジオの動作方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 ラジオ
104 チューナ

Claims (12)

  1. 種々の搬送周波数における複数の信号成分を含む信号を受信するレシーバと、
    前記受信された信号の複数の信号成分から、特定の搬送周波数の信号成分を選択するチューナとを備えたラジオであって、
    ユーザ入力手段を備えるユーザインタフェースを有し、
    第1時間長さよりも短い期間にわたり前記ユーザ入力手段が作動されると、前記チューナを第1同調モードで動作させ、
    前記第1時間長さよりも長く第2時間長さよりも短い期間にわたり前記ユーザ入力手段が作動されると、前記チューナを第2同調モードで動作させ、
    少なくとも前記第2時間長さにわたりユーザ入力手段が作動されると、前記チューナを第3同調モードで動作させる、ラジオ。
  2. 請求項1において、さらに、前記ユーザ入力手段が作動されている時間長さを判別し、この判別に応じて前記チューナに制御信号を送る同調モード選択手段を備えた、ラジオ。
  3. 請求項2において、前記チューナは、前記同調モード選択手段からの前記制御信号の受信に応答して、前記第1,第2および第3の3つの同調モードのうちの1つで動作する、ラジオ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項において、さらに、少なくとも1つの搬送周波数のセットを記憶するメモリを備えた、ラジオ。
  5. 請求項4において、請求項2に直接的または間接的に従属して、前記第1同調モードで前記チューナは動作していると前記同調モード選択手段が判別すると、記憶された搬送周波数を特定する制御信号を前記同調モード選択手段が前記チューナに送る、ラジオ。
  6. 請求項5において、前記チューナが前記第1同調モードで動作する場合、前記受信された信号の複数の信号成分から、前記制御信号で特定された搬送周波数の信号成分を前記チューナが選択する、ラジオ。
  7. 請求項1から6のいずれか一項において、前記チューナが前記第2同調モードで動作する場合、所定の品質しきい値よりも高い信号品質を有する、選択された信号成分が受信されるまで、増加する搬送周波数の信号成分を前記チューナが選択し続ける、ラジオ。
  8. 請求項1から7のいずれか一項において、前記チューナが前記第3同調モードで動作する場合、前記ユーザ入力手段が作動されている間は増加する搬送周波数の信号成分を前記チューナが選択し続け、前記ユーザ入力手段が作動されていない間はユーザ入力手段が非作動になった時点で選択された前記信号成分を前記チューナが選択し続ける、ラジオ。
  9. 請求項1から8のいずれか一項において、前記第1時間長さは1秒である、ラジオ。
  10. 請求項1から9のいずれか一項において、前記第2時間長さは2秒である、ラジオ。
  11. 請求項1から10のいずれか一項において、前記ユーザ入力手段は、ユーザによって押されると作動になり、ユーザによって解放されると非作動になるボタンである、ラジオ。
  12. 本明細書において添付図面を参照して開示されたラジオ。
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